きみが走る 駐車場の青いフェンスのわき きみが走る キリン草がさわぐ河のほとり きみが走る 予備校がある駅の冷えた地下通路 ...
ばすみち ゆけば じゅうたくち まがりみち ゆけば ゆうえんち あぜみち ゆけば ひみつきち げんざいち もくてきち ど...
みつめていたいぜ みつめられないぜ バカな話しか できんけど それでおまえが 笑ってくれるから さわりたいぜ さわれないぜ ...
あたまはやめろと言うけど 舌は傍若無人にふるまう ケーキを欲しがる子どもみたいに あたまは考えるふりをして 耳は聞こえない...
ちょっとした冒険 だよ ひとんちだけど ほら 眠ってしまう いつもと違う 夢をみてしまう ちょっとした不思議 だよ ...
「おまえが 落としたのは 金の斧か 銀の斧か それとも 鉄の斧か」 みずうみの 女神に たずねられて 「鉄の斧です」答えた 木こ...
非常にしばしば、 男性にとって性交、所謂セックスは スポーツであると定義されていますが そこから導かれる推論は、すなわち 彼らにと...
いまわの際に 思い出が走馬燈のように 駆けめぐるというのなら わたしはすでに死の床にいて 一生涯ぶんの夢を 見ているだけかも...
ホームシック・ブルースを 口ずさんだよ じぶんちのリビングで ぼくはもう ホームシックにはならない ここが住処だって...
見ただろう 光を 燦々と降り注ぐまぶしさに 眼を細めながら 手を伸ばしただろう そのとき おまえも輝きを 反射している き...
半日たべないと 腹が減るし 一日はたらけば 眠くなる まったく不便な道具だ からだってやつは せめてこの不便さを ...
いま歩いている道が ひろい道路だってどうして言える? つり橋を渡っているのかもしれないし きり立ったがけの上にいるのかもしれないよ ...
永遠に恋をしたとき 猿はヒトになった 永遠をモノにしたくて ヒトはカメラを発明した けれどそれは悲しい片想いだ 「時間よ止ま...
もうたくさんだ どなりたくもないんだ 数字を積み上げることに プライドをかけてきた 会社を出たら助平な話しかしねえぞ ひとり...
かなしくてなにも食べたくないのに おなかがへったり はやく寝なきゃいけないのに かんがえすぎて眠れなかったり もっとたくさんしゃべ...
動くな! 暗闇の奥から何かがやってくる それが映画だ 弟の手をとりホームの端に立つと 線路は低くハミングしている ダイヤどお...
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