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Beyond the Cloud https://beyond-the-cloud.hatenablog.jp/

クラウド、IT、女性をめぐる本と思考の旅

クラウド関連サービスのマーケティングの仕事をしています。子供が一人。クラウド、IT、本、マーケティング、女性の生き方・働き方が主なテーマ。

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2008/06/07

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  • デパートの洋服売り場はもう飽きたーー『誰がアパレルを殺すのか』

    誰がアパレルを殺すのか 作者: 杉原淳一,染原睦美 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2017/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る この本、図書館で届いたので読んでみたけど、面白かった!日本のアパレル業界がいかにまずいかってことを書いた本ですが、自分自身の消費行動を振り返ってなるほどと思うことが多かった。 私自身の服の買い方でいうと、確かにここ数年デパートで服を買うことが滅多になくなったと感じる。セール時期になれば3割引になる服をプロパーで買うのは馬鹿らしいし、セールに行ってもどこも似たようなものばかりで欲しいものがない。なのでコスメか靴くらいしか買…

  • 土下座と変革精神

    先日、ある人と話をしている中で、どういうわけか土下座の話になった。 その人は、自分のビジネスにおいて達成したいことのために必要ならば、自分は躊躇なく土下座をすると言う。そして100億円のビジネスを得られるのならば喜んで靴の裏をなめると言う。自分にはプライドは無いのだと。 それを聞いて、なんでそこまで、ともらした私には、土下座をした経験もなければ、勿論100億円を得るために靴の裏をなめようという考えが浮かんだこともない。何かを得るために自分のプライドを捨てて、捨て身になるような状況に追い込まれたことがない。でもその人にはあるのだと言った。私はその人にくらべると自分はまだまだ甘ちゃんだなあと思い、…

  • 想像力と成熟

    <a href="http://paris-eien.com/" data-mce-href="http://paris-eien.com/">映画『パリよ、永遠に』公式サイト</a>paris-eien.com 先日、渋谷の東急Bunkamura ル・シネマで『パリよ、永遠に』(原題はDIPLOMATIE、つまり外交)を観た。ちなみにいきなり本題から逸れるが、Bunkamuraの映画のラインナップはいつも一貫してフランス、オペラ、バレエ、演劇、恋愛、といったBunkamura文化に忠実なセレクションで気持ちがいい。シアター・コクーンに観劇に行ったのは数えるほどしかないが、映画の前にカフェ ド…

  • 日本のクラウドマーケットは本当に拡大しているのか?

    IDC Japanが2015年 国内IT市場の主要10項目を発表した。 ~ 第3のプラットフォーム上で加速するイノベーションと市場拡大 ~ 2015年 国内IT市場の主要10項目を発表 概要は以下のとおり。 1. 国内ICT市場は微減傾向にあるが第3のプラットフォームの成長は続く2. エンタープライズモビリティの試用期間は終了し導入効果が厳しく問われる3. 2015年はクラウドネイティブ時代の幕開けとなる4. ビッグデータを活用したデジタルマーケティングに向けたIT投資が始まる5. 第3のプラットフォームはITインフラサプライヤーの自己変革を加速させる6. IoTプラットフォームを巡るサプライ…

  • 難病闘病記ではなく、道なき道を切り開く、自己実現の本――大野更紗『シャバはつらいよ』

    シャバはつらいよ (一般書) 作者: 大野更紗 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2014/07/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る エネルギーのある人、世の中を本気で変えたいと思っている人が、入れ物(身体)にディスアドバンテージを背負ったとき、それを障害として歩みを止めてしまうのではなく、むしろ利用して更に前に進むことができるのだ、ということ。それがまったく悲壮感なく、かといって飄々としているわけでもなく、まさしく等身大に、ユーモアたっぷりに自己描写されている。その姿が本当に凄いと思い、共感し、感動した。そして最後はやっぱり、勇気をもらった。 著者は、仮に難病にならな…

  • 舌鋒鋭い女の悪口――『邪道モテ!』

    邪道モテ! オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論 作者: 犬山紙子,峰なゆか 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2012/06/15 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 28回 この商品を含むブログ (7件) を見る 人の悪口を言ってくれる人の話を聞くのは面白い。舌鋒鋭ければ尚更よし。そんな感じの本。 なんでこの本読もうと思ったのか、たしか白河桃子さんの『格付けしあう女たち』で紹介されてたんだったかな。もともと峰なゆかの『アラサーちゃん』のファンで、彼女のシニカルな人間観察の鋭さに括目してたところ、『格付けしあう女たち』で紹介されてて読みたくなったのだった。その人間観察眼…

  • 考えるきっかけをくれた本――『21世紀を生き抜く3+1の力』

    21世紀を生き抜く3+1の力 作者: 佐々木裕子 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2014/05/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 未来の話をするときってどうしていつもなんとなくポジティブな気分になるのでしょうね?もちろん暗い未来像なんていくらでも現時点でのファクトから描けるわけだけど、まだ決まっていないこれからの社会を思い描くとき、明るくあってほしいと思う。それは自分の手で作ることができる現実だからです。 そんなポジティブな未来をこの手で作り出すために何の武器が必要か、どうやってそれを磨くかをわかりやすく解説してくれているの…

  • What Makes a Leader?

    What Makes a Leader? - Harvard Business Review リーダーシップについて考えているときに、いま通っているCICOMの講師がcoaching sessionでレコメンドしてくれたので、長い英文をがんばって読んでみた。どうやらHarvard Business ReviewのLeadershipの10 Must Readに入ってるくらい有名な論文らしい。日本では『EQ~こころの知能指数』として出版されている超有名な本だってことは読んだ後で知りました。 読んでまず思ったのは、この前読んでいたく感銘を受けた『女神的リーダーシップ』にあげられている資質が、199…

  • 2045年の目覚まし時計

    『ワーク・シフト』を読んでいます。2025年の未来を予測し、その時代の働き方、価値観についての考察を詰め込んだ本。リアルなデータに基づいているので、ネガティブな予測もたくさん出てくるけど、とても前向きで明るい未来を志向できる本。 読んでいるうちに、私も未来を予測したくなりました。とはいえ学者でもアナリストでもコンサルタントでもないし、客観的なデータに基づく予測はこの本の中で相当されつくされている。私が得意なのは、思い込みに基づくディテールの妄想力(笑)なので、事実に基づく予測が当てにならなそうな、10年後よりももう少し先、30年後くらいの未来を勝手に想像して書き連ねてみたいと思います。 時は2…

  • コスメのサンプル宅配サービスに申し込んでみた

    出典:Grossy Box 私がGrossy Boxを申し込んでみた理由 ここ最近ウェブのバナー広告でGrossy Boxをやたらとよく見かける。見ているうちに好奇心がわいてきて、申し込んでしまった。Grossy Boxというのは、月額1,620円でコスメのサンプルやミニサイズをセレクトして箱につめて送ってくれるサブスクリプション型サービスです。私が申し込んでみた理由は以下の通り。 コスメは好きだけど、仕事育児家事その他で時間に余裕がなく忙しくデパートに買いに行く時間は月1回でやっとだし、そもそもカウンターでサンプルもらうの苦手。ネットでいちいちメーカーのサイトに登録してサンプル請求、プレゼン…

  • リーダーシップの資質の交代――『女神的リーダーシップ』

    女神的リーダーシップ 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である 作者: ジョン・ガーズマ、マイケル・ダントニオ,ヤマザキマリ,有賀裕子 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2013/11/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る リーダーシップについて考えているときに、トップダウンではない、しなやかなリーダー像ってどんなものだろう?ということを考えていた。その一つの解が、この本の中にあると思う。 この本は、女性のリーダーについて書かれた本ではない 実際に本書の中では紹介されているケースには多数の女性リーダーが登場するが、重要なのは、それが実際に…

  • クラウドファンディング×女性

    ITのメリットとクラウドファンディング 私がブログという形式を始めた理由の一つに、クラウドやITが女性の生き方や働き方にどのような影響を与えるのかを考えたい、というのがあります。 ITのおかげで、たとえば育児や家事を担いつつ仕事をすることの物理的・時間的な制約が緩和されること。そして、同じくITのおかげで世界中の外の誰とでもつながり、手を差し伸べあうことができること。こういったテクノロジーが社会構造をどう変え、認識が変わっていくのか、大変興味があります。 最近注目を浴びているクラウドファンディングは、まさにそのITのメリットを活かすべく始まったものだと思います。 女性に特化したクラウドファンデ…

  • 5月に読んだ本まとめ(ブクログ)

    akiko0826の本棚 - 2014年05月 (6作品) 女のいない男たち村上春樹読了日:05月11日 お茶の水女子大学特別講義 世界を変えた10人の女性池上彰読了日:05月22日 「時間がない」から、なんでもできる!吉田穂波読了日:05月22日 日本企業の進化論ベイカレント・コンサルティング読了日:05月22日 やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~ハイディ・グラント・ハルバーソン読了日:05月31日 (010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)白河桃子読了日:05月31日 powered by booklog

  • 多様化→フラット、ではなく階層が増えただけだった――白河桃子『格付けしあう女たち』

    (010)格付けしあう女たち (ポプラ新書) 作者: 白河桃子 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2013/11/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 私の母親が現役バリバリのワーキングマザーであった時代(いや今も働いていて母親であるという点では何も違わないのだが)、女性は独身か既婚者でまず分類され、既婚女性における階層は「専業主婦」「兼業主婦」の二つしかなかったのだと思う。そこでは「専業主婦」が圧倒的なマジョリティかつ上位層であり、「兼業主婦」は「主婦に専念したいけれども、経済的な事情によって働いて主婦と仕事を兼業せざるをえない」というネガティブな意味合いを持…

  • 信念と勇気――池上彰『世界を変えた10人の女性』

    お茶の水女子大学特別講義 世界を変えた10人の女性 作者: 池上彰 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/07/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る < 何かで紹介されていたのがきっかけだったと思うが、世界を変えた10人の「女性」、というところに引っ掛かりを感じて読むことにしたのだったと思う。この引っ掛かりについては池上氏自身も本文に収められた講義の中で言及しており、本当は世界を変えた10人の中に女性が5人いるのが理想、と言っている。そうだろうなと思う。そしてこの講義がお茶の水「女子大」の女子学生を相手に行われた点、CREAという「女性」誌に連載されたという点にもや…

  • 10年後のワタリウム

    大学生のころ、私はあるアーティストに夢中だった。 今みたいに全国区で有名になっちゃう前で、本人と顔見知りの人が何人も私の知り合いにいて、小さなハコでライブして終演後そのまま会場にいることも多かった。 ライブに通い、毎日鬼のような勢いで更新される日記(まだブログじゃないところがポイント)をかじりついて読み、たまに意を決してメールを送ったりした。大人に交じって大学生の女の子ってとこで認知されたおかげか、ライブに行くと声をかけてくれたり、メールに返事をくれたり、しまいには日記に私自身が登場しちゃったりして。その人が私に個人的におススメしてくれたのが、バックミンスター・フラーだった。「宇宙船地球号」で…

  • 小説と、小説らしさの間のせめぎあい――保坂和志『この人の閾』

    この人の閾 (新潮文庫)posted with amazlet at 08.06.02保坂 和志 新潮社 売り上げランキング: 86853Amazon.co.jp で詳細を見る実を言うとこの本は大学生の頃に読んだことがある。それも一度きりではなく、数回、理解するために読んだ。保坂和志の小説について書かれた評論も、読んだ。で、その当時はなんとなく説明されて理解した気になっていたが、頭の底のほうでは、こういう小説はあんまり好きじゃないなと思っていた。 が、今回、保坂和志の『書きあぐねている人のための小説入門』を読んで俄然興味がぶり返し、改めて図書館で借りなおして読んでみたのだけれど、あの当時自分は…

  • 夢に落ちる寸前の不条理――筒井康隆『ヨッパ谷への降下』

    ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫)posted with amazlet at 08.05.26筒井 康隆 新潮社 売り上げランキング: 118661Amazon.co.jp で詳細を見る日常の中にふと妄想が入り込む瞬間がある。 たとえば夜、カーテンの隙間から漏れてくる家の前の街灯の光が絨毯に当たって一筋の光の道を作り出しているのを見ていると、光に照らされて浮き上がった埃から小さな得体の知れない生き物が生まれ出てくるような妄想にとらわれたりする。また昼間コンクリートとアスファルトで固められた住宅街の一角にぽつんと取り残されたようにある、林というには小さい茂みの脇に生えている…

  • マクロビオティック事始め――『中美恵のキレイになるマクロビ教室 食べるエステ』

    1年半ほど前にちょっと体調を崩してから、できる限り外食はやめて自炊するようになり、お昼もお弁当持参、体にいいものを食べることを心がけるようになった。すると気になり始めるのが本屋の料理本コーナー。そして最近やたらと目に付くのが「マクロビオティック」、つまり玄米菜食の料理本。多少興味はひかれつつも、ずいぶん面倒そうだなーという印象でしばらくは気にもとめていなかったのですが。 つい2週間ほど前にふとこの本を買って読んだことをきっかけに、感化されやすい私はすっかりマクロビ道に目覚めてしまいました。中美恵のキレイになるマクロビ教室 食べるエステposted with amazlet at 08.05.2…

  • 源氏さん、やりすぎですよ――瀬戸内寂聴『源氏物語 巻1』

    源氏物語 巻一 (講談社文庫)posted with amazlet at 08.05.14瀬戸内 寂聴 講談社 売り上げランキング: 633Amazon.co.jp で詳細を見るやたらと国語教育に熱心な女子高に通ったおかげで、古文大好きっ子だった私。当然源氏も大好き。『あさきゆめみし』にはだいぶお世話になりました。(でも枕草子はもっと好きだったりして) わかりやすい現代語訳と評判の瀬戸内訳源氏が文庫になったと聞いて早速とりあえず1巻を読書。半分文語が入ってる与謝野訳とかとくらべて確かに分かりやすくきれいな訳であることは間違いない。しかしそれにしても、現代語になるとより光源氏が身近な存在に思え…

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