日常生活を通じて「ヒト」を描いたコラム
いくつになっても人間は、本能を秘めた動物。社会には、千差万別な「ヒト」の特徴があふれている―。身近ないろいろを突っ込んで、面白く、時に深く。読まれる文章を目指して書いています。
ポプラ社の大賞を取った水嶋ヒロさん、本名齋藤智裕さんの小説「KAGEROU」を読んだ。2時間ほどで一気に読めた。この小説は賛否両論、評価が極端に分かれていたけど、個人的な感想は、「伝えたいことがはっきりしていて、それがちゃんと伝わってくる」ということ。文
酒井順子さんの「儒教と負け犬」を読んだ。酒井さんは何年か前に流行した「負け犬」という言葉をエッセイの中で生み出した張本人で、ご自身も「負け犬」。この本は、少子晩婚化が特に進んでいるのが日本と韓国だ、ということを知った酒井さんが、その背景に「儒教」の影響が
身の回りに、鬱状態の人が多い。仕事を長期休業している人もいれば、仕事は何とかできるけど、支障が出ている人も。人の心の中は見えない。心の問題だけは、他人にはどうにも解決できない。本人が、鬱とその原因と向き合って乗り越えるまでは。ただ、無力さを感じる。
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい愛に怯える前に、傘を買っておく必要があるどんなに愛されても幸福を信じてはならないどんなに愛しても決して愛しすぎてはならない愛なんか季節のようなものた
4年くらい前、大学の恩師が「人生は、美しいものだけを見て生きれば間違いない」と言った。当分、その意味が分からなかった。美しいものって何?って。だけどここ1、2年、やっとその意味が分かるようになった。自分の心が素直に受け入れられるもの、いいな、って共感でき
生け花展に行った。会場の隅に、伝統的な作品のコーナーがちょこっと設けられ、その他大部分は、自由で現代的なコーナーだった。お客さんがニコニコ笑いながら凝視してる先を見ると、コレがダイコンに、ニンニクを何個もくっつけてある。っていうか、まち針で刺してある。そ
「ごくらくとんぼ」これは、私が勝手に「人生の師」と慕っている人のあだ名です。仕事、生き方、恋愛、家族・・・すべてにおいて、指針となってくれる。時に、的確な助言をくれるブレーンのような存在。信念を持ってまっすぐ生きているのに、堅苦しくなくて自由。その人と、
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