コロナウィルスのいる世界はしばらく続きそうだ。 今、株式市場も含めて、世界中のシステムが、ワクチンが早々(例えば来年早々)にできるという前提で動いてきた。 しかし、ネイチャー誌の他に、ウィルスの研究で権威のカリフォルニア大学サンフランシスコ校や、イギリスのインペリアル大学...
スタンフォードビジネススクールを卒業して10年になる。 有志による10周年の同窓会(ズーム)があり、「何があなたの人生にとって一番大切ですか」というエッセイについて、語っている人たちもいた。 一体、「自分の人生にとって一番大切なこと」を考えることが、なぜ大切なの...
2ヶ月ほど前にスタンフォードビジネススクールのディーンだったガース・サロナー教授とランチをする機会がありました。ディーンは、セコイアキャピタルのアドバイザーで、政界と財界のトップと繋がっています。スタンフォードビジネススクールの良いところの一つが、教授やクラスメートとの繋がりを保...
何年か前にスタンフォードビジネススクールの出願者のためのインフォメーションセッション(東京)で、卒業生として話をする機会がありました。たまたま、来日していたためです。 そのときに、自分のキャリアについて話したところ、出願者から、「福島の除染のために頑張っているという話だ...
前回のブログ で、信念がないと良いCEOになれないので、スタンフォードMBAの受験では、What Matters Most to Youと質問されると書きました。9月になり、そろそろ多くの受験生が、エッセイを書き始める時期になりました。どうすれば信念を持てるのか、考えてみたいと思...
Believe in yourself because we believe in you
ビジネススクールに入るには、受ける学校のウェブサイトを徹底的に調べるのが最初のステップの一つになる。色々なやり方の人がいると思うが、私の場合には、隅から隅まで目を通した。 スタンフォードビジネススクールの留学の勉強中に、アドミッションのウェブサイトに、 "Believe ...
アメリカは東海岸でちょうど1月20日になった。 いよいよ新しい大統領が誕生する。 オバマについては、色々と批判があった。 ・オバマケアのせいで、税金が高くなったし、医療機器のイノベーションが阻害された ・シリアが滅茶苦茶になってしまった ・シェール革命を阻害した ...
Hard Thingsというシリコンバレーでは有名なベン・ホロウィッツ氏が書いた本を読んでいる。もともとネットスケープの幹部で、その後、自分の会社で社長を経験した後、有名なベンチャーキャピタルファンドを創業した。日本語でも出ているようだ( こちら から買える) 濃い内容だが、...
卒業をして5年も経つと、色々と成功する人達が出てくる。 最近卒業生で南カリフォルニアに住んでいるクラスメート(現在はベンチャーキャピタル)とランチをしたときに、「来週はSo-FiのFounderを励ます会に出席するためにシリコンバレーに行くんだ」という。 同級生が立ち上げ...
スタンフォードビジネススクールのセカンドラウンドの出願の締切が過ぎた。サードラウンドで出願する人は稀なので、殆どの残りの受験生は、この秋か来年の 1 月に受験することになると思う。 そこで、難しくて評判の出願エッセイ「 What matters m...
スタンフォードMBAのインフォメーションセッションで考えたこと(スタンフォードのカルチャーの本質)
「それまで私は、『見えない』ということにとらわれるあまり、その人がその人らしく生きていくということに気が回りませんでした。」 (辻井いつ子、『 今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで』より ) スタンフォードGSBのインフォメーシ...
東京大学関連(知財のみの移転を含む)のベンチャーの時価総額が、1兆円を超えたということで話題になっている。 http://textream.yahoo.co.jp/message/1004587/4587/8/403 私は、MBAとMSをスタンフォード大学で取得したので、2...
スタンフォード大学に合格する方法 「Know your audience」
"20 million people are starving; whatever their politics, they should be fed." (Clark Hoover, 31st President of the United States)(日本語訳「2000...
スタンフォード大学では、最先端の情報を手に入れようと皆、水面下でアヒルのように足をバタバタさせている。私も情報を手に入れようと、私と同じ年の教授 Jennifer Dionneの量子力学の授業を受けていた(試験問題は残念ながら満足にとけなかったが、教授と友達になったので、よい成績...
Stanford GSBでは、5年に一度、リユニオンが行われ、今年は4月30日から5月3日まで、私のクラスが集合する。そこで、5年間の出来事を8分間でスピーチするTalkというイベントがあり、8人のうちの一人に選ばれた。 振り返ってみれば、あっという間の5年間だった。 ...
「スタンフォードビジネススクールの卒業生で一番優秀な学生は、起業する。その次に優秀な学生は、スタートアップに入る。」(スタンフォードビジネススクールの教授の グロースベック ) 1.優秀な卒業生は起業するのか? このブログで、起業については、自分の経験を含めて随分紹介し...
もうすぐ出願の時期、ということで、毎年恒例のスタンフォードMBAに合格するためのガイドブックその4を作成しました。 今までのガイドブックについては、 こちら を。 今回の「ガイドブックその4」は、実際にあった受験生のエッセイを添削する内容です。 高校生が使う受験参考書...
忘れもしない2009年の冬。 グーグルの会長のエリック・シュミット氏らが教授として講義するスタンフォードビジネススクールの名物授業「ベンチャーキャピタルと起業家」。 その授業に、Twitterの創業者、ビズ・ストーンが、投資家のピーター・フェントンと一緒に登場し...
私がシリコンバレーで起業した会社は、うまくいっているようで、先日も以下のような発表がありました。 http://www.prweb.com/releases/mOasis/News/prweb11200961.htm 福島のためにつくそうと自分の会社は退職しましたが、それ...
MBAのエッセイは、引用で書き始めると効果的であることが多いのですが、スタンフォードビジネススクールの場合には、例えば以下の引用は効果的です。 "What does not destroy me, makes me stronger." – Friedrich Niet...
小学生の頃、本屋さんで参考書を手にとって眺めていたとき、「ここに書いてあること全部が手にとるだけで頭に入れば、時間が節約できて良いのにな」と思ったことを覚えている。 その当時は、魔法のように感じられた。 しかし、大人、特に社会人であれば、それに近いことができる方は、少なくないだろ...
私も、米国企業に就職して約一年、そろそろ、昇進と給料アップが欲しくなった。 ご存知のとおり、「ひたすら忍耐」の日本社会と違い、米国社会では、交渉しない者には、昇進と給料アップはない。だから、ビジネススクールの交渉の授業にも人気が出るのである。 そこで、今回は、昇進・...
変な話題で恐縮ですが、私とプロジェクトがしたい、という方がいらっしゃいましたら、以下までメール下さい。 stanfordmba.guide@gmail.com
「人間のえらさに尺度がいくつもあるが、最少の報酬でもっとも多くはたらく人ほどえらいぞな。一の報酬で十の働きをするひとは、百の報酬で百の働きをする人よりえらいぞな」(司馬遼太郎『 坂の上の雲 (二)』文春文庫、25頁、正岡子規の台詞) 「人生における決断というのは、キャッシュ...
ある日のこと、授業中、前をボンヤリ眺めていると、「凄い髪の毛だな」と思う人が目の前に座った。日本人の悲しい習性なのか、「髪の毛が余りにユニークだから無理・・・」と距離を置くことを決める。 ところが、そこで事件が起こる。 授業で、「チームをつくって、スタートアップのビ...
スタンフォードビジネススクールを卒業してすぐ、砂漠を緑化したいという一心で、不毛な土地を、農地にする会社(モアシス)をシリコンバレーで設立しました。不毛な土地は、ただ同然の値段で安く買えることが多いので、これを、友人の教授が開発した特殊なプロダクトを使い、低コストで、農地に変換し...
「バックグラウンドがないので、スタンフォードMBAへの出願は見合わせるようにカウンセラーに言われました」 少し前から、 MBA留学のためのガイドブック を配布し始めたところ、上記のような相談が届くようになった。 「バックグラウンドがないから、受かりません」というのは、多く...
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