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音系戯言 https://kenzeeybb.blog.fc2.com/

偏見に満ちた音楽観を好き勝手にレビュー。R&B、ソウル、ロックンロール中心です。暇つぶしにどうぞ!

あくまで自己保有音源整理の為と、流行のブログウェーブにのった自己満足系。黒人系(R&B・ソウル・Hip Hop)とロック中心っす。リアルな音はココにある!!  仕事しながらでも、車に乗っても、ず〜っと音楽聴いてないと気が済まん人種の方々。そんなジャンキーの為のアルバム紹介です。でも自分の偏った趣味嗜好に基づいたもんですので、お許しを。

ezee
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住所
市川市
出身
京都府
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2008/06/14

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  • Love All Serve All / 藤井風 * 2022 Universal

    オフィスっぽい部屋でのリラックスしたライヴ演奏がたまらないNPRプログラム「タイニー・デスク・コンサート」。今までも、アイズレー・ブラザーズやらベイビーフェイスにタワー・オブ・パワーからテデスキ・トラックス・バンドなど、最高の演奏が楽しめましたが、先般、日本版がオンエア。その第1弾が日本が誇る大リーガー級、藤井風でした。これがまた、録って何回も見ちゃうほどの、ラフながら激グレイトなパフォーマンスで、...

  • 丸 / ゲスの極み乙女。 * 2022 Warner

    たまに皆に食通ぶってみせるものの、じつはどんな料理でもニンニクさえ入っていたらほぼ100%「これは美味い!」と言っちゃうほど、たいしたグルメ舌を持ち合わせていないのがホンマのところ。ヒット曲にもよく似たことがあって“Just the Two of Us進行”と呼ばれるグローバー・ワシントン・ジュニアのヒット曲と同じ構造を持ったコード進行は、なんやかんやいっても大好物です。カーティスの“Tripping Out”やアイズレーズの“Betwe...

  • Make Way for Dionne Warwick / Dionne Warwick * 1964 Scepter

    去年からなんとなくバカラックを聴くことが増えてますが、素養のあるプロ集団が創り上げたポップ・ミュージックはやはり素晴らしいと再認識しています。ホント、構成からアレンジまで造形美といえるスマートさ。ハル・デヴィッドとのコンビで数々の名曲を送り込んだバカラックが、60年代初頭に惚れ込んでデビューさせたディオンヌ・ワーウィック。自分が高校の時のガールフレンドが、なぜかディオンヌをコレクションしていて渋い女...

  • Scratch / The Crusaders * 1974 Blue Thumb

    急に暖かくなって、いよいよ4月。で、ドラマ“ふてほど”ロスです。80年代の無茶苦茶さと、現代の極端なコンプラとの対比が最高でしたが、やっぱ寛容が肝要です。んでもって今日はエイプリル・フール。嘘であってくれと嘆きたい事が多い、今日この頃。ほんまロクなことが無い日々ですが、前を向きます。苦悩も多い中、プロ野球も開幕で阿部ジャイアンツが勝ち越しスタートなのが唯一の光明です。一方、紅麹サプリの健康被害も気に...

  • Full Moon Fever / Tom Petty * 1989 MCA

    先週後半よりまた再上昇となった30年ぶりの高水準の株価。とうとう未踏の領域、40,000円台に突入です。マイナス金利解除に春闘賃上げも伴って、実体経済も好循環になると信じて1989バブル期の名盤をまたチョイス。私見で申し訳ないのですが、ストーンズの復活は盛り上がった年ながら、総体的にはロック新譜がホンマにしょうもなくなってきた時期。クラプトンのBad Love入ったやつも、張り切って買いましたが面白くなかったし、ブラ...

  • 甲斐バンド・ストーリー (Singles) / 甲斐バンド * 1979 EMI

    しっかり聴いてはいない甲斐バンド。でも小学生の頃から知ってます。なんといってもインパクト抜群だった、司会者との会話無しを条件に出演した79年ザ・ベストテン「HERO(ヒーローになる時、それは今)」。もう学校でも真似するヤツ続出で、CMソングでもあったので大ブレイクでした。セイコーのCMのカッコよさも絶大でしたが、歌詞のインパクトが凄かった。“今が過去になる前に明日へ走り出そう”なんて言われたら小学生は鼻垂らし...

  • Live At The Wiltern / The Rolling Stones * 2024 Mercury

    いよいよ来月からスタートする2024年北米ツアーを控えるザ・ローリング・ストーンズ。大谷選手かストーンズを観にアメリカに行きたい気分です。昨年の充実新作も加えたセット・リストが楽しみなところですが、20年前の40周年ツアーのライヴ盤が今週登場。このツアーではスタジアム、アリーナ、シアターと会場を3種のサイズに分け幅広くマニアックな選曲も話題でした。日本では大阪(←行った)、東京ドームに、シアタークラスは武...

  • グッバイ ブラザー / もんた よしのり * 2024 Universal

    先日ゆかりの人達も集まり、地元神戸で生前の音源とバンドもシンクロしたフィルムコンサートが開かれた、もんたよしのり。ブラザーズ時代の仲間、高橋マコトやマーティ・ブレイシーも駆けつけた姿をニュース映像で観ました。ベーシスト六川正彦が、突然電話をかけてきて“マー坊、演るで!”と説き伏せ、名盤“OnThe Border”や“ハレルヤ”を一緒に録った話もしていて嬉しかったです。マーティは別バンド時代に、ディスコで突然セッシ...

  • Smoove / Full Force * 1989 Columbia

    80年代後半といえば、ニュージャック・スウィングやヒップホップの隆盛による、New R&Bの黎明期。ちょんまげ頭の人と散切り頭の人達が混在する明治初期のような状態。自分もコノ時期に掘りまくっていたジェイムス・ブラウンのHip Hop界隈への影響の凄まじさは強力極まりないものでしたが、このサンプリングによるビートの再構築もあり、時代とのシンクロを見せた“I'm Real”の劇的な素晴らしさは、一気にJ.B.を最前線の人へ引っ張...

  • You Better Believe It! / Various Artists * 2004 Warner

    Z世代中心に再び脚光を浴びているといアナログ・レコードにカセットテープ。日経の記事にもなっていて、注目の高さに少々驚きです。オッサン視点でいくと、やはりひと手間かけて聴くという面倒くささが、逆に真剣に耳を傾けるのに良いのかも。サブスクとかでチャチャッとイントロさえ飛ばして聴くってのは音楽を冒涜してる!とビッグモーター会長も言ってました(←嘘です) アナログは飛ばして聴くにも手間がかかるから、結局ち...

  • Zapp Vibe / Zapp * 1989 Reprise

    株価史上最高値を記念して、バブリーな時代の名盤をさらに紹介。'89年の街では、当たり前のように咥え煙草に、ソバージュ、ワンレン、ピンダイ(←ピンキー&ダイアンのこと)、ボディコンって感じの人達がどこに行ってもいました。コレほんまです。バブル期主流だったユーロ・ビートは横目に、私もJ.B.やオールド・ファンク等を通じてようやく80's BLACKにも触手を伸ばし始めた頃です。学生時代には、まだ心斎橋にあった頃のクラ...

  • What You Need / Stacy Lattisaw * 1989 Motown

    連日、3万9000円超えで史上最高値の日経平均株価。なかなか物価高もあるし、実感ないやんかってのが街の声ですが、そらぁ他国からの投資が日本とアメリカに集まってるだけなのでそうなります。絶対リスクありますから、気をつけてください。やるなら分散投資商品に留めるのが懸命。ただ商況的には高級品は活況、二次流通の活性化もあり、ガンガン売れています。そんなことで、バブル期1989年。私は大学生でしたが銀行の皆さまも...

  • Diamond Nights / Hummingbird * 1977 A&M

    はっきり言って最近、ろくなことが無い日々。職場宴会でもヤケのアルコール注入で気分転換しながらってところですが、なんかスキッとせんなぁってところです。そんな中、残念ながら天国へ旅立ったというニュースが入ってきたボビー・テンチ。最近、すっかり忘れていましたが久々に彼の声が聴きたくなりました。ティーンの頃に初めて聴いたボビーの歌声はJeff Beck Groupの“Going Down”。今もセッションでよく取り上げられるコノ...

  • After Hours 3 Northern Soul Masters / Various Artists * 2005 Warner

    冬も終盤。ファッションは既に春のローンチです。自分は動きなしですが、横浜や大阪でまた新天地となる人も決まるなか、5年前に名古屋でジョインした友ともお別れに。早速、コロナ前に呑んだ店と同じ串焼き屋で惜別の別盃。でも厚生省飲酒ガイドラインを無視して呑み膨らんだお腹には気休めのジムも欠かせません。ポカポカ陽気にリズミカルでシンプルなメロディをお供に脂肪燃焼です。ここは、軽快なビートのノーザン・ソウルに...

  • Band on the Run / Paul McCartney & Wings * 1973 Apple

    30歳そこそこで、こんなパーフェクトなアルバムを創っちゃうんポール・マッカートニー。卓越したコードワークにメロディ・センス、おまけにマルチ・プレイヤーと、技量的には他のビートル達からすれば頭一つ抜きんでた感じ。ポップな才能を磨きながらも、しっかりロックン・ローラーとしての側面も維持してるのが憎いです。ところが、どんどん色々なことができてしまうもんですから、関係者は勿論、リスナーまで置いてけぼりにな...

  • Action Speaks Louder Than Words / Chocolate Milk * 1975 RCA

    冬のゴルフも晴れたら気持ちエエやんかってことで、スコアは酷いものの少しだけでも軽快ショットも出たのでまぁええかと。そんな中、あれよあれよと2月14日に向け大きな盛り上がりとなってきたショコラ・イベント。皆さん、自分用や家族や友達と食べるかこつけイベントへ変化してきてます。面倒な義理チョコはフリーアドレスな職場への移行も進んで、だんだん消滅の気配。。面倒なのでこれは大歓迎です。少し値段は高くても、美...

  • The Gospel Of The Blues / Sister Rosetta Tharpe * 2003 Decca

    先頃、ニュースを見てたら正司歌江さんがご逝去と聞いて、かしまし娘等が築いた音曲漫才の全盛時代を思い出しました。今もどぶろっくとか音楽も使ったネタで面白いのがありますが、昭和の頃は本当の意味で基礎がしっかりした芸人が多かった気がします。自分が小学生くらいにTVで親しんでいた、宮川左近ショーや横山ホットブラザーズなんか、歌も楽器も上手かったですが、鮮明に覚えているのはアケスケな自虐ネタも相当おもしろ...

  • Liberty Soul Survivor / Various Artists * 1991 EMI (Liberty)

    しばれるねぇ。冬は寒いからみそするがぁ美味いだよねぇ。ってことで、あまりに寒い雪となり、外出するのも止めてオオグソクムシの如く殆ど動かず過ごしました。そして“味噌汁”のように心身を芯から暖めてくれるのは、やっぱ風呂と熱いソウルミュージックです。最近、購入したお気に入りの風呂グッズBluetooth防水スピーカーと共に、長風呂で楽しんでます。そこで今日も、聴き倒してのぼせかけたのが学生時代に購入した古い日本...

  • From the Depths of My Soul / Marlena Shaw * 1973 Blue Note

    ぐっと冷え込んで雪模様の休み。近々はスキャンダルやコンプライアンスに対する報道もやたら多いですが、昨日は我が職場でも個人情報に関する危機管理案件が突如発生。面倒くさいことにフタをしてサッと済ますことも頭をよぎりましたが、メンバーにも先読みした虚偽は一切無しで報告してくれと、軋轢と長期戦を覚悟で指示。結果、クライアントにも快く理解を得られ、やはり倫理観や正しい初動が肝心と痛感です。ヘロヘロに神経...

  • Heart, Mind and Soul / El DeBarge * 1994 Reprise

    いつも興味深い内容で惹きつけるスポーツ紙Numerの記事。今やWebがメインですが、そこにある野球コラムはドラマチックで本当に面白い。今、連載の“巨人軍と落合博満の3年間”も、色々と批判も多かった晩年の落合氏のカリスマ性をしっかり描いています。特に1994年、球史に残るナゴヤ球場での、あの劇的な10.8優勝決定戦に至るまでの記述は当時の興奮を思い起こさせてくれます。40歳での衰えやケガでの不振も指摘されつつあったス...

  • Born Into the 90's / R. Kelly & Public Announcement * 1992 Jive

    世間を騒がせているダウンタウン松ちゃんの性被害疑惑の文春記事。水ダウはじめ、雑談を追求した番組や、大喜利系の番組など楽しみによく見てますが、暫く見られないとなると誠に残念。高校生の時に見た“今夜はねむれナイト”の時からホンマにずっとおもろかった人です。本当に女性が被害意識をもったレイプならアウトですが、裁判ではっきりさせてまた楽しませてほしいです。辛坊治郎氏が言うように「文春は嘘ばっかでロクなもんや...

  • Cool Relax / Jon B * 1997 Epic

    無謀な思いつき企画に付き合わされ、イライラが募る日々。シルキーなR&Bで内面から整え直しです。ここは90年代のR&Bでの最重要人物ベイビーフェイスの後ろ盾で登場したジョンB氏。この頃は、童顔〜ジョンB〜トニー・リッチ〜アフター7っていう鉄板メロウR&BリレーでカーステMDを作ったりしてました。白人でありながら、童顔マナーの絶妙な配球でシーンに立ちはだかったジョンBの功績は今も色褪せません。時に師匠超えとも思わせ...

  • Mystic Dragons / Blue Magic * 1976 Atco

    年明けから、災害やスキャンダルと不穏なニュースが続きます。被災地、大変な北陸地方の方々は寒さも増すなか、なんとか乗り切っていただきたいものです。そして辰年となる本年。日本経済も昇り龍の如く、上昇気流にのっていきたいもんです。龍といえば、子供の頃にチャリンコで集まって、いつもたむろしていた駄菓子屋の近くにあった神社拝殿にでっかい木彫りの天井龍がありました。敷地内に空き地(←今は駐車場)があり、放課...

  • Reflections / 寺尾聰 * 1981 Express

    賀正。元旦早々の能登地震は心配ですが、早く収まることを祈ります。初詣&おせちと、お正月気分も僅かだったものの飛び飛びでまだゆっくりはしてます。でも去年、働き出した息子なんか12連休って、勤労の義務を忘れよるんとちゃうかと心配です。青山学院のぶっちぎりTOP(←銀蝿じゃない)で終えた箱根駅伝も終り、親父はそろそろ仕事モードにせなあきません。今の職場で、74回大会時に出場したランナーがおるんですが、マジ死に...

  • 1967–1970 (2023 Edition) / The Beatles * 2023

    フラフラしてるうちに2023年も終わり。今週〆も岐阜で忘年会、味があってエエ街です。柳ヶ瀬ブルースを口ずさみながら、明宝ハムを肴にくだらん話でご満悦です。そこでも話題になったのが、人類にとって大きな変革となりそうな本年躍進の生成AI。もう既にフェイク・ニュースやら、倫理感無視の悪用も恐ろしいところですが、アカンと分かっていても色々聴いてしまうAI活用による夢のカヴァー曲の数々。本人の意思無視の、夢のカヴ...

  • Never Like This Before: The Complete 'Blue' Stax Singles 1961-1968 / William Bell * 2022 Kent

    クリスマスです。コロナ明け、行動制限無しの久々のクリスマスってことで、街はツーリストの方々含め、なかなかの活況です。インフルエンザの猛威もありますが、消毒液&マスクがマストやったのも半年が過ぎてすっかり忘れて、あちこちで忘年会では下世話な話で賑わってます。昨日あったのが、この3年間マスク美人が多かったって話で、マスクをしない素顔になってガッカリした人も何人もいるっていう酷い話で、おおいに盛り上がっ...

  • Live at Racket, NYC / The Rolling Stones * 2023 Polydor

    傘寿ロック。キース・リチャーズ、御年80歳となられました。一番、真っ先に死ぬと言われてた男が生きる伝説となりつつあります。ミックと共に大台到達ですが、本年10月のNYC最新ライヴも登場です。ライヴ・ファミリーともなったスティーヴ・ジョーダン(ds)に、お馴染みダリル・ジョーンズ(b)、マット・クリフォード(Key)に加え、Trin-i-tee 5:7のシャネル・ヘインズがリサ・フィッシャー、サシャ・アレンと続いた女性コーラ...

  • Live 1976-1998: Tonight's the Night / Rod Stewart * 2013 Warner

    まだなんか暖かい12月。熱いライヴでシャッキっといきます。学年で言ったら、ミック・ジャガーのひとつ下のロッド・スチュワートです。もうすぐ79才ってことで、よく考えるとコノ人もまだ現役ってことも凄いことです。ロン・ウッドの相方ってイメージがいまだにありますが、ライヴ・パフォーマンスも素晴らしく日本でも数々の人達に影響を与えた人。ライヴ盤もフェイセズ時代やソロ82年作があったものの、ストーンズに比べると少...

  • ALIVEⅡ / KISS * 1977 Casablanca

    先ごろ、最後のコンサートをNYマジソン・スクエア・ガーデンで終えたKISS。ほんまに最後か!?と思わせるところもありますが、今後はアバターの分身が音楽活動していくってことで、なんかよく分かりませんがヴァーチャルの世界ではフレッシュなKISSが存在し続けるっていうことです。重たい衣装やメイクアップ、仕掛けと完璧なショーを提供してきたので、70才越したら体力的にキツく、ショーマンシップの意識高いジーン・シモンズなん...

  • Gaucho / Steely Dan * 1980 MCA

    超完璧主義のレコーディングで、生音時代の頂点を極めたスティーリー・ダン。元々オーディオのリファレンス音源にされるくらい、高音質のアルバムでしたが、ドナルド・フェイゲンが監修リマスターのヴァイナルがリリースも本年話題です。元々バンドでスタートしながらも、ウォルター・ベッカーとのコンビ・ユニットとなって凄腕ミュージシャンを曲に寄って使い分け起用し、パーフェクトなアルバムを創っていた時期です。自分が...

  • Special Forces / 38 Special * 1982 A&M

    さぁ師走。ほんま、短い秋でした。ホリデー・イベントとかも仕掛け、まずまずの成果も残せてますが、さすが生産年齢人口比率の高い愛知県。そもそも自動車産業の皆様の金廻りが良いこともあって、エゲツない円安での値上げにもついて来てコロナ前の数値を弾き出してます!そんななか、フフフん♪とTOTOとかのアーリー80sを最近に聴いてたら、なんとなく思い出してきたのが当時のヒットチャートの音楽。ベストヒットUSAとかFMなんか...

  • Toto Ⅳ / Toto * 1982 Columbia

    早いけど、もう一発目の忘年会。鶏すき鍋でしっかり満足です。去年までは5類移行前で少し気を使ってましたが、晴れて10人以上の宴会で張り切ってイチビれます。カラオケもBiSHに、リップスライム、レディオガガ、ジャニーズ改めスマイル・アップから桑名正博、松山千春まで放り込んで最高でした。やはり音楽は分かりやすいのがエエよねってことで、TOTOです。一部の偏固な人たちに産業ロックと揶揄されていた、80年代頂点の優秀...

  • Her Name Is.... / Elisha La'Verne * 1996 Cutting Edge

    ブラック・フライデーに、グリーン・フライデーまで登場。アメリカほどじゃないけど、日本もまずまずの浸透です。私も自社絡みとはいえ、喜んでファッションを購入です! なんか買わな損みたいな雰囲気は、ボーナス前の背中を押してくれて良いです。物価高騰のなか少しでも消費が盛り上がれば良いですが、気分上々のショッピングに鼻歌にしたいのが、軽めのR&B。今思えば大豊作だった90年代の垢抜けた音です。この流れがあった...

  • Mind, Body & Song / Jade * 1994 Giant

    普段は文句ばっか言ってて、あまり食べることのない芋。職場の女子達があまりに芋イベントを絶賛するので、ちょっと食してみようと買いに行くと、凄い人の行列でビックリしました。買えないと分かると、生搾り芋モンブランや芋きんつば等が、やたら食べたくなってきました。もうココは芋の代わりにスウィーツなR&Bです。黄金の90年代、やたら多かったのがガール・グループ。TLCやらSWVの成功があったからというのもありますが、...

  • replica / Vaundy * 2023

    絶対ハズさないあんちゃん、Vaundy。ポップ・ミュージックなんか原形を辿れば、皆おんなじやんかと悟り、それならば一級品のレプリカを創ってやる、として制作されたセカンド・アルバム。既に前作でも、様々なスタイルを自分のフィルターで昇華させて一級品を投入していましたが、ここに来てさらに高みへ到達です。一聴すると、普通の良質ポップに聴こえますが、計算したかのような“もう1回、リピートして聴きたくなるフック”...

  • Full House / 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション * 1979 Philips

    ああ寂しい。日本最高峰のレディ・ソウル、大橋純子さんも逝去されました。北島音楽事務所時代の仲間、もんたさんも先日永眠されたところなのに、この早い旅立ちに残念でなりません。1970年代より、素人が真似できない圧倒的な声量と歌唱力で活躍されていて、日本では貴重な“声の力”だけで聴かすことのできるシンガーでした。私事ですが自身が小学生の時、サザンの登場によって一気に興味が音楽に傾いた1978年。その時、かぶり付...

  • Step To Me / Force M.D.'s * 1990 Tommy Boy

    懐かしのN.Y.トミー・ボーイ・レーベル。ノーティ・バイ・ネイチャーやらデ・ラ・ソウルなどが所属していたヒップホップの名門でしたが、ヴォーカル・グループのコノ人等も忘れたらあきません。実は最近、若き日のバンド仲間であるオッサンDJ兼ベース弾きがTikTokでガンガン良質音源を上げていて、流石のセンスでした。私も含め、へんてこりんなパーソナリティの集まりでしたが、音楽と笑いのセンスは皆抜群やったんです。ほんでも...

  • Alfie / Music From The Motion Picture * 2004 EMI

    まだ興奮冷めやらない、ストーンズの活きの良い新作はなんと全英チャート1位を獲得。大袈裟に言うと、全人類に希望の光を与えた凄まじい作品です。例えテクノロジーのお世話になろうとも、80才の人達が創り上げたもので、現行チャートに登場するポップ・ミュージックを投入したという、この事実。しかも枯れたルーツ・ミュージック探訪やないです。ロン・ウッド加入後に完成形を見た、単に泥臭いだけじゃないポップ・ミュージック...

  • I Am The Moon / Tedeschi Trucks Band * 2022 Fantasy

    ムチャムチャ良かったテデスキ・トラックス・バンドのZepp Nagoya公演。7年ぶりに参戦です。私より少し年下のスーザン嬢も50代になって、少しフクヨカになりましたが相変わらずブロンドのべっぴんでした。ミニのワンピースでテレキャスを弾き、いつもの心地よい枯れ声で魅了です。そしてデレクの独特な指弾き&超絶スライドも絶好調で、観客も大喝采。12人編成の大所帯バンドも絶品で、半分が黒人ってゆうのもあってか、ホーンズ...

  • ハレルヤ / もんたよしのり * 1991 Sony

    もんたよしのりさんが急逝。またまた寂しいニュースです。激ハスキーとかっこいいハイトーン、説得力満載で独特の歌いまわし。日本のロック&ソウルでも唯一無二の存在だっただけに、あまりに残念です。神戸に住んでた学生時代、地元のシンガーでもあったもんたさんのライヴも行きました。石田長生氏とかも従えたチキン・ジョージ、震災後のメリケンパークで上田正樹や桑名正博などと一緒に開いたチャリティ野外ライヴ、ニューイ...

  • Hackney Diamonds / The Rolling Stones * 2023 Polydor

    これは凄いことですヨ。このザ・ローリング・ストーンズといまだに人生を並走できているとは!1962年のスタートから61年間、転がり続けているという驚愕の出来事に、世界中の人々が目の当たりにできているという現実。ついこの前に感じる前作の70才代の”ブルー&ロンサム”から7年、「まだ、ある」って言ってのは嘘ではありませんでした。しかも、前作はブルースのカヴァー・アルバムってこともありましたが、今回はオリジナル。...

  • Goldwax Recordings / The Ovations * 2005 kent

    素晴らしすぎる表現力に魅了され数多のフォロワーを生んだサム・クック。その第一人者として真っ先に思い浮かぶのがルイス・ウィリアムス率いるオヴェイションズです。1964年、サム・クックが亡くなった年に入れ替わりのようにメンフィスから登場してきて、多くの名録音を残しました。他にもウィリー・ハイタワーやアーサー・コンレイ、クレイ・ハモンド、ジェラルド・アルストンとフォロワーが存在しますがほぼ同じ喉の構造?と...

  • You Can't Keep A Good Man Down / Hank Ballard * 1968 King

    急にヒンヤリしてきた3連休、株価も下落。ちょっと心配な秋の気配です。ここは優秀ファンクで不安解消です。1950年代のR&B時代からヒットを飛ばしていた大御所、ハンク・バラード。ムチャムチャかっこいい大ヒット“The Twist”のオリジネイターです。若き日のジェイムス・ブラウンと敏腕マネージャーのベン・バートを繋いだ人でもありますが、60年代後半に人気が陰りだした時に手を差し伸べたのは逆にJ.B.でした。見事、J.B.プロ...

  • In The Slot / Tower Of Power * 1975 Warner Bros

    泣けました。原辰徳17年の監督稼業、お疲れ様でした。常勝の使命を託されたプレッシャーの中、男・巨人道。今季で潔く責任をとって辞任です。思えば要所々々で感動を与えてくれました。現役最終の1995年、怪我もあり松井・落合にレギュラーを追われながらも腐ることなく放った代打ホームラン。大声援の中でのお立ち台は皆がもらい泣きでした。また不本意な退任となった監督第1期で、本拠地セレモニーも無かった2002年阪神最終戦...

  • Super Funk4. / Various Artists * 2004 BGP

    なんや知らんけど疲れる日々。色々投資が伴う話し合いも、あちらを立てればこっちが立たず。簡単に丸くは収まりまらず、我田引水な輩が多いです。でも、しょうもない脅しには動じません。気ぃつけなはれやってことで、何も考えたくなった時はワン・グルーヴに浸るのが最適。1966〜73年に特化して選曲されてますので、洗練される前の泥臭いファンクのオンパレード。こういうなのが、神経使った日にはエエんです。もう、こうなったら...

  • Rumours Live / Fleetwood Mac * 2023 Rhino Warner

    中秋の名月。とはいえ、まだまだクソ暑い日々です。そんな中、黄金期のフリートウッド・マックの未発表オフィシャル・ライヴが突如登場しました。クリスティン・マクヴィーはもういないけど、これは嬉しい贈り物やないですか。やはり、この魅力的な3人のヴォーカリストを擁した時代のマックは最高です。月見バーガーも良いけど、こっちのマックも美味いです。 さて録音は77年8月、ロサンゼルス。なんせ最高なのがクリスティン作品...

  • The Live -Heaven And Hell- / The Street Sliders * 1987 Epic Sony

    なんと近所の鶴舞公園まで来てくれた復活スライダーズ。仲間のお誘いもあり、春の武道館に続いて、調子に乗って尾張にて参戦です!復活後のハリー、相変わらず昔には無かった愛想の良さでした。少しふくよかになった蘭丸もキャイ~ン天野並みの愛嬌でホッコリです。ストーンズの新作も出るし、スライダーズはライヴするしで、R&Rで活気づく秋の始まりです。ところで先日、ゆったりと近鉄特急ひのとりで乗車時に読んだ「Epic Sony...

  • Nutbush City Limits / Ike & Tina Turner * 1973 United Artists

    とうとう18年ぶりに“アレ”をものにした岡田監督率いる阪神タイガース。おめでとうございます! しかし投手陣軸に強かった今年のペナントレースですが、岡田語録も凄かった。こんな大阪的なあれやらそれといった代名詞が流行すること自体、痛快です。“はっきりいうて”と連発するわりに、“あれ”と遠回しにしつつ、そんなもん、結局そらそうよ。そうやんかと、かます岡田監督。ほんまにほんまでっせと言い続けた月亭可朝並みに素晴...

  • Music Box / Mariah Carey * 1993 Columbia

    同級生として、ずっと気になる人。マライア・キャリー。衝撃のデビュー作から、地位確立の2nd、ソウル・ファン歓喜のMTVライヴ盤に続いて登場したのが93年の本作でした。7オクターブの歌姫のキャッチコピーはともかく、華奢(←当時は)ながら地声を張り上げて歌ってたこの頃の美女マライア。大スターへの階段を上り詰めたのが90年代です。あれからはや30年、拡大記念盤が登場です。トミー・モトーラの過剰なコントロール、ウォル...

  • C album / Kinki Kids * 1999 Johnny's Entertainment

    BBCの告発放送から、国連の人権委員会の来日調査まで進み、一転して事務所も認めたジャニーズ性加害問題。所属アーティストへの偏見やCM降板、事務所名の継続是非、楽曲制作側であったシティ・ポップの重鎮にまで、大きな影響となっています。今までさんざん楽しんできたエンタメやアートに対して、それが人権や倫理を侵してまで得られた土台で制作された作品を認められるか?って議論も続きそうです。どうしようもない性癖や理...

  • Twist Party at the Roundtable / Carl Holmes & The Commanders * 1962 Atlantic

    軽症ながらひっそり激増中のコロナ第9波の罹患者。職場でも急遽お休みが続出ですが、ここで挫けていてはいけません。季節の変わり目で体調管理も大変ですが、なんとかノリきらなあきません!そんなことで理屈抜きのノリノリのダンス・パーティ・バンド。ギタリストであるカール・ホームズがツイスト・ブームの頃に投入した、マジ踊るしかない“押しの一手”となるR&Bの連続。一時、レア・グルーヴで70年代カール・シャーロック・ホ...

  • Waiting for Columbus / Little Feat * 1978 Warner Bros

    まだまだダルい夏の終わりに聴き倒したいのはライヴ盤。生演奏の醍醐味、心地良さ、といったらリトル・フィートです。音だけ聴いてたらニューオリンズのバンドって思うくらい、アメリカ南部の香り漂わせた人達でしたが、実は西海岸で結成されたバンド。中心人物ローウェル・ジョージの歌とスライド・ギターが売りです。サザンオールスターズが最初の頃に影響を受けたバンドとして有名で“いとしのフィート”って曲もあるくらい。ビ...

  • Just One Night / Eric Clapton * 1980 RSO

    台風も去ったけど蒸し蒸しの日本列島。先の交通網ストップの休日に、昼から飲みながら一日で読んだのが、「不道徳ロック講座」なる、普通の社会人の感覚からは乖離したミュージシャンの生活が赤裸々に記された本。ミック・ジャガーの性豪ぶりや、キースやブライアンといったストーンズ組の当時のドラッグ依存っぷりも、本人談を基にまとめられています。乱れた性や薬から優れたアートが生まれることもあるのでしょう。そこで性・...

  • American Stars 'n Bars / Neil Young * 1977 Reprise

    せっかくのお盆休みも台風週間に。近畿〜東海地方直撃で会社も臨時休業。2018年の関西直撃の猛烈な台風はイカつかったですが、今回も少し恐怖です。でも、突然の有給休暇で少し嬉しかったりなんかして。さてハリケーンと言えばニール・ヤング。オダギリジョーの傑作“時効警察”で出てきた若返りの鍋も、ニール・ヤングでした。ロビーを偲んでザ・バンドを聴いてたら、なんとなくニール・ヤングも聴きたくなるっちゅうのが人情やおま...

  • Islands / The Band * 1977 Capitol

    2020年代ってこともあり、60年代ロック黎明期からの立役者もこの世を去る人が多くなりました。ザ・バンドの主要人物、ロビー・ロバートソン享年80才で永眠です。(そして新喜劇の重鎮、桑原和男氏も。)個人的には、ルーツ・ミュージックを漁りだした時に、道標となった人達がザ・バンドです。各々の渋い歌声や泥臭いハーモニーも素晴らしかったですが、特徴的だったのがボブ・ディランも絶賛したロビーのギター・ワーク。自分も...

  • Beyond A Dream / By All Means * 1989 Island

    猛暑のなか、1週間ほど休んでリフレッシュ。そんなに贅沢はしてませんが、旅行&グルメで美味いモン食って満足です。そして仕事復帰したものの、能率あがらず。ダラダラモードで10分と集中できない状況、ヤバいです。ところが来日したビジネスパートナーから、無慈悲な勧告が来て一発で目が覚めました。むちゃくちゃ腹も立つ内容なので、ここはクールダウン。230万人都市の名古屋でも、東京や大阪はもちろん、京都より低い経済...

  • Breakwater / Breakwater * 1978 Arista

    災害級の暑さが続く日本列島も8月。北米も猛暑の中、MLB大谷翔平も疲れからか痙攣のニュースです。なんせ世界の宝、心配です。今季はこのままエンゼルスで頑張ってくれる模様ですが、先週は39号を放つ驚異の本塁打ペースに、投げては初完封も。もう凄すぎて泣けてきます。大谷選手には毎度、活力を頂戴していますが、やっぱり危険な暑さには注意。ちゃんと水分補給しとくんなはれやーってことで、すこし涼を感じさせるファンクで...

  • CITY POP 〜SONY MUSIC edition * 2003 sony

    4年ぶりとなる行動制限無しの夏。イベントや旅行にも開放的になりつつ、猛暑にマスクの人も減少気味です。最近、職場では夏をテーマにしたキャンペーンでサマー・アイテムのプロモーション。音楽も80年代のシティ・ポップをBGMにガンガン流していましたが、なかなかの発見がございました。我々ミドル世代(←要はおっさん、おばはん)には勿論大ウケでしたが、Z〜ミレニアム世代の面々からは賛否両論。“あの音楽なに?ホント止め...

  • マツケンサンバII / 松平健*2004 Geneon

    さあ夏突入。祇園祭りも後半に入りましたが、近所ではサンバ・パレードに花火、盆踊りと何でもありの大須夏祭りももうすぐ開催です。ここは真夏のカーニバル男、三河が生んだエンターテイナー、マツケンです。日本国民が最も多幸感を得られる曲を選ぶとするならば、この平成以降に限ると思い浮かぶのはこの3曲。“世界に一つだけの花”、“恋するフォーチューンクッキー”、そしてこのど派手な名曲「マツケンサンバⅡ」です。登場から...

  • Live in Chicago 1965 / The Beach Boys * Capitol 2015

    まだ各地では豪雨の被害も続くなか、晴れたところは灼熱地獄へ突入。名古屋も猛暑となっているなか、夏野菜カレーを食いながら3連休の日曜日なのにダラダラとお仕事。もう笑って暑さも誤魔化すしかないってことで、2時間毎に後輩社員をつかまえては、指導に見せかけた生産性皆無のウケ狙いトーク連発でなんとか暑さを凌ぎました。街ナカはクーラー代を浮かそうと、涼を求めた多くの人で屋内施設は溢れかえってます。ウチの職場な...

  • Anthology 2 / The Beatles * 1996 EMI

    話題の生成AI技術。先般、本人の許可なしにドレイクとザ・ウィークエンドの共演曲をクリエイターが勝手に造って、サブスクとかで流し、権利侵害が問題になりました。で怖いのが、素人なら誰も気づかないくらい精巧でよく出来た曲やったってこと。偶然にも昨日、昼飯で担々麺を食いながら同僚が「このインスタ女子、最高でしょ」と見せてきたフォト画像、なんとも可愛い女性やと思いましたが、これもAI作成の架空の人物でした。あ...

  • Wish It Would Rain / The Temptations * 1968 Motown

    もう、そろそろ梅雨も終わりよるんとちゃうか、っという感じです。しとしと長雨っていうより、豪雨か降らないかという極端な最近の梅雨事情。何にせよ、傘を持って歩くのは大嫌いですし、洗濯モンは部屋干し、靴の革は痛む、外出るのが嫌になる等、ロクなことがないのが梅雨ですので、早よ終わってください。災害や交通麻痺はゴメンです。もう、ええっちゅうねん、おこるでしかしぃっと、テンプスの横山やすしことデヴィッド・ラ...

  • Yvonne / Yvonne Elliman * 1979 RSO

    名古屋キャベジンドームじゃなくて、バンテリンドームでは我が栄光の巨人軍が君臨。アロハシャツで涼みながらテラス席でパーティがてら観戦です。丸も大城もポンポンとスタンドに運んでくれてエエ試合でした。一緒に観た面々もほぼドラゴンズ・ファンの中、気にせず勝利の美酒で万歳三唱。アフターの味仙本店もガッツリ青菜炒め&あさり炒め宴コースで大満足です。ここは気分良くハワイ出身のイヴォンヌ・エリマン嬢です。ハワイ...

  • For Paradise / 桑名正博 * 1989 Moon

    関西共和国連邦の国歌として皆に歌い継がれる“月のあかり”。今もサッカー日本代表の試合などが大阪開催となると歌われます。(←嘘です) 関ジャムの「歌唱が凄いアーティスト特集」で、没後14年のキヨシローが未だにリスペクトされていて素晴らしかったですが、没後10年が経った桑名のマサ兄も我々関西人にとって同じくらい素晴らしい存在でした。忘れたらあきません。どれくらい凄かったかというと、東京から大阪に引越っした...

  • The Kids Are Alright (soundtrack) / The Who * 1979 Polydor

    ロック映画の古典のひとつがザ・フーの“ザ・キッズ・アー・オールライト”。オーバードーズで32才の若さで亡くなったキース・ムーンの為の映画とずっと思ってましたが、奇しくも制作中に亡くなってしまったとのこと。その映像は高校生の時、近所のレンタルビデオ屋で借りて見ましたが、最初に登場する67年TVショーでのインタビュー&ライヴからブッ飛んでいてなかなかの衝撃でした。一切、真面目に答えないキース・ムーン、そして...

  • This Year's Model / Elvis Costello & The Attractions * 1978 Radar

    最近は結婚式招待状もLINEです。リンクに飛ぶと、プロカメラマンでの仲睦まじいツーショットがガンガン出てきて、アドレスと出欠ボタンを押して送り返す仕組み。軽いもんです。部下とはいえ熱々すぎて見てられんくらいでしたが、美しい写真は一生モンでエエなぁとも思いました。そんなことでカメラマンを気取ったコステロの若き日の作品。バート・バカラックと組んだりもして正統派ポップスの継承者みたいな側面もありますが、...

  • Run Devil Run / Paul McCartney * 1999 EMI

    梅田のステラ・マッカートニーのNewショップが素晴らしいです。ケリング時代からずっと提唱してきたエシカルな精神を体現したカフェを併設した、従来ショップの番外編。壁にはお父さんポールのラムやラバー・ソウル、マーヴィン・ゲイ、フリートウッド・マック、プリンス、ローリン・ヒルなんかのステラ自身が聴いてきたと思しきLPジャケに、廃棄用のスピーカーをアートに並べたクールなカフェです。資金力のあるLVMHの富豪アルノ...

  • Complete Recordings 1956-1964 / Gene Vincent * 1990 capitol

    先週はえらい雨で各地混乱でしたが、ウィークエンドはすっかり晴天に。久々に京都で昔から行ってる床屋で髪を切ってきました。店員さんに「髪の毛、多いっすねー」と言われて、ひとまず安心です。この店、何が良いかって言うと、イケてるBGMとディスプレイ。めちゃオールド・アメリカンな趣味で、今回もエルヴィスからモータウンにスタックス、ラリー・ウィリアムスなんかのオーナー独自選曲でかかってました。勿論、ユニフォー...

  • Reckless / Bryan Adams * 1984 A&M

    ロッテが出しているお菓子のホームラン王“チョコパイ”。長年、どんな時もハズさない鉄壁の美味さを誇ってますが、さらに上を行く美味さを追求したのが、今まで関東地区でしか売ってなかったという要冷蔵の生チョコパイ。先日、近所のスーパーで発見して食しましたら、悶絶の美味さでした。これは食べれない西日本の人々が可哀想すぎます。そんなことで、いつもハズさない永遠の若大将ブライアン・アダムス。今はこのようなギター...

  • Live in Paris - Olympia 1971 / Ike & Tina Turner * 1971 liberty

    80年代の象徴“ウィー・アー・ザ・ワールド”の主要参加メンバーもぼちぼちお亡くなりになってきました。先月のハリー・ベラフォンテに続き、ティナ・ターナ83歳も天界へ。日本のひょうきん族でも浦辺粂子(鶴太郎)や横山やすし(サブロー)、岡本太郎(たけし)、上田正樹(さんま)、オバケのQちゃん(のりお)等のパロディ版が最高でしたが、それくらい世界中で知れ渡った楽曲に参加した、栄えあるメンバーの1人で日本でもお茶...

  • Front Page / Front Page * 1994 MCA

    いやぁ、たまらん試合。最高の天気にて芝刈りでの奇跡のニアピン、からの夜・巨人軍戸郷投手が、僅か1点を守りきり9回を投げきりゼロ封を飾ったシビれる快投。そしてその1点をレフトスタンド上段に放ったのが、やはりこの男、岡本和真。ホンマ、貰いモンのマズい地ビールまで美味しく呑めまんがな〜。なので今日もゴキゲンさんでR&Bをガッツリです。おそらくジョデシィの成功もあり、そこを目指した若者達が急増したのは容易に想...

  • Dru Hill / Dru Hill * 1996 Island

    我が栄光の巨人軍も5連勝。育成からの松井投手が初登板初勝利に加え、K-鈴木の電撃加入で、魔の八回病も克服の兆し、もう投壊とは言わせません。今日も気分良く、R&Bに浸りまっせってことでドゥルー・ヒル。見た目は反社風でイカつい連中ですが、Jodeciと変わらんくらい分厚いコーラス・ワークを披露し、ディープなヴォーカルをしっかり聴かせる音楽に真摯なグループ。ソロ作もヒットさせたシスコを筆頭にウッディ、ジャズ、ノ...

  • Pronounced Jah-Nay / Zhane * 1994 Motown

    再び90年代R&Bに没頭している今日このごろ。今や、70年代のオールド・スクール・ソウルと同じくらい評価も高くなってきました。そんな中、Throwback企画でも外せない人等でもあるのが、リネー&ジーンの女性デュオ、ジャネイ。モータウンが送り込んだ絶品すぎたお二人さんです。元々は、当時惚れ込んでいたノーティ・バイ・ネイチャー絡みで聴いた人達でしたが、素晴らしすぎて今も30年前と同じ感触で聴けちゃう奇跡のデュオ。...

  • Between A Rock And Hard Place / Brik Citi * 1994 Motown

    いよいよ初夏な感じの暑さ。コロナ5類にもなり、解放感から消費も活発化、株価も上昇。急激ににタクシー帰りも増えてますが、最近は昨晩に飲み屋で何を喋ってたかも半分以上覚えてないことも。。海馬の崩壊も絶好調です!でもって、今日はおとなしく音楽鑑賞。ユニヴァーサルの企画するThrowback Soulシリーズ。コレがなかなか見逃せない好企画で、いよいよR&B黄金期の90年代にスポットが当たってます。“70年代~打ち込み前夜編”...

  • Natural Resources / Martha Reeves & The Vandellas * 1970 Motown

    この前、津田梅子の功績をいろいろ聞いて、やはり社会発展の為には正しい知識が欠かせないと再認識。新5千円札になるだけの立派な人ですが、明治という時代に女性教育の重要性を説いた功績はでかいです。貧困が少なくなり教育が充実すれば、人生を棒に振るアホみたいな少年少女の事件も減ると思います。そして更にジェンダーレス時代になっていく機運が高まってますが、50年くらい前にウーマンリブが盛んだった頃に出されたアルバ...

  • On The Street Again -Tribute & Origin- / The Street Sliders * 2023 Sony

    GWも終盤。名古屋〜東京〜京都と動いてましたがエラい人出で、海外含めツーリストも完全復活の様相で活気溢れてます。話題のスポットも色々と楽しむことができました。そんな中、訪れたのが日本武道館。結成から40年が経ったストリート・スライダーズが、療養していたハリーも復帰して、なんとなんとの22年ぶりの再結成です。張り切って参戦です!異様な緊張感も張り詰める中、意表を突く

  • London Session #1 / 鮎川誠 * 1993 speedstar

    GWも初日。見ましたか、秋広&中田翔の師弟ホームラン。後輩秋広に「見ておけよ」と言って打席に入った9回2アウトからの中田翔のサヨナラHR! もう負け試合と思って見ていた、町中華。ピータン、吹き出しましたヨ。自分にプレッシャーをかけての有言実行、シビれるやないですか。もうジャイアンツの強さ、本物です。そんなこんなで今月は東京勤務時代の仲間や、パリに行った時に世話になったイケてる後輩とかと再会がやたら多く、...

  • Farewell Tour / The Doobie Brothers * 1982 Warner Bros

    半袖でOKのような暑さのなか、名古屋にも来てくれました50周年ドゥービー・ブラザーズ。しかも家から徒歩圏内です!しかも今回はオリジナル・メンバーのトム・ジョンストン、パトリック・シモンズに加え、バンドの単なるイチメンバーとして大御所マイケル・マクドナルド(←ゲストじゃなく出ずっぱり!)がいることに狂喜乱舞です。学生時代、ドゥービーズのコピー・バンドも演ったもんねー。ジョン・マクフィーも未だに新参モノ...

  • Unlimited / Roger * 1987 Reprise

    今では少なくなった、トーキング・モジュレーター(トーク・ボックス)の使い手でもある日本のプロデューサーJUVENILE氏の熱い語りを耳にして、無性に聴きたくなったファンク・マスター、ロジャー。ブルーノ・マーズのアルバムで使われた時も、トーク・ボックスが奏でるあの独特の響きに魅せられハマった人も多いかと思います。この独特かつ魅惑の装置トーク・ボックス、布教活動の第一人者は間違いなくこのロジャー先生です。 ...

  • The Geisha Girls Show 炎のおっさんアワー / Geisha Girls * 1995 Güt

    教授こと坂本龍一さんが先月末にご逝去のニュース。同じYMOの高橋幸宏さんに続いてメディアでも大きく報道され、存在感のあるビッグ・ネームの他界に時代の流れを感じます。YMOでもBehind The Mask(←マイケル・ジャクソンもカヴァー)やTechnopolis、東風あたりの一般大衆に寄り添ってくれたポップなアプローチは、親しみを感じた楽曲です。でも自分では教授自身のソロ・アルバムは熱心に聴いたことはなく、恥ずかしながら戦場...

  • THE ELEPHANT KASHIMASHI / エレファントカシマシ * 1988 Epic Sony

    本格的なアフターコロナの2023年。開幕したプロ野球も、鳴り物に声出しの応援も解禁ですが、音楽ライヴも活発化です。お誘いやら、自ら買ったのも含めて、今春はバンバン参戦しちゃいます。その第1弾となったのが、エレファントカシマシ名古屋ライヴ。近年は宮本浩次のソロが目立ってましたが、35周年の今年はホームのバンドに帰ってアリーナ・ツアーです。不動の4人に加え、サポートで蔦谷好位置(Key)、ヒラマミキオ(g)など10...

  • Full Bloom / Carol Douglas * 1977 Midsong International

    天気も晴天、桜も満開。今年はいよいよ花見にも日常回帰で、笑顔も満開です。マスクももうエエやろって感じになってきて素晴らしいです。近所の鶴舞公園に行っても、普通に人の賑わいも完全に戻ってきて多くの屋台も大繁盛な感じ。やっぱコレですよ。リモートとか、ヴァーチャルとか、ヘチマとか言うてる場合やないです。五感で感じるのが、生きている証しやんかってことで、軽やかなリズムと共にビールもグビグビいけます。ここは...

  • 魂こがして / A.R.B. * 1983 Invitation

    栗山監督でさえ驚いた、WBCでの“野球の神様”が仕組んだ劇的な演出の数々。監督でさえ泣いたという一生懸命なプレイで盛り上げたヌートバー、ここぞという時に打ってくれた吉田正尚に岡本和真、最後2試合で見事チャンスに応えた村上宗隆と、見どころ満載の決勝リーグでした。準決勝の奇跡としか言いようのない9回サヨナラ、そして決勝での息を呑む7人投手リレー、そしてDHから先発&クローザーまでこなした千両役者・大谷翔平と、...

  • Frontiers / Journey * 1983 Columbia

    無事にWBCも予選は、順調に予選通過からベスト4入り。あまりに大差の試合の連続にドキドキ感は希薄でしたが、新ヒーローのヌートバーの登場に、ペッパーミルと共に日本国民のハートを即効で鷲掴み。この明るいキャラクターに、献身的な振る舞い、礼儀正しさ、これは日本でもプレイして欲しい逸材です。それに加え、近藤健介の大活躍、大谷から牧まで驚異の4番打者連続となる超重量打線。3ランの岡本和真やないですが“最高です”...

  • The Sue Singles / Baby Washington * 1996 Kent (Sue)

    60年代に活躍したアーリー・ソウルの重要シンガー、ベイビー・ワシントン。ゴスペルチックなグループThe Hearts時代のアーシーな録音も良いですが、最もコアな時期は62〜66年在籍のSueレコード時代。2枚のアルバム“That's How Heartaches Are Made”(63年)、“Only Those In Love”(65年)を残していて、その全曲を包含しシングル曲をすべて網羅したのがこの編集アルバム。幼少期より、ニューヨークのハーレムで育ったというア...

  • Request / 竹内まりや * 1987 Moon

    ♪ ホワイト・スプリング 春の陽ざしに〜と可愛い笑顔で歌った、86年春の中山美穂リン。ただの歌謡曲では済まされないシティ・ポップの傑作です。偶然にシャッフル状態のiPhoneが鳴らしてくれてジャストフィット、心晴れた清々しい気分に。シティ・ポップも大きなムーヴメントとなって、新たに様々な解釈も加わり広く多岐にわたる様相を見せていますが、個人的にはクニモンド瀧口氏辺りが創ったりコンパイルしている音が一番しっ...

  • GRRR Live! / The Rolling Stones * 2023 Universal

    さていよいよWBCも開催へ。あの大谷翔平にダルビッシュも、栗山監督の下、強化試合で名古屋ドーム入りです。他もオリックス山本に、ロッテ佐々木、ヤクルト村上に西武の山川を擁したチームですもんね。こらぁ盛り上がり必至です。そんな中、ストーンズの豪華メンバーでの50周年ライヴも商品化。東京ドームで観た来日公演も懐かしい長期ワールド・ツアーの、U.S.ニュージャージーでの2012年12月ライヴが登場です。チャーリーもい...

  • Finders Keepers: Motown Girls 1961-67 / Various Artists * 2013 Motown (Kent)

    駆け引きの中、職場では優秀な若手を引き抜かれ痛手のスタートとなりつつある23年度。改めて、余裕を持って日々の生活を迎えようと、サウナ&オロポ(←サウナドリンク)とガール・グループで整え中です。ここは、最近再びよく聴いているモータウンのガールズ特集。半分以上の未発表蔵出しと、埋もれた名曲でコンパイルされた価値あるコンピレーション。余りもんでクズばっかりと思いきやそこは黄金の60年代のヒッツヴィル・サウ...

  • In My Mind / Pharrell Williams * 2006 Star Trak

    冬の味覚、家族で越前カニ食いに行って喜んでたら、突然飛び込んできたのがファレル・ウィリアムスのルイ・ヴィトンでのクリエイティヴ・ディレクター就任ニュース。超ビックリして泡吹きました。我が国が誇るKENZO(LVMH)ディレクターにもなったNIGO氏(←牧瀬里穂の旦那)との協業でファッション・ブランドを立ち上げ、アディダスや、最近ではモンクレールともコラボしてましたが、えーっ!ていうくらいサプライズでした。王様...

  • Magic Moments / Burt Bacharach * 2008 Rhino

    よくぞこの令和まで生き抜いてくれました。今年は巨星の逝去が続きますが、バート・バカラック御年94歳にて大往生です。音楽が少しでも好きなら、必ず人生のどこかでこの人のメロディに魅了されている筈です。若き日にマレーネ・ディートリッヒの音楽監督として頭角を現し、60年代からディオンヌ・ワーウィックを筆頭に様々なシンガーに極上のメロディを提供。ポピュラー・ミュージックの最重要コンポーザーとして20世紀君臨した...

  • Everybody Needs Love / Gladys Knight & the Pips * 1967 Motown

    “誰もがカカオを求めている”ってことで、この季節、煽られるままに食べて美味しいアムールなチョコレート。もう祭りのようにバレンタインデイにかこつけてチョコLOVEイベントが真っ盛りです。人気のパティシエ、スターシェフ目掛けて朝から凄い人集りです。近年コロナでリモートとかへちまとか言って、人の行動にも合理性が求められましたが、インスタ映えとかを競う昨今、ライヴ感や実体験を人心は求めるのです。ポチッとクリッ...

  • 黒船 / サディスティック・ミカ・バンド * 1974 Doughnut

    シーナ&ロケッツを聴いていて、思い出して聴いたのがシーナ系の源流みたいなサディスティック・ミカ・バンド“ミカ”の歌声。全くリアルタイムでは無かったけど、自分が音楽を色々聴くようになった80年代頃には、既に伝説のようなバンドでした。ちょっとアヴァンギャルドでポップなヴォーカルをフィーチャーしたロックを、日本で演りだした先駆者です。キャロルと同時期、日本のシーンをネクスト・ステージへ引き上げた人達。(後々...

  • Channel Good / Sheena & The Rokkets * 1980 Alfa

    昭和は遠くなりにけり。最近、追悼ばっかでホント寂しいですが、その人のことをちゃんと思い浮かべるのが礼儀なので記しておきます。高橋ユキヒロさんに続いて、ギター・ヒーロー鮎川誠氏も永眠。しかし、こう立て続けに逝かれるとは。。おそらく愛妻シーナさんのところに真っ直ぐに向かっておられることでしょう。ユキヒロさんからは、アレっ来ちゃったの?って言われてるかも。自分がティーンの時に憧れたミュージシャンが最近次...

  • Boogaloo Down Broadway / The Fantastic Johnny C * 1968 Phil L.A. Of Soul

    えらい寒いことで大変です。たまに降る雪は少し嬉しいけど、道が凍結するのはマジ怖いので困ります。橋の上で転びたくないです。。温かいお汁粉なんかで、しっかり暖を取りたいところです。やっぱそんな時は、ハートウォーミングなソウル・ミュージックがええやんかってことで、サウス・キャロライナ出身ファンタスティック・ジョニー・C。同じレーベルの激ディープ・シンガー、クリフ・ノーブルズの口利きでデビューした人です...

  • The Boys Are Back In Town Live At The Sydney Opera House October 1978 / Thin Lizzy * 2022 Mercury

    近年は過去の名盤デラックス化が、往年のロックファンを狂喜させてますが、今またシン・リジィーも活発化。代表作“Live and Dangerous”を筆頭に、リマスター拡大の嬉しいニュースが続くなか、78年シドニー・ライヴが伝記映画と抱合せでデラックス化。以前に見たこのライヴ、元々が音も悪いマテリアルで「また焼き直しか。」と毎度、呆れていました。今回は5曲追加ってことで少し見てみると、驚きのリマスター仕様。映像ではフィ...

  • Public Pressure / Yellow Magic Orchestra * 1980 Alfa

    今度は高橋ユキヒロさんが天国へ。ティーンの頃は世の中を席巻する“時代の寵児”だった人、また寂しくなります。ユキヒロさんといえば、ドラムやヴォーカルのセンスもさることながら、ユーモアのセンスも抜群でYMOを身近でクールな存在に仕立て上げた立役者です。オールナイトニッポンでDJをされてた頃、なんかの諺モジリのコーナーでユキヒロさんがあのシニカルなトーンで“早起きは16文の馬場”という絶品フレーズを、公共の電波...

  • Blow by Blow / Jeff Beck * 1975 Epic

    新年明けて間もないですが、感染症であっけなく逝ってしまったジェフ・ベック。日本でも多くの一般メディアでも報道され、改めて大きな存在であったと気づかされます。ロッド・スチュワートや、ロニー・ウッド、エリック・クラプトン、、ジミー・ペイジ、ミック・ジャガー、ジーン・シモンズらが次々に追悼の意を表明です。自分が初めて知ったのは、プロレス中継での“スター・サイクル”でしたが、我々世代で皆がトロけたのが盟...

  • Soul Speak / Michael McDonald * 2008 Motown

    ライヴも行われるようになり、来日公演も復活してきた中、ドゥービー・ブラザーズも来日が決定。しかもただのリユニオンやおまへん。なんとマイケル・マクドナルド込みです!コレはなんとかして行きたいとこです。古希となり、すっかり名実ともにアルプスの少女ハイジのお爺さんとも区別がつかなくなってきたマイケル師匠。サイモン・クライミーがプロデュースでヒットしたソウル・カヴァー三部作の第3弾で、こちらも前作、前々...

  • For Once In My Life / Stevie Wonder * 1968 Motown

    年末年始も慌ただしく実家に帰ってファミリーに会い、餅食って、おせちツツいて、元旦にとんぼ帰り。再び街の雑踏に突入です。そんな中、大晦日に家ついて途中から見た、ここ数年健闘中の紅白歌合戦、今年も見応えありました。我々世代にはこのメンツだけで嬉しい桑田佳祐、世良公則、野口五郎、佐野元春、Charに大友康平まで揃い踏みの同級生共演、鬼気迫る熱演に震えた藤井風、スライな星野源、大傑作“卒業写真”で50thを飾った...

  • Songbird / Christine McVie * 2022 Warner

    2022年もあっちゅうまに駆け抜けて終わり。今日も牡蠣のカンカン焼き食って、年末年始の仕事に向け整えてきました(←関係ない)。 ところで先月末で唐突で驚いたのが、大好きだったクリスティン・マクヴィーの訃報。リンジー・バッキンガムとのデュオ・アルバムが猛烈にクオリティが高かったので、次作も聴かぬ間に旅立たれたのが悔やまれます。最近でもアイフォンにはマックのクリスティン作品のプレイリストが常に入っていて...

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