セラミド（3） 疑似セラミド

今回は疑似セラミドについてのお話 疑似セラミドって何？ セラミドの分子を持たないが、セラミドと同様の働きをするもの。ただし成分表示にはセラミドと記載しません。 疑似セラミドは、人間の皮膚でバリア

セラミド（2） 活性型セラミド

今回は活性型（合成）セラミドです ●保湿成分の活性型セラミドは、人の肌のセラミドと同じような構造を、100％の割合で合成したもの ●天然セラミドは非常に原価が高いが、合成セラミドは、化学合成で作られて

セラミド（1） 天然セラミド

今回はセラミド（1）です セラミドとは ●細胞間脂質の主成分 ●皮膚のバリア機能を改善させ、長時間水分保持能力を持続させます。つまりお肌の水分の蒸発を防ぐ ●外界の刺激から肌を保護する ●セラミ

コラーゲンについて（2）

今回もコラーゲンについて（2）です 前回の水溶性コラーゲンの他に代表的なものは加水分解コラーゲンやサクシニルアテロコラーゲンです いつものように成分名とその成分を含む製品例を紹介します 1）サク

コラーゲンについて（1)

しばらくの間、話題の成分についてお話します 今回はコラーゲンの話です 皮膚の構造は 表皮、真皮、皮下組織から成り立ち、その中で皮膚の中心は真皮です。この真皮の主成分はラーゲンです。このコラーゲン

ビタミン Eについて

ビタミンEの話です 脂溶性ビタミンの一種 ビタミンEは、穀物、緑葉植物、海藻類、野菜、植物油、魚類、肉類など自然界に広く分布している 酸化を防ぎ、過酸化脂質の生成を抑制するという抗酸化作用がある

ビタミンCについて （2）

ビタミン C（2） の話です 今回はテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルアミノプロピル、アスコルビルグルコシドの3成分です 1）テトラヘキシルデカン酸アスコルビル VC-IP：新

ビタミンCについて （1）

今回はビタミン C（1）です 以前、『美白剤』で紹介しましたが再登場です ビタミン Cの美肌効果は広範囲に渡ります シミ、くすみの予防改善 メラニン生成阻害作用、メラニン色素還元（美白）作用

ビタミン Bについて （2）

ビタミン B（2）のはなしです 今回はビタミンB3とビタミンB6についてです 1）ビタミンB6 化粧品に使用されるビタミンB6群 塩酸ピリドキシン リン酸ピリドキサールカルシウム リ

ビタミン B について （1）

今回はビタミン B（1）の話です ビタミンBの中には肌荒れ・カユミ・フケ・脱毛・日焼け防止や美肌・育毛作用をもったものがあります 1）ビタミンB2 リボフラビン 牛乳、肝臓、卵黄のほ

ビタミン A （2）について

今回もビタミンA （2）です 化粧品で使われるビタミンAは他に酢酸レチノール、ビタミンA油、β-カロチンなどがあります 1．酢酸レチノール ビタミンA誘導体 レチノールの酢酸エステルに植物油を

ビタミン A （1） レチノール、パルミチン酸レチノール

ビタミンAについてのお話です ビタミンAの特徴 ビタミンAは「紫外線」により壊されやすい性質があります。ビタミンAは体内で作ることができず、欠乏するとお肌は目立って乾燥し、角質層がボロボロに剥がれ落

糖類（3） キシロビオース,マルトース、トレハロース

糖類（3）のはなしです 今回はキシロビオース、マルトース、トレハロースです 1）キシロビオース ・竹の子に含まれる保湿性の高い成分 ・最大の特徴は、外気の湿度に応じて、保持する水分の量を調整で

糖類（2） ラフィノース、ベータグルカン、デキストラン

糖類（2）です 今回はラフィノース、ベータグルカン、デキストランの3種です 1）ラフィノース 植物から抽出されるオリゴ糖で、天然由来の安全な成分 肌に塗ると保湿効果とラメラ構造を安定化させる

糖類（1） キシリトール、ソルビトール、マルチトール、マンニトール

糖（とう）類（1）の話です 甘味料として食品に使われることが多い成分です  糖は水分保持力が強いために化粧品では保湿剤としての働きが期待されます 今回は糖アルコールと呼ばれるものを紹介します

美白成分（8） 5.5'-ジプロピル-ビフェニル-2,2'-ジオール、セブラエン

今回も美白成分（8）です 現在、厚生労働省が医薬部外品として効果を認めている美白成分は以下の10種類だけです ◆アルブチン コケモモから抽出される成分。 ◆エラグ酸 イチゴやラ