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ヒロセ通商公式ブログ、FX(外国為替)での日々の売買ポイントをわかりやすく解説。

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2007/08/07

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  • [米ドル円]ウイルス感染とFOMC

    (米ドル円日足)俄かに広がった新型ウイルス感染によるリスクオフの動きが予想以上にドル円の下押し圧力となった。感染拡大への懸念が広がる中で先週末ドル円は109円付近まで下落した。一方ユーロやポンド安がドルを押し上げたもののクロス円も全面安となったことでドル円は上値の重い展開が続く。今週も感染の不安が燻る中でFOMC会合が開かれる。市場のセンチメントが悲観に傾いているだけにハト派的な内容となればドル円の一段の...

  • [ポンド米ドル]BOE会合利下げ期待後退

    (ポンド米ドル日足)金融当局者による利下げ発言が相次いだことでBOE利下げ期待が高まっていた。しかし、英国産業連盟が11月から1月の製造業の改善を報じ、先週末に発表された1月PMIが製造業、サービスともに予想を上回る好結果となったことで利下げ期待が後退。今週のBOE政策会合では現行の政策を維持すると予想されている。市場では依然として利下げ期待が残る中で、もし据え置きとなればポンド買いに反応するとみる。反対に利下...

  • [豪ドル米ドル]ウイルス感染による中国経済への悪影響

    (豪ドル米ドル日足)中国国内での感染患者や死亡者数が拡大していることから政府が交通機関の封鎖や渡航制限を行っている。春節で個人消費が高まるときだけに経済への悪影響が懸念される。中国への依存度が高い豪ドルにとってもネガティブ材料となり先週は豪ドル売りが強まった。今週も更に経済への悪化懸念が広がる可能性が高く豪ドルは一段の下値を試す展開が予想される。ただ、この影響は限定的との見方が示されるようなら急速に...

  • [全般]感染拡大でリスクオフ継続

    中国でのコロナウイルスの感染患者数や死亡者が増え、米国内でも3人が確認された。中国経済への悪影響や世界的な拡大懸念が広がり円が全面高となった。今週もリスクオフの動きが引き続き懸念されるものの、市場は大分織り込み始めている。先週末の東京市場では中国が春節で1週間休場となる中で香港ハンセン指数が落ち着いた動きを見せた。日経平均株価も小幅ながら反発したことでドル円クロス円ともに底堅い動きを見せた。欧州市場...

  • [米ドル円]新型ウイルス感染懸念再び拡大

    (米ドル円日足)一旦は収まるかと思われた新型肺炎感染だが感染者が各地に拡大しているとの報道で再び懸念が拡大。香港や上海、そして日本の株価が下落に転じるとドル円は109円ミドルまで売られた。NY市場でも株価が下落して始まるとリスク回避の円買いが強まりドル円は109円27銭まで下落した。しかし、その後WHOが緊急事態宣言は時期尚早との判断を下したことを好感。109円ミドル付近まで押し戻されて引けている。過度な警戒感が広...

  • [ユーロ米ドル]ECBハト派姿勢

    (ユーロ米ドル日足)昨日開かれたECB理事会では政策金利0%は予想通り据え置かれ、市場への影響は限定的となった。その後ラガルド総裁の記者会見では「基調インフレに緩やかな上昇の兆しがある」との発言でユーロ買いに反応。しかしその後「成長見通しのリスクは依然として下向き」「非常に緩和的な政策が長期に渡り必要」との発言でユーロは下落に転じた。インフレが回復せず今後はインフレ目標や政策の副作用などを検討し年内に結...

  • [豪ドル米ドル]中国景気減速懸念と堅調な雇用

    (豪ドル米ドル日足)昨日東京時間に発表された豪州12月雇用統計では新規雇用者数が2.89万人と予想の1.5万人を上回った。また、失業率も5.1%と予想の5.2%を下回る好調な結果を示した。これを受け豪ドルは0.6835から一気に0.6875まで上昇した。しかし、中国発の新型ウイルス感染の拡大が中国景気減速を拡大するとの見方などから香港や中国株式市場は下落に転じた。NY市場でもウイルス感染が拡大していることからリスク回避の動きが...

  • [全般]新型肺炎懸念再び拡大

    新型肺炎の感染力が弱いとの報告で一旦は懸念が縮小したかと思えたが中国だけではなく他国での感染が拡大していることから再び懸念が高まった。中国湖北省武漢市では交通機関を停止するなどの対策が打ち出されたものの感染者はほかの地域にも拡大。再び感染者が拡大するとの懸念が広がり香港ハンセン指数や上海総合指数も下落に転じた。ドル円も前日の安値を下回り109円ミドル付近まで下落した。欧州市場ではECB理事会が開かれ予想...

  • [米ドル円]新型ウイルス感染の影響燻る

    (米ドル円日足)東京市場でドル円は110円台を回復。中国初の新型コロナウイルス感染による影響で下落が続いた香港ハンセン指数や上海総合指数が反発に転じたことで市場の過度な警戒感が後退。日経平均株価が上昇するとドル円は110円台を回復した。しかし、NY市場ではこの日発表された12月中古住宅販売が予想を上回った事で一時的に買いが見られたがウイルス感染による不透明感から終日ドル円は上値の重い展開が続いた。ただ、感染に...

  • [ポンド米ドル]利下げ期待後退による買い戻しも一巡

    (ポンド米ドル日足)ハト派発言が続いたことで利下げ期待から売り込まれたポンドの反発の動きもそろそろ一巡するころだ。昨日のロンドン時間に英産業連盟が11-1月製造業動向調査が改善されたと報告したことでポンドの買い戻しが一気に進んだ。特に市場にとって注目材料ではなかったもののこれまでに売り込まれた反動が入った。1.3080付近にあった損切りを巻き込みながら1.3153まで上昇。このレベルはフィボナッチ61.4%戻しでもあ...

  • [ユーロ円]米国貿易摩擦懸念も限定的

    (ユーロ円日足)トランプ大統領がダボス会議でEUとの通商を巡る合意が得られなければEUの自動車に関税を課すと表明。一時ユーロ円は121円62銭まで下落した。しかし、その後は買い戻しが入り121円90銭付近まで押し戻されて引けている。これまでも何度か自動車関税をちらつかせてきたが実際に導入は見送られていることから市場の反応は限定的となっている。ボリンジャーバンドの中心線で下げ止まったことで目先買い戻しの動きが始まっ...

  • [全般]コロナウイルスへの懸念燻る

    中国初の新型コロナウイルスの感染への懸念は前日よりも後退したものの経済への影響が依然として不透明のなかで市場は慎重な動きが続いている。東京市場では新型コロナウイルスの感染を背景に下落が続いた香港ハンセン指数や上海総合指数が反発に転じたことでドル円は110円台を回復。中国衛生局が新型ウイルスの拡散を抑制する対策を打ち出したことや、人から人への感染力が弱いとの報告で過度な警戒感が後退した。欧州市場でも全...

  • [米ドル円]まさかのウイルス感染による円高

    (米ドル円日足)東京市場では中国発新型コロナウイルスが日本も含めて感染者を出したことから香港や日本、そして上海総合指数などの市場で下落幅を拡大。ドル円は110円を割り込んだ。その後買い戻しが見られたがNY市場で再び下落。ワシントン州でもコロナウイルスの感染例が報告されたことから株価が下落。リスク回避の円買いが進みドル円は109円76銭の安値を付けた。このような感染の拡大で円が買われるといった例は過去殆どなく、...

  • [ポンド米ドル]利上げ織り込み反発

    (ポンド米ドル日足)昨日のロンドン時間に発表された英国12月失業保険申請件数が1.49万人と予想の2.26万人を下回ったことでポンド買いに反応。失業率も3.5%と低いレベルを維持し平均賃金も3.2%上昇(予想は3.1%)したことがポンド買いに繋がった。これまで金融関係者のハト派発言が立て続けに出ていたことで来週のBOE政策会合では利下げ期待が高まっていただけにその反発が入った。結果的に1.29ミドルのダブルボトムを形成した格好...

  • [ユーロ円]好調なZEWとコロナウイルス感染

    (ユーロ円日足)東京市場では新型コロナウイルス感染の広がりへの懸念から円買いが進みユーロ円は121円台に下落して始まった。その後欧州時間に発表されたドイツ1月ZEWは26.7と予想の15.0を大きく上回った。また、同時に発表されたユーロ圏ZEWも25.6と前月の11.2を上回るなど好調な結果を示した。これを受けユーロ円は反発し122円37銭まで上昇した。しかしワシントン州でもコロナ感染例が報告されると一転。リスク回避の円買いが進...

  • [全般]コロナウイルスでリスクオフ

    中国で発生した新型コロナウイルスが世界経済に影響を与えるとの見方からリスクオフの円買いが進んでいる。中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が人から人へと感染。中国だけではなく韓国やタイ、日本でも確認されたことから日経平均株価が下落。ドル円も110円台を割り込んだ。今後世界的に感染が広がる様なら世界経済への影響が懸念される。欧州時間にはWHOが「中国の別地域でもコロナウイルスの感染が予測され、こ...

  • [米ドル円]連休明けNY株式市場の動向に注目

    (米ドル円日足)昨日はNY市場が休場ということもあり動意の乏しい中でドル円は110円前半での狭いレンジ内の動きが続いた。市場全体にリスクオンの動きが強まる中での小休止という観もある。先週末はユーロやポンドの下落がクロス円の売りを誘いドル円の上値を抑える格好となった。連休明けとなるNY市場でこの流れが継続するのか、或いは反発に転じるかでドル円の動きも左右されそうだ。下落が続くようならドル高となりドル円自体...

  • [ポンド米ドル]レンジの下限1.29ドルに注目

    (ポンド米ドル日足)ここにきて英金融当局者からのハト派発言が相次ぐ中で週明けロンドン市場でポンドは先週末の流れを継いで売りからスタート。1.3ドルを割り込み1.2962まで下落した。NY市場が休場ということもあり薄商いの中で最終的に買い戻しが入り往って来い。英長期金利からみると市場は来週のBOE政策会合で0.25%の利下げをほぼ織り込んだと思われる。先週の安値1.2954を下回らなかったことで短期的に見るとダブルボトムを形...

  • [ユーロ円]欧米関税摩擦懸念とZEW

    (ユーロ円日足)欧州時間にポンドが下落して始まるとユーロも攣られて下落。トランプ大統領はイランへの制裁を背景にフランスやドイツ英国などへ自動車関税をちらつかせていたこともユーロ売りに拍車をかけた。しかし、昨日はフランスのマクロン大統領が「米国との関税の応酬を避けるため協力していく」「年末までのOECD抗議継続と関税発動の見送りで合意した」などの報道で一先ず欧米関税摩擦へのリスクは後退。今日の欧州時間に発...

  • [全般]NY市場休場で動意薄

    この日はNY市場がキング牧師の誕生日で祝日となり市場参加者が極端に減少。特に目新しい材料もない中で相場は膠着状態が続いた。週明け東京市場ではリスクオンの動きで始まった。前週発表された米国の住宅着工や小売売上、フィラデルフィア連銀製造業景気指数といった経済指標が好調な結果を示した。また、中国の小売売上なども予想を上回るなど好調な米中経済指標を背景に日経平均株価が上昇し、ドル円は110円前半での底堅い動...

  • [米ドル円]リスクオン継続で一段の上値トライ

    (米ドル円週足)米中摩擦の後退や中東状況の沈静化など年初のリスクオフから一転して市場には安心感が漂う。NY株式市場は好調な企業決算や緩和政策継続により連日史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが広がっている。年初から既に4週目に入り市場は徐々にリスクを取りに動き始めていることから今週のドル円は111円台を試す展開を予想する。ただ、市場には依然として警戒感が残る中で上値を更新したところでは利益確定の売りが...

  • [ユーロ米ドル]米・欧貿易摩擦懸念とECB理事会

    (ユーロ米ドル日足)トランプ大統領は欧州に対してイラン核合意への違反を非難し、紛争解決手続きを拒否すれば欧州の自動車に25%の関税を上乗せすると警告したと報じられた。これに対し先週末にルメール・フランス経済相が「米国が制裁を課せばEUは速やかに報復する」と発言するなど欧州と米国との軋轢が高まり始めている。これを受けユーロは今週はECB理事会が開かれるが注目はラガルド総裁の発言に集まる。前月の議事要旨では...

  • [カナダドル円]BOC政策会合に注目

    (カナダドル円日足)米経済の影響を最も多く受ける国の一つであるカナダ中銀BOCの政策会合が開かれる。原油価格の上昇などからここにきてカナダ経済が堅調な兆しを見せ始めている。堅調な米国経済の影響からカナダ円は堅調な地合いが続いている。先週末カナダ円は84円ミドルの高値を更新。しかし、その後はドルカナダが米ドル対して下落したことでカナダ円は84円前半に押し戻される場面も見られた。前回の会合では世界経済の安定の...

  • [全般]米国経済指標とドル高

    米中摩擦リスクも後退し中東情勢も落ち着きを取り戻す中で好調な米国経済や企業決算を背景に株価も史上最高値を更新。米国独り勝ちの様相を呈してきた中で今週もドル高の動きが強まりそうだ。先週末はドルが全面高となった。東京時間に発表された中国GDPは予想通り前期と同様の6%となる一方で小売売上や鉱工業生産が予想を上回った事を市場は好感。ドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。欧州時間に入るとポジション調整のポンド...

  • [米ドル円]110円ミドルのレジスタンス

    (米ドル円週足)年初の中東情勢リスクが後退、そして昨日は米中が貿易協議第一弾合意に署名した。また、合意内容も中国が米国に歩み寄った内容となった格好となり市場には安心感が広がった。米経済指標や決算などの好調な結果を背景にNY株式市場も三指数ともに史上最高値を更新。年初からリスク回避の動きで始まっただけにまだ出遅れ感が燻る中でドル円は一段の上値を試す展開が予想される。110円20銭付近で今のところ上値を抑えら...

  • [ユーロ米ドル]HICPに注目

    (ユーロ米ドル日足)昨日公表されたECB議事要旨では「コアインフレが緩やかに上昇する兆しがある」「指標は弱いが成長は安定」など経済動向の減速に歯止めがかかりつつあることが示されたことからユーロ買いで反応。しかしNY時間に発表された米経済指標が好調な結果を示したことなどから米長期金利が上昇するとドル買いが強まりユーロは下落に転じた。また、米国からの自動車関税の圧力もユーロの上値を抑えているが、目先1.1ドルを...

  • [南アフリカランド円]SARB政策金利引き下げ

    (南アフリカランド円日足)昨日のNY時間に開かれた南ア中銀SARB政策会合では現行の政策金利6.5%から6.25%に引き下げることを全会一致で決定。今回は現状維持と予想されていたことから発表直後7円608銭まで下落。しかし、その後NY市場でリスクオンの円安が進むとランド円も7円66銭まで買い戻された。市場は次回の会合で利下げを実施すると予想していたことから前倒しでの実施となった。既に市場は利下げを織り込んでいたことから影...

  • [全般]リスクオン本格的に発進か

    米中協議第一弾合意の署名が行われ、ほぼ米国側の要求が受け入れられたことで市場に安心感が広がった。また、米企業決算が好調な結果を示したことでNY株式市場は三指数ともに最高値を更新するなどリスクオンの動きが本格的に始まった可能性が高い。昨日は米中両政府が米中貿易協議の第一段階の合意に署名したことでこれまで最も市場の足枷となっていた懸念が後退。第二段階の交渉はすぐに始まるものの、結果は大統領選挙後というこ...

  • [米ドル円]米中合意でリスクオン

    (米ドル円日足)NY時間に米中協議第一弾合意の署名が行われた。その内容は米国側の要求がほぼ満たされたものだった。しかし市場は既に織り込み済みということもあり寧ろ利益確定の売りが上値を抑えた。財政刺激策が検討されているとの報道もありNY株式市場は三指数ともに小幅ながら上昇して終了。一先ず出尽くし観からのポジション調整が一巡するまでは110円を挟んでのもみ合いが続くとみている。ただ、今後の米中協議で最悪な状況...

  • [ポンド米ドル]利下げ期待も織り込む

    (ポンド米ドル日足)ここにきてハト派発言が立て続けに聞かれており、昨日もサンダースMPC委員が「中立金利はBOEの見通しよりも低くなる可能性」と発言。また、この日発表された英消費物価指数が0.0%と予想の0.2%を下回ったことでポンドは1.2984まで下落。今月行われるBOE政策会合での利下げが確実視される中で市場は既に織り込み済み。その後米長期金利が低下する中でポンドの買い戻しが入ると1.30ミドル付近まで押し戻されて引...

  • [南アフリカランド円]SARB政策会合に注目

    (南アフリカランド円日足)本日南ア中銀SARBの政策会合が開かれる。今回は現行の政策金利6.5%を据え置くと市場は予想しているが、利下げの可能性もささやかれる。2019年7-9月期GDPは前期比-0.6%、この年は三四半期のうち2四半期がマイナス成長を記録している。国営電力会社エスコムが計画停電を何度も実施するなど10-12月期GDPもマイナス成長になるとの見通しもある。もし次回の利下げが示唆されるようならランド円は一時的に下...

  • [全般]米中協議進展を好感

    米中貿易協議第一弾合意により市場には安心感が広がりNY株式市場も三指数ともに小幅ながら上昇。一方、米経済指標は斑模様となり方向感を掴めない状況となった。昨日の東京市場では米中貿易協議第一弾合意を控え株や為替市場で利益確定の動きが先行。ドル円も110円台を割り込み109円後半で推移。NY時間に発表された米12月PPIが0.1%と予想の0.2%を下回るとドル売りで反応。ドル円は109円79銭の安値を付けた。しかし、その後発表さ...

  • [米ドル円]利益確定で押し目買い

    (米ドル円日足)米国が中国に対して為替操作国認定を解除したことや米中貿易協議第一弾署名を本日に控え連休明け東京市場ではリスクオンの動きでスタート。ドル円は110円台に乗せて始まり仲値前にはこの日の高値となる110円21銭まで買いが進んだ。その後は利益確定の売りに押し戻されたもののその後も底堅さを維持した。NY時間には米選挙後まで米政府は対中関税を維持するとの一部報道で109円86銭まで押し戻されたものの、下値は限...

  • [ポンド米ドル]三角保ち合い継続

    (ポンド米ドル日足)ここにきてカーニーBOE総裁をはじめMPC委員のハト派発言が立て続けに出たことでポンドは上値の重い展開が続いた。今月のBOE政策会合では利下げが予想されるが市場は大分織り込み始めており、昨日は買い戻しの動きも見られた。NY市場では米長期金利が低下したこともあり更にポンド買いが強まり1.3032の高値を付けるなど底堅さが継続。ただ、積極的に買いを入れるまでの材料はなく、買い戻しが一巡したところで再...

  • [豪ドル米ドル]森林火災の影響を懸念

    (豪ドル米ドル日足)米中貿易協議第一弾合意や米国が中国に対して為替操作国認定を解除したことなどから豪ドルは堅調な地合いが続いた。しかし、国内では昨年9月から続いている森林火災が収まらないことから景気に影響を及ぼすのではといった懸念が広がり始めている。その結果モリソン首相への批判が高まるなど政治リスクも高まる中で豪ドル買いの動きが抑えられている。ただ、長引く火災の影響が現れるのはまだ先という見方もあり...

  • [全般]米中協議第一弾合意署名で材料出尽くし

    本日米中協議第一弾合意が署名されることで一先ず材料出尽くし観から市場には一服感が広がる。前日に米国財務省が中国に対して為替操作国認定解除を決定したことや米中協議第一弾合意署名を控え市場全体にリスクオンの動きが強まった。連休明け東京市場ではその流れを継いでドル円は約8か月ぶりに110円台に乗せてきた。一部損切りを巻き込みながらこの日の高値となる110円21銭まで上昇。クロス円も攣られて全面高となった。しかし...

  • [米ドル円]中国為替操作国認定解除で円安

    (米ドル円日足)昨日は東京市場が休場のなかで人民元や上海総合指数が上昇するなどリスクオンの動きが目立つ中でドル円も堅調に推移。欧州市場に入ったところで昨年末の高値109円70銭付近にあった損切りを巻き込みながら109円92銭まで上昇。その後NY市場で米国が中国の為替操作国認定解除の検討を行うとの報道もあり109円94銭の高値を付けた。今日は連休明けとなる東京勢がNY市場の流れを継いで米中協議第一弾合意署名や米株式市...

  • [ポンド米ドル]利下げ期待でも下値は限定的

    (ポンド米ドル日足)アジア市場でポンドは上値の重い展開で始まった。先週カーニーBOE総裁が利下げに前向きな姿勢を示したことも上値を重くした。この日もブリハMPC委員が「国内成長に関するデータに早期かつ著しい改善が見られないようなら今月の会合で利下げに票を投じる」と発言したことで更にポンド売りが進んだ。ロンドン時間に発表された英11月GDPが-0.3%と予想の0.0%を下回ったことでポンドはこの日の安値となる1.2960...

  • [豪ドル円]ドル円と連動

    (豪ドル円日足)米中協議第一弾合意署名を控え週明けアジア市場で中国株価や人民元が上昇。豪ドルも底堅い動きで始まった。欧州市場ではドル円が109円70銭付近の損切りを巻き込み110円手前まで上昇すると豪ドル円の買いも散見。ドル円と豪ドル双方が上昇するなどクロス円中心に相場が動き始めている。この動きはリスクオンで豪ドル円の買いが本邦から入っている可能性を示すものだ。NY時間には米国が中国に対して為替操作国認定解...

  • [全般]市場全体にリスクオン

    米中貿易協議第一弾の合意や中国為替操作国認定解除、そして米企業決算発表が明日から本格化することへの期待などからリスクオンの円安が進んでいる。週明け東京市場では成人式の祝日ということで休場となる中で人民元が5か月ぶりの高値を付けた。また、上海総合指数も堅調な地合いで推移するなどリスクオンの動きが先行。15日には米中貿易協議第一弾合意で署名する期待感も相場に安心感を与えた。欧州市場が始まったところでポン...

  • [米ドル円]NY株価を睨み上値トライ

    (米ドル円日足)先週末に発表された米雇用統計の結果が予想を下回ったことでドル円は一時109円48銭まで下落。その後すぐに買い戻されたが結局NY株式市場が三指数ともに下落したことでドル円も109円44銭まで再び押し戻された。中東情勢の緊迫化で一時円が買われる場面も見られたが全面戦争という最悪な状況が回避され市場には安心感が広がる。それでも不透明感は依然として燻ることから突発的な下振れリスクが残る。だからこそ上値...

  • [ポンド米ドル]景気刺激策期待でポンド売り

    (ポンド米ドル日足)先週はEU離脱を実施する関連法案が可決。今月末の離脱は確実となったことはポンドにとっては買い材料。しかし、年末までの移行期間内でEUとの交渉は難しいとの見方から再び合意無き離脱への懸念が高まり、英国経済の混乱が生じかねない。先週末にテンレイロMPC委員が「成長が回復しなければ一段の刺激策が必要」「今後数か月の間に刺激策を議論する予定」などと発言したことでポンド売りが強まった。しかし、E...

  • [豪ドル円]好調な経済指標と中国景気

    (豪ドル円日足)先週発表された豪州11月住宅許可件数、貿易収支、そして小売売上などがそれぞれ予想を大きく上回り豪州景気底打ちを示すものとなった。また、米中協議も今週は第一弾合意が署名されることから目先のリスクは後退。豪ドル上昇トレンドは継続しており、一段の上値を試す展開を予想する。ただ、今年は依然としてRBAの利下げ期待が残る中で上値も限定的とみてよいだろう。上値目途としては昨年クリスマス休暇後の高値7...

  • [全般]リスク回避後退で円安基調継続

    先週はイランがイラクの米軍基地を攻撃するなど米国との全面戦争への危機が高まり円高が進む場面も見られたが、その後は戦争回避の動きが強まりドル円は反発。今週も過度で悲観的な見方が後退し円安の流れが継続するとみる。先週末に発表された米12月雇用統計は非農業部門雇用者数が14.5万人と予想の16.4万人を下回った。また、平均時給も2.9%と予想の3.1%を下回り市場はドル売りで反応。しかし失業率は3.5%と半世紀ぶりの低水...

  • [米ドル円]米雇用統計で110円トライ

    (米ドル円日足)イランとの全面衝突が回避されたことでリスクオンの動きが強まり世界同時株高となったことで円が全面安。ドル円はNY時間に109円58銭まで上昇した。今日は米雇用統計が発表されるが先日発表のADP雇用統計が予想を上回る好結果となったことから今日の結果も期待される。市場の注目は中東情勢から米国経済に移り始めているだけに、もし予想を上回る結果となればドル円は110円の大台を試す展開が予想される。ただ、突発...

  • [ポンド米ドル]EU離脱法案可決

    (ポンド米ドル日足)昨日英議会がEUから離脱する条件を盛り込んだ関連法案を可決したことで今月末の離脱が確実となった。しかし、離脱後の移行期間を20年末から延期しないとするジョンソン首相の意向から改めて合意無き離脱への不安が拡大。現在のポンドは期待と不安が綱引き状態となり方向感を失いレンジ相場に突入。昨日は38.2%戻しとなる1.3ドル付近で下げ止まったことで三角保ち合いの上限となる1.32ドル付近を今日は試す展開...

  • [カナダドル円]カナダ雇用統計に注目

    (カナダドル円日足)中東リスクが後退したことで一旦は下落した原油価格も下げ止まり観が出始めている。元々中東リスクがなくても原油は底堅い動きで推移していたことからカナダドルにとっては追い風となる。今日は米雇用統計と同時にカナダの12月雇用統計が発表される。カナダは好調な米経済の影響を受け今回のカナダ雇用統計では前月から大きく回復すると予想される。中東情勢リスクが後退しているなかでリスクオンの円安と同時に...

  • [全般]円安進行止まらず

    前日にトランプ大統領がイランとの全面的な武力衝突は望まないと言及しイランも戦争は追及していないと表明したことなどから市場に安心感が広がり円全面安の展開。昨日の東京市場ではトランプ大統領が前日の演説でイランに対し強硬姿勢を示さなかったことから日経平均株価が大幅高となりドル円も底堅い動きで推移。市場全般にリスクオフの動きが後退した。上海総合指数が上昇幅を拡大しドイツのダックスも2年ぶりの高値を更新する...

  • [米ドル円]底値を確認後高値探り

    (米ドル円日足)東京時間の早朝にイランがイラクの米軍基地を攻撃したとの報道が流れるとドル円は108円ミドルから一気に107円66銭まで下落した。米国とイランが全面戦争に突入するのではといった懸念が広がった。しかし、その後イラン外相が報復を求めていないとの発言もあり買い戻しの動きが入りドル円は下落前のレベルまで押し戻された。その後NY時間にトランプ大統領が強硬姿勢を示さなかったことで最悪な状況は回避されドル円は...

  • [ユーロ米ドル]1.11ドルの攻防

    (ユーロ米ドル日足)東京の早朝にイランが米軍基地を攻撃したことを受けドル売りが強まるとユーロもこの日の高値となる1.1168を付けた。しかし、その後状況が落ち着きを取り戻したことでドル買い戻しの動きが入りユーロは下落に転じた。NY時間にトランプ大統領が強硬姿勢を示さなかったことから更にドル買いが進むとユーロは1.11直前まで下落し、そのまま安値圏での引けとなった。1.11ドルは昨年末にユーロが反発に転じたレベルでも...

  • [豪ドル円]リスクオンの買い

    (豪ドル円日足)昨日の東京時間早朝にイラクの米軍基地攻撃の報道を受け豪ドル円は73円76銭まで下落した。このレベルは昨年12月10日以降に上昇する直前の安値レベルであり下げ止まった。その後発表された豪州11月住宅建設許可件数が11.8%と予想の2.0%を大きく上回ったことで反発。また、イランが戦争を求めていないとの発言もあり下落前の74円ミドルまで買い戻された。NY市場ではトランプ大統領が強硬姿勢を示さなかったことから...

  • [全般]一転地政学的リスクの後退で円全面安

    イランと米国の全面戦争といった最悪のシナリオが回避されたことでリスク回避の動きが後退し円は全面安の展開となった。東京市場が始まる直前にイランがイラクの米軍駐留基地を弾道ミサイルで攻撃したことが報じられた。これを受けドル円は108円を割り込み107円65銭まで下落。結果的にクロス円も全般に下落した。イラン側は米軍の軍事装備に大きな損傷を与え、80人のアメリカテロリストがミサイルで殺されたと発表。これを受け市場...

  • [米ドル円]米景気へ期待からドル高

    (米ドル円日足)前日に発表された米サービスPMIが予想を上回りNY株価が上昇したことでドル円は底堅い動きでスタート。その後イランが13の報復シナリオを検討しているとの報道で一時108円27銭まで下落したがすぐに買いが散見されるなど押し目買いの動きが目立った。NY時間に発表されたISM非製造業が予想を上回ると再びドル買いの動きが強まりドル円は108円63銭まで上昇。しかし、NY株価が三指数ともにマイナス圏で推移していたこと...

  • [ポンド米ドル]レンジ内での保ち合い形成

    (ポンド米ドル日足)1.35ドルから1.29ドルのレンジ相場は継続しており、昨日は戻り高値を付けた後下落に転じている。ポンドの上値が切り下がっていたところでドル高の動きが強まり、結果的にポンド売りを促した格好だ。また、カーニーBOE総裁が昨日「金利を0近くまで引き下げるのは引き続き可能」と発言したこともポンドの上値を抑えた。徐々に持ち合いが収束する形になり始めており底値も徐々に切り上がっている。ボリンジャーバン...

  • [豪ドル円]上昇トレンドラインで下げ止まり

    (豪ドル円日足)東京市場が終了した直後に豪ドルの纏まった売りが入りその後も下落が続いた。オプション絡みの売りとの見方もあるが、結局この売りが響き一日豪ドルの上値を重くした。NY市場で豪ドル円は上昇トレンドラインとなる74円35銭で下げ止まった。上昇が始まる12月11日の安値73円90銭付近を下抜けすると一段の下げを誘発する可能性はあるが、その手前で下げ止まれば再び上昇に転じるとみる。今日は豪州住宅建設許可件数が発...

  • [全般]地政学的リスクによるドル全面高

    米国によるイラン攻撃によって中東の地政学的リスクの高まりは初日のショックよりは緩和されたものの依然として報復合戦への警戒感が燻る中でドルが全面高となった。昨日の東京市場では前日のNY株式市場の上昇の流れを継いで堅調な地合いで始まった。米サービスPMIが好調な結果を示すなど、中東情勢が米国景気に大きな悪影響を及ぼさないとの見方が相場の下支えとなった。ドル円も108円ミドル付近で底堅い動きを維持した。しかし、...

  • [米ドル円]地政学的リスクの高まりから上値も限定的

    (米ドル円日足)中東の地政学的リスクの高まりから正月明けの東京市場でドル円は一時107円77銭付近まで下落して始まった。しかし、その後は実需の買いなども散見されドル円は108円台を回復。大きな混乱も見られず静かなスタートとなった。先週末にイランへの攻撃から下落に転じたNY株式市場は警戒感が根強く、この日もマイナスでスタート。しかし、この日発表された12月サービスPMIが予想を上回った事などから株価の下落幅は縮小。...

  • [ポンド円]底値確認で上値トライへ

    (ポンド円日足)欧州市場が始まったところでロンドン勢はポンド買いでスタート。その後発表された英12月サービスPMIが50と予想の49.1を上回った事で徐々に買いが強まり142円前半へ上昇。NY市場では株価が下落幅を縮小したことで過度な中東の地政学的リスクが後退。円安が進むとポンド円はこの日の高値となる142円79銭の高値を付け、そのまま高値圏で引けている。レンジの下限を確認したことで今度は高値を探る展開となっており今日...

  • [ユーロ円]HICPの結果に注目

    (ユーロ円日足)昨日の欧州時間に発表されたドイツの小売売上が2.1%と予想の1.0%を上回った。また、ドイツやユーロ圏のサービスPMIも予想を上回るなど欧州景気回復期待からユーロは堅調な地合いで始まった。先週末に起きた中東の地政学的リスクによる影響も薄まる中で円安の動きも加わりユーロ円はNY市場で121円40銭の高値を付けた。120円の節目でサポートされたことで買い戻しの動きが入ったとみる。ダブルトップのネックライン...

  • [全般]地政学的リスクも一先ず限定的

    先週末に米国がイランの革命防衛隊司令官を殺害したことに伴い一気にイランとの地政学的リスクが高まったことでドル円は下落。しかし、週が明けると市場の動揺も大分収まる中でドル円は反発に転じた。正月明けとなる東京市場は中東の地政学的リスクを受け日経平均株価が大きく下落して始まるとドル円も108円を割り込み107円77銭まで下落。しかし、株価の下落はほぼ織り込み済みということもあり円買いの動きも限定的となった。また...

  • [米ドル円]地政学的リスクの円買いドル買い

    (米ドル円日足)日本が正月休暇の最中にドル円は108円を割り込み107円85銭まで下落した。昨年1月3日に急落した状況とは比較にならないが地政学的リスクを背景にドル円の売りに過度に反応した観もある。いずれにしても今週から通常の相場に戻ることになり、先週の動きの巻き戻しがいずれ入るとみている。イランの米国への報復合戦への警戒感は目先まだ続くことになり、ちょっとしたことでドル円の下振れリスクは残る。先週末のNY市場...

  • [ポンド米ドル]レンジ相場継続

    (ポンド米ドル日足)今月英国はEU離脱に踏み切ることで合意無き離脱懸念が後退しポンドは1.29ドルから1.3510まで上昇。その後今年末までの移行期間延長回避の法案が可決されると再び合意無き離脱への懸念が高まり1.29ドルまで下落する往って来い。結局、今年も昨年と同様のリスクが燻ることになった。しかし、市場はこれまでリスクに対して慣れてきたこともあり下値も限定的とみる。当面は昨年末の上下の振れ幅のレンジ相場が続くと...

  • [ユーロ円]ダブルトップ形成

    (ユーロ円日足)122円ミドルでダブルトップを付けたもののそのネックラインとなる121円で一旦は下げ止まった。しかし、先週末のアジア市場で米国がイラン革命防衛隊の司令官を殺害したことが報じられると121円のネックラインを下抜け120円17銭まで下落した。地政学的リスクの高まりから円が買われたことが要因だ。その後は120円75銭まで買い戻されたが上値は抑えられている。今週から正月休み明けとなる東京市場ではリスク回避の動...

  • [全般]中東情勢緊迫化でリスクオフ

    週末アジア市場で地政学的リスクの高まりからリスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落。NY市場では米経済指標の悪化も加わりドル円は107円台に突入した。正月最後の3日の東京時間早朝に米軍がイラクのバグダッド国際空港を攻撃したとの報道でリスク回避の円買いが広がった。ドル円は108円付近まで下落するとクロス円も全般に上値の重い展開で始まった。昼過ぎには米軍がイラン革命防衛隊司令官を空爆で殺害したとの報道...

  • [米ドル円]米長期金利低下とクロス円の下落

    (米ドル円日足)1月1日に中国が預金準備率の引き下げを発表したことから年明けアジア市場でドル円は底堅い動きでスタート。欧州市場では108円87銭まで買いが進んだ。しかし、NY市場に入るとユーロやポンドの下げが加速したことでドルが買われるのと同時にクロス円の売りが進みドル円は下落に転じた。前日の安値108円57銭を下回ると断続的に損切りを巻き込みながら108円22銭まで下落した。一方、新年初日のNY株式市場は三指数ともに...

  • [ポンド米ドル]投機筋中心で振らされ

    (ポンド米ドル日足)このひと月でポンドは1.29から1.35台に上昇した後1.29まで往って来い。そして年末にかけ1.33付近まで反発したかと思った途端昨日は1.31付近まで押し戻されるなど上下に激しい動きが続いている。今月末にEUからの離脱が決まったことで合意無き離脱への懸念が出ては引くといった思惑に左右されている。これは投機筋にとっては絶好のチャンスであり、ポジションが一方向に傾いたところで仕掛けている。このひと月で...

  • [ユーロ円]ネックラインを意識

    (ユーロ円日足)2020年初日のユーロ円は昨年末の下落の勢いを継いで更に下げ幅を拡大。ダブルボトムのネックラインで下げ止まった。年明けアジア市場では日本が休場の中でユーロ円は122円台で上値を抑えられて始まった。欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏製造業PMIが予想を若干だが上回ったことでユーロ買いが先行。NY市場では株価が上昇したものの米長期金利が低下したことで円買いが進むと同時にユーロも下落。昨年末に122円...

  • [全般]株、為替、債券の非連動性

    株と債券、そして為替市場がそれぞれ別々に動くなど連動性が見られないのは年明け特有の動きなのか。新年第一日目の市場の動きはドル高、円高、そして株高債券高とそれぞれ非連動性が目立った。東京市場は依然として正月休みで休場のなか底堅い動きで始まった。昨年末にかけてドル円が下落して買い戻しの動きが入った。薄商いの中ということもあるが、1日には中国が預金準備率の引き下げを発表したことも市場に安心感を与えた。欧...

  • [米ドル円]ドル反発を狙う

    (米ドル円日足)年末、期末、月末という特殊要因もありドル全面安の展開のなかでドル円は108円47銭まで下落。薄商いの中で売られ過ぎの観もあるが、昨年1月3日のフラッシュクラッシュの記憶がドル売りを促したこともあったと思われる。明日はそのフラッシュクラッシュの一年目となるため今日もドル買いには慎重な動きが予想される。ただ、一年前とは状況が全く違う。世界的な株高や米中協議進展への期待もあり、最終的にドル...

  • [ポンド米ドル]ポジションの巻き戻し

    (ポンド米ドル日足)薄商いの中でポンドは一気に上昇幅を拡大した。特に材料はなかったものの、昨年末に1.35台に上昇後1.29付近まで下落した反動とみてよいだろう。年末、期末、月末という特殊要因もありフィキシングにおいてもポンド買いの動きが見られた。1月末にはEUからの離脱が既に決定していることはポンドにとっては本来ポジティブな材料となる。年末までの移行期間に再び合意無き離脱への警戒感が高まるとの見方が...

  • [豪ドル米ドル]年末にかけて上昇幅拡大

    (豪ドル米ドル日足)東京市場が大晦日で休場の薄商いのなかで豪ドルはこれまでの堅調な地合いを継続。NY市場ではドル安が進む中で豪ドルは上昇幅を拡大し0.7031の高値を付けた。このレベルはフィボナッチ50%戻しのレベルであり上値が抑えられ0.7015まで押し戻された終了。ボリンジャーバンドの上限でバンドウォークは依然として継続していることから、調整の売りが一巡したところでは再度上値を試す展開が予想される。ただ、明日1...

  • [全般]ドル全面安

    明けましておめでとうございます。本年もかざみどりをよろしくお願いします。さて、昨年大みそかはドルが全面安の展開で年を終えた。特にドル売り材料が見られたわけではなく、寧ろドル買い材料の方が目立つ中でのドル安の動きとなった。この日は米中協議において「中国の劉鶴副首相が第一段階の通商合意書に署名するために今週ワシントンを訪問する」と報じた。また、トランプ大統領は「1月15日に第一段階の署名式を行う」と発...

  • [米ドル円]年越しの円高リスク

    (米ドル円日足)週明けシドニー市場ではオセアニア通貨を中心にドル売りからスタート。その後はユーロ売りも加わるとドル全般に売りが強まりドル円は109円前半まで下落した。NY市場ではNYダウが下落して始まるとドル売り圧力が拡大。今年1月3日のフラッシュクラッシュへの警戒感もありドルの持ち高を縮小する動きが目立った。その後もNYダウの下げ幅が拡大するとリスクオフの円買いも重なりドル円は108円77銭まで下落。...

  • [ユーロ米ドル]欧州景気回復期待?

    (ユーロ米ドル日足)2020年に入ると米中貿易戦争への過度な懸念の後退や中国景気減速一服により欧州景気が持ち直し製造業が回復するとの見方も聞かれる。週明け東京市場でユーロは対ドルで買いが先行し1.1210まで上昇。このレベルはフィボナッチ61.8%戻しでもあり意識された。その後利食い売りに押されたもののNY市場ではドル売りが加速すると1.1220まで上昇した。年末年初にかけて昨年のようにドルがクラッシュするとの見方が記...

  • [豪ドル米ドル]米ドル安で底上げ

    (豪ドル米ドル週足)週足チャートを見ると昨年12月から始まった下降トレンドはちょうど一年後に上抜けして上昇トレンドに転換している。ボリンジャーバンドの上限では日足に次いで週足でもバンドウォークが始まった可能性が高い。昨日は米ドル安が先行したことで豪ドルは一段の上昇となったが豪ドル自体堅調な地合いが続いている。米中協議が来週中にも第一弾合意署名に至ることや、中国政府の大規模なインフラ投資などにより豪州...

  • [全般]フラッシュクラッシュへの警戒感

    今年1月3日に起きたフラッシュクラッシュへの警戒感からドルは全面安となった。昨日のシドニー市場でオセアニア通貨を中心としたドル売りからスタート。最初は豪ドルなどオセアニア通貨中心にドルが売られて始まるとユーロも攣られて上昇。早朝にはクロス円の買いも散見されたもののドルが全面安となった。年末年始には相場が思わぬ動きを示すことや地政学的リスクなどへの警戒感などからポジション調整や思惑でのドル売りが強ま...

  • [米ドル円]年末年始の不安感

    (米ドル円日足)昨年の年末年始は波乱含みの相場展開となったが今年は警戒感が強すぎた反動もあり寧ろリスクオンの動きが強まるとみている。先週はクリスマス休暇ということからドル円は38銭と狭いレンジ内で推移。一方、クリスマス休暇明けとなった欧米の株式市場は上昇となりリスクオンの円安でスタート。クロス円は全面高で始まった。この流れが継続されるようなら最終的にドル円も上値を試す展開が予想される。年末年初は日本勢...

  • [ユーロ米ドル]クリスマス休暇明けはユーロ買い先行

    (ユーロ米ドル日足)クリスマス休暇明けとなった欧州市場でユーロ買いが先行。既に東京市場から対円でも買いが見られたが、欧州勢が参加すると更に上昇幅を加速させた。特に材料があるわけではないが1.1070付近で下げ止まったことで買い安心感が広がった。ただ、大きな流れでのユーロ下落トレンドは継続しており調整の買い戻しとみている。12月13日の英国総選挙の結果を受けポンドにつられて高値を付けた1.12ドル付近を上抜け出来る...

  • [豪ドル円]上昇バンドウォーク

    (豪ドル円日足)米中協議第一弾合意に至ったことから豪ドル買いに安心感が広がった。中国政府は来年にインフラ整備などへの巨額な投資を計画しており、そうなれば豪州から鉄鋼などの輸入拡大への期待も高まる。また、世界的な株価上昇によるリスクオンの動きが円安を促すことから豪ドル円押し上げ要因となっている。クリスマス休暇前からボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが始まっており上昇トレンドは継続している。ただ、...

  • [全般]欧州はリスクオンスタート

    クリスマス休暇から戻った欧州では株価やユーロが上昇するなどリスクオンでスタート。一方でドル安が進むなどドル円は綱引き状態が続いている。昨日の東京市場ではドル売りが先行。この日の取引決済日が12月31日となり、年越し7日間のスワップが生じることからポジション調整のドル売りが入ったとの観測があった。一方、今日からクリスマス休暇明けとなるユーロやポンドが対ドルで上昇してスタート。欧州市場に入ると更にユーロ買...

  • [米ドル円]週末年末でドル円の買い

    (米ドル円日足)東京市場では年末や月末に絡んだ決済のドル買いが仲値にかけて強まるなどドル円は堅調な地合いでスタート。ムニューシン財務長官が「米中の第一段階合意は正しい方向への大きなステップであり合意書は近く発表する」との発言もありNY市場でも株価の上昇とともに円安で始まった。また、好調な年末商戦への期待も株価を押し上げた。この日は欧州やその他主要な市場はクリスマス休暇となり薄商いでの取引ではあったが市...

  • [ポンド米ドル]下げ止まりから反発へ

    (ポンド米ドル日足)ロンドンやその他欧州の主要市場はクリスマス休暇の中でポンドは下げ止まりから上昇に転じた。クリスマス休暇を挟んで合意無き離脱への懸念から反落したポンドの下げが一服。一先ず反発に転じたものの積極的な買いの材料は見られず調整の買い戻しとみている。今日から始まるロンドン市場の動向次第では再び反落のリスクが燻る。目先上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線の位置する1.3080付近か、或いはフ...

  • [豪ドル円]上限上抜く

    (豪ドル円日足)オセアニアがクリスマス休暇中に豪ドルは上昇。当面の上限とみられていた76円を上抜き76円18銭まで買われた。特に材料はないものの市場全体にリスクオンの円安の動きが豪ドル円を押し上げた。また、米中協議進展期待や好調な米国年末商戦などから株価が上昇。今日から主な市場がクリスマス休暇明けとなるため流動性が高まる中でリスクオンの流れが継続する可能性が高い。クリスマス休暇を挟みポジション全体が軽くな...

  • [全般]初動はリスクオンの円安

    主な市場は依然としてクリスマス休暇の中でNY勢はリスクオンの円安でスタート。今日から他の主要市場がクリスマス休暇明けとなるが初動の円安の流れに乗っていけるか注目。昨日の東京市場では月末や年末を控え実需のドル円の買いから始まった。この日もオセアニアやアジアの主な市場が休場となるため参加者が少ない中でのスタートとなったが、全般にリスクオンの動きから始まった。欧州市場でもロンドンやドイツ、北欧などの主な市...

  • [米ドル円]クリスマス明け後の方向

    (米ドル円日足)昨日は東京市場だけが開いており開店休業状態の中でドル円はほとんど動きがなかった。今日はNY市場が開くだけで他の国は休みとなり依然として参加者は限られる。昨年は大きな動きが見られたが今年は静かな動きで始まるとみている。次の方向性としては円安ドル高を予想するが、年末から年初にかけて値動きが激しくなることが多くみられる。もしドル円を買ったとしても損切りは入れておきたい。ドル円予想レンジ: 1...

  • [ポンド米ドル]下げ止まりか小休止か

    (ポンド米ドル日足)今日もロンドン市場は休場となるためポンドの値動きは限られそうだが、ポンドは狙われやすい状況が続く。合意無き離脱懸念が再燃し高値から600ポイント余り下落したポンドだが一先ず下げ止まりとなっている。ここから更に下落幅を拡大するのか或いは踊り場となり反発に転じるのか見極めたい。通常であればクリスマス前にポジションの巻き戻しが入るものだがそれがまだ見られない。ポンド売りの勢いは依然とし...

  • [豪ドル円]76円の上値を意識

    (豪ドル円日足)クリスマス前に豪ドル円は高止まりで引けていることから上昇余力を残しているように見える。今日もシドニー市場はクリスマスで休場となるため大きな動きは期待できないものの、対ドルで買うよりも対円で買いを入れた方が安心感は高い。12月19日に付けた高値76円付近は今年の5月と7月にも上値が抑えられていたレベルであり意識される。このレベルを上抜くようなら今年の高値となる80円台が視野に入る。豪ドル円予想...

  • [全般]クリスマス明けの相場

    昨日はクリスマスで日本以外の主要な市場は休場となったため相場の動きは殆どなかった。昨年のクリスマス前後は世界の株式市場が急落しドル円も下落。25日は日経平均株価が1000円余り下落した。26日はNY株価が下落したもののドル円は反発するなど波乱のスタートとなった。その背景にはFRBの利上げ観測が浮上し米中協議への懸念、そして米政府の一部閉鎖といった不安要因が重なっていた。しかし、今年はFRBが金融政策を当面現行のレ...

  • [米ドル円]東京市場のみオープン

    (米ドル円2時間足)今日はクリスマスで世界の主な市場は休場となる中で東京市場だけが開いている。材料のない中で動きようがなく、昨日の11銭幅のレンジを更に下回る可能性が高い。しかし、昨年のこの日は日経平均株価が1000円余り急落。しかし、ドル円は既に売り込まれていたこともあり下落幅は限られた。寧ろその次の日は反発するなど低い流動性の中で荒っぽい動きとなった。結果、1月3日のフラッシュクラッシュに繋がった。市...

  • [ポンド円]唯一値動きのあるポンド

    (ポンド円30分足)市場はクリスマスモードに入る中でポンドだけが唯一活発な値動きとなっている。昨日もロンドン市場でポンドは売りからスタート。141円60銭から141円32銭に下落して始まった。その後買い戻しが入りNY市場で141円86銭まで上昇。この日のNY市場はクリスマスで短縮取引となっていることもあり、市場の流動性が極端に低い。結局早朝にポンドは141円18銭まで下落するなど往って来いとなっている。今日もどちらかに動きが...

  • [ユーロ円]ポンドと連動

    (ユーロ円時間足)昨日の欧州市場はドイツが休場となる中でポンド売りが強まるとユーロも攣られて下落。その後ポンドが上昇するとユーロが後を追うように上昇に転じた。結局この日はポンドに連動する格好で121円37銭から121円07銭で30銭の狭いレンジ取引となった。今日はロンドンやNY市場が休場となり参加者は東京勢のみで開店休業状態となる。値動きは東京時間だけということから、手を出せばそのまま動かずに明日を迎えることにな...

  • [全般]クリスマス閑散相場

    市場は完全にクリスマス休暇モードに入り閑散としたなかでドル円の値幅は11銭と開店休業状態が続いている。昨日の東京市場では海外がクリスマス休暇に突入したこともあり特に目立った材料のない中ドル円は小安くスタート。他の通貨も同様に動意が乏しかった。欧州市場では北欧やドイツが休場ということもあり薄商いの中でポンド売りから入るとユーロも攣られて下落。しかし、ポンドが1.29前半で反発に転じるとユーロも買われるなど...

  • [米ドル円]閑散相場

    (米ドル円4時間足)週明け東京市場でドル円は一時109円54銭まで上昇。先週末に発表された米PCEデフレーターが予想を上回り株価上昇がドル円を押し上げた。しかし、クリスマス休暇を控え市場は動意の乏しい動きから利食い売りなどに押される中で欧州市場では109円35銭まで押し戻された。NY市場で発表された米耐久財受注や新築住宅販売が予想を下回ったことで売りが強まる場面も見られたが下値は限定的。NY株式市場が三指数ともに史上...

  • [ポンド円]下落止まらず

    (ポンド円日足)1月末に離脱が決まったものの一年間の移動期間延長を回避する法案が可決するとの見方から再び合意無き離脱懸念が広がりポンド売りが止まらない。昨日もクリスマス休暇を控え閑散相場の中でポンドだけが大きく動いている。総選挙でポンドが大きく上昇したことで目先のポンドショートが切らされると同時にポンドロングに傾いた反動とみられる。クリスマス休暇を控える中でもポンドの売りが止まらないことから、いずれ...

  • [豪ドル円]中国リスク後退で豪ドル高継続

    (豪ドル円日足)米中協議第一弾が合意し、昨日は中国が1月より一部の関税引き下げを発表。米中協議進展により人民元が上昇に転じたことも豪ドル買いを促している。昨日も豪ドルは対ドル対円で買いが先行。欧米市場がクリスマス休暇を控え閑散相場の中でも豪ドルは底堅い動きを続けこの日の高値となる75円80銭を付けた。その後は利食い売りも見られたが堅調な地合いに変わりはない。今年7月末から下落した豪ドル円だが、ここにきて下...

  • [全般]クリスマス休暇控え様子見姿勢

    明日から本格的なクリスマス休暇に入ることから市場は様子見姿勢が強まるなかドル円は小幅な動きが続いている。週明け東京市場では先週末に発表された米PCEデフレーターが予想を上回る好調な結果を示したこともあり日経平均株価は上昇して始まった。ドル円も109円54銭とこの日の高値を付けたもののその後は株価の上昇幅が縮小するのに伴い上値の重い展開となった。欧州市場に入るとポンドが対ドル対ユーロ、そして対円などで売りが...

  • [米ドル円]クリスマス休暇の暴落は

    (米ドル円日足)昨年のクリスマスの時は株式市場が急落しリスクオフによる円買いが一気に進むという大波乱が見られた。今年は寧ろ警戒し過ぎて「羹に懲りて膾を吹く」の状態となっている。米中協議第一段階合意やブレグジットの進展もあり本来であればリスクオンからドル円は110円を上抜いていてもおかしくはない。昨年の恐怖がドル円ロングポジションを持ちにくくしているのであれば上昇のポテンシャルが高いとみることもできる。...

  • [ポンド円]投機筋の的ポンド円

    (ポンド円日足)1月末にEUからの離脱が決まったものの来年末の移行期間延長を回避する法案が採決されることで再び合意無き離脱へのリスクが高まった。ポンドは上下に激しい動きとなったことでかなり相場が傷ついたとみられる。クリスマス休暇の間は特に材料がないことからポンドは投機筋の的になりやすい。方向感がないだけに流動性が低下し上下に振らされるなかで、損切りを遠くに入れたとしても切らされる可能性が高い。相場が動...

  • [ユーロ米ドル]ドル高でユーロの上値抑えられる

    (ユーロ米ドル日足)先週はポンドの上昇につられて上昇した反動もあり週末には下落幅を拡大。1.11ドルを下回ると断続的に損切りを巻き込みながら1.10後半まで下落した。大分ユーロロングは切らされた観もありクリスマス休暇中動きは鈍くなりそうだ。ただ、米長期金利が上昇し始めておりドル高がユーロを更に押し下げる可能性が高いとみている。12月6日に付けた安値1.1040を下回ると1.1ドル割れも視野に入る。今週のユーロドル予想レ...

  • [全般]クリスマス休暇入りで流動性低下

    先週はブレグジットを巡りポンドが大きく上下に振れるなどリスクが高まる一方で米中協議の進展期待からNY株式市場は最高値を連日更新。方向感の定まらない週となりドル円は小幅な値動きに収まった。先週末のNY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新するなど市場全体にリスクオンの動きが強まった。この日発表された米GDP確定値は2.1%と前回と変わらず予想通りとなった。また、PCEデフレーターも予想通り堅調な伸びとなったこと...

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