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2008/09/21

  • ノートル=ダム・ド・パリ : ヴィクトル・ユゴー

    『ノートル=ダム・ド・パリ』 ヴィクトル・ユゴー 鶴屋南北の『金幣猿島郡』とユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』を綯交ぜにしたお芝居〜「猿之助と愉快な仲間たち」の『ナミダドロップス』の予習のために、先月の京都旅行中に読んでいたもの。 結局、観劇当日までには二幕構成の第一幕にあたるとこ(小説の第七編あたり)までしか読む…

  • 橋本治と内田樹 : 橋本治・内田樹

    『橋本治と内田樹』 橋本治・内田樹 橋本 私にとっては自分は謎じゃないんですよ。 内田 そうなんですか? 橋本 そうなんですよ。だって使っているんだもん。 橋本治氏の物ごとの『わかり方』が想像を絶している。 「あんまり脳で考えてない」「体全部で考える」「体感」「職人」「抽象概念がわかん…

  • 猿之助と愉快な仲間たち 『ナミダドロップス』

    3月19日 京都芸術劇場 春秋座での猿之助と愉快な仲間たち 第3回公演『ナミダドロップス』を観てきました。 郁治郎さんの『泣いて笑って感情をグチャグチャにして帰ってもらいたいです。』の言葉どおり、感情グチャグチャでなかなか劇場を出られない自分がいた。色んなナミダでびしょ濡れの心で、遠くほのかに灯る温かな光をのぞむ心持ちというか・・・ 鶴屋南北『金幣猿島郡』の衣裳を着たヴィクトル・ユーゴー…

  • 南座 三月花形歌舞伎 ~ 桜色のオーラを封印した鷹之資さん

    南座花形歌舞伎 感想つづきです 鷹之資さんが斧定九郎というのは驚きました。明るく朗らかな鷹之資さんのイメージからはなかなか想像できないお役だったので。でもギャップがあるだけに楽しみでもありました。真剣にお役に取り組んでいらっしゃる様子や意気込みを感じる配信でのお話しぶりが頼もしかったので。 「もうすぐ・・・、もうすぐ」と息を詰めて見つめるなか、与市兵衛が押しいただく財布の上の暗闇にぬっと…

  • 南座 三月花形歌舞伎 ~ 上方の勘平さんと江戸の勘平さん

    解説「仮名手本忠臣蔵のいろは」大序より四段目まで 【仮名手本忠臣蔵】 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場 同 二つ玉の場 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場 【忠臣いろは絵姿】 上の巻 花の山科 下の巻 雪の討入 行ってまいりました、南座の花形歌舞伎。『仮名手本忠臣蔵』五、六段目を上方と江戸の演出で、さらに全十一段をいろんな…

  • 今回の京都旅行も悔い無しでござる

    南座の花形歌舞伎に鷹之資さんご出演との情報を見て決めた今回の京都旅行。仕事のお休みを取りやすい平日で考えてたんだけど、予定を立ててる最中に、『猿之助と愉快な仲間たち』の公演が19日の日曜日、春秋座であることを知り、あわてて予定を立て直し。職場にはちょっと迷惑かけるかもしれないけど、年に何度もあることじゃなし、思い切って前後の日もお休みをとり余裕のあるスケジュールで京都旅行を楽しむことにしました。…

  • ナミダドロップス予習中

    今週末は南座の花形歌舞伎と「猿之助と愉快な仲間たち」第三回公演『ナミダドロップス』を観に京都へ。 久しぶりに生の舞台で鷹之資さんをみられる嬉しさと、やっと「猿ゆか」公演を観られる喜びで今、ワクワクが最高潮。旅の荷造りも終わり、『ナミダドロップス』の予習用に『ノートルダム・ド・パリ』をバッグに入れる。でも、このページ数、公演当日までの読み終えられるかしらん? 移動の新幹線の中でどれだけ読み進…

  • 『TOMBI』を聴くと記憶の中から『Desert Rose』が聞こえてくる

    『TRIGUN STAMPEDE』を時々観ているんだけど、主題歌の『TOMBI』を聴くと何故か伊藤英明主演でドラマ化された『YASHA』の主題歌だったStingの『Desert Rose』を思い出すんですよね。 何でなんだろう? 別に曲そのものが似てるから・・・というわけではないと思うんだけど。 『TOMBI』の曲調やそれを聴いているシチュエーションが、『YASHA』を観ていた時(というか、その主題歌の『Desert Rose』を聴いていた時…

  • 困難な成熟 : 内田樹

    『困難な成熟』 内田樹 思春期の頃には訳もなく『自分には特別な何かがあるんじゃないか』なんて夢を見た。けど、これといった努力も、然るべき自分探しもせず、だらしなく10代を過ごした結果、とっても残念な状態で学生時代を終えることになってしまった。昭和が終わって少しした頃だった。何の芸もないけれど、これからは自分で食べていかなき…

  • 夢見る力 ー特別舞踊公演ー

    『新・三国志 関羽篇』に出演されていた若手の役者さん中心の舞踊公演。開演前には猿之助さんがこの公演に込めた想いをお話しされました。 将来の歌舞伎界を担う若い役者さんたちが中心となって舞台に立ち、その若い方たちを多くの人に観てもらえるようにと企画された公演。未来を託された若者たちを応援しないわけにはいきませんっ! お一人お一人のお名前とお顔、そして今日のこの舞台を目と心にやきつけるべく…

  • 春待つ人に降りそそぐ花びら ~ スーパー歌舞伎Ⅱ『新・三国志 関羽篇』

    客席に降りそそぐ花びらは、春待つ人々への祈り、希望、慰め、祝福・・・。一座の皆さまの心づくし、全身にいっぱい浴びてきました。 「スーパー歌舞伎」のイメージがあるので、どうしても物語はもちろん上演時間、舞台装置の上でもスケールの大きなものを求めてしまう。ダイジェスト的にならざるを得ない演出に、舞台づくりの上でまだまだ多くの制約があることを感じさせられるけれど、今できることの全部をつぎこんだ、…

  • 豆腐小僧双六道中 おやすみ : 京極夏彦

    『豆腐小僧双六道中 おやすみ』 京極夏彦 なんかもう、京極さんがやりたい放題である。 時は幕末。前作『豆腐小僧双六道中 ふりだし』で自分探しの旅の途上、武州の妖怪騒動?を治めた豆腐小僧。なんだかちょっと自信と向上心を身に着けた小僧、この度は、立派な化け物にならんと…

  • 豆腐小僧双六道中 ふりだし : 京極夏彦

    『豆腐小僧双六道中 ふりだし』 京極夏彦 江戸郊外の廃屋に棲みつく一匹の妖怪。ある夕暮れ、ふと「自分」という存在に気づいてしまったこの妖怪 〜 大きな頭に笠をかぶり、豆腐を乗せた盆を手にただ立っているだけの「豆腐小僧」。自分はいつから此処にいるのか? 豆腐の盆から手を放してしまったら果たして自分はどうなってしまうのか? …

  • 鳥獣戯画 : 磯﨑憲一郎

    『鳥獣戯画』 磯�ア憲一郎 多分これが今年最後に読む一冊になるんだけども、今までの読書生活の中で一、二を争うくらいしんどい本だった。 のっけから語り手のおじさんは、私には関係ない、というか私にはわからない理由で何だか怒っていて、たまたま行き会ってしまった私に八つ当たり的に半ギレしてくるのだ。 「ええ〜っ?!」と思い…

  • この人の閾 : 保坂和志

    『この人の閾』 保坂和志 仕事相手に約束をすっぽかされた「ぼく」が、近くに住む学生時代の先輩「真紀さん」のことを思い出し会いに行く、 『「小田原、一時」という約束の時間に着いて駅前から電話を入れると』という語りだしから、十年ぶりに会う、想像とはどこか違っていた「真紀さん」に『「おばさんになったねえ…

  • 歌舞伎化・・・ですか

    家庭の事情もあり遠方の公演にはなかなか行けなくなってしまったので、このところあまりチェックもしていなかったのですが・・・『鬼滅』歌舞伎化ですか。う〜ん。行くのか?私。 コロナ禍での停滞もあったけど、ワンピ歌舞伎以来、まさに堰を切ったように・・・ですね。嬉しいし、ワクワクするけど。この中から繰り返しの再演にたえるものがどれだけ残っていくか。

  • あの日、松の廊下で : 白蔵盈太

    『あの日、松の廊下で』 白蔵盈太 主人公は、あの日、松の廊下で吉良上野介に斬りかかった浅野内匠頭を「殿中でござる」と抱きとめた梶川与惣兵衛。 朝廷からの勅使饗応という年に一度の大イベントに向けて動き出した江戸幕府。高い教養と私心のない高潔な人柄で質の高い仕事をする吉良上野介と勅使饗応の経験者でもあり情に厚く面倒見の良…

  • 去年の無限列車

    今夜の『無限列車』、またどれだけの人の涙をしぼったことでしょう。 昨年の『無限列車(劇場版)』放映時は高熱を出して自室隔離されウンウン言ってました。楽しみにしていた私の代わりに夫がテレビ観てくれてたようですが、私はそのまま5日ほど高熱がつづき、腎盂腎炎で1週間の入院となってしまった・・・そんな『無限列車』の思い出。

  • 散歩する侵略者 : 前川知大

    『散歩する侵略者』 前川知大 隣国との戦争の戦略拠点となっている海辺の小さな町に3人の「宇宙人」がやってくる、昨日までよく見知っていた人の姿で。彼らは毎日散歩に出かけ、町の日常を漁る。 「ぅわ、こんな終わり方するんだ」 残りのページ数が少なくなってきたのを見て、そろそろ終わりだな〜 と思いながら読んでたらいきな…

  • とりあえず買ってみた

    もう少しちゃんと舞踊を観ることができるように・・・ とりあえず『歌舞伎オンステージ 舞踊集』を買ってみた。 このシリーズ全巻揃えたいくらいなんだけど、もう古本でしか手に入らなくて、かなり値上がりしてるものもある。復刊してくれないかなぁ。

  • 身体は幻 : 渡辺保

    『身体は幻』 渡辺保 一皮剥けたい。 『坂東三津五郎 踊りの愉しみ』や『ちゃぶ台返しの歌舞伎入門』を読んで、「踊りをより楽しむ為には詞章を聞き取れるようにならなきゃ」などと言っ…

  • 創作舞台『ムジカと生きる』

    「ワンピース歌舞伎」チョッパー役での一目惚れ(と、ダズさん役での二目惚れ)以来、ずっと推し続けているのに、なかなか舞台を観に行くことができなかった石橋直也さん。その石橋直也さん脚本・主演の舞台が、やっと私でも遠征できそうな九州で! 行ってきました、大分市iichicoグランシアタ。観てきました、創作舞台『ムジカと生きる』。 西洋の響き、日本の響き。オーケストラの生演奏の息づかい。…

  • 大分へ!

    久しぶりの遠征。 石橋直也さん脚本・主演の舞台『ムジカと生きる』を観に行く。 石橋直也さんの生の舞台姿を観るのはワンピース歌舞伎ぶり。やっと叶った! しっかり目を凝らし、心を澄ませて観るために今日は早く寝る。

  • 実朝の首 : 葉室麟

    『実朝の首』 葉室麟 宇月原晴明『安徳天皇漂海記』を読んで「実朝ォォォォォォ〜!!!」と号泣したあの日から、鎌倉三代将軍源実朝は「なんかもう・・・たまらん人」として私の胸に棲みついてしまった。 読みたい本リストに長らく入ったままだったこの『…

  • 銀橋 : 中山可穂

    『銀橋』 中山可穂 「こんなときだからこそ食べて、こんなときだからこそ笑うんや!」 「さあみんな、胸を張れ。顔を上げろ。誇りを持て。宝塚の舞台が美しいのは、私たちの生命力が輝いているからだ。スタッフの才能と裏方さんの献身とファンの方々の熱い想いが私たちの生命力とまじりあって、舞台に魔法がかかっているからだ。」<…

  • 娘役 : 中山可穂

    『娘役』 中山可穂 「娘役」の話だと思って読み始めたら、プロローグに続いて始まったのは、敵対する組長の命を狙う鉄砲玉の物語で、なおかつ命のやりとりが行われているその舞台が宝塚大劇場という・・・「なんという力業」と呆気にとられると同時にページをめくる手が止まらなくなった。 目の前の席に座る標的の首に手をかけようとしたそ…

  • 男役 : 中山可穂

    『男役』 中山可穂 幕が降り、灯りが消え、静寂につつまれた大劇場を、黒燕尾に身をかため、妖しい光をまとった麗人が優雅に歩く。50年前の舞台事故で命を落とした伝説の男役トップ・扇乙矢 〜 大劇場の奈落に棲みつくファントムさん。 かつて扇乙矢のために書かれ、ただ2日間だけ上演された舞台「セビリアの赤い月」。今、月組トップスタ…

  • 荒俣宏の不思議歩記 : 荒俣宏

    『荒俣宏の不思議歩記』 荒俣宏 明日の仕事のことも忘れて夜更けまで『帝都物語』を読み耽ったあのゾクゾク感は今も忘れられない。コロナ禍での巣籠中には京極夏彦氏の『虚実妖怪百物語』で大魔神となって練り歩く御姿を拝見した。 ・・・何という肩書でお呼びすれば良いのかわからない知の巨人・荒俣宏…

  • 怪談 牡丹燈籠 : 三遊亭円朝

    『怪談 牡丹燈籠』 三遊亭円朝 『牡丹燈篭』と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、死霊となって恋しい男のもとへ通うお露さんのカランコロンと鳴る下駄の音と、女中が提げた牡丹の花飾りの燈籠。 ・・・なんだけれども、これはほんの発端であって、凄いのはそこから先。幽霊に関わって目先の欲に転んだために悪の道とその先に待つ運命へと真…

  • 文豪たちの怪談ライブ : 東雅夫 編

    『文豪たちの怪談ライブ』 東雅夫 編 死の床にある泉鏡花が夢と現のあいだを彷徨う意識の中、同好の仲間や友人と怪談を語らった日々を想う・・・ 明治の末から昭和初頭にかけて、新聞・雑誌の紙上、個人の邸宅、料亭や吉原の座敷でと、あるいは密やかに、あるいは大がかりな趣向を凝らして様々に催された怪談イベント。そこには泉鏡花をは…

  • さしたることのない

    本当に久しぶりに8月6日の朝を広島で迎えた。 と、言っても、町内放送のスピーカーから流れるサイレンにあわせて1分間の黙祷をした以外はさしたることもない朝。 でも、さしたることもない朝が失われた日がかつてあったということ・・・ 今もあるということ・・・ いつその時が来るかもしれないということ・・・

  • 雨上がり月霞む夜 : 西條奈加

    『雨上がり月霞む夜』 西條奈加 街を襲った大火によって家業を失い、友のもとに居候する秋成。秋成が転がり込んだ香具波志庵の主であり、霊や妖しと言葉を言葉を交わす雨月。ある日、兎の妖し・遊戯が二人の前に現れ、香具波志庵で共に暮らすこととなる。以来、幽霊や化け物とはてんで無縁だった秋成は次々と怪異に見舞われ・・・ 秋成、雨…

  • 懐かしの角川映画

    来月、中洲川端の映画館「中洲大洋」で『角川映画祭』と銘打って往年の角川映画が一挙上映される。「里見八犬伝」「時をかける少女」「犬神家の一族」「Wの悲劇」「セーラー服と機関銃」・・・。青春時代を想い出す懐かしい作品ばかりでウズウズする。 中でもっ!「幻魔大戦」があるのが嬉しい! とても嬉しい! これ、大人になってからもしばしば思い出しては、「もう一回、大きなスクリーンで見たいな〜」と思うこと…

  • 怪獣 : 岡本綺堂

    『怪獣 岡本綺堂物語集・七』 岡本綺堂 かつて人は真に生々しい多様性の中で生きていたのだなぁ、と思う。このお話しの中で語られる江戸の終わりや明治の頃はもちろん、この作品が出版された昭和の初め頃まで、「多様性」ってのはスローガンなどではなく、人が生きている世界の有様そのものだったのじゃないか。 ある時から淫蕩な女に変じ…

  • 六月博多座大歌舞伎 昼の部(令和四年)

    【橋弁慶】 アクション満載、キャラクターもパッキリ、派手で華やかで、何だか丁寧に描きこまれたアニメ映画を観ているような楽しさでした。 牛若丸・萬太郎さん、片足を上げてキマるポーズで、弁慶を翻弄しつつ牛若がひらりひらり軽々と宙を舞う様が見える。弁慶・彦三郎さん、隈取も鮮やかに、どこか愛嬌のある豪快な姿はフィギュアが動き出したようなファンタジックさ。そして、劇場に朗々と響き渡…

  • 蜜蜂と遠雷 : 恩田陸

    『蜜蜂と遠雷』 恩田陸 身体の中に「音楽」を持った人たち。 その存在は感動的で・・・ 見ながら・・・何故か知らんが・・・「愛だ」と思った。 自分のブログ記事からの引用でナニなんですが・・・ 若い頃に大好きだったバンド。心の空白を満たすように彼らの音楽を聴いて、その音楽に守られて生きていたと…

  • 六月博多座大歌舞伎 夜の部(令和四年)

    【新皿屋舗月雨暈】魚屋宗五郎 これ、やっぱり現代人にはわかりにくい演目なんじゃないかと思うんだぁ〜。宗五郎一家に降りかかったあまりに理不尽な悲劇の痛ましさと、悲しみの中にも笑いを誘う宗五郎の酒乱ぶりが、余程うまいこと融合しないと、何だか腑に落ちない思いが食道あたりにひっかかるんだよなぁ。 今回の公演チラシにも「憤りと悲しみのあまり、固く守っていた禁酒を破り、酔ううちに酒乱…

  • ポストカード買い損ねたのよねぇ

    先月の歌舞伎座『弁天娘女男白波』ポストカード買い損ねちゃった・・・ 松竹の通販サイトをこまめにチェックしていなかった自分の迂闊さが悔やまれる。くぅっ・・・

  • 年刊日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形 : 大森望・日下三蔵 編

    『年刊日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形』 大森望・日下三蔵 編 タイトルの「おうむ」という文字を見た時、頭の中に3羽のオウムの姿がポワんと灯った。 ひとつは我が家の愛娘・オカメインコのほっぺちゃん。もう一つは、いとうせいこうの『解体屋外伝』を浅田…

  • 納得だよ、義経。(号泣)

    で、義経・・・戦場では鬼神の働きですが、その人となりは短気で野蛮、何かというと部下を怒り散らかすし、大将としての器はかなり小さい・・・気がする。 『平家物語』を読んだ時に、そこに描かれる義経像に感じたのがコレ↑で、美しき悲劇のヒーロー像をほんのり胸に描いていた私としては、「がっかりだよ、義経。」と、ちょっとショックだったと同時に、こんな「がっかりな…

  • 大江山異聞 鬼童子 : 菊池秀行

    『大江山異聞 鬼童子』 菊池秀行 「遊郭編」観て以来、「鬼狩り」にいまだ心惹かれるものがある。それでこの小説に吸い寄せられてしまったわけだが・・・。作品そのものへの関心じゃない所で読む本を選ぶと、あまりよくない結果になることがままあって、そこがちょっと気になるといえば気になっていたのよ。 でも、「酒呑…

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