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甲子大黒天本山のブログ https://onogawa-daikokuten.jp/

ブログで仏教的な生き方を模索しています。日々、大切にしていきたいことを書いています。

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米沢市
出身
米沢市
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2008/09/28

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  • ルールを作り守ってもらう

    現在、授与している特別ご朱印は4月~11月までの期間限定です。1月の大雪のなか期間を知らずに遠方よりお越しになった希望者もおられます。人情としては朱印を授与したいのですが、ルールを守って期間内にお越しの方のことを考えれば、やはり断らなければなりません。断るのも忍びないのですが、ルールを決めたならば例外を作らないほうが良いものです。ひとつ例外を作ってしまえば、例外ばかりとなり、ルールの意味がなくなってしまいます。 おばちゃんで「私だけ、内緒にするから」と自分だけルールから外れようとする人もいます。ですか、私は自分だけズルをして何かを得たとしても、月日が過ぎれば虚しくなると思うのです。逆にルールを…

  • 共存力ということ

    問題意識の強い人とクレーマーの違いについて考えてみました。自分に厳しかったり、社会の問題解決のために何かしらの尽力をしようとする人は問題意識の強い人です。反対に相手や社会に対する不満ばかりで何もしない人はクレーマーといえます。最近、眼鏡を新しくしたのですがフレームを選ぶときに、高いフレームばかりを勧める店員さんでした。会社の指導なのか、店員の独断なのか、いずれにしても、これを社会問題と考え憤慨することは正義なのか、それともクレーマーなのか悩ましいところです。 少しでも売上をあげたいという店側と、少しでも安くて良い物を買いたいという客側と、立場が違えば相手の態度に不満や違和感を抱きやすいものです…

  • 心を亡くした人々

    忙しくなってくると周囲への配慮にも事欠くようになってしまいます。ペースを乱さないようにしたいと思うのですが、何事にも相手がありマイペースでばかりはいられません。私は自分のペースをなるべく乱さないため、棚上げせず今できることは、すぐにするようにしています。10分でできることを面倒だと1週間も放置していると、10分の仕事が溜まっていき1ケ月分にもなってしまいます。また平常心も大切です。忙しいという字は「心を亡くす」と書きます。そうなると自分の心はストレスに支配され、人間関係のトラブルも起こるようになります。 忙しい時ほど試されていると思うようにしています。イライラすることなく落ち着いて行動したいも…

  • 明日への階段

    新年度を迎え慌ただしい日々が続くと一日の過ごしかたについても考えさせられます。今日という一日がシャボン玉のように、日が沈めば虚しく終わってしまうものなのか、それとも明日の自分へとつながっていくものなのか。未来の喜びも後悔もすべては今日という一日にかかっているように思うのです。 過去も未来もどうすることもできません。私達にできることは今日一日に一意専心することです。今日できることは今日のうちにおこない、明日に棚上げしないこと。一喜一憂するだけではなく、明日へとつながる努力や忍耐を意識すること。人や情報との出会いを大切にして、疎かなにしないこと。謙虚に感謝の心を忘れないこと。 日々の意識や態度を変…

  • 寝過ごすことがないように

    春になり気温が高くなったことで周辺に残っていた雪もあっという間に融けていきます。あれだけ積もっていた雪も季節が移ろえば過去のこととなり、日々苦労していた除雪が何だったのかと虚しくなってしまいます。当地はまだ桜の便りはなく、山菜もこれからで、遅れてやってきた春を存分に楽しみたいと考えています。 春の残雪を眺めながら思うことは、何事にもタイミングがあるということです。冬は何をしても雪が積もり、春には何もしなくても雪が融けます。タイミングを見極めることで、流れが大きく変わります。逆境にあっては耐え忍び、順境にあっては果敢に挑戦します。これを逆にしてしまうと失敗・停滞してしまうのです。コロナ禍にあって…

  • 見えない心を見ようとして

    同じことが善行と称賛されることもあれば、偽善だと非難されることもあます。はたしてどちらなのかと考えることがあります。私のすべての言動がすべての人に称賛されることはありません。賛成・反対、様々な反応があるのが普通だと思うのです。その反応が分かれるのは人により相性があったり判断基準や価値観が違うからなのですが、それをおこなう側にも相反する二面性があるからだと思うのです。 ひとつの行動にも様々な原因や理由があり、感情や思惑が伴うものです。困っている人を助けたいという思いと、良いことをしたから褒めてほしいという思いは、矛盾しているようにも見えますが、ひとつの心に同居しているものだと思うのです。その人の…

  • いつもとは違う自分

    つい発言してしまい恥をかくこともありますが、じっとしていられない性分のようです。これは職業ということもあり、会社のような人間関係に慣れていないため、思ったことを発言してしまうのかもしれません。普通であれば忖度し不要なことや波風が立つようなことは自重するものです。いわば世間の暗黙の沈黙が苦手であり、つい発言したくなってしまいます。 常識やルールの内側にいるのか、グレーゾーンにいるのか、大きく乗り越えていくのか。状況によって立つべきポイントは違うのでしょうが、いつも同じ場所にいると、そこから動けなくなってしまいます。いつものとは違う行動によって、いつもの自分を確認する必要があります。立場を変えてみ…

  • 命の輝きと必然

    私は何事も偶然はなく必然だと思うようにしています。偶然とは自分の力の及ばないことであり、人間は翻弄されるばかりなのです。幸運を期待して、悲運を避けようとしますが、そこに努力ということはなく、かといって運命として受け入れるということでもなく、翻弄されるという表現なのです。ですから、偶然で物事を考えるのではなく、必然と考えることで自分の力で生きていくことができると思うのです。 人生とは日々の言動や態度、それによって培った人間性という総和によって成り立っていると思うのです。素晴らしい明日を期待するならば、素晴らしい人間になることが肝要だと思うのです。待っているだけでは、求めるものを得ることはできませ…

  • 魂の記憶

    NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が最終回を迎えました。上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん3人のヒロインが100年の物語をつなぎました。今までにない斬新なストーリーと演出に楽しい半年間を過ごせました。面白かったのは同じ役者さんが父親と息子、祖母と孫などを演じたことです。その連続性に混乱することもありましたが楽しかったです。 私は自分のことを曾祖父の生まれ変わりだと勝手に思っています。曾祖父が亡くなりしばらくして私が生まれています。今回のドラマはまさに同じような演出でした。古来よりインドでは輪廻転生が信じられてきました。それは人間ばかりではなく様々な生き物のつながりなのですが…

  • 自然との調和

    人が生きていくためには社会や周囲と調和していかなければなりません。孤独な戦士でもかまいませんが、それでは安らかな生活を送ることはできません。争うことにエネルギーを使うのではなく、調和していきたいと思うのです。古来より人類は地球や自然と調和した生活をしてきました。利便性よりも調和や感謝を大切にしてきたのです。 ところが西洋で利便性の追求がなされるようになり、それまでの調和や感謝よりも破壊と進出が優先されるようになり、それが世界中に広がっていきました。それにより人類の生活は飛躍的に向上しましたが、その代償として地球環境は破壊され続けています。近年、増加している自然災害は調和や感謝を忘れてしまった人…

  • 華やかな一瞬のために

    我々の人生修行は部屋を掃除することに似ているように思います。最初は散乱したゴミを片付けるだけでも目に見えて綺麗になり達成感もあります。ですが、片付けが進むほど変化が乏しくなり、達成感もなくなり飽きてくるものです。また、片付けが終わり、綺麗になった部屋をそのまま維持することへのモチベーションも続きません。綺麗な状態があたりまえの人とは違って、汚いことがあたりまえの人にとっては、部屋を綺麗な状態に保つことも大変なことです。 何事も頑張ろうと思えば最初のうちは新しい経験ができ達成感もあり楽しいのですが、いつまでもその状態が続くわけではありません。慣れてくればつまらなくもなります。大切なことは、つまら…

  • 正しいコミュニケーション

    どうにも話が合わないと思ったら、相手や物事との距離を考えるようにしています。お互いがその話題をどのような距離から見ているかで随分と違うものです。たとえば怪しい宗教にどっぷりとはまっている人と話をしても、その宗教への距離感がまったく違うので、会話を成立させるのが難しいものです。相手は間近で見ているのに、こちらは遠くからのぞいています。相手は熱烈に肯定しているのに、こちらは無関心に否定しています。これでは会話が成り立つことはありません。 まずはお互いに近づかなければなりません。お互いに歩み寄って近くも遠くもない中間地点を意識することです。また、肯定でも否定でもない客観的な会話から始めることです。立…

  • 行動経済学

    住友生命さんの「Vitality」のテレビCMで行動経済学という言葉を知りました。CMでは行動しなかった後悔のほうが、行動した後悔よりも大きいと伝えています。これが誰にでも該当するのではあれば、どうしようか迷ったならば行動したほうが良いわけです。そのほうが後悔は少ないのですから。ところが、迷ったら行動しないことのほうが多いのではないでしょうか。そのため後悔も大きくなるわけですが、簡単に割り切って行動できるわけではありません。 人間の行動は単純なものではないと考えています。朝の挨拶ひとつにも相当な葛藤があったのかもしれません。単純な行動だから単純な発想や思考によるものとは限りません。人間は悩みや…

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