カメオという、わんこのお話
★「カメオ」松永K三蔵著者、まつながけーさんぞうさんはちょっと変わった名前なんですけど昨年、「バリ山行」で芥川賞を受賞された方で(↑読んでいませんけど)この本は、デビュー作らしく、先日、新聞で「面白くて哀しい」と書いてあって気になったので読んでみました。主人公、高見は、神戸の物流倉庫に勤務し新倉庫の建設の管理を任されることになった。しかし、建設用地の隣地に住む犬連れの男が何かと工事にクレームをつけてくる。厄介な男だなと思いつつ、日々対応に追われていたのだがひょんなことから、なぜか、この男の犬を預かることに。。。そして、一人暮らしの高見はペット飼育不可のマンションで犬と過ごすことになる。この主人公が、また、なんとも言えない「いいやつ」でぶつぶつ言いながらも、犬の世話をし頑張る姿が可愛くて面白い。そして、想像...カメオという、わんこのお話
2025/02/28 09:30