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Schimmer https://schimmer.jugem.jp/

コメディ:シリアス=8:2で繰り広げられるやや乙女向け逆ハーノベルです。

「じゃぱにーずりらくぜーしょん恐るべしだな!」 平和に暮らしていた鞠子の前に現れた謎の外国人。非日常に引き込まれ鞠子は・・・? 今は一本のみ連載しています。 慣れてきたら、構想中のノベル開始しようと企み中♪

八緑
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2008/04/10

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  • やっと準備完了

     お久しぶりです、なんとか生きてます(´・ω・)続きがうまくまとまらずもにもにしたり、お引越し先を探したりで結局放置になってしまいましたがなんとかめどがつきましたぁ。http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=gre

  • 15-29 世界はそれでも変わらない

     注射の細い針管が皮膚にするすると入っていき、頃合を見計らって中の液体を注ぎこむ。一瞬鞠子がかすかに眉をひそめたがいつもの穏やかな表情へとかわり静かに寝息をたてる。夢うつつでも注射は痛いものなのか、とぼんやり思いながらハリーは隣部

  • 15-28 世界はそれでも変わらない

    崖下を覗いた時にはすでに遅かった様で船体自体姿も見えず、眼前にはただ静かに波が揺れるのみだった。「島の連中を地下シェルターに誘導しろ、数時間後には客がやってくるからな。」そのダリウスの声に崖下を見ていたマルチェロの肩がぴくりと震える「ふざけ

  • 15-27 世界はそれでも変わらない

     その声にびくりとハリーの肩が震えるこの登場は他の誰も予見できなかったらしく、あっという間に混乱に包まれた。「ギーナ、てめぇあとでケツバットな。おめぇ等も焚き火後なんざわざとに作って俺をはぶんじゃねー、年食ってんだからいちいち裏切

  • 15-26 世界はそれでも変わらない

     「どうなってるんだよ!!なんで……っ」「どうやら私達は目の前のお子様に一杯食わされた様ですね。」それを聞いていたマルチェロが小さく舌打ちをして姿勢を低くする。能力が使えなくても距離はそう遠くない、一気に詰めて接近戦に持ち込めば鞠

  • おっひさしぶりでーす!!

     おまたせいたしましたーっ!橈骨末梢神経損傷というものだった様ですー、少し時間がかかり3,4カ月ほどかかった挙句に仕事内容がハードになってさらに小説作成プチスランプとなりしばらくお休みとさせて頂きました(う口`。)スランプって怖い

  • なんということでしょう!!

    最近更新していなくて大変申し訳ないっ><実は……右手がただいま神経をやられて感覚がありません!(゜∀゜)ウヒョー橈骨神経麻痺か頚椎ヘルニアらしいのですが、まだしっかり調べてないのでなんとも……足裏の痺れの肘から手先までバージョンな感じで非常

  • 15-25 世界はそれでも変わらない

    こいつは俺等の新しい家族だ!マスターが1人の子供を連れて帰ってきた後ろに隠れながらこちらを恐々見ていた。金髪に青い目だったからてっきり隠し子かと思ってたら違ったみたい鞠子が落ち着かせようとホットミルクを渡したやさしいねって柴垣や皆が言ってる

  • 15-24 世界はそれでも変わらない

     一歩ずつこちらへと近づいてくる銀色の髪を揺らし、淡色の瞳でこちらを見つめながら。「ゴメン……ね。」あのたどたどしい口調で再会の第一声を発したどうしてあんな事したの?3歳児すごく心配してるよ?なんでずっと島にいたの?山ほど言いたい

  • 15-23 世界はそれでも変わらない

    パジャマで出るのは少し恥ずかしかったので、着替えをすませ早く早くとせかすハリーをなだめながらブローチとネックレスを急いでポケットへ押し込み車椅子へ乗った。アスファルトで舗装されていない森の道をゆるゆると通ると光が木々の間からもれる「キツクナ

  • 15-22 世界はそれでも変わらない

     「アーソーボーーー。」耳元で声が聞こえる「アーーーーソーーーーボーーーーーー。」まだ眠たいから後で……ぼふぼふぼふぼふぼふっ「アアアアアソオオオォオオオオオオオオボオオオオオォォ」上から布団をばふばふされるこの感じは恐らくハリー

  • 15-21 世界はそれでも変わらない

     僕が絶対守るから。あの子が眠りにつく時に口をついてでた言葉一度目は僕の不注意でマイクの裏切りを気づく事が出来なかった。今度は、今度こそ。ダリウスみたいに強くもないし柴垣みたいに治療ができるわけでもないでも、僕にしか出来ない事がま

  • 15-20 世界はそれでも変わらない

    JUGEMテーマ:自作小説 「うぇー、まだ髪がベタベタするよー。」「どっかの馬鹿オカマがヒステリー起こしたせいでな。」「だから謝ってるじゃないのよぅ!まさか取っ手が抜けるなんて思わなかったんだものぉ……はい、治療おしまい♪」3歳児

  • 15-19 世界はそれでも変わらない

    「アーーーーン。」ハリーがスプーンいっぱいに最後のおかゆを入れ口元へと持ってくる流石に1ヶ月程この生活をしていると慣れたもので、口を開けぱくりと頬張る。「イイコイイコーー♪」頭をガシガシと撫でられ、いつもの様におでこにキス。昔自分が病気にな

  • 15-18 世界はそれでも変わらない

     場所はYggdrasillの医務室へと移るベットの上の鞠子は目の前で悩みのた打ち回る医師へかける言葉を探していた「なんでよぉ、普通ならこう体力も回復して退院できるはずなんだけど……。投薬もしっかりしてるし完璧なはずなんだけどぉぉ

  • 15-17 世界はそれでも変わらない

    JUGEMテーマ:自作小説「ファーザー!」車に乗ろうとしていた老人を同じ年程の人物が呼び止める「おやトレーネ、その老体で走ると心臓が破裂してしまうんじゃよ?」知ったことかと悪態を付き、半ば信じられないといった顔で目の前の飄々とした人を見る「

  • 15-16 世界はそれでも変わらない

     「人工衛星に写らない島……?」「馬鹿な、あんな技術が存在するなんて!!」「おぉ、ジェラルドよぉ。あのライオンに羽の生えた奴可愛いの!孫のバリーちゃんが……。」「現在の科学では無理ですよ、ファーザー。それに先日バリー様には大きなお

  • 15-15 世界はそれでも変わらない

    ファーザーの言葉を開始の合図として、劉がゆっくりと立ち上がり仰々しく一礼する。「今回は私だけではどうする事も出来ない。が、兄弟達の助力を得て見事達成する事が出来たなら我々は軽く世界のすべてを掌握する事ができるのだ。」手を叩き合図を送るとスク

  • 15-14 世界はそれでも変わらない

    パソコン解禁ーーー!ってなわけで、後は仕事やら何やらが片付き次第更新に着手していきたいと思いますっ。長々と更新ストップしてしまい申し訳ありません><。メールで応援してくれた方々にもこの場を借りて、再度お礼を申し上げます♪♪もうしばらくお待ち

  • 15-13 世界はそれでも変わらない

    「本当はもう少しお話をしていたいのですが、生憎予定がありまして……。」来てくれてありがとう、と彼女は淡く笑うそこにはつい最近見せていたあの笑顔はなく、あっという間に消えてしまいそうな印象をうけた。少し心が痛む反面、思ったよりも症状が軽くて少

  • 15-12 世界はそれでも変わらない

    .事の次第を聞いたのは私の意識が戻ってから3日目だった。「症状が悪化するといけないから今まで言わなかったんだけどぉ……。」と美人さんが少しづつ話をしてくれた。マイクさんも花好きも未だに見つからないので、島の外へ脱出したんじゃないかと最近は捜

  • 15-11 世界はそれでも変わらない

    「柴垣、鞠子さんの容態は……。」「やっと麻酔が効いてきたみたい、今は静かに眠っているわ。」「なんでいきなり暴れんだよ!あいつ普通だったじゃねーか!!」「せっかく快方へ向かっていたのに、どうやら悪化したみたいね。さっきダリちゃんを見てたのにい

  • 15-10 世界はそれでも変わらない

    「おい、鞠子!!しっかりしろ!!」一際大きな声で呼ぶ声がして私の視界がいきなり明るくなった。今見えるのは白い壁と白い天井、それに3歳児の半泣きの顔と金髪の心配そうな顔。「クソDr、鞠子が目ぇ覚ましたぞ!!」向こうからパタパタと足音が聞こえて

  • 15-9 世界はそれでも変わらない

    チクタク、チクタクと秒針の進む音と和やかな雑談が交わされるいつもの空間自分の息子の話、正社員さんの上司への愚痴、いつもそれらを聞きながらここで少し寝る事が日課だった。Yggdrasill……あの人達はすべて私が作り上げたものだったのだろうか

  • 15-8 世界はそれでも変わらない

    「……ちゃん、……ちゃん!!」やめて私を呼ばないで何も聞きたくないの「あららぁ、そんなに熟睡してたら昼休み過ぎちゃうわよぉ?」まだ携帯のアラーム鳴ってないからもう少し寝てても大丈夫。それよりもおばちゃんの方がいっつもお化粧直しに時間がかかっ

  • 15-7 世界はそれでも変わらない

    廊下まで響く大声を聞いて、胸の奥がぎゅっと掴まれる感覚を体験しながら銀色の髪を躍らせて廊下の角を曲がり目的地へ急ぐ。ここの追っ手は自分に比べると比較的弱い分類に入るので出会った所でどうという事は無い。ただいつもの様に埋めたり崩したりぶつけた

  • 15-6 世界はそれでも変わらない

    【─ついてこい。】いつだったかな、アレを言ったのは。その時からあいつは俺の大事な家族になった馬鹿みてぇに花が好きでいつも頭のネジが取れたみてぇにぼーっとしやがってまっずい菓子ばっか食いやがってそんなあいつが、ギーナがドア前で初めてあった時み

  • 15-5 世界はそれでも変わらない

    人形の目をじっと見たことがあるか?何も考えず、何も思わず、ただそこにあるだけのあの目作り物で、空虚でがらんどうで魂の篭っていないあの目正に鞠子の目はあれだった天井を見つめたままの鞠子を、さっきの放送を聞いた奴等が入り口に殺到して野次馬してや

  • 15-4 世界はそれでも変わらない

    赤黒い液体が、裂けた皮膚から零れ落ちる重力に従って肉体が地面へと崩れ落ち、大きく見開かれた目が私の心臓を射抜く。『彼は来月に栄転する予定だったらしいな。妻子は死亡の知らせを聞いて、将来に絶望し今は行方不明だそうだ。なんともむごたらしい結果だ

  • 15-3 世界はそれでも変わらない

    「zebra!」「シマウマってんだ、シ・マ・ウ・マ。」「そーいえば、シマウマって年取ると気性が荒くなるんだよー?」「年を取る度に頑固になってしまうんだね。」「なんで私の方見ながら言うのよぅ、ユベール。」不愉快だわぁ、なんて良いながらメスを旋

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