ゆめうつつならず

rising sun rock fes. 2019に参加してからかつて遠い昔に置いてきた音楽的衝動とやらに今の自分にない輝きと、懐かしい感覚を、全身に巡らせる…

裁量

肉塊が慈悲を持たずし、そこに空虚しか見ない。理性という惰性が、動物としてのそれを潰して。快楽にまみえて墜ちて、呻き老い朽ちてゆきたい。現世の云う安定は、人間と…

浜辺と風、そして明宵

近況綴ると書いておきながら年が明けていました。あけましておめでとうございます。病状の方は大分落ち着きまして、新しいお仕事に携わっています。短期で就いていたお仕…

下位互換

タイトルそのものであります。うつ病になりました。 陰鬱な文書を書き連ねていたためなんでしょうかね？笑それともその時から精神的な足枷をはめて生きていたんでしょう…

can't never find anyone path to light place

どうも、お久しぶりです。太朗です。大学卒業後してからフリーターとして2年目の夏を迎えたこの頃です。先日健康診断を受診しましたが身体は健全そのものと診断されまし…

感性蝕ま、生きて蝕ま

愛猫が亡くなって季節が巡りました。自暴自棄な時期も過ぎ、傍若無人な個人の遺言にも似たそれは、全てとおりすぎて。腐った魚を献立てする為に生まれるでなく能舞台でお…

ヨークシャイアの煩悶する豚

この世はほんとうにつらいつらい、本当に苦の世界なのだ。電線に接触することではじめて役割を与えられる、いや、それしか役割のないパンタグラフの如くどのように生き、…

埃を被った五月人形に別れの恩賜を

遡れば記憶が定着し始める以前より、この石膏で塗り固められた我が家が再来年の梅散る頃にこの世から姿を消すようです。最近本当に不運の連続でこのままどうなってしまう…

tied

救いようのない君 影も落とさぬ僕風化した現実を盾に 庇い合う絞殺する神器は 朝霧の中へ君はいつでも動かずにただありふれた 得体の知れない実体無知であることを …

心が痛いよ

月傘は照らす 二人の行方私を照らす 生まる影姿もどかしくも届かない溢れる涙に 愛しさ滲ませた弱みを見せないようにイヤフォンのそれに乗せ遠く遠く 見えないところ…

hello

繊細扱い ガラスの板はいつか私を 裏切ったはず積まれたビードロの破片の中肌の叙情はインテンシブルな回路罵倒 恐喝 子守唄はいつも耳元ネガティブが芽生えるその細…