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HALTO
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住所
春日井市
出身
千種区
ブログ村参加

2008/01/20

  • 【人生はいつも計算外 01】

      お見合いを週末に控え、トホホの解雇通告。職業を訊かれたらこんな嘘で笑いを取るさ。  リストラ+ お相手────────ストーリーテラー(すとおりいてらあ)

  • LITTLE CHASER

     微かな気配に振り返ると子犬が後を付けていた。夜も遅く仕方なく家に連れて帰ることにした。一晩だけだぞ、今SNSで拡散してやるからな。翌朝飼い主が引き取りに来た。初対面だった。黙っててもらえます?何のことだ。礼もそこそこに子犬を抱え

  • LOST BAR

              そのバーのボトルには思い出したい記憶ごとにラベルが貼られている。夢、名誉、地位、家族─今夜も記憶の亡者たちがカウンターを

  • 林檎とポラロイド

    記憶は失くなっても心は忘れていない。   

  • SCRACTH

              気になる人がいた。気持ちを伝えようか迷っていると妻子の存在を小耳にはさんだ。おかげで痛手を負わずにすんだ。切られても、刺

  • ENCOLE

               またあの喝采を─女優の復帰を願うファンレターが今日も届いた。厳しい世界で苦楽を共にしてきた付き人も同じ思いで

  • Squall

             コンビニで立ち読みをしていると突然の土砂降り。傘立てに使いつぶしたビニール傘が一本だけあった。人目がないことを確かめアパートまで拝借

  • ファースト・ビター

                「ママはブラックだったよね」オープンカフェで娘が運んできたトレイには同じ二つのペーパーカップが乗

  • 海の上のバルコニー(2010)

    儚いものはいつも夢の中にある。 

  • 砂と霧の家(2003)

    心の住処だけは失いたくなかった。 

  • 7月によくある話

      「あら、また来たの」「何か物足りなくてね」「招かざる客なんですけど」「つれないな。長い付き合いだろ」「次の予約が入ってるし」「また、あいつか」「滅茶苦茶なところもあるけど、いつまでもうじうじしているよりましよ」「悪か

  • ヴァラエティ/奥田英朗(2016)

     ヴァリエーション豊富ラッキーなSS付きエキサイティングな展開ティーンにもオススメインバクトある装丁 

  • 最高の人生のつくり方(2014)

     幸せは一人では見つけられない。 

  • ストックホルムでワルツを(2014)

               ママにはママのジャズがある。 

  • Rain & Pain

      真夜中の雨ほど無慈悲なものはない。別れ話をする夜に誰が傘の準備をするというのか。 そういう時に限って雨足は強くなり途中仕方なくビニール傘を求めコンビニに駆け込む。 若い店員がずぶ濡れの姿を見てああ

  • 砂浜に坐り込んだ船/池澤夏樹(2015)

     人生は第何章まであってもいい。 

  • バー・シェアリング

     行きつけのバーはよくマスターが変わる。理由を問うと逆に儲け話を聞かされた。 深い酔いから目覚めると カウンターに突っ伏していた。マスターの姿はなく 睡眠薬と空っぽのレジが見える。 そういうことか。でも苦手なん

  • やすらぎの森(2021)

     いつしか人は人の中に生きていく。 

  • トワイライト・ゾーン(2021)

     さっき見知らぬ人に地球はどこかと尋ねられた。 

  • ブルース/桜木紫乃(2014)

    暗闇を真っ直ぐに生きた。 

  • 2人めは傘

     雨やどりを理由に彼の部屋を訪ねた。突然なことにも嫌な顔ひとつしない。笑って自分の傘を差し出してくれる。足元に濡れた女物の靴が揃えてあった。

  • こころのスケッチ

     雲の切れ間から青空がのぞく潤んだ瞳に日差しがまぶしい 頬をなでていく風の心地よさ昨日の荷物は記憶の片隅に 夜空に瞬く星の輝きに忘れかけていた生きてく願いを 光をさがそう心を開いて過ぎていく季節はもう

  • BAR ヒトシズク

    お客様、こぼれていますよ。ごめんなさい、もう私ったら。いえ、グラスではなく。マスターはそっとハンカチを差し出した。

  • 気になる街角

     その人は街角で所在無げに立っていた。誰かを待つ風でもなく何かを探している風でもなくただぽつねんと佇んでいた。声を掛けようとすると背後から声がした。どうしたんですか、ボーっと立ち尽くして。

  • 「0分が嫌いな男」

    男はいつも待ち合わせに15分遅れてくる。優しい女は気を使って「私も今来たところ」と嘘をついていた。程なく男から別れを告げられたが理由を言わなかった。ただ、「一度も時間を守らない女」と言いふらしていたらしい。

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