建売住宅の欠陥、手抜きについては今に始まったことではない。 建売住宅を購入するにあたって、と多かれ少なかれ欠陥や手抜きがあることは承知していた。 ただ、中古住宅を信頼できる業者でリフォームするという手段にしても 売却されている殆どの中古住宅も元は建売住宅であるのである。 特に築年数が古いと耐震基準などの甘い過去の建築基準法で建てられたものだし、 現在のライフスタイルに合わない間取りのものが多い。(お風呂のサイズ、鴨居の高さなど) 結局、安い中古住宅にお金をかけてリフォームしても全部は直せないし、 ある程度直すと新築建売住宅と同じかそれ以上の金額になってしまうのである。 結局..
不動産の売買契約には登記を行う必要がありますが、 その登記を代理で行うことになるのが司法書士です。 この司法書士を使わずに自分で登記するのが本来原則であるのですが、 実際には代理人として司法書士が代行して手続きするのが一般的です。 最近はここでも、いろいろなワナがあります。 それは、売主または不動産屋指定の司法書士を使うことが条件となっている 物件があることです。 物件資料にそのように明記されていたり、売買契約書のコピーを契約前に もらったときに初めてその条件がわかったりなどです。 業者側はあまり話題にしませんが、これには意味があるのです。 1つは、売主の建売業者や不動..
不動産購入の契約時にはいろいろな諸費用がかかってくるが、 この諸費用はなるべく少なくしたいと誰もが考えることでしょう。 実際には数万円の違いでも、不動産価格からは少額でも、実生活での 数万円は大きいもの。 少しでも節約したいものです。 今回は適合証明書取得費用を考えてみます。 不動産広告でも最近の新築物件では 「適合証明書取得済み」 と明記されたものも多くなってきた。 これは、このように明記することによって購入者へ 安心感を与えて売りやすくするためのものである。 しかし、まだまだこのような物件は一部であり、 別途、適合証明を取得しなければフラット35などの公的ローン..
よくマンションなどは一定時期では完売せず、売れ残ってしまうことがある。 こういう場合、販売会社のデベロッパーも銀行からの借入れ金の利息と物件の税金で コストがかかってしまうため、まとめて再販業者に安く売ってしまうことがある。 そして、再販業者は安く買い取った物件を元の値段と同様な価格か若干の値引きに 見せかけて買値との差額で利益を出そうとする。 ここまでは、誰でも知っていることであろう。 しかし、この再販業者、とんでもないゲリラ会社であることがほとんどだ。 こういう会社はバイト的な社員を安く雇い売てしまうと会社をたたんで逃げてしまう。 その手口のいくつかを..
いい物件を見つけるためには、必ずしも不動産屋を通す必要はありませんが、 一般的には不動産屋を通すパターンが一般的だと思います。 そういう物件選びにかかせない不動産屋さんですが、 一般メディアからの情報はほとんどが業者側から発信されたものなので ここでは、私の経験に基づいた信頼できる不動産屋さんの探し方をご紹介します。 まず、一般的に言われるのが、以下のものです。 1.登録更新回数の多いところ 2.大手 3.行政処分履歴のないところ 1について 登録更新回数が多いところというだけで信頼できるかというと、 これがそうでもありません。 実際には、不正が表に出ないよ..
あの有名なエコ住宅のバイブル本である 「ナチュラルハウスをつくろう—環境と健康を考えた住まいづくりのガイドブック」 を書いた野池政宏さんが書いた本 「じっくり派のための家づくり講座〈1〉断熱・省エネ編」 を読んだ。 断熱・気密をテーマにした本はあの有名な南雄三さんの本をはじめ たくさんの本が出てますが、大抵は高断熱・高気密派と思われる方が多く 自然住宅派の建築士の方には賛同されない傾向にあるものが多かったと思います。 しかし、さすが、野池さんです。 この本は、必ずしも高断熱・高気密でなければいけないというようなことを 諭した本ではありません。 断熱と気密の関係を正しい..
不動産売買契約時の注意点…払ったお金は戻って来ないと心せよ!
不動産売買契約の際には、仲介手数料、手付金等いろいろな金銭の授受が 発生することがあります。 このときに支払うお金は、契約がなんらかの原因(ローン特約など) で白紙解除となった場合、契約書の印紙を除いて全額返還されるべきものです。 それなら、安心していくらでも支払っていいと思うでしょう。 しかし…です。 これがこの業界のどうしようもないところなのですが、 受け取ったお金をやすやすと返金してくれる業者はほとんどないと 思っていたほうがいいでしょう。 これは大手、中小問わずです。 (大手の中には電鉄会社系のところや、CMでイメージガールを起用してフランチャイズ展開してい..
不動産売買契約時の注意点…「ローン特約」条項には固有名詞で記載をする
不動産売買契約というのは一般の人にとっては大金を扱うことで、 非常に気を使う行為です。 自分自身の経験から、不動産契約時の注意点を示しておきますので参考にしてください。 契約時に注意することはたくさんあるのですが、今回はその中で 「ローン特約」 を取り上げてみます。 この「ローン特約」というのは、買主をもしものときに守るためにあるものです。 多くの場合、家を購入するときには銀行などからローンを組むと思います。 しかし、不動産売買契約後、予定していたローンが銀行の審査によって下りない ということがあります。 このときに、売買契約を白紙撤回にして手付金や仲介手..
住まい探しに便利な不動産屋情報一覧を作成しましたのでご活用ください。 まずは、売買関連です。 ピタットハウスの不動産オークション ≪マイホームオークショ...
住環境の卸屋さん【住まいる通販】 GWはどこかに旅行に行く人が多いですが、家でのんびりという人も少なくないのでは ないでしょうか? それでは、家で家族と一緒にDIYにでも励んでみてはどうでしょうか? 実は通販でDIYで安く作れるものが購入できるんです。 例えば、ウッドデッキの組み立てキットとか果断...
シックハウスの一番の原因とされる住宅の壁には、建売住宅、ハウスメーカーで建てた家で塩化ビニール(以降”塩ビ”)のクロスが貼られています。 塩ビ自体が大変有害ですが、それは改めて考えることにして、やはり問題なのは壁紙を張るときの接着剤です。 もう、かれこれシックハウス問題が報道されてからずいぶん経ちますが、未だに塩ビのビニルクロスで住宅を建てるという習慣は改まっていません。 この対策として、シックハウス法による居室内に換気装置を義務付けることで、回避しようとする動きが以前ありました。 しかし、この法律、誰が発案したのでしょうか? 壁紙施工は、施工の簡易さ(専門の職人がいらない)..
昨日、無作為に録音してあるHDウォークマンを聞いていたら懐かしい曲が聴こえてきた。 「もしもー、あなたがー、いえを建てたなら 小さな家をー建てたでしょうー。。。。。。」 年配の方は覚えているだろうか? 『あなた』 小坂明子さんの曲の歌詞である。 もう、30年以上も前の曲になる。 この曲はハウスメーカーのCMソングとして大ヒットした記憶がある。 本当にハウスメーカーのCMソングとしては、もってこいの歌詞であっただろう。 青春歌年鑑 70年代 総集編 その頃は僕も子供ながらにそのCMを見て思ったものだ。 将来、家を建てるときは、こんなハウスメーカーで建て..
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