事業継続力強化計画で水害の備え
梅雨の季節、6月も後半になりました。日本では例年、7月〜10月にかけて大雨・台風による水害が多く報告されています。大雨・台風では、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地滑りなどが発生しやすく、甚大な被害をもたらす危険性があります。その水害に備えて、ハザードマップの確認と事業継続力強化計画の策定についてご案内します。1.温暖化で豪雨が増加する近年、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発し、記録的大雨という言葉も新聞でよく見かけるようになりました。気温が高いほど大気に多くの水蒸気を蓄えられるため、豪雨災害につながりやすいというわけですが、IPCC第6次評価報告書によると、産業革命前からの気温上昇が1...
2023/06/25 13:36