Togetter: 発達障碍持ちの元汚部屋住人として、ゴミ屋敷・汚部屋に思うこと

お久し振りです。 汚部屋とゴミ屋敷について、最近Twitterで呟いたものをまとめました。『発達障碍持ちの元汚部屋住人として、ゴミ屋敷・汚部屋に思うこと』http://togetter.com/li/414713 Twitterアカウント

戦う物語の呪い。

｢安易な闘争風スタイルの選択｣は、｢私/我々は被害者である｣という心理的な雰囲気を得ると発動する呪いみたいなもんか。 火花ひとつで噴き上がって｢闘争している私/我々は正しい、ということを知らしめるのは正しい、ので大声出す正しい私たち｣とい

顔と地理と乗り換え。

以前Twitterで貼った、割とお気に入りの画像。 http://twitpic.com/4ximgo 色々な人に見せたが「目が上手く見られない」「あとで顔を思い出せない」というコメントが多く、もしかして私が人の目や顔をしっかり見られない

外から見ての「平気」って価値がないこともある。

昔々、「お前なら目の前で人が死んでも平気だろうね」って言われたことがある。 後から考えると、どうやら私はその人に馬鹿にされてたというか蔑まれてたらしいのだけど、その人にとっての「平気」っていうのは単にその場で動揺を表したり泣いたり慌てたり

趣味としての、目的としての攻撃。

気持ち良さそうに人を罵る人や、「罵ることができる自分」が好きでそこにレゾン・デートル見出してるんだろうなあというのが見えてしまう人の、ある意味でのピュアさ・狭さ、というものを悪魔だと思う。 単に外から憑いているのではない。自分で産み出し、

感情的な報酬のこと。

私は褒められることには無感動だった。問題が無いということだから。 間違いを注意されたり叱られたりしないのであればそれで安心し、そこで話は終わって、褒められたことに対して反応して見せようという発想がさらさら無かった。 「褒めると喜ぶだろう」

上手じゃないピアノ演奏がどうしても許せない話。

私の好きな曲をド下手に弾いた動画が全世界に公開されてる、というだけで忽ち不機嫌になってしまうので、ようつべでサムネ見て明らかに宅録っぽいと思ったら意識的に避けている。 ピアノ曲ではほぼ打率十割で不機嫌スイッチを踏み抜かれてしまう。 他の楽

「友情」の儀式がくそうぜえ。

相手がどんなことを言うか七割方分かっていて、それが自分の趣味に全く合わないと分かっていてもなお、慰めてもらいたいと思うだろうか？ そんなに参っている時に、来るかどうか分からない三割に賭けるような余力は私にはない。 逆撫でされるだけだと分か

評価/批判から逃れられる人間はいない。

軽薄なことを言うくらいなら無関心の謗りを受けようとも黙っていたい、と思うこともあるし、逆に、軽薄と言われようともとにかく何か言及し続けたい、と思うこともある。 読み方こそ人より不正確だが、私はいつも「空気」に圧されている。 評価/批判から

差別被害を叫ぶ者が差別していることもある。

「私に辛く当たる奴は差別主義者で最低だから、私はそいつを差別中傷してやる。こんな酷いことされたんだからそのくらいの報い当たり前だよね！思い知れ！」みたいなの時々見るけどどういうことなの。訳すると、 「私を受け入れない奴は例外なく人に非ず」

言い負かすことが目的か？情報整理能力の向上が目的か？

生半可なディベートのスキル、或いはそれっぽいと本人が思っているやり方、を、益のある議論をするためではなくただ相手を打ち負かすための道具として振り回す人たちを、もう何年も、そしてこの一年は特にたくさん見てきたわけである。 ディベート教育は何

考え切れない。考え抜く力がない。

私はいつも「考え切れない」という点に物凄い苦手感を持っている。 これは、気になる情報量が多過ぎて考え切れないという意味ではなく、単純なことでも一件のことについておしまいまで考え抜くことができないという意味。 処理し切る前に気が散るのか、処

発達障碍の診断名って用語の統一が全然ないですよね、っていう話。

ある時、立て続けに以下のような文章を見た。 「アスペルガーは自閉症に似ている(でも別ものである)」 「アスペルガーのうちIQが特に高いのがギフテッド」 「ADHDは広汎性発達障碍の一つなので自閉症の仲間」 それぞれ別の場所で見た。 ネット

健常者と障碍当事者の視点が混ざる。

健常者として集団/社会で過ごす選択肢(周囲に障碍当事者と認識されずに過ごすオプション)があるかないかで、同じ障碍者でも持ってるアングルは随分違う可能性がある。 私は前者で、大人になるまで健常者として生きてきた。 この分裂した視点を統制下に

「思ったんだからしょうがないでしょ、言ってもいいでしょ」は通用しない。

日常レベルにおける『他人のダメなとこ症例報告・対策会議』と『陰口』の違いについて考えたことがあった。 出席者全員が被害当事者かどうか、 『語り口』が無駄に侮辱的ではないか、 そして一番に重要なのは『今必須の話題かどうか？』ということかな。

人間関係とは。

良好な人間関係は、いかにバランスよく与え合うかで支えられており、バランス(空気)を守るためには、与えるもの(承認・賞賛)は虚偽(お世辞)でも構わない。 何故嘘をついても赦されるかと言うと、良好な人間関係を保つことは善で、相手の気分をケアし

ギフテッド、解釈モデル、QOL、環境、など

自分はギフテッドなんだろうか違うんだろうかと、最後に考えたのがもう年単位で昔のことになった。 割とどうでもよくなっている。 ギフテッドなんじゃないかと言われたことが無い訳でもない。 WAISのスコアは128で、私が俗に言う文系・芸術系傾向

所属したい。

随分長いこと更新をサボっていた。 また少しずつ溜まった記事を投稿していきたいけど、続かない気もする(笑) ＊ ＊ ＊ 小さい頃『誘拐されたい願望』みたいなものがあって、それは自分と世界の遠近感がまだ分かってないために(自己意識

疑い癖。

大学で私が一番好きだった先生が、情報と英語の先生だったのは、やはり、言葉のフォーメーションではなく言葉の意味そのものを取り扱う講座の先生だったからなのかも知れない。 或いは情報そのものと、表現時のその曲げられ方について、考える講座だったか

素人判断は危ないねって話。

「＊＊ができるなんて自閉症/AS/発達障碍では有り得ない」と簡単に言う人は、発達障碍の恐ろしいばかりの多様性を知らないし、知能がどれだけの仕事をするものかを知らない。 勿論限界はあるが、バイパスを作ることに特化した高知能をあまり舐め切らな

乙武さんの言葉を読んで考えたことなど。

昨夜から、これ(1)を読んでこんなこと(2)を書いていた。(1) Togetter: 「不幸」の烙印を押さないで http://togetter.com/li/198105 Twitterで乙武洋匡氏が書いたポストをご本人がまとめたもの。

コミュニケーション、からの。

意味とコミュニケーションの齟齬を無理矢理例えると、私にとって大事なのは何級の何という艦がいるか、しかし世間にとって大事なのは陣形であって中央にいるのが戦艦陸奥だろうが手作り筏だろうが関係ない印象。 飴かどうかではなく飴があるとして振る舞う

THE INTERVIEWSに登録してみた。

九曜ですがなにか。 http://theinterviews.jp/navagraha_ なんか流行っているようだったので。 Twitterと同じID/名前でやっているので「ミドリ星」ではないですが、私です。 メールフォームの代用に使っても

THE INTERVIEWSに登録してみた。

九曜ですがなにか。 http://theinterviews.jp/navagraha_ なんか流行っているようだったので。 Twitterと同じID/名前でやっているので「ミドリ星」ではないですが、私です。 メールフォームの代用に使っても

綺麗な障碍者像が欲しい人もいるんだろう。

私は、アスペルガー症候群を持つこと、自閉症であること、ADHDを持つこと、発達障碍者であること、障碍者であることが、人間性の善さや人格の高貴さと因果関係を持つとは思っていない。 だから、 「ピュアで世間ずれしていない自閉症者こそ社会に必要

『癒し』って簡単に言われるとイラっとする件。

ネガティヴに考えても自分が不幸になるだけだよ自分を愛してあげなよー気付きって大事だよw とか頭沸いたこと言って改行まくりのポエム書きながらスピリチュアル癒されるーとかほざく輩はその口焼き潰して二度と私の周りで喋るな。 傷を直視しないで表現

未発達/異種。

自分のあれこれが『未発達』なのか『異種』なのかについてはたまに考えることがある。 どちらにしろ、世間の中での機能的な意味では『異種』としておいて構わないように思うが、その内容はどうなのか。 未熟なのか？ 別物なのか？ これは目的地を考える

私は多分最優先患者じゃないので。

「ソーシャルスキルくらい『学習』したよ、そりゃ完全じゃないけど。生きてるだけで問題が殺意を持ってぶつかってくる。不快だから解いた。退避できない状況で防御もしないなんて悪手だろう？ 私は別に物凄い馬鹿って訳じゃないんだから。数を稼げばパター

障碍名が蔑称化してる件。

しかしまあ、好き放題、都合のいいように解釈されて無意味に使われているよなあ、自閉症とか、アスペルガーとか、ギフテッドとか。 単なる障碍名を何の抵抗もなしに蔑称として使える神経って、要するに「私は考えることをしません」宣言に近いものだと思う

努力できません。

ナイフ一本持って密室に籠もり、自分の身体を解体して無意味に死にたいような感じ。 閉じているはずの身体が傷口をあけて空気に曝されているような、例外的な寒さ。 (心配の言葉は要らない。あれ以来、本格的な希死念慮を生じたことはない。あの時でさえ