厄抜け

何とも年をとるのは早いもので、先日の節分をもって厄抜けをした。本来、厄だとか言う迷信（！？）じみた物は信じないから、厄抜けもなにもないのだが。しかしながら、厄入りから厄抜けまでの期間、骨折二回、手術一回と、いわゆる厄だったようだ。又、四十代に突入する辺りから最近までの間には、喜びや反省など心の中の変化も多くあったように思う。生活習慣や年齢的にくる身体の贅肉やサビと同じく、心にも四十年の垢が溜まり心境にも変化をもたらしていく。本来の厄の意味は解らないが、自分なりには学びと共に理解できた事も多い。未熟なりにも何かが解った気がする。これからが本番！と、気合が入る。厄抜け

成長

タネをまいて、小さな芽が出る。やがて、その芽はスクスクと育ち、やがて大きな葉をつけ太陽の光と水分をたくさん吸収し、大きな花を咲かせその魅力を開かせる。開花とは良くできた言葉だ。小さな芽は、自身の小ささから吸収力も小さいが、大きくなるに連れ吸収力も増えてくる。人の成長も同じことが言えるようだ。成長するに連れ、植物が多くを吸収するように、物事に対し多感になり、気づきが増えてくる。その気づきが、又次の気づきを誘い込む。下積みが多ければ多いほど、成長過程の肥料となり開花された時、際立って見えるものだ。もっともっとと、応援したくなる。成長

ウソとプライド

プライドも必要だが、プライドを保つ為には当然その実力が必要だ。自分のプライドの殻を破れない限り、本物のプライドは持つことはできない。まして、プライドを保つ為にウソをついてしまっている。そんなウソは、瞬間で見破られ益々プライドの殻に籠っててしまう。見えてもないのに見えたと言い、聞けてもないのに聞いたという。解っても無いのに、解ったと言う。見えてないし聞こえてもいない、まして解ってないことは自分では重々承知なのだ。そこにウソをついている内には、信頼どころか信用すら出来ない。ウソのないプライドを持った人も、その逆も見抜けるものだ。ウソとプライド

入院

特に必要も無いらしいのだが、大腸内に出来た小さなポリープを摘出するべく一泊入院した。どうしますか？除けますか？置いておきますか？と聞かれて、軽い気持ちで除けておきましょうと答えて今日に至ったのだが、その割には、色々と仰々しい書類にサインをさせられた。自分では病気でもないのに‥程度の気持ちだが、病院に居るだけで病気になった気がする。入院部屋の廻りからは、辛そうな人の声や、良くわからない電子音が多く聞こえてくる。病気をなめてはいけない！明日は我が身！と痛感する。忙しくかかって来る仕事の電話が、気を紛らわしてくれる。仕事ができるという事がありがたい。大きな力を与えてくれている。入院

進化

新しい物好きの私の手元に、新iPadが届いた。iPadは、初代のタイプを使っていたのだが、カメラと外出先でのネット接続が欲しく今回の購入に踏みきった。新しいアイテムは仕事や遊びに多くの変化をもたらしてくれた。必要だから手に入れるのではなく、手に入れて便利を追求すると言った一見本末転倒のような使い方だ。iPhoneやAndroid携帯なども、何が出来る？と言う状況で購入する人も多いだろう。IT業界の進化に人間が付いて行っているといっても過言ではない。我々が仕事をする上でも、同じことが出来るのではないかと考える。メーカーではない為、商品開発はさすがにすぐには無理だろう。しかし、サービスや仕組みなどはいくらでも提供できる。待つ商売や、価格競争ではない自社の差別化がまさにそれだ。思いを形や仕組みに反映させ、お客様に感動...進化

責任

我々は日々の経済活動によって収入を得ている。当然、その経済活動には責任が生じる。当たり前のことだが、その当たり前の事を出来ない人がいる。5W1Hと言うが、物にはすべて期日やコストや理由があるのだが、それのどれかを忘れているのだ。ひどい場合は作業のみを認識し、その他は何も考えていない。そう言う人は、逆に言い訳は無限に出てくる。過ちやミスを理解しつつ認めないのだ。ひとつの仕事を完成さすには多くの人や業者の協力が不可欠だが、その中に上記の無責任者が一人でも混ざれば、全ての苦労が水の泡となり、フォローする為に何倍もの苦労が必要となる。我々が責任を持って仕事を果たす上で、協力者や協力業者の選定は慎重に行わなければならない。それもまた当然なのだが、当然のことを再認識させられる事態が起こるのだ。責任

成長

入社内定の新人が研修入社して三ヶ月程が過ぎた。最初は何をするにもおどおどしていたが、ここ数週間でずいぶんとしっかりとしてきたように思う。すべてが新しい環境の中、期待と心配をしながら見守ってきた。本人の持つ明るさや器用さなどの個性も、慣れない環境では当然発揮されない。しっかりとしてきたと感じるのは、まずは環境に慣れたと言う段階なのだろう。一旦慣れれば、純粋に本人の才覚で成長するためのスタートラインに立てたと考えて良いだろう。ゆとり世代と言えども、若者の成長のスピードはきっと早く、新しく様々な視点を持って頑張ってくれることだと期待している。できる限りいい環境を作ってあげて、彼の成長の役に立ってあげたいものだ。成長

思考回路

日々の仕事は慣れと共にスピードを増すことが出来る。同じ動作や作業でなくても、経験自体が次のステップの予測や起こりうる問題点の予測が出来るからだろう。では、専門外のことに関しては経験がいきないのかと言うとそれも違う。考えることはある一定共通している。経験を積んだ自信が、他のことにでも自信として良い作用を起こす。では、その逆はどうだろうか。自信がない者は、はじめから考えることを諦めている様に見える。決っして考えていないのではないが、課題や問題を自分のものとして捉えていないのだ。結果、誰かに頼ることに慣れ、益々悪循環に陥ってしまう。仕事を含めた人生の楽しみとは、それだけではないが、達成感の味わいをいかに多く経験できるかだと言っても過言ではないだろう。目の前に起きた問題や課題に対し、よし！自分の出番だ！と、捉えるだけで...思考回路

後遺症

今日は朝から全身が痛い。普段の生活では使うことのない筋肉やスジを昨日のヨガで刺激したせいだ。人並みに動かない体が、人の何倍もの痛みをはっしている。体の使い方をきっと間違えてるのだろう。又、健康な生活を心がけていればこうはなっていなかっただろう。健康とは健康に生活することだ！と何処かで聞いた事があるような言葉が、頭をよぎる。実感を持って、言葉を理解した。今年は少しでも健康になれそうな予感。後遺症

ヨガ

ヨガに行ってきた。初体験ではないが、およそ二年ぶりのヨガ。同年代の男女やそれ以上の年齢の方々とレッスンを受けたのだが、我ながら自分の体の言うことのきかなさには、驚きを通り越して呆れてしまった。他の生徒さん達は、通い慣れているせいか辛い体制のポーズも何とかこなしているのだが、自分はほぼ全部が出来ない。肋間神経痛は痛むし、筋は痛むし、余った贅肉が邪魔になるわでヨガどころではない。挙げ句の果てには吐気までもようす始末。普段いかに決まった姿勢しかとっていないことを痛感させられた。一方で、最後の最後にはクールダウンする時間が設けられてあり、意識して力を抜いたり心を空にするといった経験もさせて頂いた。これは出来た。ストレスを開放するにはピッタリの貴重な時間だった。今後も、時間の許す限り参加してみようかと、今は思っている。明...ヨガ