ベトナムの裁判所は11日、120億ドル(約1兆8400億円)に上る横領事件に関与したとして、不動産業界の大物であるチュオン・ミー・ラン被告に死刑を言い渡した。同国共産党が汚職撲滅に乗り出してから、最も厳しい罰の一つとなった。ラン被告は不動産会社バン・ティン・ファット会長で2022年に逮捕され、政府当局者への贈賄や銀行融資規則違反などの罪で起訴されていた。2018年2月から22年10月にかけ、サイゴン商業銀行(SCB)の資金を横領した罪が最も大きく問われた。横領額はベトナムの大半の銀行の時価総額をも上回る。当初は債券詐欺容疑だったラン氏の逮捕はSCBの預金者にパニックを引き起こし、取り付け騒ぎにも発展。最終的にSCBはベトナム中央銀行の管理下に置かれることになった。凄い金額ですね。ベトナムの物価は安いので、...えにし@新伊勢崎