シティフィルの定期会員になって4シーズン目を迎えます。お安いこと(60歳以上S席@2,430円)、オペラシティまでのアクセスがよいこと、飯守泰次郎を聞けることが理由。飯守氏亡き後、今シーズンは間に合わなかったのか全9公演中、高関マエストロ5回登壇。特別、高関ファ
勤めていた頃、研修でハインリッヒの法則なるものを知りました。即ち、1 件の重大事故の背後には同種の軽微な事故が 29 件あり,その背後には 300 件の異常がある,という労働災害の発生確率を分析した法則。他にも当てはまることが多く、車を運転していてヒヤッとすること
午後から気温が上昇。さながらサマーコンサート気分でサントリーホールへ。読響の定期公演をきいてきました。諏訪内晶子も早いもので50歳。正に円熟の時でバッハのCDなど大人の豊潤な香りが漂っていました。ステージに現れるやオーラを感じ、その振る舞いは女王様のよう
2日連続のオペラ観戦で些かお疲れモードですがコンサートゴーアーで有名な東条氏のブログによると、新国のペレアスとメリザンド、二期会のパルジファルは2日連続AB両キャストで、ノット/東響と神奈フィルをはしごして兵庫へ飛び佐渡のラ・ボエーム、琵琶湖のファルスタッフ
昨日のパルジファルで4時間半、今日の領事が2時間半、座りっぱなしで腰が痛くストレッチで固まった筋肉をほぐしていました。新国立劇場研修性による試演会、メノッテイの領事を中劇場で見てきました。このオペラは電話とともに見ておく価値があると学生のころ「通」の方に
幕が下りてもヴァイグレの棒は止まったまま。気の早い人たちの拍手がパラパラ。しばらくして棒が下りて嵐のような拍手。ブラボー禁止で手を挙げて拍手する人も。舞台は合唱団から順次挨拶。小姓や花の乙女たちの番になってもヴァイグレはピットの中で読売日響の管楽器奏者へ
梅雨に戻ったようなジメジメした日が続いています。昨日の新国立劇場ペレアスとメリザンドの公演パンフレットをザーッと。青柳いづみこさんの「水の音楽」というエッセイにドビュッシーの雨の庭が出ていて何だか懐かしくなりYoutubeで。聞いている分には暗くなって雨が降っ
ペレアスとメリザンドを舞台で見るのは1988年の二期会公演以来、あのときの記憶はまったくありませんが公演プログラムを見ると日本語上演。言語と声、動き、音楽、舞台が一体となったこの作品を日本語でという大胆さに今思うと逆に敬意を表したくなります。満を持して上演
昨日は年一回のN響の席替え日。以前はN響ガイドへ出向き抽選をした上で座席表から選ぶ方式でした。先着順ではなく開始時間までに到着した者に順番の入った札を引かせるもので、この札を引くだけに連れてこられた方がいたような・・・このごろはWebで空席を見てシリーズ変更
何でもシティフィルは1994年から江東区と芸術提携を結び公開レッスンや鑑賞教室など地域に根ざした音楽活動を行っていてこのティアラこうとう定期もその一環、今日で64回目だそうです。こうした活動は墨田区と新日本フィル、川崎市と東京交響楽団など他のオケも積極的に取り
夏至はニュルンベルクのマイスタージンガー、夏の夜の夢、真夏の徹夜祭が思い浮びますが七夕は?ネット検索してみるとAUの障害という文字が・・・皆さんうまいこと言いますねぇ。コロナがジワジワ増えているようです。決まって登場する専門家からは「気を付けましょう」だ
雨が降った翌日、ムシムシと不快な暑さが戻ってくると蚊がブンブン。最近の蚊は音もなく近づいてくるので刺されたことに気付かず痒みを感じ肌を見るとシッカリ跡が。敵も進化するものです。ここ数年、海外の歌劇場巡り旅に行けていません。新聞広告は国内旅行が多くロンド
1週間連続の真夏日、一体いつまで続くのやら。今日は徒歩5分の図書館で避暑。ここはまだコロナ対策で閲覧席が市松模様。同じことを考えている方が何人もいて席が空くのを待つ始末。図書館でレコ芸を立ち読みするハメになるとは!RVWの生誕150年特集。ネット検索で容易に調
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シティフィルの定期会員になって4シーズン目を迎えます。お安いこと(60歳以上S席@2,430円)、オペラシティまでのアクセスがよいこと、飯守泰次郎を聞けることが理由。飯守氏亡き後、今シーズンは間に合わなかったのか全9公演中、高関マエストロ5回登壇。特別、高関ファ
東京春音楽祭のHPに実行委員長の鈴木幸一氏とムーティの対談の模様が出ていました。「あなたたちの音は素晴らしい。美しい。だけど空っぽだ」と私は言いました。音に魂が宿っていなかければ美ではありません。そうは言っても異国の異民族の文化を魂を込めて演奏するこ
昨日のN響定期公演Aプログラム。隣の超高齢者の鼻息が耳についてイラっと。ハンカチ何かで抑えて最小限にするとかのマナーがあればまだしも、全く野放図の迷惑行為に辟易でした。生理現象だから仕方がないとも思いますが我慢にも程があります。逆隣りの方もさぞかし・・
たまたま2月のN響、井上道義のショスタコーヴィッチをNHKホール3階左サイド席(D券@3,380円)で聞き、想定外の音の良さにすっかり気をよくしたので今月は逆サイド席(D券)をリセールでお安く手に入れ、若者や外国人でごった返す中をかき分けてNHKホールへ。音
2017年にリニューアルオープンした武蔵野市民文化会館小ホールで人気の山根一仁のバッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲演奏会を聞いてきました。以前はよく行っていましたが大規模修繕やコロナ禍、担当者の人事異動(?)などですっかりご無沙汰。その担当者
N響から来季のご案内が届きました。重要なお知らせ5項目。1つ目は以前から周知されている曜日の変更。これに伴い席替えの優先を行うというもの。マァこれは妥当なところ。問題は値上げ。円安等による物価上昇を理由にBプロは20%値上げ。今季まで会員券@8,330円×9回が
昨年12月のリゲティとルトスワフスキが記憶に新しいこのコンビ。今日は得意のメシアン、終楽章の「父なる神の元に昇るキリスト」の敬虔なサウンドを全身に浴びココロが豊かになったような感覚を持ちながら帰路の京王線。ダイヤ改正で接続が悪くなり、顧客の利便より経営効率
先日の東京春トリスタンとイゾルデ。ネットに出ている皆様の感想をザァーッと拝見。巨漢のトリスタン役スケルトンに対して高評価が多く、いろいろな聞き方があるものだと感じています。シュテファン・グールドだったらねぇ。「トリスタンの最高の舞台は人を狂わすこと」と
丁度1週間前、新国立劇場で見たばかりのトリスタンとイゾルデ、今日は上野の東京文化会館で。ワグナーファンの端っこの隅の更に奥!に位置する者にとって夢のような日程です。今年はまだ桜が開花していない上野公園。静かかなと思いきや外国人や家族連れでごった返してい
最近の転勤事情はどうなんでしょう。紙切れ一枚で地方へ飛ばされる憂き目に・・・と全国展開する会社に就職した友人がよくこぼしていました。家を買ったら転勤、子供の関係で単身赴任などサラリーマンは世知辛いものと言われたのも昭和のころの話ですか。オーケストラの楽
昨年10月の新国立劇場公演「シモン・ボッカネグラ」の時の公演パンフレットはそれまでの1,000円から一挙1,500円に値上げ。いくら何でも横暴!と思っていました。さすがに気が引けたのか今回は1,200円に値下げになっていました。釣銭も面倒だしここは思い切って元の1,000円
14時開演、19:30終演の長丁場。休憩45分×2、2幕終了後の休憩は17:20~18:05で少々早い夕食時間帯だったせいか軽食販売のところに珍しく行列ができていました。ワタシは評判?の立食いソバ屋「加賀」と決めていたのでそそくさと。外は立っていられない強風、めげずに道
昨日の冷たい雨のおかげでもう一つ体が重くコロナワクチンの予約をキャンセルしました。無料接種が今月で終るので何とかしたいものです。昨日は午前中に市民大学講座「ゲーテとファウスト」を受講。メフィストーフェレスについて、”絶えず悪を欲してしかも善を行う、あの
冷たい雨の中、歩道の水たまりで足が濡れ「まいったな」でサントリーホールへ。フランス出身でドイツのオペラハウスを駆け上がってきた34歳のスラッとした女性指揮者マリー・ジャコの客演で読響定期公演を聞いてきました。問題は小曽根パフォーマンス。多くの方が是とした
1973年1月にベトナム戦争終結、同年9月日本とベトナムの外交関係樹立に係る交換文書に署名とネットに出ていました。NHKの番組表に日越外交関係樹立50周年記念ドラマ「ベトナムのひびき」とあるのを見て「越」?外交関係はおろかベトナムを漢字で表すと「越」というこ
快晴、花粉の舞う中、友人から回してもらったチケットでコバケンの復活をサントリーホールで聞いてきました。マチネ公演は通常14時開演ですが14:30から。マーラーの復活のみなので85分、終演は16時。会場はほぼ満席、お若い方が多いのは団員のお友達たちか。フィルハ
省略してマラ5と呼んでいますが最近はGM5ですか。高関健とシティフィルの定期公演をオペラシティで聞いてきました。今日は珍しく満員御礼。昨日のEテレ「クラシックTV」のカラヤン特集にアシスタントを6年務めた高関健がゲスト出演しカラヤンとベルリンフィルとの
二期会のタンホイザーを見てから名古屋へ移動、しらかわホールのラストに立会い琵琶湖へ。バラの騎士を見てから新国立劇場のカルメル会修道女をというプランを昨秋立て情報を収集していました。まだ先のことだからと悠長に構えていたら良席がみるみる無くなり、オークショ
プーランクのカルメル会を舞台でみるのは初めて。何だかとても水準の高い公演だったという感想です。その要因は新国立劇場の中劇場を使ったこと、演出のシュテファン・グレーグラーの作品の捉え方が見事だったこと、そして東京フィルをリードしたジョナサン・ストックハマー
申し訳程度に「30余年にわたり弊社放送をご愛聴下さったご契約者の皆様、関係者皆様には心から感謝申し上げます。何卒諸事情をご賢察いただき、ご理解賜りますようお願い申し上げます。」というメールがきていました。1996年にCS放送のクラシカとミュージックバードに加
来月のニッセイオペラ、ケルビーニ「メディーア」の下調べ。ニッセイオペラは古くはベルリンドイツオペラなどもありこの業界の歴史を築いたシリーズでワタシが聞くようになったのは1990年のトリスタンとイゾルデから。1991年モーツァルト歿後200年の6大オペラ一挙上演は未
ゴールデンウィーク先取り週間!と宣言したら1週間早いと茶々が入り撤回。先日のクローズアップ現代やNHKニュース、朝日新聞1面にも出ていたチャットGPT。乗り遅れないよう登録をしたものの「字引」程度しか使いこなせていません。昨日のNHK映像の世紀でレオ・
暖かくなってきて犬の散歩が増えてきました。広い歩道ならともかく狭いところで歩行者が犬に道を譲ることがままあります。咬みつかれてはたまらないので不承不承脇へ寄りますが白線が引かれているだけの歩道の場合、車道側に除けざろう得なくなることもあり腹立たしく思っ
藤原オペラのドニゼッティ「劇場のわがままな歌手たち」へ行こうか行くまいか。未知の作品なのでYoutubeで見てみました。マドリッドのテアトロ・レアルでの収録。プリマはニーノ・マチャイゼ、アガタにカルロス・アルマレス。スペイン語の字幕付き。こういうキチンとした映
定期会員3年目になるシティフィルから特典グッズが届きました。ロゴ入り付箋、去年はボールペン、その前がエコバック。100均で手に入るようなものばかり。N響や読響は特製CD。ここは気持ちを大切にして有難く使わせていただきましょう。東京春音楽祭もそろそろ終盤。今
大の中村紘子女史のファンであることを知っている友人からLPレコードを頂き、早速ショパンのピアノ協奏曲第1番(ヴィットルド・ロヴィツキ/ワルシャワフィル 1970年世田谷区民会館)とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聞きました。(渡辺暁雄/都響 1976年杉並公会堂
ホールで会った友人が「60年代のデッカのオペラ録音のよう」と言っていました。即ち、スタジオ・セッション録音のことで正に言い得て妙、上手いこと言うなと感心! 今は殆どがオペラハウスでのライブ録音で映像付き。オケがピットに隠れ、個々の音を拾うには限界があるし
新宿駅に人混みが戻って、地下鉄も混雑。夕方のラッシュをかき分けてサントリーホールへ。読売日響の新シーズン開幕戦、トリノ出身53歳、フランス・イタリア系の売出中、アントネッロ・マナコルダが客演。ホールは大いに沸いていました。入口に「マスク着用推奨」の張り
近年はもっぱら図書館でパラパラ見る程度ですが以前は、発売が待ちきれず書店より一日早いタワレコで購入していたものです。1952年創刊、70余年の歴史に幕、一つの時代が終わったというところでしょう。理由に当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、用紙など原材料費の高騰等
新年度、フレッシュマンらしき人たちを見かけました。平均身長は横ばいからやや低下傾向、逆に体重は増加傾向という記事を見たことがありますが、いわれてみると何となく小粒のような気がします。電車に乗っていて、やや狭めの空座席に肥満傾向の若者が何も言わずドカッと
言われてみると確かにLPレコードのことをビニールと呼ぶのは間違っていないようですが、感覚的にはrecordと言って欲しいものです。これは先日のNHKの英会話でのこと。今年度からFMでも放送すると言うのが更に違和感アリ。何故なのでしょう。FM放送の本来の目的で
退職した身には年度末にそれ程の意味を感じません。現役の頃は人事異動や昇任、お世話になった先輩の定年退職、歓送迎会などがあって慌ただしく動き回っていましたが・・・今、年度末を意識するのはNHKのアナウンサーの人事異動、番組改編くらいです。クラシック音楽系の
東京春音楽祭2023、ムーティのイタリアオペラ・アカデミーin Tokyo ヴェルディの仮面舞踏会(演奏会形式)を東京文化会館で観てきました。前回は2021年のマクベス、仮面舞踏会は昨年予定されていましたが中止。ようやく開催の運びとなったもの。上野公園の桜は満開ですが
3割4割は当たり前!というCMを流していたメガネ屋、今はどうなんでしょう。割引はお買い物の重要なポイントですがあまりに違うと資本力のない小売店にも情報収集に疎い消費者にとっても好ましいこととは思えません。とはいえ同じものならお安く買いたいのは誰もが思うこ
NHK放送開始70年記念で放送開始当初の苦労話などの番組がいくつか放映され一期生の黒柳徹子が当時の様子を元気に話す姿がありました。こういう時こそNHKの遺産である多くの来日演奏家やイタリアオペラを放送して欲しいものです。ほとんどのファンは何らかの形でNH
ソロ・アンコールのバッハ無伴奏チェロ組曲、天井の高いオペラシティに包まれとても素敵に響いていました。チェロはミュンヘンコンクールの覇者、佐藤晴真。控えめなアクションながら出てくる音はスケール感たっぷり。低音の太さがゴシック的に輪郭を整えていました。カバ
マルチな才能で聞き手を楽しませてくれる鈴木優人の3つの側面に焦点を当てた読響の定期公演を聞いてきました。一つ目の顔は作曲家として。読響60周年委嘱作品「THE SIXTY」という12分程度のもの。3部構成でYOMIURI NIPPON SYMPHONY ORCHESTRAの30文字を音列化して・・・と
クルマは安全に走ればそれで充分派でこだわりもなければ関心も持ち合わせていませんが、2台目が必要になり販売店へ行ってみました。半導体の影響、コロナ禍で製造ラインが乱れているなどの理由で納期は半年先。車種によっては1年待ちのようです。1年も待っていたら目移
ここ数年の女性の活躍は目覚ましく、聖地ザルツブルクやバイロイトで、ベルリンフィルのコンマスも。そして本日、日本デビューになるアンナ・ラキティナ弱冠34歳、現在ネルソンス/ボストン響のアシスタントを務めているということ。父がウクライナ人、母ロシア人だそうです
図書館から借りた茂木大輔著「読んで楽しむ のだめカンタービレの音楽会」を209ページ、2日で読み終えました。内容は元N響オーボエ奏者で数々のエッセイでもお馴染みの茂木氏とのだめの出会いから楽器や楽曲についての専門的なアドバイスと漫画から派生したオケを指揮し