ブルガリアに関する歴史、政治、生活の紹介。およびバルカン専門家の視点に立った国際情勢へのコメント。
ブルガリアには、60年代後半、70年代後半、80年代後半の3回(社会主義時代)、および自由化後の02年から05年の合計4回在住した経験あり。ブルガリア語の新聞が読める。
さて、小生が2010年12月に開始したこのブログにおけるブル歴史シリーズを、少し改定して「新版」として再生しています。 今回は、中世の3回目です。 6.ビザンツ帝国統治下のブルガリア(1018--1185年=167年間) (1)宗教政策 バシレイオス2世(Vasil II)皇帝は、ブルガリア王国の支配においては、その戦闘の際における苛烈さとは対照的に、穏…
ブル歴史新版の連載開始から、3回目です。新型コロナの感染拡大で、外出まで自粛要請されています。自宅にこもって勉強するいい機会かもしれません。とはいえ、十分用心して人ごみの中へ行くのは避けましょう。 (5)ブルガリア教会の独立 「年表」(『Istoriya na Bqlgariya po dati=年月日によるブルガリア史』、Trud出版社、2003年、Sofia)によると、クリメント・オフリツキーが創設に成功…
昨日から、ブルガリアの歴史に関して、2010年12月からこのブログで連載していたシリーズを、再度手直ししつつ連載する・・・という作業を開始しました。後期高齢者としては、全く新しい原稿を書くのは、もはや簡単ではないが、過去記事の手直しなら、素早くできるということ。 小生がこの歴史もので書いている文章のネタの多くは、実はR.J.Cramptonという英国人研究者の書物『A Concise History of BULGARIA』(Cambridge …
読者の皆様、小生は昨年8月に心臓外科手術をして、何とか一時再生しましたが、何分高齢者となるので、新しい記事を書くのはしんどいです。そこで、過去にすでに書いた記事に少し加筆するとか、訂正するとかして、再度ブログ記事として読んでいただければありがたいと思います。今回の記事は、07年11月に書いたものの焼き直しです。 さて、今日は、有史以前からブルガール人の到来までの、一番古い時代に関して、ブルガリ…
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