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そのとき見たもの、読んだものをこまごまと

『ローマは一日にして奈良漬け』の兄弟ブログ。本・小説を中心に、いろんなメディアの感想を書いております

クロノクル=ローマの人
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山科区
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2008/08/24

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  • 【BD】『J・エドガー』

    主役にしにくい人物なのか1960年代、FBI長官ジョン・エドガー・フーヴァー(=レオナルド・ディカプリオ)は、黒人公民権運動に苛立つなか、自身の伝記を部下に口述タイプさせていた。1919年、ロシア革命の影響でアメリカにも共産主義者や過激派の爆弾テロが起こり、パーマー司法長官(=ジェフ・ピアソン)の屋敷すら被害を受ける。この事態に、FBIの前身となる特別捜査班を立ち上げ、若くして責任者となる分かりにく...

  • 『ポル・ポト<革命>史-虐殺と破壊の四年間』 山田寛

    現在のカンボジア政府にも元ポル・ポト派の人間が…なぜポル・ポト政権は歴史に残る大虐殺を起こしたのか。リアルタイムで取材し続けた記者がその悲劇の実像に迫るポル・ポト政権(「民主カンボジア」)は、1975年から1979年までカンボジアを統治し、政策的な大量虐殺で人口の33%を死に追いやったといわれる本書ではポル・ポトをはじめとする指導者層の来歴に、第二次大戦後のカンボジアの情勢に触れ、苛烈な内戦を経て...

  • 『呪術廻戦』 第13巻・第14巻 芥見下々

    人が死ぬ死ぬ第13巻。五条悟救出に動く禪院真希たちは、謎の呪霊「陀艮」に遭遇。海辺に領域展開されて苦戦する。助けに来た伏黒恵を加えてすら打ちのめされるが、降霊した伏黒甚爾が乱入して滅多打ちに。虎杖は呪胎九相図長男・腸相との戦いで重傷を負ったが、夏油の信者のコギャル(死語)に助けられ、特級呪霊「漏瑚」から指を何本も食わされ両面宿儺としての覚醒を促されるが……なかなか楽しい回だった呪霊「陀艮」(だごん)...

  • 【BD】『ヴァン・ヘルシング』

    この出来でも、ハリウッドでは低予算とか1887年、トランシルヴァニアではドラキュラ伯爵(=リチャード・ロクスバーグ)がフランケンシュタイン博士(=サミュエル・ウェスト)の研究を支援して人造人間(=シュラー・ヘンズリー)を作り出した。ドラキュラの狙いは、自らの子孫を人造人間のエネルギーによって孵化させることだった。ローマ教会の秘密組織に雇われる凄腕の怪物ハンター、ヴァン・ヘルシング(=ヒュー・ジャッ...

  • 『炎立つ』 第5巻 高橋克彦

    ドラマのほうが艶っぽかった1174年、奥州藤原家は当主・秀衡が東北の諸国を治め、王道楽土を実現していた。朝廷では平家の天下が続き源氏は往時の面影はなかったが、秀衡と義父の藤原基成は源義朝の九男・牛若丸(義経)を引き取ろうとしていた。平家に陰りが出た際に、義経を源氏の棟梁に立てて「俘囚」「蝦夷」の立場を払拭しようとしたのだ。後継者の泰衡は中央への介入が独立王国を危うくすると憂えるが……100年続いた王...

  • 【BD】『グラン・トリノ』

    『ダーティハリー3』でも登場したグラン・トリノフォードの自動車工を長らく勤めたウォルト・コワルスキー(=クリント・イーストウッド)は、長年つれそった妻を亡くした。息子の家族とも折り合いが悪く、隣にはモン族の一家が引っ越してきて、イライラが止まらない。しかし、モン族のチンピラに迫られて、隣家の少年タオ(=ビー・ヴァン)がフォードの愛車「グラン・トリノ」を盗もうとしたことをきっかけに、少年との交流が始...

  • 『にっぽん裏返史』 尾崎秀樹

    いろんな俗説がぶった切られる歴史上のヒーローとアンチヒーローはいかに作り上げられていったか。民衆が膨らませていったフィクションの形成過程を追う有名人から知らなかった人まで興味深い話ばかりが乗っていた冒頭には著者と作家・海音寺潮五郎、歴史学者の奈良本辰也の鼎談があって、歴史作家と学者の違いが語られる。ほぼ海音寺の独演会であり、「日本人は女性的民族」とか今では叩かれそうな言葉がとびかっていたが、本編は...

  • 【DVD】『天井桟敷の人々』

    ガランス役のアルレッティは40代から売れた遅咲きの女優。第1部から第2部への変身ぶりも見所1820年代のパリ。犯罪大通りには、出店や劇場がひしめき合い、大道芸人たちが技を競っていた。台詞役者だったフレデリック・ルメートル(=ピエール・ブラッスール)は、通りすがりの美女ガランス(=アルレッティ)を口説くがすげなくされる。彼は金のために、無言劇団「フュナンビュール座」に入ることに。そこには新米の芸人バ...

  • 【BD】『IT』(2017年版)

    ペニー・ワイズ「ハ~イ、ジョージー」ジョージー「だまされんぞ」1988年、アメリカのメイン州デリー。ビル(=ジェイデン・リーバハー)は、弟のジョージー(=ジャクソン・ロバート・スコット)に紙の船を作ってやる。ジョージーは雨の中、雨水の流れに乗せて船を出航させるが、側溝に落ちてしまう。そこに待ち受けていたのは、謎のピエロ、ペニー・ワイズ(=ビル・スカルスガルド)だった! 翌年の8月、夏休みを前に再び...

  • 『炎立つ』 第4巻 高橋克彦

    濃く凄惨な第4巻前九年の役の後、藤原常清の妻・結有は、息子・清丸を生かすべく、あえて仇である清原武貞に嫁いでいた。安倍が滅んだ後に、朝廷に目をつけられた源頼義・頼家は陸奥守を罷免され、奥州は清原氏に任されていたのだ。清丸は成人して清衡を名乗り復仇をうかがっていたが、清原当主・武貞が亡くなる。嫡男の真衡は子がないため、清衡の弟・家衡がその跡を継ぐと思われたが、真衡は平氏から成衡を取り、強引に血筋を入...

  • 【DVD】『原子力戦争』

    新年あけましておめでとうございます今年はもう少し、本の記事を増やせるようにしたい(毎年言ってるなあ)原発のある港町で男女の水死体が揚がった。その女、のぞみを追って東京から来たヒモの坂田(=原田芳雄)は、心中事件として扱われたことを疑い、実家の青葉家を訪ねるが門前払いを受けた。事件の記事を握りつぶされた記者・野上(=佐藤慶)はそんな坂田に接触し、心中した男、原発技師の妻・山崎明日香(=山口小夜子)の...

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