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ビール紀行〜旨いビールを求めて〜 https://blog.goo.ne.jp/rex-blue/

国内外のビール醸造所や直営ビアパブでの飲みある記

「旨いビールを飲むには、ビールに旅をさせるのではなく、自分がビールのもとへ旅をする」を信条に、国内外のビール醸造所を巡る「ビール紀行」のブログです。

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2008/04/06

  • 古民家で一杯 OKD KOMINKA BREWING(その2)

    前回の「OKDKOMINKABREWING」の続きです。醸造所から「SON_DINING」に向かいます。坂を少し登り、道幅の狭い道路を進んでいくと、右手にそれらしきスポットが見えてきます。飲食施設の「SON_DINING」です。古民家をリノベーションした施設だそうですが、昭和な雰囲気が漂っています。レストランの他に、カフェやパン屋さんも入っているようです。店内の様子。お昼時だったのでかなり多くのお客さんで賑わっていました(写真は後で撮影)。コンプリート打ちっぱなしのフロアと木を多用した店内とテーブル席に清潔感を感じます。外観とは違って中は現代的。これは人気になるはずです。カウンター奥にはズラリと並ぶ15本のビールサーバーのタップ!ここがタップルーム的存在なのがよく分かります。それではビールを頂きましょう。...古民家で一杯OKDKOMINKABREWING(その2)

  • 古民家で一杯 OKD KOMINKA BREWING(その1)

    九州縦断ビール紀行がようやく終わりましたので、今回から全国のビール紀行に戻ります。今回からのビール紀行は愛知県知多市の「OKDKOMINKABREWING」へのビール紀行をお送りします。OKDKOMINKABREWINGは2019年にじょうぞうを開始した比較的新しい醸造所。経営元がおかき屋さんで、その古い家屋という雰囲気を活かしてビール醸造を開始。その後、醸造所がある歴史ある街並みの中に古民家をリノベーションした飲食施設を開業し、今中部エリアで最も勢いのある醸造所となっています。ビールのスタイルはエールを中心に極めて多彩。特に修行先が大山Gビールとあって、ヴァイツェンへのこだわりはひとしおです。醸造所へのアクセスですが、名鉄常滑線の朝倉駅からバスで約20分。本数もそこそこあるので、アクセスしやすい醸造所で...古民家で一杯OKDKOMINKABREWING(その1)

  • 魚料理に合うビール アイランドブルワリー(最終回)

    前回の「アイランドブルワリー」の続きです。続いて頂いたのは「IPAfeat.NelsonSauvin」。ネルソンソーヴィンとモトゥエカ使用。白ワインのようなネルソンソーヴィンの香りが炸裂!モルトの旨味はしっかりで、それを凌駕するホップによる酸味・渋味。旨い!ネルソンソーヴィンの香りが炸裂する、酸味・渋味しっかりのIPAです。最後は「PLUMBARLEYWINE」で締め。壱岐の旅館の南高梅を使用。アルコール感のあるエステル香。モルトの旨味はしっかりで、何と言っても、南高梅と酵母による強い酸味が突き刺すように効く。旨い。酸味の強い梅酒を飲んでいるかのような、南高梅らしさを感じるバーレーワインです。梅とバーレーワインの掛け合わせは珍しいです。今回はこれにて終了。こちらのビール、今流行りのビールとは違って、よりバ...魚料理に合うビールアイランドブルワリー(最終回)

  • 魚料理に合うビール アイランドブルワリー(その4)

    前回の「アイランドブルワリー」の続きです。次に頂いたのは「IPA」です。厚みのあるトロピカル系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり豊潤、ホップの苦味がかなりしっかり効く。旨い!厚みのあるトロピカル系のホップの香りと苦味がしっかり効くアメリカンIPAです。フードのメニューです。「魚に合うビール」を目指しているだけあって、半分くらいが魚料理です。ありきたりなフードメニューではなく、かなり個性的で好印象。注文したのは「島のフィッシュ&イカリング」。チップスではなく、イカリングが添えられています。ありそうで無かった。地元漁港で揚がった魚を使用。フィッシュはカジキマグロで、季節によって使う魚が違うそうです。壱岐の塩で頂くと、美味しい!次に頂いたのが「ポーター」、これが想像を絶する旨さでした。豊かなロースト香とモル...魚料理に合うビールアイランドブルワリー(その4)

  • 魚料理に合うビール アイランドビール(その3)

    前回の「アイランドビール」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類。定番3種に期間限定3種という組み合わせ。バーレーワインがありますよ。これは絶対飲まないと。最初は「ゴールデンエール」から頂きます。「魚に合うビール」をコンセプトにしたビールとのこと。麦焼酎に使われる白麹を使用。柑橘系のホップの香りとモルトの香り。モルトの旨味はやや控え目で、白麹によるものか酸味のアクセント。旨い。柑橘系のホップの香りと酸味のアクセントが特徴のゴールデンエールです。続いては「YUZU-KOJIALE」。壱岐産の柚子と白麹使用。柚子の香りが素晴らしい!モルトの旨味は控え目で、柚子と白麹による酸味がしっかり、そして心地よく効く。旨い!素晴らしい柚子の香りと強く心地よい酸味が特徴のフルーツビールです。店内に黒い見慣れ...魚料理に合うビールアイランドビール(その3)

  • 魚料理に合うビール アイランドブルワリー(その2)

    前回の「アイランドブルワリー」の続きです。醸造所に到着。古い焼酎蔵を活用した趣のあるたたずまい。古い中にも新しさを感じます。向かって右手の窓から、醸造設備らしいものが少し見えています。店内の様子。どっしり構えたカウンターがメインのスタンディング形式のフロアです。隣に面する窓からは醸造所内がよく見えるようになっています。外の様相と違って醸造所内は近未来のよう。オリジナルグッズが各種取り揃っていました。個人的にはグラスのラインナップが気になるところです。カウンター奥にあるビールサーバー。タップ数は8つ。離島でこのタップ数は通常ありえません。それではビールを頂きましょう。(続く)アイランドブルワリー長崎県壱岐市勝本町勝本浦249TEL:0920-42-0010◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願...魚料理に合うビールアイランドブルワリー(その2)

  • 魚料理に合うビール アイランドブルワリー(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の最後・第14弾として、長崎県壱岐市の「アイランドブルワリー」へのビール紀行をお送りします。約1週間に渡って九州を縦断してきたビール紀行の締めに選んだのは長崎県北部に位置する離島である壱岐島にある醸造所です。壱岐島はWTOの地理的表示の産地指定を受けている麦焼酎、壱岐焼酎の発祥の地として有名ですが、そんな壱岐に旧焼酎蔵がビール醸造所としてアイランドブルワリーを2021年を立ち上げました。コンセプトは玄界灘の海の幸と合うビール。「合う」と言っても、料理を邪魔せず淡麗な味わいのビールだけではなく、個性的で本格的なビール造りをされています。醸造所には併設のタップルームがあり、壱岐産の魚料理と新鮮なビールのペアリングを楽しめます。こちらはメデイアでも度々取り上げられていて、いつかは行っ...魚料理に合うビールアイランドブルワリー(その1)

  • 意欲的で多彩 O/A NAGASAKI CRAFT BEER(最終回)

    前回の「O/ANAGASAKICRAFTBEER」の続きです。続いて頂いたのは「Re:fresh」(サワーIPA)です。柚子に近いシトラス系のホップの香りとそれに調和するサワー酵母による爽やかな酸味がしっかり効く。旨い!シトラス系のホップの香りとサワーらしいしっかり酸味が絶妙に調和するサワーです。お次はハイアルコールなビールを、「WinterAle2022」(スパイスエール)。ドライフルーツやシナモンの良い香り。モルトの豊潤な香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味としっかり酸味がボディを受け止める。旨い!ドライフルーツやシナモンの香りが特徴の、シュートーレンのようなウィンターウォーマーです。これかなり、いいです。冬にはこういうビールが飲みたくなるのです。最後もハイアルコールのビールを注文。こちらは...意欲的で多彩O/ANAGASAKICRAFTBEER(最終回)

  • 意欲的で多彩 O/A NAGASAKI CRAFT BEER(その3)

    前回の「O/ANAGASAKICRAFTBEER」の続きです。ビールのメニューです。自家醸造のビールは8種類で、ゲストビールが4種類という豊富なラインナップ。8種類全ては厳しいので、どう組み立てるか考えます。まずは店名となっているビール「AWAKE」(アメリカン・ペールエール)を頂きます。柑橘系とほんのり干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり効く。ホップによる渋味のアクセント。旨い。柑橘系のホップの香りとしっかり目のボディが特徴のアメリカン・ペールエールです。フードのメニューです。結構種類が多いです。軽いものから、がっつりお肉やご飯ものまで。しかもどれも美味しそう。これは選択に悩みますね。注文したのは「雲仙ハムの鉄板焼き」。ハムをスライスして焼くというシンプルな料理です...意欲的で多彩O/ANAGASAKICRAFTBEER(その3)

  • 意欲的で多彩 O/A NAGASAKI CRAFT BEER(その2)

    前回の「O/ANAGASAKICRAFTBEER」の続きです。醸造所に到着。向かって左手が醸造所、その隣が直売所「目覚麦酒店」、その奥が「BEERPUB&CAFEAWAKE」になっています。それでは通路を進んで、「BEERPUB&CAFEAWAKE」に入ってみましょう。店内の様子。カジュアルなカフェのような感じの店内。醸造所かぶりつきのテーブル席が特徴的です。カウンター背後にあるビールサーバー。何と12タップも。しかも、ゲストビールも含めてほとんどが繋がっているようです。このお店が只者ではない証拠。醸造所を目の前にするテーブル席を陣取りました。それではビールを頂きましょう。(続く)BEERPUB&CAFEAWAKE長崎県長崎市目覚町11-2​TEL:095-801-2215◆ランキングに参加しています。よ...意欲的で多彩O/ANAGASAKICRAFTBEER(その2)

  • 意欲的で多彩 O/A NAGASAKI CRAFT BEER(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第13弾として、長崎県長崎市の「O/ANAGASAKICRAFTBEER」へのビール紀行の模様をお送りします。九州縦断ビール紀行もいよいよ残すところ、あと2つの醸造所となりました。O/ANAGASAKICRAFTBEERは近年醸造を開始した新規醸造所。HPを見ると、非常に多くの種類のビールを醸造し、かつ意欲的なビールが多く見受けられます。醸造所にはビール直売所やビアパブが併設されていて、食事とともにビールを楽しむことができます。また醸造所の上には宿泊施設もあるので、移動を気にせずにじっくりビールを飲んで、すぐに横になることができます。今回の醸造所も初訪問で、事前情報はこれくらい。どんなビールが待っているでしょうか。醸造所へのアクセスは、JR長崎本線の浦上駅から徒歩約5分です。...意欲的で多彩O/ANAGASAKICRAFTBEER(その1)

  • 気軽なビアスタンド 佐世保夕陽麦酒(後編)

    前回の「佐世保夕陽麦酒」の続きです。醸造所に到着。酒屋さんのような小さな店舗です。ここでビールを造っているとは、通りがかりの人は気が付かないことでしょう。店内の様子。小さなカウンターがメインの基本立ち飲みのビアスタンドといった感じです。このお気軽感、好きです。冷蔵庫にはアメリカや日本のクラフトビールが並んでいて、持ち帰り販売に力を入れられているようです。店主の方にお話をお伺いすると、醸造所はこの奥にあり、石見式を採用。仕込みは80Lで発酵タンクは120L規模×3基で醸造所されているそうです。カウンター奥のビールのタップは11本。イベントがあったようで、自家醸造のビールは品薄で1種類、あとはゲストビールが並んでいました。その1種類の自家醸造のビール、「ペールエール」を頂きます。柑橘系かつ干し草系のホップの香...気軽なビアスタンド佐世保夕陽麦酒(後編)

  • 気軽なビアスタンド 佐世保夕陽麦酒(前編)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第12弾として、長崎県佐世保市の「佐世保夕陽麦酒」へのビール紀行をお送りします。九州縦断ビール紀行も福岡県から長崎県に入り最終行程に入ってきました。長崎県はエレファントブロイが醸造を中止した後、長らく醸造所が存在しない県でしたが、近年になっていくつか醸造所が誕生しています。佐世保夕陽麦酒は小さなビアスタンドのようなタップルームを持つ醸造所であることは、事前にWEBで確認しましたが、それ以外の詳細は不明の状態で醸造所を訪問しました。醸造所へのアクセスですが、JR佐世保駅から徒歩約20分。松浦鉄道を使うと、もっと便利にアクセスできます。佐世保の昔ながらの商店街を散歩しながら醸造所へアクセスするのも一興です。特急みどりで佐世保駅に到着。長崎方面は長崎新幹線が開通しましたが、佐世保方...気軽なビアスタンド佐世保夕陽麦酒(前編)

  • POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(最終回)

    前回の「TOYFULLBREWERY」の続きです。フードのメニューです。カレーやハンバーガーにフライものなど、ビールに合うド定番メニューが並びます。軽いオツマミ系もあるので、選択肢の幅は広いです。注文したのは「ビールに合うおつまみ4種盛」。ケークサレかな、チーズの香りと程よい塩味で美味しい。ライスコロッケは揚げたてでいいね。続いて頂いたのは「CHOCLATORANGE」(フルーツスタウト)。オレンジピールを使用とのこと。やや抑え目のロースト香。モルトの旨味はややしっかりで、ローストモルトによる酸味がしっかり目にボディを引き締める。旨い。オレンジピールの存在を探したくなる、ロースト香抑え目のスタウトです。最後は「GREENAPPLE」。リンゴ果汁を使用したフルーツエール。りんごのほんのり爽やかな香り。旨味は...POPな醸造所TOYFULLBREWERY(最終回)

  • POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(その3)

    前回の「TOYFULLBREWERY」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は4種類です。エールがベースで、フルーツを使ったビールもあります。瓶ビールのラベルはカラーリングの違いで種類を表しています。最初は「HELLO」(ペールエール)を頂きます。柑橘系のホップの香りとモルトの香り。甘いエステル香も。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり引き締める。旨い!しっかり目のモルトの旨味とホップのしっかり苦味が特徴のペールエールです。続いては「PUNKY」(セッションIPA)。シトラス系のホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり効く。旨い。シトラス系のホップの香りと、セッションIPAとしては苦味かなりしっかりのIPAです。(続く)TOYFULLBREWERY福岡...POPな醸造所TOYFULLBREWERY(その3)

  • POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(その2)

    前回の「TOYFULLBREWERY」の続きです。醸造所に到着。住宅です。住宅の1階部分が醸造所兼レストランになっているようです。ここまで普通の住宅に醸造所があるケースは珍しいです。店内の様子。外観とは違って中はしっかり飲食店。手塗感のある椅子がPOPな感じです。店名の「TOYFULL」は「おもちゃであふれた」という意味で付けられたそうで、そのような店内コンセプトのようです。店内奥は醸造所になっていて、ガラス越しによく見えるような設計になっています。かなり立派な設備がズラリと並んでいます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制。操業開始からなかなかの醸造能力です。ちなみに研修は新潟県の月岡ブルワリーという異色の研修先です。カウンターの奥には7本のタップが並んでいます。ゲストビールの...POPな醸造所TOYFULLBREWERY(その2)

  • POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第11弾として、福岡県久留米市の「TOYFULLBREWERY」へのビール紀行をお送りします。九州縦断ビール紀行は鹿児島から一気に北上し、久留米へ。九州北部にはどんなビールが待っているでしょうか。TOYFULLBREWERYは昨年9月に開業した新規醸造所で、久留米市街地の閑静な住宅街にあります。醸造所には併設のレストランがあり、ランチタイムから営業しています。当社SNSによると、「久留米市"初"のクラフトビール醸造所&ビアレストラン」だそうです。事前情報はこれくらいで、醸造所を訪問しました。醸造所へのアクセスですが、JR久留米駅から徒歩約15分、西鉄久留米駅から約11分で、どちらの沿線からもアクセス良しです。九州新幹線で久留米駅に到着。鹿児島中央駅から1時間20分程度で、サク...POPな醸造所TOYFULLBREWERY(その1)

  • ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(最終回)

    前回の「ムーンライズブルワリー天文館」の続きです。こちらがメニューです。ビールの種類は3種類。訪問時はまだ醸造開始から間もないので、これからまだまだ増えることでしょう。この3種はファーストバッチだそう。フードのメニューは軽食中心で、バーのように少しつまむ感じです。最初は「ムーンライズペールエール」。柑橘系の穏やか目のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味も控え目。旨い!穏やかな柑橘系のホップの香りと、モルトの味わいを楽しむペールエールです。続いては「抹茶ウィート」。鹿児島産の抹茶を使用。エステル香と抹茶の優しい香り。モルトの旨味はやや控え目で、小麦らしくマイルドな口当たり。程よい酸味のアクセント。旨い。ほんのり抹茶の香りと甘味を感じるウィートエールです。フードは「生ハムプレート」を注文。シ...ちゃんこ料理店下の醸造所ムーンライズブルワリー天文館(最終回)

  • ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(その2)

    前回の「ムーンライズブルワリー天文館」の続きです。店内に入ってみましょう。中に入ると、さらにパブに続くアプローチとなっています。右手は醸造設備を魅せる演出です。店内の様子。暗めの照明でシックな装いのフロアです。パブというよりは、バーのような雰囲気。こちらも醸造設備を店内装飾の一部として魅せるように配慮されています。店内奥にあるカウンター席。ちょっと変わった形状のサーバーが鎮座しています。タップ数は6つです。それではビールを頂きましょう。(続く)ムーンライズブルワリー天文館鹿児島県鹿児島市樋之口町10-7TEL:099-248-7839◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧くださいちゃんこ料理店下の醸造所ムーンライズブルワリー天文館(その2)

  • ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第10弾として、鹿児島県鹿児島市の「ムーンライズブルワリー天文館」へのビール紀行をお送りします。こちらは昨年秋に醸造を開始した醸造所。経営元は地元では有名なちゃんこ料理屋さんで、その1階に醸造所とパブを構えます。ブルワーの方は、霧島市の「桷志田ブルワリー」で働いていた方で、鹿児島県では桷志田の卒業生の方がビール造りに携われるケースが増えてきています。ビールそのものの特徴は事前情報では入手せずに、醸造所を訪問してみることにしました。醸造所は名称にある通り、鹿児島市最大の繁華街である天文館にあります。市中心部での飲食の前後に訪れたい醸造所です。どんなビールが待っているでしょうか。ひむみよブリューイングから天文館に向かい、ホテルにチェックイン。その後、次なる目的地であるムーンライズ...ちゃんこ料理店下の醸造所ムーンライズブルワリー天文館(その1)

  • 多彩なビール ひふみよブリューイング(後編)

    前回の「ひふみよブリューイング」の続きです。醸造所に到着。ビルの1階部分にある小さな醸造所のようです。店内に入ると小さなカウンター。こちらでは本来はタップ出しのビールが頂けるのですが、訪問時はコロナの影響で瓶ビールの販売のみでした。直営の居酒屋では6種類をケグ出しで提供されているようです。この日はこの4種類の瓶ビールを販売されていました。ここでは飲めないので、瓶ビールを購入して宿で頂きます。購入したのは「GreenTeaIPA」。ホップの豊かな香りと、それに隠れるお茶の香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。ホップとお茶の香りのフィニッシュ。旨い。お茶の香りが見え隠れする、ボディしっかり目のIPAです。今回はこの1本で終了。次回は是非タップルームで各種ビールを頂いてみたいです。鹿児島市...多彩なビールひふみよブリューイング(後編)

  • 多彩なビール ひふみよブリューイング(前編)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第9弾として、鹿児島県鹿児島市の「ひむみよブリューイング」へのビール紀行をお送りします。九州縦断ビール紀行も後半に入り、鹿児島市内の醸造所への訪問です。こちらの醸造所は事前情報として、鹿児島市街中心部にあること、石見式を採用していること、醸造所でビールの直売をしていること、は分かっていましたが、それ以外は情報なしで醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR鹿児島中央駅から徒歩約20分。市電を活用すれば、より楽にアクセスできます。JR日豊本線で鹿児島中央駅に到着。いよいよ大都市のビール紀行です。鹿児島中央駅と駅前の様子。南九州一の大都会。ビルの間から煙を上げる桜島が鹿児島らしいです。市電でのアクセスは事情がよく分からないので、徒歩で醸造所に向かいます。Go...多彩なビールひふみよブリューイング(前編)

  • 桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(最終回)

    前回の「カクイダブルワリー」の続きです。メインの料理がやってきました。低温調理の黒豚ロースステーキです。いくつか小鉢が添えられて提供されます。ステーキにかかったジャポネソース、玉ねぎの優しい甘味が豚肉の美味しさを引き立てます。ここにも自家製の黒酢が効いています。豚肉は柔らかく、脂身の味わいをじっくり楽しみます。最後は「熟成スタウト」をお代わり。濃厚なモルトの旨味と酸味が織り成すハーモニー。錦江湾に浮かぶ桜島の景色とともに、じっくり味わいます。コースの最後は黒酢スイーツです。ブルーベリー黒酢ドリンクとドーナッツでした。今回はこれにて終了。こちらのビール、メリハリのある個性的な味わい。特定の国のスタイルに囚われず、自由なラインナップです。特に、「ゆずサワー」は最先端なスタイルながら、極めてバランスのとれたビー...桜島を望む黒酢の郷カクイダブルワリー(最終回)

  • 桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その4)

    前回の「カクイダブルワリー」の続きです。食事のメニューの一部です。黒酢をふんだんに使用した豊富なコース料理が特徴。少々お高いですが、内容は充実したものばかりです。選択したのは「低温調理黒豚ロースステーキ」。コースの最初の料理がサーブされました。「果実を漬け込んだ生フルーツ黒酢」と「霧島サーモンの炙り~卵黄ソース~」です。食前酒ならぬ、食前酢からのスタート。霧島サーモンの炙りは、サーモンと新鮮シャキシャキの有機野菜を楽しむサラダ感覚の料理でした。続いては、「アメリカンレッド」。紅茶を使用しているので、それが色に反映されています。干し草系のホップの香りとモルトのやや豊潤な香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味がボディを陰で支える。旨い。干し草系のホップの香りとしっかりボディが特徴のアンバーエールです...桜島を望む黒酢の郷カクイダブルワリー(その4)

  • 桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その3)

    前回の「カクイダブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は5種類ですが、ニューイングランドIPAは欠品中でしたので、4種類の提供でした。最初に頂いたのは「ベルジャンホワイト」です。ベルギー酵母とコリアンダーシードによる複雑でスパイシーな香り。モルトの旨味はベルジャンホワイトにしてはしっかりで、しっかり目の酸味が効く。旨い!ベルギー酵母による豊かなエステル香と、しっかりボディが特徴のベルジャンホワイトです。続いては「ゆずサワー」。爽やかな柚子の香りと、乳酸と果実による酸味が極めて心地よく調和し、素晴らしい酸味。炭酸は抑え目で、主役の酸味を際立たせている。激しく旨い!柚子の香りと酸味の魅力を十分に引き出したサワーエールです。これは凄いビールに出会いました。ビールを注文すると提供される付け出し...桜島を望む黒酢の郷カクイダブルワリー(その3)

  • 桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その2)

    前回の「カクイダブルワリー」の続きです。醸造所に到着。外から見ても眺望を考え2階にレストランを設置した造りなのが分かります。観光バスも立ち寄りそうな大箱の施設ですね。店内に入ると、そこは売店のフロア。そして奥の通路を進んで行くと、醸造所が登場。見た目的には350Lの発酵タンクでしょうか。かなり規模は小さめです。まだフロアに余裕があるので、能力拡大の可能性を秘めています。それではレストランのある2階へ上がりましょう。レストラン店内の様子。フロアが広く、テーブル数も多い店内。何と言っても、大きな窓の前のテーブルが特等席です。窓からは錦江湾、そして桜島の姿を望むことができます。今回は事前に予約して、この窓側の席を確保しました。土日は予約必須だと思います。それではビールを頂きましょう。(続く)黒酢の郷桷志田鹿児島...桜島を望む黒酢の郷カクイダブルワリー(その2)

  • 桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第8弾として、鹿児島県霧島市の「カクイダブルワリー」へのビール紀行をお送りします。カクイダブルワリーは黒酢レストラン「黒酢の郷桷志田」にある醸造所。経営母体が黒酢を醸造する会社なので、その技術を活かしビール造りをされています。併設レストランでの黒酢を使用した料理との相性を考えられた、個性的なビールのラインナップとなっています。こちらはビール醸造のレベルはもちろん高いのですが、特筆すべきはレストランからの眺望とそのお料理。錦江湾に浮かぶ桜島を眺めながら、黒酢を使用した料理とビールとの組み合わせを楽しむことができます。今回初めて訪問したのですが、ビール、料理、眺望とその素晴らしさに感動しました。醸造所へのアクセスですが、国分駅からバスで約25分。鹿児島空港からも直通で向かうことも...桜島を望む黒酢の郷カクイダブルワリー(その1)

  • この夏の醸造開始を目指して Ash Head Brewery(後編)

    前回の「AshHeadBrewery」の続きです。「ASHHEADBEERLab」に到着。小さなビアパブです。醸造所の醸造開始後は、「AshHeadBrewery」のタップルームになると思われます。ロゴマークには既に「AshHeadBrewery」の文字が入ってますね。ブルワーさんに事前にお願いし、お店を開けていただきました。カウンターがメインのビアバー。この程度の空間が居心地が良いのです。奥には冷蔵庫に手を加えたビアサーバーが構えています。ブルワーさんによると、醸造所は霧島市隼人に7月醸造開始を目指して準備を進められているそう。仕込みの規模は300Lで発酵タンクは600L×4基という体制。霧島の素材を使用したビールを目指されるそうです。ブルワーさんご自身も経験豊富な方で、アメリカでビール醸造を勉強された...この夏の醸造開始を目指してAshHeadBrewery(後編)

  • この夏の醸造開始を目指して Ash Head Brewery(前編)

    九州縦断ビール紀行は宮崎県から再び鹿児島県へ。その途中に新規開業予定のビール醸造所があるという情報を得て、立ち寄ってみることにしました。今回、立ち寄らせていただいたのは鹿児島県霧島市の「AshHeadBrewery」。現在、ビアパブ「ASHHEADBEERLab」を経営されながら、霧島市隼人に醸造所の開業に向けて準備をされています。そのビアパブの方に事前にアポをとり、訪問しました。JR日豊本線で都城から国分へ移動。ここ国分には一昔前には薩摩ビールの醸造所・レストランがあり、訪問した思い出があります。ヴァイツェンが看板の素敵な醸造所でした。「ASHHEADBEERLab」は国分駅から歩いて約10分の距離にあります。国分市街を南下します。しばらく歩いて、右折し小路を進むと、右手に黄色いお店が見えてきました。到...この夏の醸造開始を目指してAshHeadBrewery(前編)

  • 豊富なフードメニューとともに KIRISHIMA BEER(最終回)

    前回の「KIRISHIMABEER」の続きです。次に頂いたのは「スタウト」です。豊かなロースト香。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味とローストによる苦味がしっかり効く。旨い!程よくコントロールされた豊かなロースト香とドライな苦味が支配するドライスタウトです。こちらもラガー時代とは印象が違います。宮崎らしい料理を一品。こちらは「宮崎県産鶏チキン南蛮~霧島の3色タルタル~」です。霧島焼酎3色がタルタルソースで再現されています。何も付けずにそのまま食べると、甘酸っぱくジューシー。赤いタルタルは梅のような酸っぱいお味。黒いタルタルは黒ゴマ入りでしょうか。脂っこくなく、3種のタルタルであっという間に完食です。最後は限定ビールの「ポンカンエール」でビールは締めくくり。ほんのりポンカンの香り。ポンカンの果汁感を感じる...豊富なフードメニューとともにKIRISHIMABEER(最終回)

  • 豊富なフードメニューとともに KIRISHIMA BEER(その4)

    前回の「KIRISHIMABEER」の続きです。生まれ変わったフードメニューです。これまでよりも地元色全開!かつそれぞれの料理にどのお酒と合うか明記されていて、お酒との相性をよく考えられたメニューになっています。種類も豊富なので、選ぶのが楽しい。でもそんな中の一部しか注文できない(食べきれない)のが残念でもあります。注文したのは、見た目にもボリューム感のある「自家製レバーペーストとシャルキュトリー」。これだけで何杯でも飲めそうなバラエティーに富んだ一皿。種鶏のグリエは鴨のような味わい。パテドカンパーニュは全く癖がなく、ライトな味わい。手作りのレバーペーストも癖がなく、まったりとした味わいで美味しい!お肉に合わせるのは「アンバー」(アメリカンスタイルアンバーラガー)。エールではなく、ラガーというところに拘り...豊富なフードメニューとともにKIRISHIMABEER(その4)

  • 豊富なフードメニューとともに KIRISHIMA BEER(その3)

    前回の「KIRISHIMABEER」の続きです。こちらがブルワリーレストラン「レストラン霧の蔵」。お昼はいつもお客さんで賑わっている印象があるのですが、今回はディナータイムでの利用。それでも予約でかなり埋まっていたので、訪問時は予約が必須かもしれません。入口正面にあるカウンターの上には黄金のビールサーバーが並びます。タップ数は7つ。レストラン店内の様子。照明を落としたシックなフロアと高い吹き抜けの広々としたホール席が対照的です。夜の顔は新鮮です。ビールのメニューです。定番5種と限定2種の合計7種。特にレストランでしか飲めない限定ビールは希少です。最初はもちろん「ピルスナー」から。フローラルなホップの香りとエステル香。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり全体を引き締める。旨い!やや甘いエステル...豊富なフードメニューとともにKIRISHIMABEER(その3)

  • 豊富なフードメニューとともに KIRISHIMA BEER(その2)

    前回の「KIRISHIMABEER」の続きです。醸造所に到着。こちらがビール醸造所が入る建物。蔵を模した大き目の建物です。「焼酎の里霧島ファクトリーガーデン」の中心的な施設です。施設の中に入ると、売店になっています。こちらで製造されている様々な焼酎や各種お土産が並びます。その中にお目当てのKIRISHIMABEERの冷蔵棚を発見。東京ではなかなかお目にかかることができない、KIRISHIMABEERの瓶製品の定番製品が販売されています。お土産に最適です。売店の奥にビールの醸造設備が鎮座しています。ガラスで簡易に囲まれていますが、開放された状態ですので、仕込みの際はライブ感があると思います。仕込みの規模は1KL。おそらくもっと大きな規模が欲しいところだと思います。発酵・貯酒タンクは基本的に見えない所にあるの...豊富なフードメニューとともにKIRISHIMABEER(その2)

  • 豊富なフードメニューとともに KIRISHIMA BEER(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第7弾として、宮崎県都城市の「KIRISHIMABEER」へのビール紀行の模様をお送りします。KIRISHIMABEERは芋焼酎黒霧島で有名な霧島酒造が醸造するビール。醸造開始が1998年ですから、老舗級の醸造所です。ビールのスタイルは以前はラガー一本でしたが、最近はエールも織り交ぜ、多彩な構成となっており、食事とのバランスを考えられた味わいとなっています。醸造所は大型施設「霧島ファクトリーガーデン」内にあり、施設内のレストランで食事とともにビールを楽しむことができます。こちらのレストラン、大幅にメニューをリニューアルされ、よりビールや焼酎との組み合わせを意識したものとなりました。ビールはもちろん、食事も楽しみにして醸造所に向かいました。醸造所へのアクセスですが、JR日豊本線...豊富なフードメニューとともにKIRISHIMABEER(その1)

  • トレンドの最先端 B.M.B Brewery(後編)

    前回の「B.M.BBrewery」の続きです。最初に注文したのは「GrimReaper#21」(ペールエール)。シトラス系に振った柑橘系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味・渋味がしっかり効く。旨い!シトラスがかったアメリカンホップの香り・苦味・渋味がしっかり効く、アメリカンIPAです。この一杯でこちらの醸造所の素性が分かります。続いては「DraftMorning」(アンバーエール)です。シトラス系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりながら、ホップによる酸味・渋味がしっかり締める。旨い!シトラス系のアメリカンホップの香りが特徴の、ライトな味わいのホッピーなアンバーエールです。フードのメニューです。メニューのバリエーションも広めで、宮崎らしい食材が散見され、魅力的。注...トレンドの最先端B.M.BBrewery(後編)

  • トレンドの最先端 B.M.B Brewery(前編)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第6弾として、宮崎県宮崎市の「B.M.BBrewery」へのビール紀行をお送りします。B.M.BBreweryは2018年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。南九州では珍しくアメリカ系のトレンドを積極的に取り入れているのが特徴です。醸造所には併設のタップルームがあり、また市内中心部にも「BeerMarketBASE」という直営のビアバーがあります。今回の事前情報もこれくらいで、その先はどんなビールなのか知らないまま、市内中心部の「BeerMarketBASE」に向かいました。BeerMarketBASEは宮崎駅から徒歩約10分。先ほど訪問した「宮崎フェニクスブルーイング」からも5分程度の距離なので、ハシゴで楽しめます。宮崎フェニックスブルーイングを後にして、徒歩でB.M.BB...トレンドの最先端B.M.BBrewery(前編)

  • サイダーとの二刀流 宮崎フェニックスブルーイング(後編)

    前回の「宮崎フェニックスブルーイング」の続きです。醸造所に到着。お店の名前をよりも、醸造所であることが大きく書いてあるので分かりやすい。手作り感のある風情の店構え。店内に入るとその先に醸造スペースを確認。こちらは仕込みの規模は180Lとミニマムサイズで、90Lの発酵タンクとしての寸胴をそのまま冷蔵庫に入れて発酵させるという形だそうです。初期投資を抑える工夫は色々見てきましたが、この形は初めてです。店内入ってすぐ右手にある、サービングカウンター。タップの本数は6本。こちらも手造りのオリジナルっぽいです。店内空間はミニマムで、カウンター席とスタンディングで気軽に楽しむ感じ。お客さん同士やブルワーさんとコミュニケーションをとりながらビールを楽しんでいる様子が印象的でした。ビールとサイダーのメニューです。この日は...サイダーとの二刀流宮崎フェニックスブルーイング(後編)

  • サイダーとの二刀流 宮崎フェニックスブルーイング(前編)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第5弾として、宮崎県宮崎市の「宮崎フェニックスブルーイング」へのビール紀行をお送りします。以前は宮崎市内には醸造所はありませんでしたが、近年、醸造所が増え、3社がビールを醸造しています。宮崎フェニックスブルーイングは市内中心部にあり、ビールだけでなくサイダーも醸造している、アメリカのトレンドを地で行く醸造所です。こちらについての事前情報もこれくらいで、あとはSNSで営業の様子を知る程度。どんなビールが待っているか、楽しみにして醸造所に向かいました。醸造所へのアクセスですが、JR宮崎駅から徒歩約10分。市中心部の繁華街からほど近い所にあります。日南から日南線で移動し、宮崎駅に到着。今回の九州縦断ビール紀行の最初の大都市です。宮崎駅と駅前の様子。県庁所在地ということもあり、駅前は...サイダーとの二刀流宮崎フェニックスブルーイング(前編)

  • さらに次のステージへ 日南麦酒(最終回)

    前回の「日南麦酒」の続きです。次に頂いたのが「坂元棚田エール」(セゾン)です。日本の棚田百選に選ばれた日南市の坂元棚田の米を使用。セゾン酵母による、ややライチがかった複雑なエステル香。モルトの旨味はややしっかりで、米によるドライさも感じる。セゾン酵母に由来の酸味がしっかり効く。旨い。セゾンらしいライチ系のエステル香と酸味が特徴のセゾンビールです。続いては「みかんエール」。日南の温州みかんを使用。温州みかんの穏やかな香りとホップの香り。旨味はしっかりで、みかんによる酸味が程よく効く。旨い。穏やかな温州みかんの香りと酸味が特徴の、マイルドなフルーツエールです。最後は「恋ヶ浦IPA」。5種のアメリカ系ホップを使用したウエストコーストIPA。ジューシーかつシトラス系のホップの香りが炸裂!モルトの旨味はしっかりで、...さらに次のステージへ日南麦酒(最終回)

  • さらに次のステージへ 日南麦酒(その2)

    前回の「日南麦酒」の続きです。醸造所に到着。まさに事業所といった感じの建物なのですが、ビールの直売をされています。中に入ると、商品サンプルが並ぶ事務所になっています。醸造所の様子を見せていただくことに。ズラリと並ぶ大型の冷凍庫。そうなのです、こちらは岩見式の醸造方法を採用されています。ただ、これまで見てきた冷凍庫と違いかなり大きなサイズ。実は通常の2倍の冷凍庫で200Lの規模で9基。中は100Lの発酵ボリ袋が2つ入っています。確かに、投資を抑えながら醸造規模拡大を行うには合理的なやり方です。しかも同じ冷凍庫に入る2つのポリ袋は液種が違っても問題ないので、小回りが利いての多品種展開はそのまま。なるほどの工夫でした。岩見式の発酵用冷凍庫の隣には、ピカピカの発酵タンクが並んでいました。現在、さらなる規模拡大のた...さらに次のステージへ日南麦酒(その2)

  • さらに次のステージへ 日南麦酒(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第4弾として、宮崎県日南市の「日南麦酒」へのビール紀行をお送りします。日南麦酒は2017年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。宮崎らしい食材を使用し、様々なビールを展開されています。こちらの事前情報はHPくらいで、それ以外はほとんどなし。だからこそ、醸造所に行って、どんなビールを醸造されているのか、その味わいを確かめてみたかったのです。醸造所には併設のパブはなく、近くで樽出しのビールを提供するお店もないとのこと。そこで事前にブルワーさんにお願いし、醸造所に行って、ビールを購入し、その場で試飲させていただくことにしました。醸造所へのアクセスですが、JR日南線の日南駅から徒歩約10分と好アクセス。ただ、日南までの道のりが遠いのです。今回は鹿児島県鹿屋市を後にし、日南線の終点である...さらに次のステージへ日南麦酒(その1)

  • 地元の人の交流の場 Let It Beer(後編)

    前回の「LetItBeer」の続きです。店内の様子。L字カウンターを中心とする店内レイアウト。地元の人たちが集う居酒屋といった雰囲気です。この日はクリスマスイブ、続々と常連さん達が集まってきました。カウンターの上にはこちらで醸造販売している瓶ビールのサンプルが並んでいました。県外には流通してないと思われますので、劇レアなビールです。メニューです。自家醸造のビールはケグ出しが2種類、あとはタップマルシェ。メニューにある「桑の実エール」は「麦チョコエール」に切り替わってました。他にも自家醸造の瓶ビールもあるようです。まずは「麦チョコエール」を頂きます。カカオニブとカカオマスを使用したビールとのこと。カカオニブとカカオマスの心地よい豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、ローストによるものか酸味がしっかり目に効く...地元の人の交流の場LetItBeer(後編)

  • 地元の人の交流の場 Let It Beer(前編)

    今回からは九州縦断ビール紀行第3弾として、鹿児島県鹿屋市の「LetItBeer」へのビール紀行をお送りします。LetItBeerは2020年に醸造を開始した新しい醸造所。併設のパブ「whackamole」があるそうなのですが、どんな醸造所なのか、あまりネットでも情報はありません。そんなLetItBeerのブルーパブに突撃訪問してみました。そこは、地元民に愛される交流の場でした。南大隅町の「HoneyForestBrewing」を後にして、バスに乗ること約50分。鹿屋市に戻ってきました。LetItBeerのブルーパブ「whackamole」の営業開始が20時なので、それまで待って、醸造所に向かいます。醸造所のあるのは市内中心部。すぐに場所が分かりました。「LetItBeer」の文字を発見。醸造所に到着です。...地元の人の交流の場LetItBeer(前編)

  • 本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(最終回)

    前回の「HoneyForestBrewing」の続きです。フードのメニューです。種類は少ないながらも、どれも地元の食材を使用していて、好印象なメニュー構成です。悩んだ挙句、注文したのは「地元南州農場の黒豚ハム盛り合わせ」。こちら単なるハムではなく、黒豚でかつ貴重な「無添加」なのです。それが980円とは安い!どれも素朴で素材の風味が豊かで、美味しい。特にサラミがスパイスなのか、個性的な香りが良いです。続いて頂いたのは「SunSunALEたんかんプレミアム」。たんかんの香りとハチミツらしい香り。モルトの旨味は控え目で、柑橘による酸味はサラリとして爽やか。旨い。柑橘の種類によって、印象違いますね。最後は瓶ビールで「SunSunALE季節のみかん」。季節のみかんは大将季、いわゆるデコポンだそうです。モルトの豊潤な...本土最南端の醸造所HoneyForestBrewing(最終回)

  • 本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(その3)

    前回の「HoneyForestBrewing」の続きです。ビールのメニューです。ケグ出しのビールは3種類で、瓶ビールが2種類。全て地元の柑橘と掛け合わせたビールという超個性的なラインナップです。最初に頂いたのは「SunSunALE辺塚だいだい」。和製レモンと呼ばれる辺塚だいだいを使用。爽やかな柑橘の香りとハチミツの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ハチミツのほんのり甘さが加わる。柑橘による強めの酸味が効く。旨い!地元和製レモンと言われるほどの果実の香りと酸味を楽しむ、旨味しっかり目のフルーツエールです。続いては「SunSunALEフレッシュ小みかん」。こちらは桜島小みかんを使用。桜島小みかんのフレッシュで、みかんらしい香り!モルトの旨味は控え目で、小みかんの心地よい酸味が効く。旨い!小みかんの個性が活かさ...本土最南端の醸造所HoneyForestBrewing(その3)

  • 本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(その2)

    前回の「HoneyForestBrewing」の続きです。醸造所に到着。外構も含めて極めて素敵な建物です。まるでおしゃれなスィーツのお店のよう。センスの良さが光りますね。店内の様子。店内の装飾もこれまた素敵です。カウンター中心のミニマムな座席数の店内。これだけ雰囲気が良いとテンション上がりますね。カウンターの奥にある小窓の向こうが醸造所だそうです。ブルワーさんにお話をお伺いすると、ひでじビールで研修を受けたられたそうで、最終的に醸造方式としてはユニケグ方式(発酵・熟成・貯酒をケグ内で行う方式)を採用されたそうです。よって大掛かりな設備はほとんどないそうで、仕込みの規模は100L。ユニケグ方式、郡上八幡のこぼこぼさん以来、久しぶりです。初期投資を抑えることと、小さな市場規模に対応することを考えると一つの解だ...本土最南端の醸造所HoneyForestBrewing(その2)

  • 本土最南端の醸造所 Honey Forest Brewing(その1)

    今回からは九州縦断ビール紀行の第2弾として、鹿児島県南大隅町の「HoneyForestBrewing」へのビール紀行をお送りします。HoneyForestBrewingは2021年に誕生した本土最南端の醸造所。地元の柑橘と国産ハチミツを使用したビールが特徴です。しかも複数あるビールの一つが柑橘を使用したビールというわけではなく、展開するすべてのビールに異なった果実を使用しています。ビール醸造のそもそものきっかけが日本蜜蜂の自家養蜂をされていて、その美味しさを伝え、活かすためにビールを選択されたとのこと。ハチミツにもこだわりを持っています。そんなこちらの醸造所には、非常に素敵な雰囲気のパブが併設。週末だけの営業ですが、こだわりのフードとともに、ビールを楽しむことができます。課題はそのアクセス。本土最南端の醸...本土最南端の醸造所HoneyForestBrewing(その1)

  • まずは軽いジャブから 霧島高原ビール(後編)

    前回の「霧島高原ビール」の続きです。醸造所に到着。敷地の入口にあるこちらが、ブルワリーレストラン的な存在の「麹蔵GEN」です。そしてこちらの洋風な建物が、醸造所を核とする小さなチェコのテーマパーク。中に入ると、ありました、お約束の醸造設備。こちらは仕込みの設備はガラスによる仕切りがなく、仕込みの作業中はライブ感が半端ないのですが、コロナのせいかビニールのカーテンで仕切られていました。まだレストランは開いていない時間でしたので、売店でビールを購入します。販売されていたのは3種類で、定番2種に健康志向系1種。事実上、定番2種を硬派に醸造されているようです。購入したのはボヘミアンブロンド。こちらの看板ビールです。仕込みの設備の前で試飲させていただきます。モルトのしっかりした香りとホップの香り。ほんのりホップの苦...まずは軽いジャブから霧島高原ビール(後編)

  • まずは軽いジャブから 霧島高原ビール(前編)

    今回から九州縦断ビール紀行の模様をお送りします。第1弾は鹿児島県霧島市の「霧島高原ビール」です。霧島高原ビールは地ビール黎明期から醸造を続ける超老舗級の醸造所。特に、日本におけるチェコ系の地ビールのパイオニアでマニアの中では定評があり、硬派にボヘミアンスタイルのビールを造り続けています。経営元は焼酎メーカーで、鹿児島空港からほど近い麹と焼酎とビールのテーマパーク「バレルバレープラハ&GEN」内に醸造所があります。敷地内には以前はチェコビール&料理レストランがありましたが、現在はクローズ。現在は「麹蔵GEN」がブルワリーレストラン的な存在となっています。こちらの特徴は何といっても、鹿児島空港からの近さ。歩いて行ける距離なので、気軽に立ち寄ることができます。九州縦断ビール紀行の入り口となる空港は鹿児島空港。ま...まずは軽いジャブから霧島高原ビール(前編)

  • 九州縦断ビール紀行が始まります

    これから、昨年12月末に行ってきました九州縦断ビール紀行の模様をじっくり時間をかけてお送りしたいと思います。今回の九州縦断のビール醸造所の旅は、鹿児島県からスタートし、宮崎、福岡、長崎へと至る、九州を北上するルートです。特に南九州に数多くの醸造所が誕生したので、そちらを集中的に巡る旅でした。全国でクラフトビール熱が高まる中、九州は独自の進化をしてきましたが、近年これまでとは違った展開を見せてきています。そんな九州のビール文化の変化も併せてお送りしていきたいと思います。こちらは九州縦断ビール紀行で最後に頂いた、長崎県壱岐市の「アイランドブルワリー」の「PLUMBARLEYWINE」。壱岐の旅館の南高梅を使用したバーレーワインでした。九州の離島でこんなにこだわりのある本格的なビールが頂けるとは、想像以上のビー...九州縦断ビール紀行が始まります

  • いいぞ、エメラルドエール 月岡ブルワリー(最終回)

    前回の「月岡ブルワリー」の続きです。フードのメニューです。ビールに合いそうな、土定番系のフードが並びます。アイテム数は絞り気味ですが、これで全然十分です。むしろ大きな写真で食欲をそそります。最初は枝豆をチョイス。オーダーしてから茹でているようで、熱々。そして「月歩盛り」。おつまみの盛り合わせです。ポテサラ、チーズの香りが効いて美味しい。ピクルスはお酢の効いた大ぶりの野菜が良い。ローストビーフ、ソースがスパイシーでニンニク風味のしっかり味で美味しい。続いて頂いたのは「月岡ヴァイツェンナチュラル」。ライトなクローヴ系のフェノール香。モルトの旨味はやや控え目で、小麦らしい優しい舌触り。ヴァイツェンらしい心地よい酸味が効く。旨い。クローヴ系のフェノール香が特徴の、軽快で爽やかなヴァイツェンです。続いては、「月岡I...いいぞ、エメラルドエール月岡ブルワリー(最終回)

  • いいぞ、エメラルドエール 月岡ブルワリー(その3)

    前回の「月岡ブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は5種類。定番4種と季節限定1種という組み合わせ。最初は「月岡温泉湯上がりペールエール」を頂きます。深みのある柑橘系のホップの香りとモルトの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり効く。旨い。やや豊潤なモルトの香りが特徴の、ボディしっかり目のアメリカン・ペールエールです。続いては「月岡エメラルドエール」。月岡温泉のお湯の色をイメージした、マスカットのフレーバーを付けたビール。マスカットの爽やかな香りが広がる。モルトの旨味は控え目でライト。ザーツホップのしっかり苦味が効く。旨い!マスカットの香りが爽やかな、ザーツの苦味がしっかり効いたフルーツエールです。色味も月岡温泉らしいし、マスカットの香りの使い方が上手くこのビールには...いいぞ、エメラルドエール月岡ブルワリー(その3)

  • いいぞ、エメラルドエール 月岡ブルワリー(その2)

    前回の「月岡ブリワリー」の続きです。醸造所に到着。向かって左側が醸造所、右手がブルワリーレストラン「KITCHENGEPPO」となっています。真ん中はテイクアウト用の窓口と、コロナ禍ならではの良く考えられた造りとなっています。店内の様子。店内フロアは細長く、設置されているテーブルの数も控え目といった感じ。店内入ってすぐにあるカウンター。座席はありますが、この時はカウンター席は使用していない模様。カウンターには6本のビールサーバーとその奥には醸造設備が立ち並ぶ光景が広がります。それでは待望のビールを頂きましょう。(続く)KITCHENGEPPO新潟県新発田市月岡温泉552-111TEL:0254-28-9161◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認...いいぞ、エメラルドエール月岡ブルワリー(その2)

  • いいぞ、エメラルドエール 月岡ブルワリー(その1)

    全国の観光地にお土産ビールが数多く存在しますが、温泉地の名物として地ビール醸造所は比較的ビジネスとして上手くいっているように思います。湯上りというシチュエーションや、夕食時の宿での提供や、手軽なお土産といった側面が、ビールという商品と相性がいいからかもしれません。今回からのビール紀行は、そんな温泉地の地ビールの中から、新潟県新発田市の「月岡ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。月岡ブルワリーは2020年に醸造を開始した新規醸造所。月岡温泉のお湯の色であるエメラレルドグリーンをテーマとした月岡エメラルドエールが看板ビールです。醸造所には併設のレストランがあり、そちらで料理とビールをしっかり頂くことができます。こちらのレストラン、有難いことに午前10時から開店しています。温泉街なので、夜の営業は行わず、観...いいぞ、エメラルドエール月岡ブルワリー(その1)

  • お鮨と一緒に 見附ローカルブルワリー(最終回)

    前回の「見附ローカルブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類。個性的なネーミングが多いですね。スタイルは多彩です。最初は「overwork」(ペールエール)を頂きます。見た目はミルクセーキのよう。シトラ系のアメリカンホップの豊かな香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味と強めの酸味が効く。旨い!シトラ系のホップの香りとホップによる酸味がしっかり効く、爽やかなアメリカン・ペールエールです。お通しは、ワカメとキャベツのごま油あえ。ごま油の香りが良いね。次に頂いたのは「中二の放課後」(セゾン)。何故、「中二の放課後」なのかは、不明。中二らしく、青臭いライチ系のエステル香。モルトの旨味は控え目で、しっかり目の爽やかな酸味が効く。旨い。ライチ系のエステル香と爽やかな酸味が特徴のセゾンです...お鮨と一緒に見附ローカルブルワリー(最終回)

  • お鮨と一緒に 見附ローカルブルワリー(その2)

    前回の「見附ローカルブルワリー」の続きです。醸造所に到着。こちらが醸造所併設のパブ的存在の「カフェホッカ」。通常の住宅をお店に改装された感じです。カフェホッカの奥に、別棟で醸造所の建物があります。醸造所の建設にあたっては、随分工夫されたことと思われます。店内の様子。カウンター席と小さなフロアからなる店内空間です。店内奥は醸造所に隣接していて、中の様子が見える仕組みになっています。このあたりは上手く考えられた設計になっています。それではビールを頂きましょう。(続く)カフェホッカ新潟県見附市葛巻1-9-49TEL:0258-63-5873◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧くださいお鮨と一緒に見附ローカルブルワリー(その2)

  • お鮨と一緒に 見附ローカルブルワリー(その1)

    新潟県見附市の「見附ローカルブルワリー」は比較的歴史の浅い醸造所ながら、シトラス系アメリカンホップがキレキレのきれいな仕上がりのビールという印象。またあの味わいを楽しみたいと思い、再訪してきました。今回はたまたま月に1度の「ととほっか」の日で、通常メニューではなく、新鮮なお魚とお鮨という特別メニューの日でした。ビールとの相性はいかに。醸造所へのアクセスですが、JR信越本線の見附駅から徒歩約20分。ブルーパブの名称は「カフェホッカ」ですが、営業時間が夜のみなので訪問時には注意が必要です。こちらもHESEIBREWINGと同様、訪問は暑い季節のことでした。JR信越本線で見附駅に到着。実は1年ほど前に再訪を試みましたが、見附駅到着時に豪雨に見舞われ、断念した経緯があります。見附駅と駅前の様子。長岡市の郊外にある...お鮨と一緒に見附ローカルブルワリー(その1)

  • 長岡の酒屋発 HEISEI BREWING(最終回)

    前回の「HESEIBREWING」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類ですが、②が欠品だったので、この日は5種類。ジャケットも含めて、なかなか良さそうな顔ぶれじゃないですか。最初に選択したのは「臥龍長生」(アメリカン・ペールエール)。瑞々しいグレープフルーツ系のホップの香り。モルトの旨味は中程度で、サラリとした味わい。ホップの心地よい苦味が効く。旨い!瑞々しいホップの香りが特徴の、ドリンカブルなアメリカン・ペールエールです。続いては「魚沼蕎麦」(アメリカン・ウィート)。魚沼産の蕎麦を焙煎して使用。ロースト香しっかりの蕎麦の香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味が控え目に効く。旨い!ローストした蕎麦の香りが特徴のウィートエールです。アメリカン・ウィートらしくはなく、繊細な小麦の香りは...長岡の酒屋発HEISEIBREWING(最終回)

  • 長岡の酒屋発 HEISEI BREWING(その2)

    前回の「HESEIBREWING」の続きです。醸造所に到着。向かって左側が酒屋の建物、右側が醸造所となっています。醸造所の内部は外からは見えないようです。入口にありました、タップルームの看板が。事前電話で大体やっていると確認済でしたが、これで安心です。酒屋の店内の一番奥にタップルームのスペースがありました。小さなカウンターと若干のテーブルからなるマイクロタップルームです。振り返るとお酒が所狭しと並ぶ売り場スペース。こういう売り場に囲まれたタップルームってワクワクしますね。カウンター奥にある手作りのビールサーバー。冷蔵庫に穴を開けてタップをくっつけている模様。タップ数は6本です。それではビールを頂きましょう。(続く)酒屋平成堂新潟県長岡市川崎町字山崎778-1TEL:0258-34-5410◆ランキングに参...長岡の酒屋発HEISEIBREWING(その2)

  • 長岡の酒屋発 HEISEI BREWING(その1)

    近年、クラフトビールを扱う酒屋がビール醸造を手掛けるケースが増えてきました。2021年操業を開始した新潟県長岡市の「HEISEIBREWING」もその一つです。「HEiSEIBREWING」は地元こだわりの酒屋「酒屋平成堂」が手掛けるビール(大元は醤油蔵とのこと)。ビール醸造を手掛ける前から、地元新潟のクラフトビールを積極的に扱われてきました。そんな酒屋さんが「StrangeBrewing&Labs」でキャリアを積まれたブルワーを迎えて、ビール醸造を始めました。ビールのスタイルは、今流行りのアメリカンなものを中心に、地元食材を使用したビールも手掛けています。酒屋の中には小さなタップルームがあり、そちらでフレッシュなビールを頂くことができます。醸造所へのアクセスですが、JR長岡駅からバスで約15分と徒歩すぐ...長岡の酒屋発HEISEIBREWING(その1)

  • バーのようなおもてなし イーグレブルワリー(最終回)

    前回の「イーグレブルワリー」の続きです。続いて頂いたのは「ホワイトハーモニー」。スタイルはヘイジーIPA。シトラ、モザイク、カスケードなどのホップを使用。凝縮されたグラッシーなアメリカンホップの香りが広がる。モルトの旨味は中程度ながら、ホップによる嫌味のない強烈な渋味と酸味が凌駕する。旨い!凝縮されたグラッシーなホップの香りと強烈な渋味・酸味が特徴のヘイジーIPAです。こうゆう解釈のヘイジーIPAもあり。フードのメニューです。バーらしい、メニュー構成です。お腹が空いていたら、ピザという選択肢もありです。フードのメニューから、地のものらしい料理を注文。こちらは「播州百日鶏ももの塩焼き」です。お肉は歯ごたえがあり、しっかり滋味深く美味しい!皮もカリカリの仕上がりです。絶品の銘柄鶏です。続いては「ホットサマー」...バーのようなおもてなしイーグレブルワリー(最終回)

  • バーのようなおもてなし イーグレブルワリー(その3)

    前回の「イーグレブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。メニューに載っているビールの種類は6種類。1の「イーグレIPA」は欠品中でした。メニューを眺めているとあることに気が付きます。そうですビールの種類はIPAとサワーのみなのです。これはたまたまではなく、こちらの醸造所のポリシーによるものとのこと。最初は「マジックアワー」(フルーツIPA)を頂きます。ブラッドオレンジとオレンジの果汁を使用。オレンジの程よくジューシーな香りとモルトの香り。モルトの旨味はしっかりジューシー。果汁の酸味が心地よく効く。旨い!暑い季節にぴったりなオレンジ感が心地よいフルーツビールです。旨い!続いては「レインボーショット」。乳酸発酵によるサワーで、5種類のベリーを使用。超爽やかなベリー系の香りが素晴らしい!旨味は控え目で、乳...バーのようなおもてなしイーグレブルワリー(その3)

  • バーのようなおもてなし イーグレブルワリー(その2)

    前回の「イーグレブルワリー」の続きです。醸造所に到着。住宅街に突如現る「イーグレブルワリー」の建物です。黒くシックなカフェのような装いのデザインです。建物の前にある自販機は普通の自販機ではありません。何と自家醸造のクラフトビールを販売する自販機なのです。これは斬新!新感覚!この日は売れ切れてましたが。年齢確認など、設置にハードルは高いと思いますが、ナイスなアイデアです。タップルーム店内の様子。カウンター席中心の店内は、まるで都会のバー。この辺りは閑静な住宅街なのですが、こんな本格的な空間があるとは。商売のこと考えたら、座席数をもっと増やして、多くのお客さんが入れるようにするのですが、バーテンダーとしてのサービスの質を重視されてのことと思われます。カウンター奥にあるビールサーバーのタップ数は6本でした。店内...バーのようなおもてなしイーグレブルワリー(その2)

  • バーのようなおもてなし イーグレブルワリー(その1)

    兵庫県姫路市は現在醸造所の新設ラッシュ。そんな中でも今回からのビール紀行は、兵庫県姫路市の「イーグレブルワリー」をご紹介します。「イーグレブルワリー」は2022年7月に兵庫県姫路市に誕生した、出来立てのビール醸造所。醸造所に併設のタップルームでビールを飲むことができる、近年ではよくある醸造所なのですが、新感覚な側面がいくつもあり、訪問して楽しい醸造所なのです。新感覚な側面の主だった部分は、オーナーがバーテンダーであることに起因しています。その特徴は「バーのようなおもてなし」を随所に感じるサービスです。それらはお店の雰囲気や、提供されるビールや食事で感じ取ることができます。醸造所へのアクセスですが、JR山陽本線の英賀保駅から徒歩約6分。英賀保駅は姫路駅のお隣なので、姫路城観光の際には立ち寄りたい醸造所です。...バーのようなおもてなしイーグレブルワリー(その1)

  • 孤高の醸造所 びわ湖ブルワリー(最終回)

    前回の「びわ湖ブルワリー」の続きです。フードのメニューです。洋食系の料理を中心に、ガッツリ系のメニューが並びます。訪問時はお昼時でしたので、お得なセットメニューもありました。悩んだ挙句、ランチメニューの「ピリ辛スタミナ焼肉」を注文。「ピリ辛スタミナ焼肉」に付いてくる、サラダや小鉢がまずは到着。メニューには書いて無かったので、想定外の収穫です。続いてはヴァイツェンです。爽やかで豊かなバナナ系のフェノール香。モルトの旨味は中程度で、ヴァイツェンらしい酸味がしっかり効く。爽やかでバナナ香としっかり酸味が特徴の、ライト系のヴァイツェンです。旨い!「ピリ辛スタミナ焼肉」が到着。結構なボリュームでお肉だけでなく、野菜がたっぷり入っています。コスパ高し。甘めのニンニクの効いたタレでビールが進みます。美味しい。最後はスタ...孤高の醸造所びわ湖ブルワリー(最終回)

  • 孤高の醸造所 びわ湖ブルワリー(その2)

    前回の「びわ湖ブルワリー」の続きです。醸造所に到着。元工場だった建物をリノベーションした大きな醸造所兼レストランです。近年創業の醸造所の中では最大規模。しかもビール免許だそうです。レストラン店内の様子。少し暗めの落ち着いた店内フロア。コロナもあってか、テーブル間隔も広く、かなりゆったりした感じです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類。訪問時は全て瓶ビールでの提供。コロナの影響もあり、樽出しよりも瓶の方が品質が安定しているからだそう。よって、メニューにある飲み比べは瓶ビールの組み合わせとなります。最初はケルシュを頂きます。あの懐かしき地ビール黎明期のケルシュのほんのり甘いエステル香と爽やかなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味もやや抑え目。心地よい酸味とドライな舌触り。旨い。古き良きほ...孤高の醸造所びわ湖ブルワリー(その2)

  • 孤高の醸造所 びわ湖ブルワリー(その1)

    今回からは滋賀県高島市の「びわ湖ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。琵琶湖ブルワリーは2021年に醸造を開始した新規醸造所。近年の中では大規模な醸造設備を持ち、広い併設レストランを有するかなり本格的で贅沢な醸造所です。ビールのスタイルは伝統的なイギリスやドイツのエールが中心。豊富な種類の料理とともに、しっかりビールを楽しめます。醸造所へのアクセスですが、JR湖西線の近江今津駅から徒歩約15分。関西の都市圏からも比較的アクセスのよい醸造所です。今回の訪問は随分前の昨年の夏のことでした。JR湖西線で近江今津駅に到着。新快速の発着駅でもあるので、関西の都市圏からもアクセスしやすいです。近江今津駅と駅前の様子。駅の周辺は静かで、住宅街が広がっています。ここからは徒歩で醸造所に向かいます。駅からはしばらく琵琶...孤高の醸造所びわ湖ブルワリー(その1)

  • 九州縦断ビール紀行より帰ってきました

    年末、約1週間かけて九州縦断ビール紀行に行ってきました。本土最南端の鹿児島県南大隅町の「HoneyForestBrewing」から、最後は長崎県壱岐市の「ISLANDBREWERY」へと至る旅でした。今回訪問した醸造所は14カ所。特に南九州の醸造所とビールの特徴を把握できた非常に良い機会となりました。写真は最後に訪れた「ISLANDBREWERY」で頂いた「YUZU-KOJIALE」です。壱岐産の柚子の香りと強いながらも心地よい酸味が特徴の素晴らしいビールでした。九州縦断ビール紀行シリーズは、また少し時間を空けてスタートしたいと思います。◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧ください九州縦断ビール紀行より帰ってきました

  • モルトのフレーバーで勝負 In a daze brewing(最終回)

    前回の「Inadazebrewing」の続きです。次に頂いたのは「GONBEIPA」。ホップ由来と思われるライチ系の香り。モルトの旨味はしっかりながら、苦味・酸味によって、それほど強く感じず。旨い。セゾンのようなライチ系の香りが特徴のIPAです。フードのメニューです。こちらの看板は地元食材を使用したアメリカンスタイルのピザ。今回はピザではなく、気になったフードを試してみることに。「丸ごとカマンベールディップ」が到着。カマンベールチーズやラムソーセージなどが盛られたプレートで、石窯の中で熱々に熱して仕上げられています。とろっとろのカマンベールチーズをパンや野菜、ラムソーセージに付けて頂きます。とろっとろのカマンベールチーズ、何と合わせても美味しい!ラムソーセージはハーブがしっかり効いていて、癖が抑えられて美...モルトのフレーバーで勝負Inadazebrewing(最終回)

  • モルトのフレーバーで勝負 In a daze brewing(その2)

    前回の「Inadazebrewing」の続きです。醸造所に到着。既存の建物を活用した手作り感のある建物です。こちらがタップルームも兼ねています。小さなカウンター中心の居心地の良さそうな店内。カウンターサイドのガラスの向こうには醸造設備が見えています。カウンター奥に並ぶビールサーバーのタップ。タップ数は8本。さすがは醸造所併設のタップルームです。店内の隅にあるピザ窯です。こちらの料理の看板の一つが手作りピザです。前回訪問時は頂いたのですが、今回は他の料理も試してみましょう。こちらがビールのメニューです。この日は全部で8種類。ラガーあり、IPAあり、ゴーゼありと多彩なラインナップです。最初に頂いたのは「INADAZEPALEALE」。厚みのあるホップの香りとモルトの豊かな香りがマッチする。モルトの旨味はしっか...モルトのフレーバーで勝負Inadazebrewing(その2)

  • モルトのフレーバーで勝負 In a daze brewing(その1)

    今回からは長野県伊那市の「Inadazebrewing」へのビール紀行をお送りします。Inadazebrewingは2018年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。モルトのフレーバーをベースとした安定したビールや地元長野の果実などを使用した季節限定ビールを醸造されています。醸造所にはタップルームが併設されており、週末はピザなどのこだわりの料理とともにビールを味わうことができます。伊那谷の美しい風景もこちらの味わいの一つです。醸造所へのアクセスですが、JR飯田線の伊那市駅からバスで約20分と徒歩約5分。バスの本数が少ないので、事前の入念な計画が必要です。訪問したのは随分前で暑い季節のことでした。JR飯田線で伊那市駅に到着。松本方面から特急があればいいのですが、各駅停車なので、ここまで到達するのに時間がかかりま...モルトのフレーバーで勝負Inadazebrewing(その1)

  • 醸造所隣接タップルームリニューアル 南信州ビール(最終回)

    前回の「南信州ビール」の続きです。注文していた「ソーセージ4種盛り合わせ」が到着。よく見てみると4種ではなく5種。お店の間違いでしたので、1種多く頂けることに。改めて見ると、凄いボリュームです。塩味抑えめで、スパイス感も抑えめ。お肉の味わいを楽しむソーセージで美味しい。大き目のサイズも嬉しいところ。赤いののが鹿肉のソーセージです。こちらは燻製強めで、やや荒々しい味わいでした。最後は「アップルホップ(ふじ)」で締め。リンゴのフレッシュな香りと酸の香り。旨味はやや控え目で、果実による酸味と隠れたホップの苦味を感じる。旨い!フレッシュなリンゴの果実感と酸味しっかりのフルーツビールです。こちらではこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルにオリジナルのアレンジを利かせた印象。それは過剰ではなく、程よい範囲で仕...醸造所隣接タップルームリニューアル南信州ビール(最終回)

  • 醸造所隣接タップルームリニューアル 南信州ビール(その3)

    前回の「南信州ビール」の続きです。食事のメニューです。こちらは食事のメニューが豊かで美味しそうなものが多いのが特徴なのです。信州の名物や地の食材を使用した料理が並びます。毎度のことですが、駒ヶ根ソースカツに惹かれます。前菜として頂いたのは「トマトとモッツアレラチーズのサラダ」。バジルの香りが超フレッシュ!ドレッシングはジュレ状のもので、野菜がベタベタしなくて美味しい。続いて頂いたのは「IPA」。ややイチゴがかったモルトの豊潤な香りとグラッシーなホップの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ボディに負けないしっかりホップの苦味。旨い!イチゴ系のモルトの香りが特徴のボディしっかりIPA。他社のIPAとは明らかに違う味わいです。続いては「デュンケルヴァイツェン」。超豊かで心地よいロースト香と、それを追いかけるフェ...醸造所隣接タップルームリニューアル南信州ビール(その3)

  • 醸造所隣接タップルームリニューアル 南信州ビール(その2)

    前回の「南信州ビール」の続きです。味わい工房のある駒ヶ根ファームズに到着。早速、味わい工房のある2階へ。2階のフロアに入ると、まずはこんな空間になっています。こちらの空間(スタンド)では、以前ビールを飲むことができました。レストランで食事というほどではなく、軽くビールをひっかける、そんな空間でした。レストランフロアに入ると、こちらの存在感のあるサービングカウンターがどっしりと鎮座しています。このカウンターの背後のガラス張りの中に見える設備は、ノンアルコールビールを製造する設備。現在はこちらが使用されているかどうか分かりませんが、ラインアップにはノンアルコールビールがちゃんと存在します。ビールのメニューです。ビールの種類は7種類。新ブランドの「ogna」による「オグナヘイジー」は欠品とのこと。最初は「アルプ...醸造所隣接タップルームリニューアル南信州ビール(その2)

  • 醸造所隣接タップルームリニューアル 南信州ビール(その1)

    今回からは信州の老舗醸造所「南信州ビール」へのビール紀行をお送りします。南信州ビールは中央アルプスの麓の駒ケ根エリアにある醸造所。地元のリンゴを使用した発泡酒「アップルホップ」を筆頭に、安定した味わいのビールを造られています。今年新ブランド「Ogna」を立ち上げ、新たな展開が進んでいます。醸造所はマルスウィスキーの蒸留所と併設で宮田村にあり、ブルワリーレストラン「味わい工房」が大田切川を渡った駒ケ根側に位置しています。こちらに来た時はこの2か所を訪問するのが自分にとって定番になっています。今回訪問して分かったのですが、醸造所隣接のタップルーム(試飲場所)が大幅にリニューアルして、結構立派で本格的なパブのような姿に変わっていました。今回はまずは味わい工房でビールと料理を頂いたあとで、醸造所隣接タップルームを...醸造所隣接タップルームリニューアル南信州ビール(その1)

  • 目の前は海 HUMANS BEER(最終回)

    前回の「HUMANSBEER」の続きです。最初に頂いたのは「バナンゴーヴァイツェン」(フルーツヴァイツェン)です。ほんのりフェノール香とかなり穏やかなマンゴーの香りが重なる。モルトの旨味は控えめで、小麦の優しい口当たり。心地よい酸味が効く。旨い。穏やかで抑えめのフェノール香が特徴の、見た目とは裏腹にあっさりヴァイツェンです。続いては「ダンシング・ツリーズ」(ヘイジーIPA)です。注ぐと「ドロッと」した感じ。大人のミックスジュース!トロピカル系のホップの香りが広がる。ライム系の香りも。モルトの旨味はややしっかり。ホップの苦味と渋味がしっかり効いて、心地よくボディを引き締める。旨い!トロピカル系とライム系のホップの香りが絡むヘイジーIPAです。最後は「ローリーズロリポップ」(DDHヘイジーIPA)。大量のモザ...目の前は海HUMANSBEER(最終回)

  • 目の前は海 HUMANS BEER(その2)

    前回の「HUMANSBEER」の続きです。醸造所に到着。灰色の建物の1階部分が醸造所のようです。窓から設備が見えています。左手の赤い建物1階でビール直売をしています。テーブルの上にサンプルが並んでいて、スタッフの方を読んでオーダーします。直売所には若干ながら椅子とテーブルがあるので、こちらで購入したビールを飲むことができます。栓抜きも完備。この日販売されていたビールは4種類。それぞれ細かくストーリーが描かれています。それではビールを頂きましょう。(続く)HUMANSBEER神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧ください目の前は海HUMANSBEER(その2)

  • 目の前は海 HUMANS BEER(その1)

    全国各地に新規醸造所が誕生する中、神奈川県の西端の湯河原町に昨年ビール醸造所が立ち上がりました。今回からは神奈川県湯河原町の「HUMANSBEER」へのビール紀行の模様をお送りします。こちらの醸造所はカナダ人の方が今流行りのホッピーなスタイルのビールを中心に醸造されていること、タップルームはなく瓶ビールの醸造所直売をされていること、くらいが事前情報で、ともかく醸造所に行ってビールを飲んでみることにしました。醸造所は湯河原町にありますが、最寄りの駅はJR東海道本線の真鶴駅。駅からも徒歩約10分と好アクセスです。真鶴の観光エリアも近いので、ビールを飲んで、新鮮なお魚を食べるといった「お出掛け」に最適です。訪問はまだ暑い季節のことでした。JR東海道本線で真鶴駅に到着。あともう少し電車に乗れば、静岡県という神奈川...目の前は海HUMANSBEER(その1)

  • 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(最終回)

    前回の「MUKAICRAFTBREWING」の続きです。続いては、先ほど頂いた「89」(クロモジESB)を気に入ったのでお代わり。クロモジのハーブのような香りが特徴のボディしっかりのESB。やはり旨い!フードは「トルティーヤチップス&オリジナルチリビーン」を追加。自家製のチリビーンが辛くなく、マイルドな味わいで、万人受けする仕上がりです。最後は「昇龍」(ダブルIPA)で締め。抑え目の厚みのある柑橘系のホップの香りとモルトのしっかりした香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディをしっかり引き締める。旨い!厚めのホップの穏やかな香りとしっかりしたボディが特徴のダブルIPAです。アルコール度数の高さをあまり感じない危険なビール。今回はこれにて終了。こちらのビール、どれもレベルの高いビールばかり。それに...超秘境系醸造所MUKAICRAFTBREWING(最終回)

  • 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その4)

    前回の「MUKAICRAFTBREWING」の続きです。フードのメニューです。種類は少ないですが、ジビエや川魚など個性的なものもあり、選ぶのが楽しいメニューです。選択したのは「チーズと燻製サラミ」。桜チップで燻製した自家製です。程よい燻製具合で本来のチーズやサラミの味わいと調和しています。美味しい!続いて頂いたビールは「439」(グリーンティIPA)です。ライトな柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味とお茶の苦味、そしてホップの控えめな渋味が効く。柑橘系のアメリカンホップが主張しながらも、全体的にライトな味わいのIPAです。旨い!そして「山ももサワーエール」。山もものフレッシュな香り。それを追いかけるサワーらしい鋭いながらも過度ではない酸味。山ももの香りと鋭いながら気持ちよい酸味...超秘境系醸造所MUKAICRAFTBREWING(その4)

  • 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その3)

    前回の「MUKAICRAFTBREWING」の続きです。ビールのメニューです。無くなっているビールもあり、この日のビールは10種類。個性的な名称ばかりですが、基本的なスタイルが併記されているので安心。もちろん普通に10種類全部飲むのは不可能なので、組み立てを考えます。最初は「サンタモニカ」(ペールエール)を頂きます。オレンジーな心地よいホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味と渋味が全体を締める。旨い!瑞々しいオレンジーなホップの香りが特徴のアメリカンペールエールです。次に注文するビールに迷っていたところ、このような「本日の飲み比べセット」を発見。グラスも個性的で、少量ずつなので、これで種類をかせぐことができそう。こちらを注文しました。お手製っぽい、木製のプレートに載って登場。それぞれビー...超秘境系醸造所MUKAICRAFTBREWING(その3)

  • 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その2)

    前回の「MUKAICRAFTBREWING」の続きです。醸造所への入り口に到着。橋を渡り、醸造所の方へ進みます。橋からは清流が。極めて澄んでいます。橋を渡った後は、川沿いに下るアプローチ。緑の中に醸造所が出現。到着です。醸造所は平屋の新しい建物です。この中にタップルームもあります。外にはテーブルがいくつかあり、その一部はホップの蔓に囲まれています。この時はまだ「たわわ」とまではいきませんでしたが、たわわに実ったホップの下でビールを頂くことができる趣向です。素敵じゃないですか。タップルーム店内の様子。店内に入ると小さなカウンターと若干のテーブルからなるタップルームの空間になっています。ガラス越には多くの醸造設備が並んでいます。外の風景とは対照的。仕込みの規模は600Lで、発酵タンク600L×4基と1000L...超秘境系醸造所MUKAICRAFTBREWING(その2)

  • 超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その1)

    いよいよ山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行も最後の醸造所となりました。1週間にわたって、山陰から四国へと醸造所を巡ってきたビール紀行も最終日です。今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第13弾として、高知県仁淀川町の「MUKAICRAFTBREWING」へのビール紀行をお送りします。MUKAICRAFTBREWINGは2020年に醸造を開始した、新規醸造所。その特徴は何とも言っても醸造所のロケーション。四国山地のど真ん中に位置し、周囲は清流と大自然という絶好の環境にあります。極めて山深い場所にあるため、ビール醸造所がこんな所にあるとは信じられないほどの「超秘境系」の醸造所なのです。そんな訳で、ビール紀行家にとって、理想郷のような醸造所であり、かつアクセスが難しいだけに「燃える」醸造所です。ビールの種類...超秘境系醸造所MUKAICRAFTBREWING(その1)

  • アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(最終回)

    前回の「臥龍醸造」の続きです。次に頂いたビールは「臥龍ベルジャンホワイト」。ベルギー酵母による複雑な香りとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、心地よい酸味が響く。旨い!ベルギー酵母によるエステル香とスパイシーな香りが特徴の、爽やかな教科書的なベルジャンホワイトです。注文していた「ランチワンプレートセット」が到着。敷地内のパン屋のパンが入ったプレートです。コロッケに見えた揚げ物は、「じゃごカツ」でフィッシュカツでした。くるみパンは小麦の香りと味わいが深くて美味しい。豚トロベーコンの炒め物、旨味と塩気がしっかりで、ビールが進む味わいです。続いては「臥龍IPA」。モルトの甘い香りとそれに寄り添う干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。イギリス系らしく、ホップの苦味がじわじわしっかり効く。旨い!...アンティークな雰囲気で臥龍醸造(最終回)

  • アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その3)

    前回の「臥龍醸造」の続きです。店内の様子。店内に入ると、イギリスのパブのような装飾のカウンターがお出迎え。背後にビールサーバーが控えています。タップ数は15本!さらなるラインナップの可能性を秘めています。ビールや料理の注文&会計はこちらのカウンターで行う形です。カウンターの隣の窓からは、その先の醸造設備が見えるようになっています。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×6基という醸造体制です。規模は小さめで小回りが利いて、多くの種類を同時展開できそうです。2階のレストランフロアの様子。倉庫のウッディな梁や構造と調度品がアンティークな雰囲気を醸し出しています。これはブルワリーレストランとはかなり個性的。配置されているテーブルや椅子も多様。食事メインではなく、ゆっくり腰かけてビールを、なんて使い方がで...アンティークな雰囲気で臥龍醸造(その3)

  • アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その2)

    前回の「臥龍醸造」の続きです。醸造所に到着。素敵なレンガ造りの建物です。旧製糸繭倉庫だったものをリノベーションされた模様。敷地内の大きな銀杏の木と相まって、美しい空間になっています。醸造所の建物の奥はお庭のような空間。テーブルがあるので、こちらでも食事ができるようです。ちなみに醸造所の隣にある感じのいい平屋の建物はパン屋さん。人気があるようで、賑わってました。こちらで購入したパンは、醸造所内のレストランに持ち込むことが可能です。それでは中に入って、ビールを頂きましょう。(続く)臥龍醸造愛媛県大洲市大洲98番地1TEL:0893-23-9190◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧くださいアンティークな雰囲気で臥龍醸造(その2)

  • アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その1)

    今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第12弾として、愛媛県大洲市の「臥龍醸造」へのビール紀行の模様をお送りします。臥龍醸造は2022年春に醸造を開始した新規醸造所。なのでまだその歴史は始まったばかりで、情報はHPで得られる程度で、未知の醸造所です。どうやら醸造所はレンガ造りの歴史のある建物のようで、レストランもいい雰囲気。今回の事前情報はこれだけで、醸造所に向かいます。醸造所へのアクセスですが、JR予讃線の伊予大洲駅からバス約5分+徒歩約5分。バスの時間が合えば、スムーズにアクセスできます。さて、どんなビールが待っているでしょうか。松山から特急宇和海で伊予大洲駅に到着。やっぱりいいですね、四国の非電化路線は。空が開放的です。伊予大洲駅と駅前の様子。大洲は古い町並みが残る観光地のようで、こちらの駅が...アンティークな雰囲気で臥龍醸造(その1)

  • 松山でのお約束 道後麦酒(最終回)

    前回の「道後麦酒」の続きです。フードのメニューです。地元愛媛色、満載のメニューです。これは食欲をそそります。以前よりも、素敵な内容になっています。注文したのが「久万高原の桃太郎トマトサラダ」。しゃきしゃきして新鮮。酸味の効いたドレッシングと良く合います。次に頂いたビールは「マドンナビール(アルト)」です。ほんのり穏やかなカラメルモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味がしっかり効いて全体を引き締める。旨い!穏やかなカラメルモルトの香りが特徴の、ボディ控え目のアルトです。本来アルトはもっとモルティなのですが、これはこれで素晴らしいバランスです。メニューの中で、どうしても注文したかった「宇和島真鯛の刺身」。ビールとの相性を無視して、注文しました。まったりとした舌ざわりで、お魚の旨味が感じられま...松山でのお約束道後麦酒(最終回)

  • 松山でのお約束 道後麦酒(その2)

    前回の「道後麦酒」の続きです。道後麦酒館に到着。昔からずっとこの場所にある老舗ビアホールといった感じでしょうか。外観はリニューアルされています。店内は満席!こちらのカウンターが運よく空いていたので、こちらに陣取ります。かなりの盛況ぶりで、店員さんも忙しそう。ビールのメニューです。日本の地ビール黎明期のケルシュとアルトをベースにしたラインナップ。ゆるぎない硬派ささえ感じます。こちらは日本酒のメニュー。酒造会社直営なので、種類も豊富です。料理次第では、日本酒に移行するのも一興。まずはド定番、「坊ちゃんビール(ケルシュ)」を頂きます。超爽やかなホップの香り。モルトの旨味は極めて控え目で、ホップの抑え目の苦味と酸味が持続する。旨い。超爽やかなホップの香りと超ライトなボディが特徴の、昔ながらの日本のケルシュです。味...松山でのお約束道後麦酒(その2)

  • 松山でのお約束 道後麦酒(その1)

    今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第11弾として、愛媛県松山市の「道後麦酒」へのビール紀行の模様をお送りします。道後麦酒は酒造会社の水口酒造が醸造するビールで、四国で最も歴史のあるビールの一つ。松山を訪問するときは「お約束」で、醸造所を訪問してビールを頂くスポットです。今回も醸造所併設のレストラン「にきたつ庵」を訪問したかったのですが、現在は営業していないとのこと。現在醸造所直営パブは「道後麦酒館」と「道後麦酒館別館」となっています。別館の方がビールのラインナップが多いそうですが、歴史の長い「道後麦酒館」を訪問し、ビールを頂くことにしました。ビールのスタイルは日本の伝統的な地ビールのドイツのエールスタイルがベース。現在は様々なビールを醸造されていますが、温泉への旅行客を想定した汎用性のある味わい...松山でのお約束道後麦酒(その1)

  • 四国の星 DD4D BREWING(最終回)

    前回の「DD4DBREWING」の続きです。ビールのメニューです。この日、ケグにつながっていたビールは4種類。確かに、挑戦的な興味深いビール、ありますね。こちらは「KawachiBankanGose」。愛媛県産の河内晩柑と瀬戸内海の弓削島の塩を使用したゴーゼ。河内晩柑のフレッシュな香り。それを受け止めるドライなボディに、ほんのり塩気と抑え目の酸味。激しく旨い!河内晩柑の繊細でフレッシュな香りを損なわない絶妙なボディとバランスが光るゴーゼです。そしてもう一杯、挑戦的なビールを頂いて、締めとしました。こちらは「EK-7」。清酒酵母EK-7を使用して発酵させたビールだそう。清酒酵母が醸し出す吟醸香のような豊かな香りと、それに重なるホップの香り。モルトの旨味は中程度ながら、清酒酵母による強い酸味が効いて、そこまで...四国の星DD4DBREWING(最終回)

  • 四国の星 DD4D BREWING(その5)

    前回の「DD4DBREWING」の続きです。DD4DBREWING&CLOTHINGSTOREに到着。見た目はもちろんちょいとお洒落なアパレルショップ。この中にビール醸造所がある気配が全くありません。店内に入ると、衣料品を販売しているエリアで、その奥はこのようなブルーパブの空間が広がっています。狭い空間にズラリと醸造設備が並んでいます。なかなかカッコいいですね。規模は150Lクラスでしょうか。こちらでは挑戦的なビールを醸造されているようです。ビールはこちらのカウンターで注文します。カウンターの背後にはビールサーバーがズラリと10本!衣料品の販売の傍ら、この超本気度のギャップがたまりません。それではビールを頂きましょう。(続く)DD4DBREWING&CLOTHINGSTORE愛媛県松山市千舟町4-2-6D...四国の星DD4DBREWING(その5)

  • 四国の星 DD4D BREWING(その4)

    麦宿伝にフラれた後は、DD4DBREWINGの元祖醸造所「DD4DBREWING&CLOTHINGSTORE」に向かいます。こちらは松山の市街地の中心に位置しています。アパレルとビール醸造所との融合、どんな感じでなのでしょうか。伊予鉄道で松山市駅に到着。三津から約15分なので、ハシゴにもぴったりな距離です。松山市駅と駅前の様子。松山市駅は高島屋と一体になっている大きなビル。JR松山駅とは離れていて、こちらが松山市の中心地です。駅から徒歩で醸造所に向かいます。歩くこと約5分、突如右手に「DD4D」の看板が出現。あっという間に醸造所に到着です。(続く)DD4DBREWING&CLOTHINGSTORE愛媛県松山市千舟町4-2-6DD4Dビル1FTEL:089-932-7764◆ランキングに参加しています。よろ...四国の星DD4DBREWING(その4)

  • 残念、ご縁なし 麦宿伝

    DD4Dの三津浜の新規醸造所の近くには、もう1軒ビール醸造所があります。愛媛県松山市の「麦宿伝」です。こちらはビール醸造所であると同時に、宿泊施設であるようです。タップルームもあるようですが、営業時間もさっぱり分かりません。そんな感じで、事前情報はほとんどなし。果たしてビールが飲めるかどうか、醸造所に立ち寄ってみることにしました。DD4Dの新規醸造所から伊予鉄道の三津駅に戻ってきました。ここから目の前の幹線道路を歩いて行きます。駅から歩くこと約5分。左手にお宿らしい建物が見えてきました。醸造所に到着です。一見すると、何のお店か分からないですが、「GUESTHOUSEBREWDEN」という文字を確認できます。なかなか味のある醸造所兼宿泊施設ですね。店先にモルト粕を発見。確かにこちらでビールが造られている証拠...残念、ご縁なし麦宿伝

  • 四国の星 DD4D BREWING(その3)

    前回の「DD4DBREWING」の続きです。次に頂いたのは「DAILYDOSE」。伊予柑ピールを使用した乳酸発酵によるサワーエール。フレッシュな伊予柑の香りが心地よい。モルトの旨味は控え目で、伊予柑の香りと調和する爽やかな酸味が持続する。激しく旨い!伊予柑の良さを上手く演出している、ドリンカブルなサワーエールです。素晴らしいバランス。続いては、「HAZYIPA」。パイナップル系のホップの豊かな香りが広がる。モルトの旨味はしっかりで、厚みのあるジューシー感。ホップによるしっかり目の酸味が効く。旨い。パイナップル系のホップの香りと厚みのあるジューシー感が特徴のHAZYIPAです。そして最後は缶ビールから、「IPA」で締め。シトラス系の軽めのアメリカンホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップの苦味が...四国の星DD4DBREWING(その3)

  • 四国の星 DD4D BREWING(その2)

    前回の「DD4DBREWING」の続きです。醸造所に到着。古い倉庫を外観はそのまま利用しているのでしょうか。古びた風情はそのままです。向かって左側の部分がタップルームです。タップルーム店内の様子。ケグ出しビールや缶ビールの販売を行うカウンター中央に構え、あとはシンプルなテーブルや椅子がある自由な空間。外に面した空間にも座席があります。カウンターの後ろにはコンパクトに7本のタップがまとまっています。この日、タップにつながっているビールは3種類、あとは缶製品での提供でした。ちなみにこちらの新規醸造所は定番ものを中心に醸造し、松山市街地の元祖醸造所はチャレンジングなビールを醸造するというすみ分けのようです。最初は「MITSUHAMAPILSNER」を頂きます。ザーツ系のホップの爽やかな香りと優しいエステル香。モ...四国の星DD4DBREWING(その2)

  • 四国の新星 DD4D BREWING(その1)

    今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第10弾として、愛媛県松山市の「DD4DBREWING」へのビール紀行をお送りします。DD4DBREWINGは2019年に醸造を開始した新しい醸造所ですが、今四国で最も勢いがあり、人気の醸造所。アパレルとビール醸造所の融合という、極めて珍しい組み合わせが特徴です。ビールのスタイルは近年のアメリカのトレンドのものをベースに、愛媛ならではの柑橘を使用した意欲的なビールも展開されています。近年の人気から、醸造能力を拡大し、松山市郊外の三津浜に新規醸造所を立ち上げ、缶製品を手掛けるようになりました。こちらのビールを飲むことができるタップルームは、洋服店とビール醸造所が融合したこちらの原点のお店「DD4DBREWING&CLOTHINGSTORE」と、三津浜の新規醸造所「...四国の新星DD4DBREWING(その1)

  • 今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(最終回)

    前回の「今治街中麦酒」の続きです。次に頂いたのは「はれひめ」(ヘイジーIPA)。今治産の「はれひめ」(みかん)を使用。みかんのフレッシュな香りとそれにきれいに重なるシトラス系のホップの豊かな香り!モルトの旨味はやや控え目で、ホップによる渋味・酸味が心地よく効く。旨い!はれひめの香りや酸味に、ホップの香り・渋味・酸味をきれいに重ねた、オリジナルのヘイジーIPAです。なかなかのレベルです。フードのメニューです。種類は少ないですが、結構こだわりのある食材を使用したものが並びます。注文したのは「おつまみ3種盛り合わせ」。猪生ハム、ロースハム、チーズの組み合わせ。特にチーズが贅沢、愛媛県産のグラスフェッドチーズでした。少し硬めの乳乳しい深い味わい。猪生ハムは全然癖がなく、生ハムというより、生肉を食べている食感。八角...今治に秀逸醸造所発見今治街中麦酒(最終回)

  • 今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(その3)

    前回の「今治街中麦酒」の続きです。ビールのメニューです。1番目のビールは欠品でしたので、ビールの種類は全部で7種類でした。全部制覇は難しそう。どう組み立てるか悩みます。最初に頂いたのはスタンダードなものとして、「ペールエール」。シトラス系のホップの豊かな香り。モルトの旨味は抑え目で、ホップの苦味と酸味が鋭いながら、心地よく効く。旨い!シトラス系のホップの香りとライトなボディが特徴の、爽やか系アメリカンペールエールです。重いものよりも好きです。続いて頂いたのは「神の島レモンエール」です。大三島の無農薬レモンを使用。非常にきれいなレモンの香りが広がる。モルトの旨味は控え目で、レモンによる雑味のない酸味が程よく効く。旨い!神の島レモンの香りと酸味の良さを十分に引き出したフルーツビールです。今まで飲んだレモンを使...今治に秀逸醸造所発見今治街中麦酒(その3)

  • 今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(その2)

    前回の「今治街中麦酒」の続きです。醸造所に到着。既存の建物をリニューアルした醸造所兼パブです。カフェのような店構えで、入りやすそう。店内に入ると左側が醸造所の空間になっています。元の建物の制約があるので、少し狭そうな感じ。仕込みの規模は約500Lで、発酵タンク500L×4基という体制。パブの店内の座席はL字型のカウンターのみ。カジュアルで良い感じ。店内奥に位置するビールサーバーは8タップ。この地でこれだけの種類を提供できる設備は、珍しいことと思います。こちらは冷蔵庫ではなく、ディスプレイですが、店内では持ち帰り用の瓶ビールの販売もあります。それではビールを頂きましょう。(続く)今治街中麦酒愛媛県今治市常盤町3丁目4番地13TEL:0898-35-4313◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願...今治に秀逸醸造所発見今治街中麦酒(その2)

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