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2007/06/19

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  • バッケ(蕗の薹)

    きょうは、朝に雪がうっすら積もり、曇り時々晴れて、一日中小雪がちらつきました(-1.3~3.0℃/西風)。 道沿いに、バッケ(仙台他東北でフキノトウの事)が顔を出していました。寒い寒と言っても、ここは日当たりが良いのか、残雪の間から瑞々しい翠玉が、早くも花を綻ばせていました。サハリン~九州の他、朝鮮、中国にも分布し、日本では全国の山野に生育するフキ(キク科)の、雌雄異株の花の蕾で、早春、葉の出るより...

  • ウメ(梅)

    きょうは、晴れたり曇ったりで、良く風花が舞いました(-2.2~4.7℃/北西風)。 森の外れで、ウメ(バラ科)が咲いていました。気付きませんでしたが、大分前から咲き出していた様で、既に何輪もの紅梅が、春の香を漂わせていました(仙台での平年開花は2/27)。中国原産で、古い時代に渡来したと言われる(日本にも自生していたとの説も)、樹高5-10mの落葉高木です。卵形の葉は互生して先が尖り、周囲が鋸歯状。2-4月、葉に...

  • キンクロハジロ(金黒羽白)

    きょうは、大体晴れました(0.0~5.8℃/西北西風)。 川に、キンクロハジロ(カモ科)がいました。 今日は珍しく20羽近く、パンダ柄の身を翻し、何度も何度も潜っては、魚を捕っていました。ユーラシア大陸の中緯度に広く分布・繁殖し、南西ヨーロッパ~アジア中南部で越冬する全長40-47㎝、翼開張67-73㎝の潜水性の鴨です。日本では全国の河川、湖沼、湾等に冬鳥として訪れ、大群を作ります。繁殖期の雄は後頭の羽毛が伸長し...

  • ケンポナシ(玄圃梨) の果実

    きょうは、晴れたり曇ったりで、午後は雪が良く舞って、一時うっすら積もりました(-1.0~6.5℃/北西風)。 道沿いのケンポナシ(クロウメモドキ科)の木に、実が沢山付いていました。落ちているかと探すと、雪面にぽつぽつと、不思議な形の塊があって、久し振りに人齧りすると、懐かしい梨に似た味でした。北海道(奥尻島)~九州の他、朝鮮、中国等の山地の林内に生育する樹高15-20mの落葉高木です。樹皮は暗灰~灰褐色で、大...

  • オケラ(朮)の果実

    きょうは、晴れ時々曇りました(17,6~21.2℃/北東風)。 道端に、オケラ(キク科)の果実がありました。陽を浴びて金華の様に輝き、胸飾りにでもしたくなりました。本州~九州の他、朝鮮、中国東北等の山野の日当りの良い所に生育する、高さ50-100cmの多年草です。雌雄異株。茎は細くて固く、葉も固く光沢がありますが、始めは白い軟毛があります。縁には棘状の鋸歯があり、長柄があり、茎の下部では3-5裂の奇数羽状複葉...

  • ノキシノブ(軒忍)

    きょうは、朝雪がちらつき、日中は良く晴れて、晩に又雨や霙、雪が降りました(0.2~7.3℃/北風)。 樅の倒木に、ノキシノブ(ウラボシ科ノキシノブ属)が生えていました。裏返っている葉を見ると、胞子嚢が美しく並び、近寄ると、美味しそうな牡丹餅にも見えました。朝鮮、中国、フィリピン等に分布し、日本では北海道南部以南の各地の大木の樹皮上や崖、急斜面の地表等に生育する常緑羊歯植物です(着生植物)。葉は長さ12-...

  • スエコザサ(寿衛子笹)

    きょうは、晴れ後曇りました(-0.8〜7.5℃/西風) 森の道沿いに、スエコザサ(タケ科) が生えていました。小さな群落でしたが、その周りのアズマザサとは明らかに異なり、葉のうねりは勿論、その両面、殊に表の細毛が目立っていて、触れてもざらざらしました。主に宮城県以北の東北地方の山野に生育する、高さ1-2mの笹です。アズマザサの変種で、葉の縁が裏面に巻き、縦に海鼠状の皺が出て、表裏に毛があるのが特徴です。植物...

  • イヌエンジュ(犬槐)の果実

    きょうは、晴れ時々曇って、時折雪が舞いました(2.2〜5.7℃/北西風) 道沿いのイヌエンジュ(マメ科イヌエンジュ属)に、実が下がっていました。風花が舞う青空をふと見上げると、鳥除け鳴子の様な莢が、夕陽に朱く染まっていました。北海道〜九州の山地の林縁、川岸、湿地の周辺等に生育する、高さ約15m程の落葉高木です。樹皮は緑褐色で平滑、丸い皮目があります。葉は奇数羽状複葉で、小葉は4〜7対あり、長さ3〜6cmの卵形...

  • シッポゴケ(尻尾苔)

    きょうは、晴れ後曇りました(-0.5~8.1℃/南南東風)。 林床に、シッポゴケ(シッポゴケ科)が生えていました。斑雪と落葉の間から、ふさふさの水草を思わせる、鮮やかな緑の葉をくねらせていました。朝鮮、中国、ロシア等に分布し、日本では全国各地の、亜高山~低山の半日陰地の腐植に富む地上等に群生する、高さ8~10㎝の苔(蘚類)です。白い仮根で覆われ、葉は細長い8~10㎜の披針形で、胞子体は1本。尚、シッポゴケはシッポゴ...

  • メジロ(目白)

    きょうは、晴れ時々曇りました(-2.3~1.9℃/北西風)。 森の外れに、メジロ(メジロ科)がいました。チュルチュル言いながら、数羽が藪から藪にと飛んでいましたが、灌木に止まるときょろきょろして、一瞬鮮やかな鶯羽を見せて東~東南アジアに広く分布し、日本では北海道中部以南の山地~低地に、留鳥(又は漂鳥)として生息します。全長約12㎝、翼開長約18㎝。雌雄同色。上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。下...

  • オオバン(大鷭)

    きょうは、晴れ時々曇って、一時小雪が舞いました(-1.9~4.3℃/北西風)。 川に、オオバン(クイナ科)がいました。一羽だけでしたが、黒服で首振り乍ら、振り返ると、紅玉の眼がきらりと光りました。夏にヨーロッパ、シベリア、朝鮮等で繁殖し、冬に東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠等で越冬します。 日本では夏に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬には本州以南で越冬します(冬鳥又は留鳥)。全長32-39cm、翼開張70-80...

  • ボタンヅル(牡丹蔓)の果実

    きょうは、晴れたり曇ったりで、時折雪が舞いました(-1.7~6.8℃/東北東風)。 道沿いの灌木に、ボタンヅル(キンポウゲ科)が絡まっていました。小さな果実が、白鳥の羽毛の様な綿毛を付けて、きょうは何か、餌に集まる幼魚にも見えました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の日当たりの良い所に生育する、有毒の蔓性多年草です。蔓の長さは2-4m程になり、長い葉柄を持つ葉は1回3出複葉で対生し、小葉は長さ3-6cmの卵形で縁は鋸...

  • アカネ(茜) の果実

    きょうは、晴れ後曇りました(9.2~19.0℃/西南西風)。 道端のアカネ(アカネ科)に、実が生っていました。まだ青っぽいものもありましたが、黒い実がたわわに付いていて、一つ齧ると、甘苦い味が広がりました。本州~九州の他、中国、朝鮮等の山野の道端や林縁等に生育する蔓性多年草です。四角い茎には細かい刺があり、他の植物等に引っかかりながら伸びます。葉はハート型で4枚輪生する様に見えますが、内二枚は托葉が...

  • オナガ(尾長)

    きょうは、朝までに雪が数㎝積り、曇り時々晴れて、晩方に又雪が数㎝積りました(-2.1~1.2℃/北北西風)。 森の外れに、オナガ(尾長)がいました。しんとした雪の中、数羽がぎゅいぎゅい鳴きながら、木々の梢から梢へ飛んでは止まって、ここだけとても賑やかでした。ユーラシアの極東部と西端部のイベリア半島に分れて分布し、日本では東北南部~関東中部の低山地~平地の比較的明るい森や、樹木の多い市街地等に留鳥として生...

  • ツルウメモドキ(蔓梅擬)

    きょうは、晴れたり曇ったりで、時折風花が舞いました(0.3~6.6℃/北西風)。 道沿いの藪に絡まるツルウメモドキ(ニシキギ科)に、実が生っていました。既に黄色い果皮ばかりのものが多いのですが、中には不味いのか、真朱な種子が沢山残る枝もあって、見事でした。朝鮮、中国、クリル等に分布し、日本では北海道~九州の山地~低地の林内等に生育する、雌雄異株の落葉性の蔓性木本です。葉は長さ3.5-0cmで、先は尖ります。5-6...

  • トウゲシバ (峠芝・峠柴)

    きょうは、曇り時々晴れました(-0.7~7.7℃/南風)。 森の林床に、トウゲシバ (ヒカゲノカズラ科) が生えていました。斑雪の間から、青々と瑞々しい叢が、茎に金粒を一杯付けて、元気よく盛り上がっていました。東~東南アジア等に広く分布し、日本では北海道~沖縄の、森林内のやや湿った日陰に生育する常緑性の多年草、シダ植物です。高さ10~20cm 。葉は細い線形で、縁に細かい鋸歯があります。胞子嚢群は、他の羊歯類と異...

  • ソシンロウバイ(素心蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)

    きょうは、曇り時々晴れて、時折雪が舞いました(1.4~7.3℃/北西風) 川岸のソシンロウバイ(ロウバイ科)が、咲き出していました。勿論植えられたものですが、檸檬色の花に出逢い、えも言われぬ芳香を嗅ぐと、真先の春到来を感じます。中国原産で日本には江戸期に渡来した高さ2-4mの落葉低木です。幹は、地際から分枝して株状になります。葉は対生し、長楕円〜卵状長楕形、鋭尖頭で、基部は楔形、縁は全縁。早春、葉の出...

  • シジュウカラ(四十雀)雌雄

    きょうは、朝までに雪が数㎝積り、曇り時々晴れて、一日中雪が舞いました(-1,8~4.0℃/西北西風)。 道沿いの山桜に、シジュウカラ(シジュウカラ科)がいました。番いと思われる雌雄(お腹の黒帯の太いのと細いの)で、、風雪を避けてか、仲良く並んでじっとしていました。ユーラシア大陸に広く分布し、日本では全国の山地~平地の森や、樹木のある市街地にも生息・繁殖する留鳥です。全長15cm 程。食性は昆虫やクモ等の主と...

  • ハマキゴケ(葉巻蘚)

    きょうは、晴れ時々曇って、晩方から雪が降りました(-0.3〜4.7℃/西北西風) 道沿いの石垣に、ハマキゴケ(センボンゴケ科ハマキゴケ属)が生えていました。庇の下の乾いた所では、茶色く丸まっていましたが、多くは雪に濡れて、緑の小薔薇の様に開いていました。本州〜沖縄の、人里等の日当たりの良い石垣、岩、コンクリート壁等に生育する、高さ(長さ)0.5~1㎝の小形の蘚類です。茎は直立し、中心束があり、葉は長さ1.5~2...

  • コナアカミゴケ(粉赤実苔)

    きょうは、一日中雪が降り続き、時折吹雪となって、数㎝積もりました(-1.9~5.7℃/西北西風)。 道沿いの標識に、コナアカミゴケ(ハナゴケ科)が生えていました。何時もなら、燐寸状の小針が立ち並ぶ木杭上に、厚めの雪が覆って、はみ出た青磁の子柄と真紅の子器が、一層鮮やかに見えました。高山~低山の切株や倒木、岩上、地上にも生育する地衣類です。長さ1~3cmの子柄は枝分かれせず、全体が粉芽と呼ばれる粒状体で...

  • オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

    きょうは、雪後霙、後雨になりました(-1.3~4.4℃/西北西風)。 森の外れの畑に、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)が咲いていました。凍ってカチカチになった雪の間から、瑞々しい緑葉と空色の花が、元気よく立ち上がっていました。ヨーロッパ原産の帰化植物で、全国の路傍等日当たりの良い場所に生育する、草丈10-20cmの越年草です。茎は良く分枝し、地面を這うように広がります。葉は対生し、1-2cmの卵円形で粗い鋸歯が...

  • イタチ(鼬、鼬鼠)の足跡

    きょうは、良く晴れました(1.0~8.0℃/北北西風)。 溜池に、イタチ(イタチ科)の足跡がありました。凍った氷面を横切って、小さく愛らしい足跡が、二つずつきちんと揃って伸びていました。本州~九州等の山地~平地の水辺近くに生息し、主にカエル、カニ、小魚等の水生小動物やネズミ類、昆虫類等を捕食します。日本固有種で、頭胴長は雌16-25cm、雄27-37cmで、尾長は雌7-9cm、雄12-16cm。青葉山では、沢沿いや広瀬川沿いで...

  • 一月観(視)察会

    きょうは、新年初の観(視)察会。暮れから降り続いていた雪もこの数日で大分融けて、晴れて斑雪の、清しく穏やかな初歩きになりました(-1.7~9.5℃/西北西風.)。大学構内では、サザンカとツバキの葉っぱの違い、スイカズラやヘクソカズラの実、まるで生きている様なニイニイゼミの空蝉、クヌギの虫瘤、赤く美しいイイギリの果房等観ながら森に入ります。森は森閑として、斑に残る雪面には無数に、動物や野鳥達の足跡が付いています。...

  • ノウサギ(野兎)の足跡

    きょうは、晴れたり曇ったりでした(-1.2~7.3℃/北西風)。 道沿いに、ニホンノウサギ(ノウサギ科)の足跡がありました。数羽が動き回っているのかも知れませんが、あちこちに沢山あって、開発等で急速に少なくなっているだけに、嬉しくなりました。本州~九州の亜高山~低地の森林や草原等に生息する、体長45-54cm、体重2-3.5kgの日本固有の兎です。植物食で、葉、芽、枝、樹皮等を採食し、群れは形成せず単独で生活し、塒...

  • カケス(橿鳥、懸巣、鵥)

    きょうは、朝にうっすら雪が積り、後晴れて時折風花が舞いました(-2.4〜-0.7℃/西北西風)。 林縁に、カケス(カラス科)がいました。ジャージャー言いながら目の前に飛んで来て、アッと思う間に、又遠くに消えて行きました。アフリカ北部やユーラシア中部~南部に分布し、日本では本州~九州の山地~平地の林内に生息する、全長33cm程の留鳥又は漂鳥です。成鳥は額~頭頂が白黒の斑模様で、喉と腹は白、目の周囲や尾羽は黒、後...

  • アカゲラ(赤啄木鳥)

    きょうは、晴れたり曇ったりでした(-3.8~5.2℃/北西風)。 道沿いの木に、アカゲラ(キツツキ科)がいました。赤い帽子の雄で、木から木へ移っては、するすると上り、暫し止まっては、幹をコンコン突いていました。ユーラシア中北部、サハリン、日本等の平地~山地の落葉広葉樹林等比較的明るい森を好み、昆虫の他、果実、種子等を食べて暮しています。全長(翼開長)23cm。雄の顎線や頭は黒く、後頭や下腹、下尾筒は赤。...

  • カワラヒワ(河原鶸)

    きょうは、昨日の雪が残り、日中はだいたいはれました(-3.3~2.0℃/北西風)。 森の入口で、カワラヒワ(アトリ科)の群れに出逢いました。数百羽の大群で、青空を背に迫力ある編隊飛行を続けていましたので、始めマヒワかと思いましたが、コロコロ言いながら杉の木に止まったのを観るとそうで、当種もこんなになるのかと感心しました。カムチャツカ~中国南部に分布し、日本ではほぼ全国の低山~低地のモリヤ市街地の候長15cm、...

  • ヘクソカズラ(屁糞蔓 / 屁臭蔓)の果実

    きょうは、一日中雪が降ったり止んだりで、数㎝積りました(-2.2~0.2℃/北風)。 道沿いの灌木に絡まるヘクソカズラ(アカネ科))に、実が生っていました。降り頻る雪を被って赤々と、印象とは違って美味しそうにも見えましたので、一つ齧ると、口に甘みが広がりました。日本の他、東アジアに広く分布する蔓性ました。多年草です。蔓は下部では太く木質化し、葉は対生し、長さ4-10cmの楕円~細長卵形で先は尖り全縁...

  • アオゲラ(緑啄木鳥) ♂

    きょうは、大体晴れました(-0.3~4.9℃/北西風)。 森に、アオゲラ(キツツキ科)がいました。遠くでケッケッと鳴いていたと思ったら、近くの枯木に飛んで来て、又ケッケッと言いながら上へ上へと昇って、暫しコンコン突いて、又遠くに飛んで行きました。日本固有の留鳥で、3亜種が本州~屋久島に分布しますが、亜種アオゲラは本州の亜高山帯~低山の森に生息する、全長30cm程の大型の啄木鳥です。背は灰緑~緑褐色で、頬...

  • アトリ(花鶏)

    きょうは、朝にうっすら雪があり、日中は曇り後晴れました(-2.8~6.5℃/南風)。 道沿いのアズキナシの木に、アトリ(アトリ科)がいました。多くの群れが、高木の梢に止まって、目を凝らせば、ほぼ実の落ちた柄先を盛んに突いていました。ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬は北アフリカ~中央アジア、中国、朝鮮等に渡って越冬します。日本にはシベリアから秋に冬鳥として渡来し、山野で果実、植物種子、昆虫、節足動物等を食...

  • 初日の出

    新年 あけましておめでとうございます 昨年中は 大変お世話になりました また 「きょうの青葉山」を見ていただき ありがとうございます この一年、猛威を振るったコロナ禍の下、本当に大変な年でしたが 展望台からの初日出は七時半頃 厚い雲間から、大きく、赤く耀く姿を見せてくれました 青葉山は今 放射光施設等の大規模...

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