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2007/09/19

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  • プーチンに肩入れする者たち その五

    その一、その二、その三、その四の続きロシアのウクライナ侵攻について、アルファブロガー鈴木傾城氏の醒めた見解は素晴らしいので冒頭を紹介したい。―ロシアのウクライナ侵攻を見て、私自身は素直に「プーチンがウクライナに仕掛けた戦争」と見ているのだが、世の中には「アメリカがプーチン大統領を追い込んで起こした戦争」と考える人もいる。私自身は「真相」がどうであったもまったく関係ないし、正直言うと興味もない。それがどちらであったとしても私に何の影響もないからだ。同様に、「ウクライナが善でロシアが悪」なのか「ロシアが善でウクライナが悪」なのかも特に関心がない。やはり私自身は「侵略したロシアに問題がある」というスタンスだが、仮に事実が違っていたとしても私自身には関係がない。よく考えて欲しい。私だけでなく、部外者の、そこらへんの一般...プーチンに肩入れする者たちその五

  • プーチンに肩入れする者たち その四

    その一、その二、その三の続き以下は私のコメントへの黒木氏のレス。「私は西歐系アメリカ人への批判を避けている訳ではなく、批判のメリットをあまり感じないからブログで述べないだけです。白人による虐殺を糾弾するのはいたって簡単で、別に難しいことではありません。ただ、我々がインディアンに同情する場合、その先にある解決策や提案はどのようなものになるのか?日本人が白人の全面撤退を提案した場合、果たしてその解決策に実効性はあるのか、と思えてきます。たとえ、原住民が祖先の土地を取り戻せたとしても、それは白人から「居留区」という形で下賜されたものであり、自分の力で奪還したものではない。原住民が誇りを取り戻せるのは、彼らが武力で侵掠者を叩き潰した時だけです。しかし、インディオ達は、その気概があるのか?たぶん、彼らは夢物語と笑い飛ばし...プーチンに肩入れする者たちその四

  • プーチンに肩入れする者たち その三

    その一、その二の続き欧米社会を牛耳るユダヤ人や彼らに協力する欧米人リベラル派を激しく糾弾し続ける黒木頼景氏だが、欧米人には全く非難していない。それどころか記事から極め付きの欧米崇拝者なのが伺えた。氏のあるコメントを引用したい。「日本では矢鱈と白人に対する非難が多いけど、なぜ批判者たちは他国の人種に文句をつけるのか不思議です。黒人であれ白人であれ、それぞれが独自の「好み」を持つのは当然で、それを咎めるのは間違っている。それなら、古代ギリシア人は差別主義者で、その美術品は無価値になってしまいます。日本人で殊更アメリカ白人を嫌うのは、正義ではなく嫉妬心を持つからでしょう。つまり、白人に憧れているのに、「黄色のアジア人」と邪険にされるから激怒する。日本人は日本人同士で仲良く暮らせばいいのに、英語を喋れることを自慢し、歐...プーチンに肩入れする者たちその三

  • プーチンに肩入れする者たち その二

    その一の続きロシアのウクライナ侵攻後も、ネット上ではプーチン支持を止めるどころか、肩入れを強めている者を見かける。プーチン擁護の最大の理由はディープステート(以下DS)がメディアを駆使してプーチンは悪者扱いしており、プーチンはむしろDSの陰謀の被害者というのだ。試しに「ウクライナDS」で検索すると、その類の陰謀論記事ヒットの多いこと。検索トップで出てきた記事のひとつ「ロシアの「ウクライナ侵攻」という報道について」はその典型なので、記事の一部を引用したい。「上の写真のように、ウクライナ・ゼレンスキー大統領はディープステート(深い闇の領域)の仲間です。ウクライナには生物兵器の研究所や人身売買の基地があり、地下施設は悪魔に誘拐された多くの子供たちや人身売買の本拠地になっています……テレビで報道されている映像はほとんど...プーチンに肩入れする者たちその二

  • プーチンに肩入れする者たち その一

    今年2月のロシアのウクライナ侵攻以前から、左派のみならず保守系日本人にもプーチンに肩入れする人達がいた。元からロシアシンパの多い前者ならプーチンを対米の盟主の如く仰ぐのは当然の流れだし、そんな者は拙ブログにも現れた。例えば2015年に書込みしてきた根保孝栄・石塚邦男なる自称苫小牧市在住のフリージャーナリストだが、「ロシアの歴史に“民族の本源性”を探る~プロローグ」というブログ記事に以下のコメントをしていた。「ロシアの特異な民族共同体の組成解明することで、欧米の金融資本主義支配の価値観に幕引きできる路をさぐれるかもしれない・・・という幻想すら沸いてきますね」(2014年8月8日)「ウクライナでのプーチンのあり方は、アメリカの金融資本に対する防御姿勢を示すものと分析することは正しい観方でしょう」(2014年9月23...プーチンに肩入れする者たちその一

  • サハロフ博士のコラム

    理工系は違うかもしれないが、「ソ連水爆の父」と呼ばれたアンドレイ・サハロフ博士を今の若い方の多くは知らないだろう。「ソ連水爆の父」の異名通り水爆開発を行った物理学者で、32歳の若さでソ連科学アカデミーの正会員となった人物。だが、核実験による放射能汚染を目の当たりにし、核実験の中止を進言するに至った。1960年代後半から民主化を求めて社会的発言をするようになり、当然ソ連当局から冷遇されるばかりか、ついには一切の栄誉を剥奪され流刑となる。人生後半は物理学者よりも人権活動家として知られるようになり、「ペレストロイカの父」とも呼ばれた。そんなサハロフ博士のコラムが、1980年代前半だったと思うが、雑誌『文藝春秋』に掲載された。父がこの雑誌を購読していたので私も読んでいたが、実は私自身、この時初めてサハロフ博士の名を知っ...サハロフ博士のコラム

  • ホロドモール その二

    その一の続きホロドモールのような未曾有の惨事を各国は知らなかったのか?と現代人なら思うはず。wikiの「国際社会の反応」にはいかにソ連が狡猾に隠蔽、それに手を貸した欧米の知識人がいたことが載っており、ここから一部引用したい。―ウクライナの報道も制限されていたので、ごく少数の目撃者をのぞいて世界に知られることもなかった。ジャーナリストのガレス・ジョーンズは1933年3月、ウクライナへの旅行禁止処置をやぶって汽車でハルキウに入り、人々が飢えで腹がぱんぱんにふくらんでいるのを目撃した……こうした少数の報道や、ウクライナから逃亡した農民たちの証言などから、ウクライナでの惨状について各国もある程度承知していたが、スターリンは、五カ年計画の成功を宣伝し、外交的承認を得ようとしていたため、飢饉を絶対に認めるわけにはいかなかっ...ホロドモールその二

  • ホロドモール その一

    2月24日のロシアのウクライナ侵攻以降、ウクライナ情勢の話題には「ホロドモール」という言葉がよく見られるようになった。私が初めてホロドモールを知ったのは数年ほど前、ブログ『ブルガリア研究室』管理人さんから教わったためだった。いかにスターリンによる「大粛清」が行われていた時代にせよ、欧州のパン籠と呼ばれた沃土の国ウクライナで、このほどまでの惨事があったことにはショックを受けた。ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナ人民族主義者が登場するF.フォーサイス作『悪魔の選択』を再読した。本にはソ連時代の仮借ないロシア化政策が描かれていたが、ホロドモールへの言及はなかった。発表が1979年なので、フォーサイスも知らなかったらしい。ホロドモールに関し、以下のコメントを頂いた。ホロドモール(スポンジ頭)2022-03-2612:...ホロドモールその一

  • 皆の衆

    連日トップニュースで報じられているウクライナ情勢だが、未だにウクライナにも悪いところがあるといったDD論を展開する著名人が一部いる。しかし、ウクライナ侵攻により大量の市民が犠牲になっているにも関わらず、未だに「戦争放棄」を主張する文化人も健在らしい。昨日付の河北新報の日曜連載『おじさん図鑑』のタイトルは「皆の衆」、以下はその全文。「プーチンがウクライナに攻め込んだ。旧ソ連の日本の北方領土占領と同じ、汚い侵略だ。武力侵略とは大量殺人にほかならない。何もしていないのに戦争を仕掛けられたウクライナの衆には、命と自由の危機だ。先の大戦後、曲がりなりにも世界的な戦争危機が避けられてきたのに、まったくロシアはなんということをしてくれたんだ。敵基地攻撃能力をうんぬんする国会議員の衆も、これで目が覚めただろう。ワシらは今こそ誇...皆の衆

  • 精神改造 恐怖の洗脳計画

    録画していた『フランケンシュタインの誘惑』の「精神改造恐怖の洗脳計画」(放送3月24日)を見た。この番組で「MKウルトラ」なるプロジェクトを初めて知ったが、以下は番組HPでの紹介。「科学は、人の思考や行動を、どこまで意のままにコントロールできるのか?1953年からアメリカCIAが極秘で推し進めた洗脳実験プロジェクト「MKウルトラ」。幻覚剤や電気ショックなど数々の危険な人体実験を行い、死者・廃人を多数生み出した恐るべきものだった。そのひとつ、カナダでの実験を指揮した精神科医ユーウェン・キャメロンの闇に迫る。よりよい社会を作るために精神疾患を治療しようと始まった研究の結末は―」wikiにはMKウルトラ計画について詳しい解説が載っている。以下は概要の冒頭の文章。「MKウルトラの前身は、統合諜報対象局(JointInt...精神改造恐怖の洗脳計画

  • 逃げぬピーチ姫議論 その二

    その一の続き現代の若者には知らない人も少なくないだろうが、昭和の終わり(※1988(昭和63)年11月~1989(昭和64)年1月の間に発生)に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件も拉致監禁の挙句、惨殺された事件だった。女子高生は約40日間に亘り、不良少年グループから暴行・強姦を受け続け、凄惨な集団リンチを受けて亡くなる。享年17歳。wikiには事件へのマスメディアの反応が詳細に載っている、この間少女は住宅街の家に監禁されていたにも関わらず、何故逃げなかったのか?という疑問は少なくなかったし、名は忘れたが、そう書いた女のライターまでいた。実は少女はすきを見て2度通報していたが発覚し、激しい暴行を受けていたのだ。以降は心身ともに衰弱した少女に逃げる気力もなくなる。多くのメディアがセカンドレイプ同然の記事を掲載し...逃げぬピーチ姫議論その二

  • 逃げぬピーチ姫議論 その一

    3月30日付の河北新報総合面に、高校教科書検定結果へのコラムが掲載されていた。検定結果からは様々なトピックも盛り込まれたそうだが、「ジェンダー理系にも」という見出しで「逃げぬピーチ姫」議論が紹介されており、その“議論”には啞然とさせられた。以下はコラムの前半。「魔王クッパに捕まったピーチ姫がマリオの助けを待つばかりで、自力で逃げなかったのはなぜか。理学部に進む女性が少ない理由は―。生徒に身近な話題を通じてジェンダーの問題を考えさせられる記述が、理系科目を含む多くの教科書に盛り込まれた。文部科学省によると、性差に対する思い込みや性差別といったテーマは地理歴史や公民の教科書で特に多く取り上げられ、国語や英語でも目立った。論理国語には、人気テレビゲーム「スーパーマリオブラザーズ」で、主人公マリオが捕らわれのピーチ姫を...逃げぬピーチ姫議論その一

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