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田舎住まい https://blog.goo.ne.jp/onime_001

吸血鬼テーマーの怪奇伝奇小説を書いています。田舎ではスローライフをたのしんでいます。

ソニー・ロリンズは三度カムバックしたといわれています。 アンソニー・ホプキンス主演の「世界最速のインディアン」の二人をめざしています。 ということはだいぶ歳もくたびれていますが、精神には衰えはありません。 なにせ吸血鬼作家ですから。 よろしくご愛読のほど。ズズイットおねがいします

オニメ
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2007/08/13

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  • 文章がうまくなる方法は? 麻屋与志夫

    4月30日土曜日文章がうまくなる方法は?どうしたらいいのか。わたしにも、いまだに確信をもって「こうだ」とはいえない。4月27日のわたしのブログ。「赤さびたポンプ残して家が建ち」この風景を見たとき、俳句をヒネルヨリモさきにひらめいたのは、冒頭の疑問だった。スチーブキングだったと思う。こんなことをいっている。「文章をかくのはポンプで水をくみ上げるようなものだ」たしかにそう思う。地下水をくみ上げる。がちゃん、ガチャンと取っ手を上下に動かして水を汲みだす労力はいまの若者には想像できないだろう。地下に溜まった言葉をくみ上げ文章に仕立てる。ところが、言葉という地下水はすぐに枯渇してしまう。くみ上げようとしても、労力は報われること少ない。考えていることを、文章に置き換えて提示するのはたいへんだ。適切な言葉が、でてこない。地下...文章がうまくなる方法は?麻屋与志夫

  • 石だたみとぎれて菫咲く小路 麻屋与志夫

    4月29日金曜日石だたみとぎれて菫咲く小路白鷺の水かき見える渇水期網ヘンスかなたはモール春霞頭頂に桜かんざし老婆かなマツキヨの開店まだかカキの下痢バス停に背中翁の花見かなチラシの日何が安いの春霞麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。カクヨムサイトはこちら今日も遊びに来てくれてありがとうございます。お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。皆さんの応援でがんばっています。石だたみとぎれて菫咲く小路麻屋与志夫

  • 夢見るGGの夢占い28 両親が溺死する夢をみた。麻屋与志夫

    夢見るGGの夢占い28夢をみた。なにか幸運の知らせが父のところにきた。おかしなことには、わたしはまだ少年だった。――それが夢のおもしろいところなのだろうが。封書をもって父のところに急いだ。父は田植えをしていた。現実のわが家は、農家でもないのに、なぜ父が田植えをしていたのだ。まあそうした、辻褄(つじつま)の合わないところが夢なのだろう。母が自転車で追いかけてきた。母が自転車に乗るのを見たことがない。まあ、これも夢なのだからしかたがない。わたしは稲の苗を手にした父に呼びかけた。聞こえないらしい。振り返ろうともしない。わたしがそうこうしているうちに、田が増水してきた。海になってしまつた。父も母も波間に浮かんでいる。わたしは、呆然とあぜ道から眺めていた。二人とも波間に沈んでしまった。解釈。波間に浮かぶ両親のイメージは、...夢見るGGの夢占い28両親が溺死する夢をみた。麻屋与志夫

  • 藤揺れて少年走る母校かな 帰路、狸の死骸を目撃 麻屋与志夫

    4月28日水曜日藤揺れて思い出も揺れ母校かな藤揺れて少年走る母校かな昨日は昼ごろ散歩に出た。母校北小学校の前まで歩いた。戦争少年だったので楽しい思い出はなにもない。五年生のときの担任橋田巌先生にはすごい迫害をうけた。そのトラウマはいまだにのこっているのだが、いろいろと教わったことも事実でいまでも忘れない。教師としては、すばらしい、天才肌だったのかもしれない。禅僧の描く「円相」の話など小学生にする教師だった。いまのわたしの基礎をつくりあげてくれた恩師だ。しかしこうした心境になるまでに、この歳までかかった。長生きしていてよかったと思うのはこうゆう時だ。いままでみえていなかったものが鮮明に見えてくる。生涯の友となる中津博君とあったのもこのころだ。お父さんが事故にあったという知らせが来て、校門から走って消えていく彼の後...藤揺れて少年走る母校かな帰路、狸の死骸を目撃麻屋与志夫

  • 赤さびたポンプ残して家が建ち 麻屋与志夫

    4月27日過日、裏路地探検隊の気分で家をでた。めざすは、街の駅を左手に見た路地裏への入り口。ここは珍しく手つかずの昭和の路地がある。ぶらぶら歩いていくと、小薮川にでる。ところが、しばらく来ていなかったので、おどろいた。路地に入ったところに新築の家が建っていた。いまどきの家。外壁がまぶしかった。庭先にぽっんとポンプ井戸が残されていた。懐かしくて、いろいろな思い出があるので残したのだろうか。赤さびたポンプ残して家が建ち麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。カクヨムサイトはこちら今日も遊びに来てくれてありがとうございます。お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。皆さんの応援でがんばっています。赤さびたポンプ残して家が建ち麻屋与志夫

  • 詩 万古 珍古 を残す言葉 麻屋与志夫

    詩残す言葉言葉の鱗で全身を鎧ってきた。幾重にもいくえにもウロコを重ねて全身をうろこで鎧っているそれが北斎の享年になったらホロホロと剝がれていくILOVEYOU愛してらあなこのぶよぶゆの肉のたまり万葉のむかしから言の葉でわたしたちは全身を飾りたててきた像花にあらざる時は夷狄心花にあらざる時は鳥獣芭蕉さんだっていってるよ言の葉があって花がある葉も花もみんな言葉なんだよみんなみんな言葉なんだよこのぶよぶゆした肉の塊を言葉を鎧として守るのだ戦争があるのは敵のぶよぶゆ肉をほろぼすためなんだよ人間なんかたいしたものじゃない全身をはやく言葉でおおいかくせばいい。ほらわたしたちの始祖が万古珍古をイチジクの葉で隠したように全身を言の葉で隠せばいいのだよブヨブユした醜いものがみえないようにしようよそうすればわたしたち神になれる戦争...詩万古珍古を残す言葉麻屋与志夫

  • 朝から嘆きの曲モーニンを聴きき小説を書き継ぐ。麻屋与志夫

    4月15日金曜日「地震」妻が寝言のようにひくく呟きました。いや、浅い眠りのなかでおもわず声がでたのだろう。だからやはり寝言なのでしょう。わたしは、抜き足差し足忍び足。部屋を横切っていたので、妻の浅い眠りが恨めしくなりました。できるだけ静かに、気づかれないようにと配慮していたのですが。障子をそっと開ける。つぎの部屋も音をたてないように……ところがいけません。こちらの床のほうが、さらに昔のまま。古い床なので。ぎしぎし音を立ててしまいました。人並みに歳をとりひとなみに頻尿。どうにかしてよ。わが尿意。築100年はたっている。古民家。住んでいるわたしも北斎の享年。自慢げに毎度吹聴しています。なんら人に誇るべき作品は生み出していません。おうち時間の長いわたしたちの生活です。できるだけ、あいてに迷惑をかけないようにしないと。...朝から嘆きの曲モーニンを聴きき小説を書き継ぐ。麻屋与志夫

  • 卒塔婆爺 麻屋与志夫

    4月10日日曜日生来、出不精。ひねもす、書斎ですごしても飽きない。若いときから、家のなかが職場だった。学習塾だけでも、50年くらいこの家でやってきた。人と交わるのが下手だ。文学の話のほかは興味がないのだからしかたないことかもしれない。街中に住んでいても隠者のような生活だ。世俗を離れ辺鄙な田園にすんでいると同じような心境だ。まるで、陶淵明のようだとつくづく思う。松籟、聞くのを風雅と心得ている。残念ながら現実は竹林をふきわたる風音だ。すぐ裏に「鍵山」と呼ばれている地膨れ山がある。竹林を吹きわたる風音をききながら書斎にこもっていられるなんて、「ボクハシアワセダナ」と思うのである。ただ、すぐ裏に巨大な駐車場ができてしまったので、すこし住みにくくなった。将来、いっそのこと東京にすもうかとも、思うのだが年齢からも経済力から...卒塔婆爺麻屋与志夫

  • 千渡の竜蟠寺に三人で墓参 麻屋与志夫

    4月8日春風や同じに向いてのぼり旗観覧車天辺だけが花の中ルナアギトたとえば虎のごとくあり「ルナちゃんがあくびすると野生の牙すごい。こわいよう」山寺の墓碑群つきて櫻かな茨城から義弟Sが遊びにきてくれた。妻の両親のねむる千渡の竜蟠寺に三人で墓参。途中道に迷い、わたしはドライブ気分でよろこんでいた。車にのせてもらうことはめったにない。山の中腹まで石段がつづき、両側が墓地になっている。石段の先は桜霞。わたしは残念ながら途中までしか、登れなかった。石段に腰をおろし二人の帰りをまった。ノートをとりだして俳句をひねったが、目前の山寺の景色の鄙びた風情に圧倒されて思うように言葉がでてこなかった。ルナ走る一直線にバラと蝶ルナ走る一直線に納屋の隅麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。ブ...千渡の竜蟠寺に三人で墓参麻屋与志夫

  • 俳句です。 麻屋与志夫

    4月4日ごつっりと瘤もりあがる桜幹花よりは幹に触れたし桜かな幹青く瘤ごつごつと桜かな幹ごつく枝の先まで青黒く桜かな幹ごつく枝の先まで青黒く桜咲く青黒く幹から繊枝桜咲く4月5日畔萌えて摘みにし蕗を店で摘む山萌えて話しに花咲き蕗を摘む芋ぐしにとまりし花は蝶なるか麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。カクヨムサイトはこちら今日も遊びに来てくれてありがとうございます。お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。皆さんの応援でがんばっています。俳句です。麻屋与志夫

  • 長編を何とか書き上げた。まずは、一服、俳句でも。

    夕暮れて散水ホースとぐろまき妻とみしいつもの桜咲きたるか桜咲き椿もさいて散る木蓮桜咲く白き木蓮散りしあとこのあたり熟れた杏のかさなりてかがみいる妻の背に寄る蜘蛛の糸母履きし下駄おば妻が履いており猫の爪切る音ありて春の朝野仏や丸石首に春朧「野仏や首欠けてなお背に野分」の句を昔作ったことがあった。その二尺に満たない野仏のある蝉が淵稲荷。ふと見ると、丸い石が肩にのせてった。心優しきことをするひとがいるものだ。時あたかも、桜吹雪。川面に桜の老木が張り出していた。蝉の合唱が聞けるまでにはまだまだ時が流れなくてはならない。川面まで腰を曲げたる桜の木水浅く鳴るととなりぬ花筏長編を何とか書き上げた。まずは、一服、俳句でも。

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