パンダの歯に自己修復機能

かつては肉食動物だったと言われるジャイアントパンダは、長い進化の歴史を経て「菜食主義者」となったそうです。その大きくて鋭く、頑丈な歯は竹を粉々にして食べています。 中国科学院金属研究所、材料疲労・断

肥満症患者データベース構築へ

日本肥満学会は、全国の肥満症患者の診療情報を集めたデータベース作りを始めたそうです。5年程度をめどに全国の約20医療機関で計1万例の収集を目指しています。 さまざまな健康障害を伴う肥満症患者の情報をビッ

花粉症対策の決め手「少花粉スギ」 植え替え進まない理由

「国民病」とも言われる花粉症患者が悩む花粉の季節が到来しました。林野庁は花粉症対策の決め手の一つとされる「少花粉スギ」の苗木への植え替えを推進していますが、木材需要の伸び悩みや木材品質への不安などの理

「世界最大」のハチ、38年ぶりに発見

インドネシアの北モルッカ諸島でこのほど、世界最大とされるハチ「ウォレスズ・ジャイアント・ビー」が見つかりました。このハチは1981年を最後に目撃例が途絶えており、科学者の間では絶滅が危惧されていました。

甲状腺がん検査「発見率の上昇なし」 福島医大が研究結果報告

東京電力福島第1原発事故後、県が県内全ての子どもを対象に実施している甲状腺検査を巡り、福島医大は、国連の報告書を基に甲状腺吸収線量と甲状腺がんまたはがん疑いの発見率の関連性を調べた結果、線量の上昇に伴

「世界最大」のハチ、38年ぶりに発見?

インドネシアの北モルッカ諸島でこのほど、世界最大とされるハチ「ウォレスズ・ジャイアント・ビー」が見つかりました。このハチは1981年を最後に目撃例が途絶えており、科学者の間では絶滅が危惧されていました。

はやぶさ2、完璧な着陸 日本、無人探査で世界をリード

はやぶさ2が、完璧な着陸に成功し、サンプルの採取にも成功した模様です。 小惑星に着陸し、サンプルを持ち帰る世界初のミッションに成功した探査機「はやぶさ」の帰還から約9年たちましたが、今回の着陸成功によ

理研、スーパーコンピュータ「京」の後継機となるポスト「京」の名称の募集を開始

理化学研究所(理研)は、2021年ころの供用開始を目指し、開発・整備を進めているスーパーコンピュータ「京」の後継機となるポスト「京」の名称の募集を開始しました。 「京」の名称も一般公募で決定された経緯があ

「コレラ毒素」に免疫増強作用

和歌山県立医科大学は、コレラの病気の原因となる物質「コレラ毒素」の分子の一つに、免疫を増強させる作用があることを見出したそうです。 を行いました。これは今日、県立医科大学医学部先端医学研究所生体調節

ドイツ、「昆虫保護法」の制定検討

ドイツのスベンヤ・シュルツェ環境相は、昆虫を保護するため、殺虫剤の大幅削減や巨額の研究費拠出を盛り込んだ法律を制定する方針を明らかにしました。 人間の活動が昆虫の生態に及ぼす影響に対しては世界的に懸

iPS脊髄損傷治療、厚労省が了承 慶大、年内にも世界初の移植

人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経のもとになる細胞を作り、脊髄損傷の患者に移植する慶応大などの臨床研究について厚生労働省の部会は、計画の実施を了承しました。 近く厚労相が正式承認することになります。

あべのハルカス、新たに従業員1人がはしかで計19人に

大阪市保健所は、超高層ビル「あべのハルカス」の従業員1人が新たにはしかに感染したことが判明したと発表しました。 このビルでは、今月中旬まで開かれていたバレンタインフェアの会場などで勤務していた従業員

はしか、近畿で急増

今年に入り、麻疹（はしか）の患者が近畿を中心に急増しています。 今月6日現在、全国19都道府県で148人の感染が報告され、過去10年で最多だった2009年を上回るペースだそうです。 患者は近畿6府県と三重県で

「鏡に映る自分」が分かる魚

鏡に映る自分の姿を認識できる魚を初めて確認したとの成果を大阪市立大学とドイツ・マックスプランク研究所などの研究グループが発表しました。 研究グループによると、鏡に映る自分の姿を認識できる能力は「鏡像

トレーニングで強くなるゲル

栄養とトレーニングで鍛えられる筋肉のように、栄養となるモノマーと力学負荷があれば強く大きく成長するゲルを北海道大学の研究グループが開発したそうです。「筋トレ」によって強くなるゲルで、長寿命の材料として

富士通、個人の健康医療情報を活用する統合管理基盤の提供を開始

富士通は、個人の健康医療情報(Personal Health Record:PHR)の情報を安心かつ安全に保管ならびに活用することを可能とする、健康医療情報を起点とした個人向けサービスの統合管理基盤PaaS「FUJITSU ヘルスケアソリュ

体内時計仕組みを解明

京都大学は、体内時計が細胞どうしを協調させることで、動物のからだを正確に形作る仕組みを明らかにしたそうです。 生物が受精卵から、自身のからだを正しく形作るためには、生体内の現象が正確にコントロールさ

うつ病と腸内細菌の関連性

人間の腸の中には、様々な腸内細菌が潜んでおり、消化器の健康から自己免疫疾患まで、さまざまな健康状態を左右しています。 しかし、それだけではなく、それら腸内細菌叢（腸内フローラ）はじつは脳の機能ともつ

鼓動でペースメーカーを充電？

電気刺激を送って心臓を鼓動させるペースメーカーは不整脈などの病を抱える人にとっては大事な存在です。そのペースメーカー、植え込んで終わりではありません。電池で作動するため、おおよそ5〜10年ごとに手術を受

細胞壁形成を促進する新たなタンパク質発見

国立遺伝学研究所が、細胞壁の形成を促進する新たなタンパク質2種を発見したそうです。 植物の細胞壁は陸上にもっとも豊富に存在する生物資源であるとされ、紙パルプや綿といった多くの工業製品にも応用されてい

25万円を切るフルカラー3Dプリンタ

XYZプリンティングジャパンは、東京ビッグサイトにて開催された「日本ものづくりワールド2019 第1回次世代3Dプリンタ展」において、産業用光造形3Dプリンタ「MfgPro700xPF/600xPF」および、コンシューマ向けFFF方式

ADHD患者が自閉スペクトラム症かどうかを診断する基礎技術

日立製作所は、神経発達症である注意欠如・多動症(ADHD)患者が自閉スペクトラム症(ASD)を併発しているかどうかの早期診断を支援するための基礎技術を開発したそうです。 近年、ADHDとASDの両方の特徴を持つ患者が

国が初の小児がん実態調査へ

小児がん患者の治療や生活の現状を把握するため、厚生労働省は実態調査に乗り出すそうです。国としての調査は初で、病名を知らされていない患者もいるため、家族らに治療の影響や経済的負担を聞くそうです。国のがん

日本発の「らせん高分子」

科学技術の進歩に貢献した人物に贈られる日本国際賞の今年の受賞者に、微小な分子がらせん階段のように連なった「らせん高分子」を開発した名古屋大の岡本佳男特別招聘教授が選ばれたそうです。約40年前から医薬品な

三角関数は不要か

橋下徹氏の三角関数の発言について、いまさらながら、身内で話題になっていましたので、ちょっとコメントを。 以下が、主張されている主旨と思われるところです。 ----------------------------------- 三角

キューバ西部に隕石落下?

米国立気象局(NWS)は、キューバ西部に1日に隕石が落下した可能性があると明らかにしました。 NWSはツイッターで、米フロリダキーズ上空で隕石を目撃したとの情報が寄せられたことを明らかにしていたが、さらに、

難病「もやもや病」発症のメカニズムの一部を特定

京都産業大学の研究グループが、国の指定難病「もやもや病」を発症するメカニズムの一部を特定したそうです。 この病気は国内に1万6000人以上の患者がいるとされ、根本的な治療は見つかっておらず国の難病に指定

キュウリ臭で昆虫や細菌から身を守る

日本沿岸などに生息するクラゲ「カミクラゲ」がキュウリのようなにおいを出していることを、東京海洋大の研究グループが発見しました。このにおい成分には、昆虫や細菌を寄せ付けない作用があり、においを利用して身

子宮頸がん、年30万人死亡。ワクチン普及重要とWHO

WHO(世界保健機関)は、世界で年に30万人以上の女性が死亡する原因になっている子宮頸がんについて「予防・治療可能だ」と指摘し、途上国を中心に早期診断とワクチンの普及が重要になっているとしました。 子宮頸