アニメも追いかけねばリンク第12巻。カナリア隊と決裂したライオスたちは、マルシルが翼獅子(悪魔)と契約することで、危機を脱するしかし、マルシルの願望が迷宮の形が変貌させ、深層から一階までが直結!マルシルを除くライオス一行、オークに囚われたシュローたち、カプルーとカナリア隊、一階にいたナマリが一同に会して、それぞれライオスを信じる派と信じない派で分かれることにようやく、翼獅子の異常さに気づいたライオス...
そのとき見たもの、読んだものをこまごまと
『ローマは一日にして奈良漬け』の兄弟ブログ。本・小説を中心に、いろんなメディアの感想を書いております
主役にしにくい人物なのか1960年代、FBI長官ジョン・エドガー・フーヴァー(=レオナルド・ディカプリオ)は、黒人公民権運動に苛立つなか、自身の伝記を部下に口述タイプさせていた。1919年、ロシア革命の影響でアメリカにも共産主義者や過激派の爆弾テロが起こり、パーマー司法長官(=ジェフ・ピアソン)の屋敷すら被害を受ける。この事態に、FBIの前身となる特別捜査班を立ち上げ、若くして責任者となる分かりにく...
現在のカンボジア政府にも元ポル・ポト派の人間が…なぜポル・ポト政権は歴史に残る大虐殺を起こしたのか。リアルタイムで取材し続けた記者がその悲劇の実像に迫るポル・ポト政権(「民主カンボジア」)は、1975年から1979年までカンボジアを統治し、政策的な大量虐殺で人口の33%を死に追いやったといわれる本書ではポル・ポトをはじめとする指導者層の来歴に、第二次大戦後のカンボジアの情勢に触れ、苛烈な内戦を経て...
人が死ぬ死ぬ第13巻。五条悟救出に動く禪院真希たちは、謎の呪霊「陀艮」に遭遇。海辺に領域展開されて苦戦する。助けに来た伏黒恵を加えてすら打ちのめされるが、降霊した伏黒甚爾が乱入して滅多打ちに。虎杖は呪胎九相図長男・腸相との戦いで重傷を負ったが、夏油の信者のコギャル(死語)に助けられ、特級呪霊「漏瑚」から指を何本も食わされ両面宿儺としての覚醒を促されるが……なかなか楽しい回だった呪霊「陀艮」(だごん)...
この出来でも、ハリウッドでは低予算とか1887年、トランシルヴァニアではドラキュラ伯爵(=リチャード・ロクスバーグ)がフランケンシュタイン博士(=サミュエル・ウェスト)の研究を支援して人造人間(=シュラー・ヘンズリー)を作り出した。ドラキュラの狙いは、自らの子孫を人造人間のエネルギーによって孵化させることだった。ローマ教会の秘密組織に雇われる凄腕の怪物ハンター、ヴァン・ヘルシング(=ヒュー・ジャッ...
ドラマのほうが艶っぽかった1174年、奥州藤原家は当主・秀衡が東北の諸国を治め、王道楽土を実現していた。朝廷では平家の天下が続き源氏は往時の面影はなかったが、秀衡と義父の藤原基成は源義朝の九男・牛若丸(義経)を引き取ろうとしていた。平家に陰りが出た際に、義経を源氏の棟梁に立てて「俘囚」「蝦夷」の立場を払拭しようとしたのだ。後継者の泰衡は中央への介入が独立王国を危うくすると憂えるが……100年続いた王...
『ダーティハリー3』でも登場したグラン・トリノフォードの自動車工を長らく勤めたウォルト・コワルスキー(=クリント・イーストウッド)は、長年つれそった妻を亡くした。息子の家族とも折り合いが悪く、隣にはモン族の一家が引っ越してきて、イライラが止まらない。しかし、モン族のチンピラに迫られて、隣家の少年タオ(=ビー・ヴァン)がフォードの愛車「グラン・トリノ」を盗もうとしたことをきっかけに、少年との交流が始...
いろんな俗説がぶった切られる歴史上のヒーローとアンチヒーローはいかに作り上げられていったか。民衆が膨らませていったフィクションの形成過程を追う有名人から知らなかった人まで興味深い話ばかりが乗っていた冒頭には著者と作家・海音寺潮五郎、歴史学者の奈良本辰也の鼎談があって、歴史作家と学者の違いが語られる。ほぼ海音寺の独演会であり、「日本人は女性的民族」とか今では叩かれそうな言葉がとびかっていたが、本編は...
ガランス役のアルレッティは40代から売れた遅咲きの女優。第1部から第2部への変身ぶりも見所1820年代のパリ。犯罪大通りには、出店や劇場がひしめき合い、大道芸人たちが技を競っていた。台詞役者だったフレデリック・ルメートル(=ピエール・ブラッスール)は、通りすがりの美女ガランス(=アルレッティ)を口説くがすげなくされる。彼は金のために、無言劇団「フュナンビュール座」に入ることに。そこには新米の芸人バ...
ペニー・ワイズ「ハ~イ、ジョージー」ジョージー「だまされんぞ」1988年、アメリカのメイン州デリー。ビル(=ジェイデン・リーバハー)は、弟のジョージー(=ジャクソン・ロバート・スコット)に紙の船を作ってやる。ジョージーは雨の中、雨水の流れに乗せて船を出航させるが、側溝に落ちてしまう。そこに待ち受けていたのは、謎のピエロ、ペニー・ワイズ(=ビル・スカルスガルド)だった! 翌年の8月、夏休みを前に再び...
濃く凄惨な第4巻前九年の役の後、藤原常清の妻・結有は、息子・清丸を生かすべく、あえて仇である清原武貞に嫁いでいた。安倍が滅んだ後に、朝廷に目をつけられた源頼義・頼家は陸奥守を罷免され、奥州は清原氏に任されていたのだ。清丸は成人して清衡を名乗り復仇をうかがっていたが、清原当主・武貞が亡くなる。嫡男の真衡は子がないため、清衡の弟・家衡がその跡を継ぐと思われたが、真衡は平氏から成衡を取り、強引に血筋を入...
新年あけましておめでとうございます今年はもう少し、本の記事を増やせるようにしたい(毎年言ってるなあ)原発のある港町で男女の水死体が揚がった。その女、のぞみを追って東京から来たヒモの坂田(=原田芳雄)は、心中事件として扱われたことを疑い、実家の青葉家を訪ねるが門前払いを受けた。事件の記事を握りつぶされた記者・野上(=佐藤慶)はそんな坂田に接触し、心中した男、原発技師の妻・山崎明日香(=山口小夜子)の...
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アニメも追いかけねばリンク第12巻。カナリア隊と決裂したライオスたちは、マルシルが翼獅子(悪魔)と契約することで、危機を脱するしかし、マルシルの願望が迷宮の形が変貌させ、深層から一階までが直結!マルシルを除くライオス一行、オークに囚われたシュローたち、カプルーとカナリア隊、一階にいたナマリが一同に会して、それぞれライオスを信じる派と信じない派で分かれることにようやく、翼獅子の異常さに気づいたライオス...
戦闘のレベルが上がると、DBになってまうリンク第26巻。宿儺と五条悟の戦いは、領域展開を自在に操る異次元のレベル呪術師たちの解説が追いつかない戦況となり、追い詰めたと思われた五条に対して、宿儺は取り憑いている伏黒恵の式神を使って凌ぐそして、禪院家に伝わる切り札「摩虎羅」も繰り出して、変化自在な五条の術式を解析する。その決着は……主人公以外の人間がラスボスにぶつかるわけで、その結末は想像したとおり宿儺は...
西海岸のガルパーは一味違う?*前段は前半のあらすじ、その後はネタバレ含む感想になりますのでご注意を<エピソード3 Beginning/頭>文字通りの“賞金首”をもったルーシーは、父を連れ去ったモルディヴァーのもとへ目指すが、水没地帯で巨大な変異動物に襲われてしまうあろうことか、肝心の首をたべられてしまい、そこへ同じ“賞金首”を追う“グール”に追いつかれた。「ガルパーに食われたのか」容赦のないグールは、ルーシーを縛...
今につながる話リンク司馬遼太郎が亡くなる前年(1995年)から、雑誌に掲載されていた井上ひさしとの対談集(以後、敬称略)テーマは、オウム事件を受けた日本人と宗教の関係、バブル崩壊からの「昭和」の敗北、現代の悪い日本語、明治と昭和の比較に分かれるその中で、一貫した流れとしては、バブル崩壊後の日本はひとつの天井にぶつかり、これからは「美しき停滞、成熟」を目指すべきという認識があるそのためには、責任を誤魔化すよ...
作家・山本弘の死には驚いた。脳梗塞からの闘病生活が続いてらしたようだソードワールド・リプレイから入った人間で、積み読の中に氏の本がいくつもある。読まねば……1.醍醐寺の桜山科川から折戸公園へ抜け、外環状線をまたいで西へ進むと入口のしだれ桜は満開だが中の桜は、葉桜も目立つ。これはこれで悪くないけど、ピークを過ぎたのも事実実際、桜の写真を見直してみても、これがベストショットだったさて、仁王門から中に入ろ...
桜の季節も終わりが近い地元に近い醍醐寺へ、椥辻から歩いていくと1.坂上田村麻呂の墓「坂上田村麻呂の墓」が近くにあるというので、立ち寄ることにした「坂上田村麻呂の墓」というと、青蓮院門跡の「将軍塚」を思い浮かべるが、本来はまったく別物「将軍塚」は、平安京への遷都(延暦13年、794年)とともに、鬼門の方角を抑える都の鎮護のため、将軍の土人形を埋めたもの坂上田村麻呂が亡くなったのは、弘任2年(814年)で、鎌倉...
早くも3人が交わる!<エピソード2 ターゲット>エンクレイヴの施設で科学者ヴィルツィヒは、軍用犬(ドッグミート!)の訓練にあたっていた隙を見つけて、秘密の研究の成果を密かに首筋に隠したのだが、それを同僚にとがめられる。その現場を飼い主が襲われたと見なしたワンコは、同僚を襲って殺してしまう。そこから、ヴィルツィヒの逃避行は始まった途中でルーシーの焚き火を見つけるが、彼女に「Vault居住者では(ウェイストラ...
ひゃっはーついに名作ゲーム『Fallout』の実写ドラマが始まった!知っている人は当然のように知っていて、知らない人は全く知らないというのが、ゲームの世界でよくある話かいつまんで語りますと、もともとInterplay社が1997年に発売しはじめたRPG(ロールプレイングゲーム)で、戦闘が『大戦略』のようなターン制のMAPで行われるのが特徴だったその知的財産権を買い取ったベセスダ・ソフトワークスが、オープンワールドRPGと...
桜のシーズンも折り返し。ようやく晴れの日になったので、まずは近場から出かけてみた場所はいつもの毘沙門堂ですわ1.諸羽神社から今回は一直線で毘沙門堂へ向かわず、諸羽神社の近くから、疎水へ登ってみた「諸羽神社(もろはじんじゃ)」は、簡素な社ながら清和天皇の貞観4年(862年)に造営という長い歴史を持ち、山城国宇治郡山科郷の「第四の宮」であることから、この一帯の地名「四宮」の由来となったというこの神社の脇の...
(白抜き部分にシーズン1の超ネタバレを書いてます)テレビ神奈川の深夜に放送された『この動画は再生できません』のシーズン2シーズン1における衝撃のラスト、オカルトライターの鬼頭(=賀屋壮也)が山中で死んでいて、編集室にいるのは幽霊(!)だったことを引き継ぐ『ガチ怖』シリーズのテーマだった、「幽霊はいるのか?」を自ら証明したところから始まる配信では変わらないのだが(苦笑)、投稿動画編と解答編に分かれていたシ...
バブル崩壊や疫病もチャンスになる!リンク著者は2005年最後の長者番付1位となった、伝説のファンドマネージャー6年前に喉頭がんを患って声を失い、体力の限界を感じたことから引退を決意したが、自分に後継者がいないとして、実践してきた投資術を「世にぶちまけよう」と決意したそうだ本書で勧める投資術は、自身のファンド運営でたどり着いた「小型株のロング」。つまり、時価総額が少なく流通していない株を、長く保有し...
のんきなオジさんたちの対談リンク国民的作家・司馬遼太郎と、中国の歴史を題材にした歴史小説家・陳舜臣、在日朝鮮人の作家・金達寿による東アジアよもやま話それぞれが日本・中国・朝鮮を代表して話が進むと思いきや、わりとフリーダム大学時代、蒙古語科に属したことから、司馬がモンゴル代表(?)と化して、遊牧民が東アジアに与えた影響から切り込んでいく古代から中国へは遊牧民がなだれ込んでおり、特にモンゴル族の元王朝、...
こんな過疎ブログなので、大した数字にはならんわけですがナンボ貯まったか、毎日見てしまうのは人の業でありましょうか「GoogleAdsense」では、未確定の収益が「推定収益額」として、その日とその月の累計が表示されるしかし、月末に覗いてみると、「ゼロ」に!これはどういうことか途中で取り上げられたように感じたが(苦笑)、これは正しい挙動アドセンスのヘルプによると、「推定収益額」は文字通り、確定ではない。自分で押...
重要なのに、知られていない地域リンクタイトルの「海の帝国」とは、中国大陸の「陸の帝国」に対置する、東南アジアからオセアニアに広がる“海域のシステム”を指す由来は、シンガポールを築いたイギリスの行政官ラッフルズの構想であり、ナポレオン戦争でフランスの属国となったオランダ東インド(現・インドネシア)を押さえた際に、「自由貿易帝国」を作ろうとしたしかし、インドネシアはオランダに返還され、イギリスもマラヤ連邦...
キャラクターのデコボコが絶妙!リンク第11巻。“狂乱の魔術師”シスルと対峙したライオスたちは、召喚した竜たちに次々に倒されていく。それぞれの竜の特徴を知るライオスは、共食いを利用しながら、ブレスも相殺させ、シスルの背後をとる!話し合いに持ち込んだことから逆襲されるものの、翼獅子(悪魔)の不意打ちによりシスルは欲望を食い尽くされるのだったその後、パーティは復活したものの、そこへカプルーとカナリア隊がやっ...
家族のお祝いごとで昼食を食べたあと、地下鉄・鞍馬口駅から叡昌山本法寺に長谷川等伯の「佛涅槃図」が公開されているのだ普段は原寸大のレプリカがかけられているが、毎年3月14日から4月15日まで、真筆(要は本物)が見られるのだ叡昌山本法寺は、室町時代の日蓮宗僧侶、日親上人によって1436年(永享8年)に東洞院綾小路に開創しかし、1440年(永享12年)に6代将軍・足利義教に「世が乱れているのは、法華宗を...
「日本的あいまい」への裁判リンク下巻はマニラでの戦犯裁判が中心となる上巻の小田嶋大佐の証言に続いて、山下奉文大将の参謀長だった武藤章中将の証言、検察側の証拠として提出された収容者ヘイズ中佐の日記を巡る模様が描かれる裁判の争点になるのは、比島捕虜収容所の所長の権限で、捕虜への虐待や環境への改善に取り組めたかどうか戦争犯罪に挙げられている事例は、収容所外に派遣されたり、輸送中の事故などであり、洪思翊中...
終盤への伏線がいろいろとリンク第10巻。翼獅子が乗り移った
バルツァー「その無謀に、俺の神算を乗せてやる」リンク第16巻。消耗したヘルムートの騎兵隊は、バルツァーから休養を命じられ、首都に退こうとしていた。そこに、南の大国エルツライヒから来たヘレナ姫の砲兵部隊が合流する駐退機をそなえたエルツライヒの砲兵部隊に、ヴァイセン軍は後退を余儀なくされるが、数日してヴァイセン本国から超巨大列車砲が到来!圧倒的火力にバルツァーは絶望するが、ライナー大統領が列車砲への特...
家族が前売りのチケットを買ってくれたので、京阪で中之島美術館へ人生で幾度かのモネ展だが、今回はいかに今回のテーマは「連作の情景」風景画から始めたモネは、ひとつの気に入った光景を、季節や時間を変えて何作も残している。年代の違う作品を比較することで、考え方の変化、技巧の違いが感じ取れるのだ”連作”がテーマなので、正直、あまり有名な作品はない!「昼食」(1867~1868)ぐらいで、「印象 日の出」(1872)もなく...
漫画もけっこう積んでいます第5巻。キリルの恋人ナターシャはハルピンの青幇、馮英九の手下に捕まった。馮英九は身寄りのない女性や子供を人身売買しているのだキリルはNKVDの過去だったことから、亡命ロシア人の集まりから相手にされず、麗華の助けを借りることに。馮英九はスラム街・大観園の子供もさらっていたことから、閻馬たち孤児も奪還作戦に協力するかなり展開は早いナターシャの救出に成功したと思いきや、逃走車が...
スマホに、「10万ポイント山分け祭り」なるメールが入ってたので、はじめて“Tモールエンタメニュース”に潜ってみたPONTAのガチャみたいなものかなと思ったら、もう、想像の斜め上を行っていた「今すぐチェック」のURLから入ると、エントリーのページに入り、エントリーするとキャンペーンの説明がある要はサイトのニュース記事を最後まで読み、スタンプをゲットし、それを5回を繰り返すと1ポイント獲得する……ここまででも、「...
プライムくん、ありがとう1942年。日本軍占領下のジャワで、イギリス軍空挺部隊のジャック・セリアズ少佐(デヴィッド・ボウイ)が捕虜となった。銃殺になりそうなところ、ヨノイ大尉(=坂本龍一)の意図で、レバクセンバタ俘虜収容所に移送された。そこでは現場の指揮をとるハラ・ゲンゴ軍曹(=ビートたけし)と看守による異様で、過酷な秩序が成り立っていたテレビでの紹介だと、タケちゃんが「メリークリスマス」と笑顔で言う場...
クトゥルフ界、屈指の短編集ナチス・ドイツの第三帝国は、闇の勢力に支配されていた!? ナチスのオカルト趣味とクトゥルフ神話をつなげた邪悪なる短編集なんと、洗練された怪奇小説なのか!ナチスが「地球空洞説」などのトンデモ科学や魔術的儀式に傾倒していた史実を背景として、その黒幕にクトゥルフ神話の旧支配者をあてることで、リアルでおどろおどろしいホラーを作り上げている世界観を同じくする連作ものなのだが、それぞ...
90年代の純文学論争の実態「売上のない純文学は不要!」90年代から巻き起こった論争を闘い続けた笙野頼子の記録サブタイトルに「実録純文学闘争十四年史」とあって、“論争”ではなく“闘争”としているところがミソ。理想や理屈が噛み合ったやり取りではなく、作家生命がかかった闘争だったのである発端は、1991年2月10日の中日新聞(東京新聞)の紙上で、大塚英志が「売れない文芸誌の不思議」を掲載し、出版社がマンガが稼...
桜の季節も今週まで!? 家族に誘われて、奈良にまでお花見にまずは大和高田の千本桜へ経路的には、JR山科駅から京都駅で、そこで近鉄に乗り換えて大和高田駅まで急行で滋賀もそうだけど、地方都市の駅前はわりと整備されている。空間がぜいたくに使われているので、歩くだけで楽しいのだ費用対効果は知らんけど1.高田川の千本桜駅から高田川へ向かって歩いていくと早くも“千本桜”の並木に出る。街中に作られた桜並木なので、歩...
「Google Search Console」(Google検索の質を探るサイト)で、ブログの過疎ぶりを確認していたら、「インデックス作成」という項目に目が止まったそこの数値を見てみると、「インデックスに登録されていないページ数」が、なんと半分近くに膨れ上がっていたのだ!!「インデックス登録済みページ数」が減っていて、両者が逆転するのも時間の問題。これはいったい、どうしたことか?インデックス(index=索引、見出し)というのは、...
しばらく続いた春の雨も止み、今週はお天気の見通し見に行くなら今でしょ!、とまだ行ってなかった桜の名所へ出かけた1.玉川堤の桜場所は、京都と奈良の県境に近い、京都府綴喜郡井手町の玉川。湧き水も豊富なことから、玉水の名がついたという桜の美しさもさることながら、川にゴミ一つ落ちていない!住民が積極的に参加しないと、ここまでキレイな景観は保てない。観光客もそれが伝わるから、何も残さずに帰るという好循環が生...
徐々に戦いもヒートアップ第9巻。さらに北を目指すフリーレン一行は、嵐すら起きる巨大な湖に、巨鳥が巣食う橋を通り抜けていく。聖雪結晶の採掘場とともに、噂されるのは黄金郷の伝説その“生みの親”は七崩賢の一人、「黄金郷のマハト」であり、すべての物を黄金に変える力を持つそして、マハトによって黄金の都市に変えられた城塞都市ヴァイゼには、第1級魔術師試験で同じだったデンケンが待っていた「黄金郷のマハト」は数十年...
源平合戦だけで語れない中世史鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝を生み出した河内源氏は、いかに平安時代を渡り歩いたか。武士の保守本流の歴史を読み解く大河ドラマのときに読んどきゃ良かった(苦笑)河内源氏とは、清和天皇を源流とする源氏のなかでも、武門を代表する存在として源頼信を祖として河内国(現・大阪の一部)を根拠地とした一族本書では清和天皇の孫にあたる源経基に、その子・満仲から源氏武者の発祥をたどり、平治の乱によ...
各地で戦い続く第21巻。「死滅回遊」の東京第二結界では、秤金次が得点100を目指して奮闘。ペン先で描いたコマ割から未来を読む、漫画志望の術師シャルル・ベルナールを相手に、確率で未来が変わるパチスロの世界へ領域展開大当たり中は無限に再生する術式をもって制した。ベルナールは島本和彦『燃えよペン』のノリなんだろうけど、どこをどう持ってきているかはよく分からない一方で、パンダ先輩は稲妻を操る得点100プレ...
絵はいいのに、展開はやっつけ気味第3巻。日方勇は、中国人を装う日本人女優・李姚莉(本名、山内洋子!)を連れて逃避行。ひと目だけと立ち寄った彼女の故郷で、いい仲になるも地元の青幇、針使いの周に捕まってしまう一方、麗華は李姚莉の代役女優として潜り込んで、相手役の池山大二郎(モデルは長谷川一夫ではなかろうが)に超高濃度の阿片を投入。一撃で虜にしてしまうその勢いで満映(満州映画協会)を篭絡し、合流した勇は李姚莉...
「せどり」する側から見た世界「せどり」というと、悪名高き「転売ヤー」のイメージもあるけども、本質は安く仕入れて高く売るという普通の商行為。本書はネットを利用しての「せどり」のノウハウを紹介する扱うマーケットサービスは、Amazonとメルカリ。Amazonは、単純に市場規模が最大であり、FBA(フルフィルメント by Amazon)という発送・梱包・アフターサービスまでを一括で引き受けてくれるサービスがある最王手ゆえに...
題材が面白いので、手にとって見た『満州アヘンスクワッド』は、1930年代の満洲国でのアヘン売買を巡る抗争を描くクライム・サスペンス関東軍に徴兵された日方勇は、戦場で片目の視力を失って移住した家族の元へ戻る。満蒙開拓義勇軍に転属されたものの、母親がペストにかかったのをきっかけに、アヘン密売を企てる。地元の青幇に売りこんだところ、始末されそうになるが、首領の娘である麗華に助けられて…というのが、序盤の...
前巻を読んだのが、4年以上前とかベトナムの泥沼化を招いた指導者層の決断を描くレポートの最終巻タイトルからして反戦運動に話が移ると思いきや、続いてジョンソン政権の文官、軍人の動きを追うものだった。
徳島市には関寛斎の石像あり戊辰の戦争は、蘭方医に数奇な運命をもたらす。鳥羽伏見の戦いに敗れた近藤勇は、江戸に帰り松本良順のもとで治療を受ける。その後も新選組に関わったことで、東軍へ身を投じて会津まで同行する一方、徳島藩の侍医・関寛斎は、藩が官軍に転じたことから、野戦病院の病院長を務めることとなり、くしくも良順と対峙することにそして、佐渡に帰らされた伊之助も、幕府瓦解の影響で職をなくし、横浜へと旅立...
まどかは阿弥陀如来<第10話 もう誰も頼らない>心臓病を患う暁美ほむらは、転校初日に保健係の鹿目まどかに連れられ、初めて名前で呼び合う関係に喜ぶ。しかし「ワルプルギスの夜」を迎えた時に、まどかも巴マミも失ってしまうその結末にほむらはきゅうべえと契約を交わし、タイムリープの能力を身につける2周目のほむらは、まどかを守ろうと積極的に魔法少女として頑張るが、まどかは「夜」に勝利するも、魔女になってしまう...
きゅうべえ「大人は説明しない!」<第7話 本当の気持ちと向き合えますか>魔法少女の秘密を知った美樹さやかは、きゅうべえをなじるが、もはや元の体に戻れず寝込んで学校を休んでしまうそこへ笹倉杏子が訪れて、さやかを教会跡に連れ出す。杏子は自らが魔法少女になった理由、教会を追放された父親が宗教指導者として復帰して欲しい願いだったことを告白する良かれと思ってやったことだったが、真相を知った父親は絶望して、杏...
さやかの家もでかかった<第4話 奇跡も、魔法も、あるんだよ>巴マミの死による衝撃から、鹿目まどかは朝食中に泣いてしまう。美樹さやかは空元気で明るく振る舞うが、幼なじみの上条恭介がバイオリンを弾けなくなった境遇と、魔法少女との願いを秤にかけて考えている授業後の屋上では、まどかが「あんな死に方したくない」と泣き、きゅうべえも無理強いはできないとして、「もうお別れだね」しかし、上条が医者からもう演奏はで...
あんまりこの手のアニメには、まったく手を出して来なかったのだが、一種のチャレンジとして見てみた『魔法少女まどか☆マギカ』は2011年に毎日系で放映された作品で、かなり反響になった作品と記憶しているなんの予備知識もなくも見たので、とっとと中身へ。どうやら、魔法少女物といっても、人助けというよりバトル物のようだが<第1話 夢の中で遭った、ような……>ヒロインの鹿目まどかは、白黒のオセロのような迷宮をかけ...