触れる指先、不埒に富んで。

Under

大丈夫よ、まだ朝まで、時間はある。わたしはまだわたし。

2010/05/10 02:59

感染

誰がコマドリころしたの それはわたし カタカタ糸を綻ばせながら 小さな人形 呟きました あの子はわたしの糸を啄んだから 誰がコマドリころしたの...

2010/02/19 01:58

空白の世界の吐息

血液がどくどくと流れていく、それと同時にあの人の気持ちも流れていくようで、私はそれがまた悲しくて、血液塗れのその手首に唾液を滴らせる。 私は縋り付き過ぎ...

2010/01/27 08:29

Lady

ぶち壊してしまいたくて、ぶち壊れてしまいそうで、未だ生殺したまま、冷蔵庫に眠らせている。もう貴方の心臓の音は聞こえない。愛したままの姿だけ保って、ゆっくり...

2010/01/25 01:04

Cut

もういい、もうどうしようもない。私は汚い、私の指先はもう、覚束ない。ショパン、声を聴かせてよ。私のこころの中まで浸透するように。（でも、ねえ、どうやって？...

2010/01/24 21:27

あああ、

誰か、何かしら私を充たしてその場で煙草をふかしたり音楽を奏でたり、ただ呼吸のリズムを聴かせて欲しい。動けない私を笑っていてください。怖いのです。怖い。ああ...

2010/01/23 02:37

20

なんだか荒れている。10月は毎年そういう雰囲気が渦巻く一ヶ月だ。毎年。もう年末を視野に入れる時期だし、余計にナーバス。 文章は浮かぶがこんな生活し...

2009/10/13 00:10

Re

持たない、のは私も同じよ。芸術は技術を積み重ねてこそのものだから、持とう、持ちたいと思わなければ昇華出来る筈もないわ。実際私も少し前まではそうだったのだか...

2009/10/12 01:52

メェル

まあ、味覚も何もなく飲んでは、唯気分良く文章をすらすら書きたい、という理由もあるけれどね。 才能、という言葉は至極曖昧過ぎるわ。私だって文章を書くのが...

2009/10/12 01:51

-

真逆にいる文学者もいるだろうけどね。でも自分の独自性表現は理解される為のものではないし、そもそも十人十色の感受があるのだから理解を求める事は余り、面白くな...

2009/10/12 01:50

眼に朱き血潮濡らして。

わたしなんかに優しくする、そんな貴方はいつもよりも柔らかく笑う。もうなにもかもが通じたようなそんな幻想に侵されているのに、わたしの中の貴方は何処かよそよそ...

2009/08/10 03:04

やわらかに、夜

今日は、歩んでいける。だからせめて胸を張って、笑顔で。

2009/08/09 17:37

境界地点

堕落はまだ続くらしい。私には未だ知り得なかった事が世界には在るらしい。

2009/07/08 18:16

水晶

水のように流れる時は、とても益のあるもの。それを託すというのは実は凄く、リスクを背負うもの、だから。だから、託された側は愛を感じるべきよ。

2009/07/05 07:04

せかいへのことば

自分にとって余り必要のないものを捨てて、有益ではなくリスクの多いものを吐き出して、頭から、口から、目から、鼻から、指先のほんの先っぽから、全て全てを置き去...

2009/07/04 05:53