テストはペーパーではなく、タブレットに変わっていた。前回の検査では「どうせなら満点を」と予習していったので、100点満点が取れた。もちろん、認知症テストだから、満点を取ったところで褒められた話ではない。普通なだけかもしれない。問題の出題範囲はあらかじめ分かっているので、今回も予習をして臨んだが、思わぬ誤算があった。テストは下記リストからひとつのパターン(16の絵)が示されて、それを全部記憶することになっている。テストでは絵を4枚ずつ、4セット(16枚)見せる。予習ではリストの全部を記憶した。4枚の絵ごとに物語を作っておけば、ひとつを思い出すと全部が出てくる。上の絵の例では、「包丁で割ったかぼちゃを馬に食わせていたらカブトムシが群がった」という物語である。前回の検査時に表の全部にこの物語を作ったから、今でも...認知機能検査は通ったが・・・