r1026 脳内アルバム
ひかるが、南の島へ帰郷した際、ある85歳のおじいちゃんと、ゆっくり話をする機会が有りました。 おじいちゃんは、10人もの子だくさんで、孫やひ孫を数えると、40人は、いるとの事。 子供達は、高校がないので、一度島を離れますが、もう二度と島には帰って来ません。 おばあちゃんと二人っ切りは、淋しそうに見えるのですが、私は一番幸せ者だ、と自慢。 事実、温和な丸みのある、幸せが滲み出ているのが、感じられます。 何んでそれ程までに、幸せを周りに放射出来るのだろうか? 体力的には、庭の散歩がやっとで、寝ている時間が大半のおじいちゃん。 不思議な力を感じ、その場を離れるのが勿体無く、ついつい色々な話をし、時を過ごしてしまいました。 「今にも天国から、迎えが来るかも知れない」と平気でしゃべっている姿からは、死に対する不安が、微塵も感じられません。 どうしてなのだろうか? 話を聞くと、おじいちゃんの人生は、..
2023/11/22 07:10