水戸の納豆を全国にアピールしようと、「水戸納豆早食い世界大会」が9日、水戸市の千波湖畔で開かれた。地元の観光協会の主催で、今回で20回目。県内外の男女132人が出場し、納豆の粘りに苦戦しながら勢いよくかきこんだ。 予 …
水戸納豆早食い大会に132人 優勝者は5本を43秒、粘りに苦戦も
水戸の納豆を全国にアピールしようと、「水戸納豆早食い世界大会」が9日、水戸市の千波湖畔で開かれた。地元の観光協会の主催で、今回で20回目。県内外の男女132人が出場し、納豆の粘りに苦戦しながら勢いよくかきこんだ。 予 …
ジューシーさ魅力のザ・イチゴ 三重県発の新品種「うた乃」デビュー
三重県農業研究所(松阪市)が独自に開発したイチゴの新品種「うた乃(の)」の本格栽培が、新年度から県内各地で始まる。収穫は11月末から始まる見込みで、県はブランド化をめざして「あまおう」「紅ほっぺ」など県外発のビッグネー …
高野山発の「精進カレー」 お肉、カレー粉つかわず看板メニューに
高野山の中心、金剛峯寺の近くに2022年夏にオープンした「カフェ雫(しずく)」。ここの看板のランチメニューが「高野山精進カレー」だ。 精進料理では、肉や魚など動物性の食材は、命を大切にする仏教の教えに反するため、禁忌 …
有珠山山頂でフランス料理召し上がれ 北海道がドローンの実証実験
有料記事 松本英仁 松尾一郎2024年2月8日 10時30分 【動画】有珠山の展望台にドローンで運ぶフレンチ=松本英仁撮影、HELICAM提供) 有珠山山頂でフランス料理はいかが?――山頂を間近に望む展望台の特設テーブ …
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市で、自らも被災した料理人らが集まり、炊き出しを続けている。野菜を多く、塩分は控えめに。料理人ならではの心配りで人々にぬくもりを届けている。 輪島市河井町のフランス料理店「ラ …
豚熱の届け出怠った疑い、畜産大手を書類送検 5万6千頭が殺処分に
栃木県那須烏山市の養豚場で2022年夏に「豚熱」(CSF)が発生した問題をめぐり、感染の疑いを県に届け出ることを怠ったとして、県警生活環境課と那須烏山署は19日、畜産大手「神明畜産」(東京都東久留米市)と同社の現場管理 …
「モンスター」な桜島大根にさらなる潜在力 研究者の執念は実った
ギネス世界記録で「世界一大きい大根」と認定され、欧米では「モンスターラディッシュ」と呼ばれている桜島大根。鹿児島特産として知られ、大きいものは重さ30キロ以上にもなる。 だが、すごいのは、サイズだけではないようだ。動脈 …
閉店した洋菓子店が再出発 温かい386枚の付箋メッセージとともに
天神橋筋商店街(大阪市北区)で昨秋、閉店した洋菓子店のショーウィンドーを、300枚を超えるメッセージが埋め尽くした。23年続いた店への惜別、感謝、励まし……。カラフルな付箋に書かれた数々の言葉とともに、店主はおよそ1年 …
「今年はクリスマスケーキを作れない」ある店主の決意、届けたい願い
クリスマスケーキは作りません――。ある洋菓子店が今月、X(旧ツイッター)で宣言した。それは、パレスチナで続く戦闘で苦しむ人に寄り添いたい、という店主の思いだった。ネット上で話題になり、多くの人が共感している。 東京都 …
カニバリズム論じる哲学者のアンパンマン考察 賢治も描く食の暗部
添加物や栄養価は気にしても、食べる行為そのものに思いを巡らす人は少ないだろう。そこを掘り下げて考えたのが、檜垣立哉・専修大教授の著書「食べることの哲学」だ。哲学を足がかりに食について思考を深めるこの本は注目を浴び、入試 …
料理シーンを美しくたっぷり 「天狗の台所」せりふ抑え映像で魅了
「孤独のグルメ」や「サ道」、「ソロ活女子のススメ」など、ライフスタイルにまつわるドラマが深夜帯の人気作品になっている。この秋冬も「きのう何食べた?」「たそがれ優作」「あたりのキッチン!」など食がテーマのドラマが目白押し …
レタス産地でホウレンソウ農家に 年商4億円、アグレッシブな挑戦中
レタスやハクサイといった高原野菜で知られる長野県南牧村に、国内有数のホウレンソウ生産を誇る企業がある。社名は「アグレス」。英語の「アグレッシブ」をもじった。その名の通り、親子2代の果敢な取り組みで、創業17年にして年商 …
将棋・竜王戦のおやつタイム、藤井八冠は何食べた? 銀鱗荘で試食会
北海道小樽市で始まった第36期竜王戦七番勝負第4局で、藤井聡太竜王と伊藤匠七段に提供されたおやつの試食会が10日、対局が行われている銀鱗荘であった。観戦ツアーの参加者らが2種類のおやつを堪能した。 対局中のおやつは1 …
新米の1等米比率59.6%、新潟コシヒカリは3% 過去最低水準
農林水産省は31日、全国の新米の検査結果(9月末時点)を発表した。最も品質がよい「1等米」の比率は59・6%で、前年同時期を16ポイント下回った。今の検査体制になった2004年以降で最低水準という。猛暑の影響で一部が白 …
「やわらか和菓子」で食べる喜びいつまでも 京の和菓子屋が挑戦
加齢や病気でのみ込む力が弱くなってもお餅やあんこが食べたい! そんな声に応えようと、和菓子店の店主らが専門家らと協力して「やわらか和菓子」をつくった。試食した高齢者にも好評で、11、12月には京都市内で展示販売を予定し …
「値上げしない」は続けます、ただし――。ファミリーレストラン大手サイゼリヤの松谷社長は11日、値上げする飲食店が相次ぐなかでも続けている、税込み300円の「ミラノ風ドリア」など自社の低価格路線について、「価格の面で非常 …
料理愛好家だけど「お弁当大嫌い!」 平野レミさんが紡いだ家族愛
「食べればコロッケ」「ジャングルバーグ」……。「シェフ料理」ではなく「シュフ料理」をモットーに数々のアイデアレシピを発信する平野レミさん。明るく元気なライフスタイルを形作ってきた大切な「みっつ」を、おなじみのマシンガン …
購入した毒キノコ食べず、種類不明キノコは味噌汁に 体調不良はなし
札幌市は21日、無人販売所で誤って販売した毒キノコの購入者が判明したと発表した。種類が判別できなかったキノコを食べたが体調不良はなく、毒キノコは食べていなかった。 市によると、購入したのは60代以上の男性で、昨夜イン …
野菜炒めが「ペヤング」味に!?麺は無いけれど…製造元がソース提供
鈴木裕2023年9月11日 16時36分 岐阜県中津川市の野菜メーカー「サラダコスモ」が、カップ焼きそば「ペヤング」の特製ソースとコラボしたカット野菜「ペヤングやきそば風もやし炒め」を発売した。15万パック限定。1食あ …
ポルトガルの家庭料理を楽しめる東京・代々木公園の人気店「クリスチアノ」の佐藤さんは、中学生の時、料理人になろうと思い立ち、近くのすし店に修業を申し込みました。身近にある「料理」と言えば、海釣りが好きな父親が作った煮こご …
冷凍おにぎりで狙う配送回数減 ローソン、東京・福島で実験販売
コンビニ大手のローソンは22日、おにぎりを冷凍にして販売する実験を東京都と福島県>の21店で始めた。商品の賞味期限をのばして店への配送回数を減らし、ドライバー不足が深刻化する2024年問題に対応する。廃棄ロス削減にもつ …
アジアと欧州つなぐ交易の都 かまどで作る炊き込みご飯はパンと共に
油でツヤッと輝くご飯の上には、ニンジンとほぐした肉がたっぷり。ご飯にはうまみが染み込んでいて、粘りがなくパラリとした口当たりと相まって、スプーンがとまらない。ほろほろとした肉と甘みの濃いニンジンが、良いアクセントになっ …
帯広市の新藤丸、やっぱり既存施設改修へ 2025年秋の再開目指す
1月末で閉店した帯広市の百貨店「藤丸」の屋号を引き継ぐ新会社「藤丸株式会社」は2日、これまでの建て替え方針を改め、既存施設を改修して再利用する方針を示した。これにより、早ければ2026年度としていた再開時期を、25年秋 …
ジビエに興味はあるけど、今まで手が出なかった人も多いのではないでしょうか? 「ジビエ」と呼ばれる野生のシカやイノシシなどの肉を食べたことはありますか? そのような肉は、スーパーや精肉店では扱われていないこともあり、未知 …
主婦の友社が犬用レシピ本回収 アボカド使った料理にSNSで批判
2023年7月13日 17時58分 主婦の友社は、2020年に刊行した犬用レシピ本「獣医さんが教える愛犬のための手作りごはん」を書店から回収すると発表した。電子版も販売を中止する。12日にウェブサイトで公表した。獣医師 …
「悲しいよ」妻失った食卓、一人みそ汁すする 孤食はうつのリスクも
6畳のたたみ部屋のテーブル。ご飯茶わん、焼き魚などが並べられ、コップになみなみと焼酎が注がれた。「いただきます」。小さな声が壁にはね返って響く。部屋の片隅にはおだやかな顔の女性の写真が飾られている。よく晴れた日の昼食。 …
横浜インターコンチ、社食でも「ホテルの味」 雇用守った窮余の転換
ヨットの帆を模した外観で知られる「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」(横浜市西区)は、みなとみらい21地区のシンボルだ。 ここにはホテルのシェフが腕を振るう社員食堂がある。もともとは業者に委託していた社員 …
幻になりかけた北海道の黒いそば 1千キロ離れた地で試行錯誤し復活
【動画】復活した音威子府の黒いそば=本田大次郎撮影 北海道の人口約660人の村に、全国から愛されたそばがあった。麺は黒く、風味豊か。音威子府(おといねっぷ)そば。駅や食堂で親しまれたが、昨夏、製麺所が閉じ、製法が引き継 …
味の素、「Cook Do」を自主回収 規定より水が多く入ったため
2023年6月2日 18時01分 味の素は2日、「Cook Do きょうの大皿」シリーズの「肉みそキャベツ用 3~4人前」のうち、商品裏面の賞味期限欄に「2024.9/HN+A」と記載されている11万2360個を自主回 …
青森市内で、県庁の向かいという好立地にある、こぢんまりした個人経営の居酒屋。 「お客さんに青森の旬の食材を楽しんでもらいたい」。店主さんがそんな気持ちで2019年末から始めた、15席程度の店だ。売りは、県産のホタテや …
立ち飲みはディープな会館で 入りにくさが「奥まった隠れ家感」に
立呑み・焼きとり てら(京都) 「ここまで入ってくるの、何回も躊躇したわ~なんてお客さんもいはりますね」と苦笑する、立ち飲み屋「てら」店主の寺迫さん。四条大宮にある「新宿会館」は、細い通路のどんつきに2階建ての建物とい …
シロノワールの上に佐賀名物ブラックモンブラン 全国のコメダ珈琲で
大村久2023年5月4日 20時00分 アイスの「ブラックモンブラン」で名をはせる竹下製菓(佐賀県小城市)とスイーツ「シロノワール」で有名なコメダ(名古屋市)がコラボした。 温かいデニッシュパンの上にソフトクリームを …
宇治茶の産地で新茶初摘み 元会社員の農園主が作る英国からの特注品
宇治茶の産地のひとつ、京都府和束町で新茶の収穫が始まっている。同町の茶園森福では22日が初摘み。知人など助っ人も駆けつけて、手摘みで収穫作業をした。 茶園主の森崎さんは、会社員から8年前に茶農家に転身した。茶畑はふも …
「うまみとコク、必要?」 独自路線を行く南インド料理に魅せられた
料理人・飲食店プロデューサーの稲田さんは大学卒業後に大手飲料メーカーに勤めました。仕事で飲食店を回るうち、自分で料理を作りもてなす仕事がしたいと退職を決めます。27歳の時でした。 ちょうど、岐阜で和食居酒屋を開く友人 …
「朔北」は紛らわしい? カレーの商標、特許庁退けたメーカーの主張
突然ですが、「朔北」という言葉、ご存じでしょうか。「さくほく」と読み、「北」や「北方」との意味があるそうです。この2文字を使った商標登録が認められるべきかをめぐり、特許庁と北海道にあるレトルトカレーの製造業者が法廷で対 …
炒飯弁当も通りもんも白い恋人も 「卵に代わるものは…」影響深刻
有料記事 山下裕志 金子智彦2023年3月25日 18時00分 深刻化する卵不足の影響は飲食、食品業界に幅広く及ぶ。コロナ禍からの経済回復で需要が戻りつつある矢先に、看板商品の販売を制限せざるを得ない現場では悲鳴の声が …
元キャバ嬢が店主の「釣具店」 夜な夜な釣り好き集結、あら汁が人気
秋田市の繁華街の一角に3月、珍しい飲食店がオープンした。カウンターだけのこぢんまりとした店で、地元の魚から取っただしで汁物を作り、お酒を提供する、一見落ち着いた居酒屋。だが、なぜか看板には「釣具店」の文字。店主は異色の …
2月23日は富士山向いておにぎりを食べよう 地元は文化の定着狙う
富士山の方を向いて、みんなでおにぎりをパクパク。「富士山(223)の日」の23日、そんな催し「富士山の『日』祭り」が山梨県内各地で初めて開かれた。主催者らはこの祭りを県外にも広め、文化として定着させようと狙う。節分の恵 …
香港に海外初の「KONNE」 日本食材の最激戦地、挑む宮崎県産
宮崎産の食品などを扱うアンテナショップ「KONNE(コンネ)」が9日、海外店舗として初めて、香港へ出店した。香港は日本食材の人気が際立って高い激戦地。宮崎産の農産物としても世界の国・地域で最大の輸出先となっている。 …
校長先生がカレー屋に 「親子が気軽に集まる場を」 福岡・筑紫野
中学校の校長をしていた女性がカレー屋を開いた。ミシンを使った手芸や工作を楽しめるスペースもある。時には、育児相談に応じることも。「地域の子育てを支えて、親子の体も心も元気にしたい」と願う。 福岡県筑紫野市のJR二日市 …
「庶民の味方」だった第3のビール、二十歳の憂鬱 この秋に増税へ
普通のビールより安い価格で広まった「第3のビール」が曲がり角を迎えている。特長だった値頃感は薄れつつあり、昨年は3年ぶりにビールの販売量に負けた。今年秋にはさらに増税され、同じ時期に減税で安くなるビールとの価格差はより …
繁華街では理想の料理に近づけない 和食の匠が目指す「美しい味」
宮崎県延岡市の裏通りにある料理屋。「きたうら善漁。」と書いて、「ぜんりょうまる」と読む。全国から食通が訪れる予約困難な店として知られるが、メニューの口上書きには「なんてこと無いただの料理屋、旨(うま)いものは作りません …
フグの本場、山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場で4日未明、新年の初競りがあった。入荷された最高級の天然トラフグは2・6トンで、昨年の2・1トンを上回った。だがコロナ禍で需要が伸び悩む中、最高値は1キロ当たり1万5千 …
讃岐がベースのアジアなうどん 独自の傑作メニュー、次々と投じる
Udon Kyutaro(大阪) 近頃は大阪にも、香川で修業するうどん店の店主が増えてきている。なかでもこの店主・太田博和さんの場合は、ちょっと異色。いわゆる純手打ちと呼ばれるスタイルで有名な丸亀の「純手打うどん よし …
うな丼、嚥下障害でもあきらめないで 日本料理店主が作る特別な会席
滋賀県東近江市小脇町の日本料理店「魚繁(うおしげ)大王殿」が、加齢や病気で食べ物がのみ込みにくくなる嚥下(えんげ)障害に対応した会席コースやテイクアウト用弁当の提供を始めた。2代目の岩崎勝さん(44)が、客からの「やわ …
農産品・食品の輸出、1兆円超え ホタテ貝、ブリ、日本酒も好調
農林水産省は5日、2022年1~10月の農林水産物・食品の輸出額が1兆1218億円(前年同期比15・3%増)だったと発表した。初めて1兆円を超えた前年より1カ月早く1兆円に達した。コロナ禍からの経済回復で需要が旺盛だった …
復刻版の駅弁を販売、「鉄くじ」も 金沢駅で鉄道150年イベント
朝倉義統2022年11月25日 13時01分 【石川】JR金沢駅で26日、鉄道開業150年イベント「鉄道の歩みと地域の魅力を再発見!」が開かれる。写真展のほか、駅員の制服の着用体験や、記念グッズや特製駅弁が販売される。 …
有料記事 編集委員・大村美香2022年11月15日 19時16分 日本ミシュランタイヤは15日、東京都内の飲食店を星の数で評価する「ミシュランガイド東京2023」を発表した。最高ランクの三つ星は12軒で、顔ぶれを含め、 …
里山の「ほったらかしの柿」をスイーツに サルやクマの被害防止にも
集落の高齢化や人口減少で、収穫されないまま放置された里山の柿。この季節にあちこちで見かける風景だが、柿目当てにサルやクマなどが出没し、農作物に被害を与える悩みの種でもある。そんな「放置柿」を有効活用し、里山の環境を考え …
有明海に色とりどりの網 ノリの種付け解禁、20季連続日本一目指す
有明海がノリ漁のシーズンを迎えた。26日は佐賀、福岡、長崎各県の漁協がノリ養殖の網に胞子をつける「種付け」を解禁。漁師たちは夜明け前から海に出て、色とりどりの網を海に広げた。 佐賀県有明海漁協は26日午前0時に解禁し …
「表」と「裏」の煮干しラーメン すっきり正統派か深みあるスープか
有料記事 曽束政昭=ライター2022年10月16日 13時00分 ■中華そば 表があれば裏もある(大阪) 煮干しの芳醇(ほうじゅん)な薫りが商店街テナントビル内に満ちる。 店主・木村信太さんが2020年にオープン。す …
華やかな夜の街から牛飼いへ 人生を変えた父からの手紙と彼女の一言
ネオンに包まれる首都・東京の繁華街。藤山さんがその一角にある深夜営業の飲食店で働き始めたのは、大学進学で上京してまだ間もないときだった。 夕方に目を覚まして店に行き、朝まで働いた後、出勤途中の会社員とすれ違いながら自 …
引っ込み思案だった自分が、歌って踊る「コロッケ社長」になるまで
ある日、手にしたニュースリリースの写真に、目がとまった。 ジャガイモを手に真剣な表情をしたスーツ姿の男性の頭には、コロッケを模したかぶり物。どうもコロッケ製造会社の社長のようで、「コロッケ社長」とも書かれていた。内容 …
ワインならぬ「サバヌーヴォー」 ノルウェー産の生サバ、空輸で到着
ノルウェー産の生サバが16日、空輸で羽田空港に到着した。漁期を迎えた新モノを、一度も冷凍せずに生のまま輸入する日本航空(JAL)グループの試みだ。ノルウェーは水産資源管理の「先進国」とされ、今回は大型のサバを厳選し、「 …
アイスクリームは気温が34度を超えれば、かき氷に負ける――。気象会社「ウェザーニューズ」がこのほど、こんな調査結果を発表した。アイスクリームとかき氷のどっちを食べたいかについて、気温の変化との相関性で分析した。 調査 …
わたしのジェラートはカラフルな日本列島 おいしさ育てる人との縁
本場を知ろうと飛び込んだイタリア北東の小さな町で、森兼ともみさん(39)はジェラートで自分は何をしたいか考えた。 修業先は家族経営の店で、地域の人の暮らしとつながっていた。散歩中に寄ってくれたり、手土産を買いに来たり …
野球選手からイチゴ農家に転身 見つけた共通点「農業は相性がいい」
約20年白球を追い続けたグラウンドを離れ、ビニールハウスでイチゴと向き合う。2月にオープンした群馬県高崎市のイチゴ農園「ダンクバンズファーム」は、好評のうちにイチゴ狩りシーズンを終えた。現在は来シーズンに向けて試行錯誤 …
チーズやプロテイン、炎が上がるものも 氷に縁深い街で変わり種続々
おでかけ関西 ちょっとウラ話 「氷」の旗がそこら中で風に揺れている。歩けばかき氷にあたるが、ひと味もふた味も違うのがこの街の特徴だ。材料はチーズにコショウ、プロテインや野菜――。タイ料理店も菓子店も、果ては卵かけご飯専 …
鎌倉ビール、気仙沼に新工場 「アリなのか」の問いに社長の答えは
神奈川県の地ビール会社「鎌倉ビール醸造」が宮城県気仙沼市に進出する。東日本大震災の津波で壊滅し、住宅が移転した跡地に工場を建てる。跡地の活用は被災地共通の課題で、市は歓迎ムードだ。 新工場は市南部の本吉町小泉地区にで …
なぜ、東スポがギョーザを売るのか 編集局長が語った真面目な理由
競馬、プロレス、ときにはUFOやネッシーまで独自に報じる夕刊紙「東京スポーツ」(東スポ)。新聞発行の傍ら、東京スポーツ新聞社が販売に力を入れるのが冷凍の「東スポ餃子(ぎょーざ)」だ。目標に掲げる事業の売上高は「年間1億 …
妊婦専用、ノンアルで気軽に楽しめるバー 「QBB」六甲バター企画
カクテル風に仕上げたノンアルコール飲料「モクテル」のバー「モクテリア」(神戸市中央区)が15日まで毎日2時間、妊婦専用になる。妊婦にもバーの雰囲気を楽しんでもらい、リフレッシュしてもらおうという試みだ。 バーを企画し …
愛知県岡崎市の「八丁味噌」の老舗会社が、名古屋市の団体が国から受けた「地理的表示保護制度」(GI制度)登録の取り消しを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。中島基至裁判長は、同社も対応次第では「八丁味噌の名称を使 …
「砂糖以外すべて」 知名度不足の地元産ウメ使った梅酒に込めた狙い
津市の片田地区で生産された「片田のウメ」と、市内産のコメを使った「オール津産」の梅酒をつくる試みが、今月から始まった。後継者不足で荒廃した梅林の再生に向け、産地の知名度を上げることを狙うJA津安芸の取り組みだ。ウメ農家 …
世界2大コンテスト制したクラフトビール その意外な副原料とは
宮崎ひでじビール(宮崎県延岡市)のクラフトビールが、世界最高峰のコンテスト「ワールドビアカップ2022」で最高賞の金賞を受賞した。17年にも「ワールド・ビア・アワード」(英国)で最高賞をとっており、世界2大大会と呼ばれ …
小路小路、なんと読む?江戸時代にタイムスリップ、まるでラビリンス
湯浅・しょうゆ醸造の町(和歌山) 町家や白壁の蔵がびっしりと並び、その間を細い路地が網の目のように広がっている。まるで時代劇の世界にタイムスリップしたような錯覚を起こす。 ぶらり歩きはじめると、甘さと辛さが絡み合った …
グツグツ煮込んだコオロギビール、湯気は生臭かったけど…夏に第2弾
コオロギをグツグツ煮込んだエキスを原料にした地ビールを、岡山市内の醸造所がつくった。湯気は生臭かったものの、熟成を経ると、マイルドでこくのある飲み口に。330ミリリットル入りで800円と高めの価格設定だが、意外と人気で …
シラスウナギ密漁、岡山で相次ぐ 1キロ100万円超、県外に販売か
神崎卓征2022年5月9日 8時03分 ウナギ養殖に使うシラスウナギを違法に採取したとして、警察や海上保安庁が逮捕する事件が先月、岡山市内で相次いだ。ただ、県内ではシラスウナギの捕獲は全面禁止されている。1キロ150万 …
ビールになったメープルシロップ 逆境から生まれた12種類目の一品
イタヤカエデの樹液でつくるメープルシロップは山形県尾花沢市細野地区の自慢だった。しかし、販売する機会だった催しはコロナ禍で中止になり売れ残った。困っていたとき、県産のさまざまな食材を使ったクラフトビール醸造家と出会う。 …
落としても壊れないナショナル製品 家電に魅せられ来日した男性の夢
丈夫な日本の電化製品との出会いがきっかけで、来日を決めた人がいる。外国語指導助手(ALT)をしながら、奈良市南京終町2丁目で輸入食料品店「サキナハラールフード」を営むパキスタン出身のミアン・ユスフさん(47)だ。 東 …
「日本一のれんこん担当」6人を配置 土浦市、生産量トップだけど…
谷口哲雄2022年4月9日 9時45分 土浦市は特産品のレンコンのPRを強化するため、4月から農林水産課に「日本一のれんこん担当」(6人)を置いた。レンコンの品質向上や加工品の開発も担い、「土浦といえばレンコン」のイメ …
働く人の3割、「勤務日にランチ抜き」の経験 食品値上げでさらに…
働く人の3割が、勤務日にランチを抜いた経験がある――。ある調査で、こんな実態が明らかになった。その主な理由が、節約。食材の値上げが相次ぎ、今後はお財布事情がますます厳しくなることも予想される。 コロナ禍で、同僚と連れ …
ツンドラとパルナス、ロシアゆかりの店結んだ手紙 悲しませた戦火
昨年5月、60年の歴史を閉じた福岡・天神のロシア料理店「ツンドラ」の人気メニューだったボルシチが、大阪府豊中市の「モンパルナス」で復活した。モンパルナスも伝統のピロシキの味を関西で守ってきた店だ。時を超えた「偶然」が二 …
小麦価格引き上げ、家計を直撃 食パン、うどんの値段に影響は?
輸入小麦の政府売り渡し価格の大幅な引き上げで、この先もさまざまな食品の値上げが続きそうだ。暮らしにも影を落とす。 今回の引き上げは予想されたことだが、17・3%という数字に製粉業界は身構える。メーカーの広報担当者は「 …
うどん使った「ぴっぴ飯」が絶滅寸前 いま食べられる店は1つだけ
さぬきうどんの有名店が多い香川県坂出市に、うどん麺を使ったB級グルメがある。「ぴっぴ飯」という何ともかわいらしい名前だが、今や絶滅寸前で「幻の味」になりかけている。 坂出商工会議所青年部の有志が10年ほど前に開発した …
列車乗務員らに人気、社員食堂一筋82歳店主が作るカレーが商品に
近畿日本鉄道が、三重県名張市平尾にある名張列車区の社員食堂で82歳の店主がつくるカレーを、レトルトの「近鉄カレー(名張編)」として発売した。社員に愛される素朴な味を多くの人に楽しんで欲しいという。14日から、インターネ …
街の「ど真ん中」にできたイチゴ園が好評だ。大阪府豊中市穂積2丁目にある「半田ファーム じぇっとハウス苺(いちご)園」。昨年6月にビニールハウスが完成し、年末から収穫・販売を始めると、あっという間に売り切れる日が続き、予 …
「おもしろい所に目を付けたな」 シャキシャキのピザを高3と開発
群馬県立前橋商業高校の生徒が、前橋市内の菊芋生産者と人気パン屋をつなぎ、一緒に「菊芋のパン」を完成させた。健康野菜として注目を集める素材をおいしく手軽に食べられる自慢の一品に仕上がっている。 取り組んだのは、ビジネス …
U・MA・MI♪町田隼人さんが歌う「うまみだけの唄」、動画が人気
生産量日本一を誇る県産乾シイタケのブランド「うまみだけ」の普及を目指す県は、公式ソング「うまみだけの唄」の動画を制作した。関東などの都市圏に重点的にPRし、公開から2週間で12万回視聴されたという。常設の売り場も全国で …
天然氷、ウイスキーの味を壊さない 日光で切り出し「厚みも理想的」
栃木県日光市山久保で6日、天然氷の切り出しがあった。天然氷は山のわき水をゆっくり凍らせるため緻密で雑味がない。かき氷やウイスキー・焼酎などを飲むグラスに入れる氷として人気が高まっているといい、2月から全国各地に出荷され …
「悪魔のおにぎり」ルーツは南極にあり 天かす入りの夜食の誘惑
2018年10月にコンビニで発売され大ヒットした「悪魔のおにぎり」。ほどよく味のついたご飯に天かすのコクとうまみが加わり、「やみつきになる」味わいだ。発売から1年でシリーズ累計5600万個を売り上げた。 あのコンビニ …
懐かしいと思える「子ども食堂の味を」 急逝の男性、遺志は継がれた
子どもたちに無償または格安で食事を提供する「子ども食堂」。その運営の手助けにもなるカレーを作れないか。そんなアイデアを温めていた福島市の会社役員さんが今年5月に急逝した。49歳だった。遺志を継いで奔走した仲間たちが今月 …
「サブスク」で有機栽培の野菜を届ける 放送作家からの転身、独立
大阪府の最北端、山に囲まれ、田んぼや畑が広がる能勢(のせ)町。成田さんは、ここで農薬や化学肥料を使わない有機農業を営む。元放送作家で、独立就農して約10年。自然災害の被害を受けるなど苦労もあったが、「毎日がすごく楽しい …
ミシュランガイド東京発表 三つ星店は12軒 個人への賞新設も
日本ミシュランタイヤは30日、東京都内の飲食店と宿泊施設を対象に、星の数で評価する「ミシュランガイド東京2022」を発表した。最高ランクの三つ星は12軒、二つ星は41軒、一つ星は150軒。新たに三つ星に選ばれた店はなく …
飲み会が終わらない? 「百式」ぐい飲み、鋳物と金箔でフォルム再現
テレビアニメ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」に登場する金色のモビルスーツ「百式」。その頭部をモチーフにしたぐい飲みができた。バンダイスピリッツが販売する。富山と石川の伝統工芸品とコラボし、地域に根付いた産業のPRにも一 …
鳥貴族×串カツ田中の新メニュー 互いの店をイメージして開発しあう
コロナ禍で低迷した居酒屋業界を盛り上げようと、串ものを出す居酒屋チェーンの「鳥貴族」と「串カツ田中」が組み、新メニューを8日に発表した。それぞれの商品担当者がお互いの店をイメージして開発した。11~30日に一部を除く全 …
和歌山の菜園レストランに二つ星、今年の京都・大阪ミシュラン発表
日本ミシュランタイヤは19日、飲食店などを星の数で評価する「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」を発表した。 総掲載数は500店、最高ランクの三つ星に新規はなく京都6店、大阪3店だった。二つ星は京都が19店、 …
「男子ごはん」家でも 友にカレー作った息子が栗原心平に伝えたこと
母・栗原はるみさんの跡を継ぐように、自身も料理家としてテレビ番組などにも出演している栗原心平さん。一児の父として家庭でも毎日夕食の用意をしています。最近は子どもも料理の楽しさに気づき始めたそうです。 家庭でも料理担当 …
コロナ禍で苦しい学生を食事で支援 飲食店が「学食」 北海道旭川
街中を学食にして、コロナ禍で生活が苦しい学生をみんなで応援しよう――。緊急事態宣言が明ける10月1日、北海道旭川市で市民の寄付をもとに、飲食店が学生に食事を提供する取り組みが始まる。「旭川学食化計画」の始動だ。 市内 …
大阪愛ぎょうさんのアフタヌーンティー あの名物もスイーツに?
ホテル日航大阪のティーラウンジのコテコテ感満載の「なにわのアフタヌーンティーセット」(税・サービス料込み4600円)が話題になっている。 カニの看板風シュークリーム、お好み焼き風チョコレートムース、大阪のおばちゃん定 …
名古屋鉄道は10日、愛知県新城市の山間部でドローンによる食品輸送の実証実験をした。トラックで食品輸送をしている「コープあいち」と初めて共同し、実際にコープ会員のもとへ生鮮食品を届けた。年内にもさらに実験を重ね、実用化に …
フジパンは原材料の高騰などを理由に、洋菓子や和菓子製品の一部、計24品を、10月1日の納品分から平均8・4%値上げすると発表した。 「スペースアポロ」や「ソフトマフィンケーキ(4個入り)」などの洋菓子8品の出荷価格を …
「肉」が使われていない、大豆が原料の代替肉「大豆ミート」の表示はどうあるべきか――。消費者庁は20日、野菜など植物由来の原料を使用し、肉や魚などに似せて作られた「代替食品」の表示ルールの考え方を公表した。 代替食品は …
体重計に乗り、数字が出るまでに数秒。レスリングの選手ははっと息をのむ。そしてその数値が出ると、今度は一喜一憂。試合が近づくにつれ、その度合いは高まっていく。 規定の重さをオーバーすれば、即失格となるのが、体重別、階級 …
ラーメンやギョーザ、エビフライなど、お店の看板商品を冷凍して、自動販売機で売るスタイルが広がっている。中国ウイルスの影響で打撃を受ける飲食店が、自販機に活路を見いだしている。店側にとっては時短要請中でも24時間販売でき …
東京・浅草のすきやきの老舗「ちんや」が8月15日で閉店することになった。雷門の並びで明治の初めから文明開化の象徴だったすき焼きを提供し続けて140年余。レトロが売りの建物は老朽化し、コロナ禍で客足が激減するなか改修もま …
「無人の冷凍ギョーザ店」の出店が、関西で増えている。コロナ禍で、「家飲み」の際に調理が簡単な上、店舗で店員との接触を回避できることなどから、人気が出ているようだ。 大阪府羽曳野市で5月27日にオープンした「餃子の雪松 …
緊急事態宣言が21日解除され、都内の飲食店では酒類の提供が条件付きで可能になった。しかし、上野・アメ横を歩くと、人通りはまばら。飲食店からは「休業中に客が離れてしまったのでは」と心配する声も聞こえてきた。 「まだ初日 …
群馬県民のソウルフードといわれる「焼きまんじゅう」を題材にしたキャラクターが、紙芝居の世界に登場する。三度笠にかっぱ、脇差しといういでたち。必殺技「あまから剣法みそだれ返し」でみそを飛ばし、悪者を退治する正義の味方だ。 …
食材が豊かなタイには、アリの卵を食べる文化がある。アリといっても、よく見るクロアリではなく、胴体が赤いアカアリだ。ツヤツヤした真珠のような卵は、大豆くらいの大きさがある。数ある食材の中で、なぜわざわざアリの卵を食べるの …
北海道夕張市の特産品「夕張メロン」の出荷が5月23日早朝から始まった。栽培農家のビニールハウスでは、丸々と実ったメロンが次々と収穫されていった。 約3・6ヘクタールのビニールハウス104棟で栽培している同市滝の上の小 …
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水戸の納豆を全国にアピールしようと、「水戸納豆早食い世界大会」が9日、水戸市の千波湖畔で開かれた。地元の観光協会の主催で、今回で20回目。県内外の男女132人が出場し、納豆の粘りに苦戦しながら勢いよくかきこんだ。 予 …
三重県農業研究所(松阪市)が独自に開発したイチゴの新品種「うた乃(の)」の本格栽培が、新年度から県内各地で始まる。収穫は11月末から始まる見込みで、県はブランド化をめざして「あまおう」「紅ほっぺ」など県外発のビッグネー …
高野山の中心、金剛峯寺の近くに2022年夏にオープンした「カフェ雫(しずく)」。ここの看板のランチメニューが「高野山精進カレー」だ。 精進料理では、肉や魚など動物性の食材は、命を大切にする仏教の教えに反するため、禁忌 …
有料記事 松本英仁 松尾一郎2024年2月8日 10時30分 【動画】有珠山の展望台にドローンで運ぶフレンチ=松本英仁撮影、HELICAM提供) 有珠山山頂でフランス料理はいかが?――山頂を間近に望む展望台の特設テーブ …
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市で、自らも被災した料理人らが集まり、炊き出しを続けている。野菜を多く、塩分は控えめに。料理人ならではの心配りで人々にぬくもりを届けている。 輪島市河井町のフランス料理店「ラ …
栃木県那須烏山市の養豚場で2022年夏に「豚熱」(CSF)が発生した問題をめぐり、感染の疑いを県に届け出ることを怠ったとして、県警生活環境課と那須烏山署は19日、畜産大手「神明畜産」(東京都東久留米市)と同社の現場管理 …
ギネス世界記録で「世界一大きい大根」と認定され、欧米では「モンスターラディッシュ」と呼ばれている桜島大根。鹿児島特産として知られ、大きいものは重さ30キロ以上にもなる。 だが、すごいのは、サイズだけではないようだ。動脈 …
天神橋筋商店街(大阪市北区)で昨秋、閉店した洋菓子店のショーウィンドーを、300枚を超えるメッセージが埋め尽くした。23年続いた店への惜別、感謝、励まし……。カラフルな付箋に書かれた数々の言葉とともに、店主はおよそ1年 …
クリスマスケーキは作りません――。ある洋菓子店が今月、X(旧ツイッター)で宣言した。それは、パレスチナで続く戦闘で苦しむ人に寄り添いたい、という店主の思いだった。ネット上で話題になり、多くの人が共感している。 東京都 …
添加物や栄養価は気にしても、食べる行為そのものに思いを巡らす人は少ないだろう。そこを掘り下げて考えたのが、檜垣立哉・専修大教授の著書「食べることの哲学」だ。哲学を足がかりに食について思考を深めるこの本は注目を浴び、入試 …
「孤独のグルメ」や「サ道」、「ソロ活女子のススメ」など、ライフスタイルにまつわるドラマが深夜帯の人気作品になっている。この秋冬も「きのう何食べた?」「たそがれ優作」「あたりのキッチン!」など食がテーマのドラマが目白押し …
レタスやハクサイといった高原野菜で知られる長野県南牧村に、国内有数のホウレンソウ生産を誇る企業がある。社名は「アグレス」。英語の「アグレッシブ」をもじった。その名の通り、親子2代の果敢な取り組みで、創業17年にして年商 …
北海道小樽市で始まった第36期竜王戦七番勝負第4局で、藤井聡太竜王と伊藤匠七段に提供されたおやつの試食会が10日、対局が行われている銀鱗荘であった。観戦ツアーの参加者らが2種類のおやつを堪能した。 対局中のおやつは1 …
農林水産省は31日、全国の新米の検査結果(9月末時点)を発表した。最も品質がよい「1等米」の比率は59・6%で、前年同時期を16ポイント下回った。今の検査体制になった2004年以降で最低水準という。猛暑の影響で一部が白 …
加齢や病気でのみ込む力が弱くなってもお餅やあんこが食べたい! そんな声に応えようと、和菓子店の店主らが専門家らと協力して「やわらか和菓子」をつくった。試食した高齢者にも好評で、11、12月には京都市内で展示販売を予定し …
「値上げしない」は続けます、ただし――。ファミリーレストラン大手サイゼリヤの松谷社長は11日、値上げする飲食店が相次ぐなかでも続けている、税込み300円の「ミラノ風ドリア」など自社の低価格路線について、「価格の面で非常 …
「食べればコロッケ」「ジャングルバーグ」……。「シェフ料理」ではなく「シュフ料理」をモットーに数々のアイデアレシピを発信する平野レミさん。明るく元気なライフスタイルを形作ってきた大切な「みっつ」を、おなじみのマシンガン …
札幌市は21日、無人販売所で誤って販売した毒キノコの購入者が判明したと発表した。種類が判別できなかったキノコを食べたが体調不良はなく、毒キノコは食べていなかった。 市によると、購入したのは60代以上の男性で、昨夜イン …
鈴木裕2023年9月11日 16時36分 岐阜県中津川市の野菜メーカー「サラダコスモ」が、カップ焼きそば「ペヤング」の特製ソースとコラボしたカット野菜「ペヤングやきそば風もやし炒め」を発売した。15万パック限定。1食あ …
ポルトガルの家庭料理を楽しめる東京・代々木公園の人気店「クリスチアノ」の佐藤さんは、中学生の時、料理人になろうと思い立ち、近くのすし店に修業を申し込みました。身近にある「料理」と言えば、海釣りが好きな父親が作った煮こご …
宇治茶の産地のひとつ、京都府和束町で新茶の収穫が始まっている。同町の茶園森福では22日が初摘み。知人など助っ人も駆けつけて、手摘みで収穫作業をした。 茶園主の森崎さんは、会社員から8年前に茶農家に転身した。茶畑はふも …
料理人・飲食店プロデューサーの稲田さんは大学卒業後に大手飲料メーカーに勤めました。仕事で飲食店を回るうち、自分で料理を作りもてなす仕事がしたいと退職を決めます。27歳の時でした。 ちょうど、岐阜で和食居酒屋を開く友人 …
突然ですが、「朔北」という言葉、ご存じでしょうか。「さくほく」と読み、「北」や「北方」との意味があるそうです。この2文字を使った商標登録が認められるべきかをめぐり、特許庁と北海道にあるレトルトカレーの製造業者が法廷で対 …
有料記事 山下裕志 金子智彦2023年3月25日 18時00分 深刻化する卵不足の影響は飲食、食品業界に幅広く及ぶ。コロナ禍からの経済回復で需要が戻りつつある矢先に、看板商品の販売を制限せざるを得ない現場では悲鳴の声が …
秋田市の繁華街の一角に3月、珍しい飲食店がオープンした。カウンターだけのこぢんまりとした店で、地元の魚から取っただしで汁物を作り、お酒を提供する、一見落ち着いた居酒屋。だが、なぜか看板には「釣具店」の文字。店主は異色の …
富士山の方を向いて、みんなでおにぎりをパクパク。「富士山(223)の日」の23日、そんな催し「富士山の『日』祭り」が山梨県内各地で初めて開かれた。主催者らはこの祭りを県外にも広め、文化として定着させようと狙う。節分の恵 …
宮崎産の食品などを扱うアンテナショップ「KONNE(コンネ)」が9日、海外店舗として初めて、香港へ出店した。香港は日本食材の人気が際立って高い激戦地。宮崎産の農産物としても世界の国・地域で最大の輸出先となっている。 …
中学校の校長をしていた女性がカレー屋を開いた。ミシンを使った手芸や工作を楽しめるスペースもある。時には、育児相談に応じることも。「地域の子育てを支えて、親子の体も心も元気にしたい」と願う。 福岡県筑紫野市のJR二日市 …
普通のビールより安い価格で広まった「第3のビール」が曲がり角を迎えている。特長だった値頃感は薄れつつあり、昨年は3年ぶりにビールの販売量に負けた。今年秋にはさらに増税され、同じ時期に減税で安くなるビールとの価格差はより …
宮崎県延岡市の裏通りにある料理屋。「きたうら善漁。」と書いて、「ぜんりょうまる」と読む。全国から食通が訪れる予約困難な店として知られるが、メニューの口上書きには「なんてこと無いただの料理屋、旨(うま)いものは作りません …
フグの本場、山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場で4日未明、新年の初競りがあった。入荷された最高級の天然トラフグは2・6トンで、昨年の2・1トンを上回った。だがコロナ禍で需要が伸び悩む中、最高値は1キロ当たり1万5千 …
Udon Kyutaro(大阪) 近頃は大阪にも、香川で修業するうどん店の店主が増えてきている。なかでもこの店主・太田博和さんの場合は、ちょっと異色。いわゆる純手打ちと呼ばれるスタイルで有名な丸亀の「純手打うどん よし …
滋賀県東近江市小脇町の日本料理店「魚繁(うおしげ)大王殿」が、加齢や病気で食べ物がのみ込みにくくなる嚥下(えんげ)障害に対応した会席コースやテイクアウト用弁当の提供を始めた。2代目の岩崎勝さん(44)が、客からの「やわ …
農林水産省は5日、2022年1~10月の農林水産物・食品の輸出額が1兆1218億円(前年同期比15・3%増)だったと発表した。初めて1兆円を超えた前年より1カ月早く1兆円に達した。コロナ禍からの経済回復で需要が旺盛だった …
朝倉義統2022年11月25日 13時01分 【石川】JR金沢駅で26日、鉄道開業150年イベント「鉄道の歩みと地域の魅力を再発見!」が開かれる。写真展のほか、駅員の制服の着用体験や、記念グッズや特製駅弁が販売される。 …
有料記事 編集委員・大村美香2022年11月15日 19時16分 日本ミシュランタイヤは15日、東京都内の飲食店を星の数で評価する「ミシュランガイド東京2023」を発表した。最高ランクの三つ星は12軒で、顔ぶれを含め、 …
集落の高齢化や人口減少で、収穫されないまま放置された里山の柿。この季節にあちこちで見かける風景だが、柿目当てにサルやクマなどが出没し、農作物に被害を与える悩みの種でもある。そんな「放置柿」を有効活用し、里山の環境を考え …
有明海がノリ漁のシーズンを迎えた。26日は佐賀、福岡、長崎各県の漁協がノリ養殖の網に胞子をつける「種付け」を解禁。漁師たちは夜明け前から海に出て、色とりどりの網を海に広げた。 佐賀県有明海漁協は26日午前0時に解禁し …