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中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」 https://blog.goo.ne.jp/tsurigadaisuki

磯釣スペの連載の中で書ききれなかった事柄を公開。他の「外遊び」についてもここで語りたいと思います。

昆布1860
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2007/06/13

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  • 2023年の総括

    総括の前に、2023年の最終釣行から。年末は、荒天のために思うように乗船出来なかった兵庫県北の、柴山の豊洋丸さんに乗って落とし込み釣りに向かった。しかし、釣期のピークを過ぎていた事と、潮況の悪さから、肝心のイワシが殆ど掛からず大苦戦。正午過ぎまで全く何事も起こらないまま、ボウズを覚悟した頃になってイワシが掛かり始め、ようやくロッドが絞り込まれていった。●ようやくのファイトシーン●いつものフカセ釣りとは勝手が違って真上方向に引き上げるだけなので、「ブリかも?」という思いもあったが、姿が見える頃になって魚体を横にしていた事からヒラマサと確信。そして無事にゲットした。●メーターに少し足りない●大喜びするようなサイズではなかったが、当日の状況では納得出来るサイズだった。●98cmのヒラマサ●以後に続く魚はハマチだ...2023年の総括

  • ’23 経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ 晩秋~初冬 その2

    今回も時間がなく、超短縮版で。繁忙期の中、休みが取れた事と出船可能日が重なって、この時期としては奇跡的に釣行が可能になり、いつもの日本海41さんに乗船して、経ヶ岬沖へと向かった。中盤までは天秤仕掛の投入を繰り返したが、思うような釣果が得られず、苦悩の時間が続いた。「もしかして?」というのもあったので、途中から完全フカセ釣りに切り替えたのだが、そこそこ釣りこなせそうな流速だった。●100mあたり5分45秒●しかし、それは中層までを攻めていたときの事であり、底潮に入るとブッ飛んでいった。周囲を見れば天秤仕掛に120号以上のオモリを背負わせても45度近くの角度になっており、「これではダメ。」と、再び天秤仕掛に戻す事になった。この日の狙いはメダイであったが、明らかに食い渋り傾向となっていて、前アタリの後にロッドを...’23経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ晩秋~初冬その2

  • ’23 経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ 晩秋~初冬 その1

    本業が繁忙期のため、あまり時間がないので…。今秋は暖かく、北系の風は、たまにしか吹かなかったが、その「たま」がボクの予約日に当たる事が多く、しばらく釣りの現場から遠ざかっていた。ようやく11月の最終週に乗船可能となり、舞鶴へと向かった。乗船したのは西舞鶴の倉丸さん。ボクとの相性は良く、ヒラマサの舞鶴での自己記録(119cm)や75~96cmを10本という釣果もこの船での成績なので、期待を膨らませながら経ヶ岬沖へと向かった。まずは今秋好調なメダイを天秤仕掛で狙ってから白石グリで完全フカセ釣リに移行するプランだったのだが、お目当てのメダイがなかなか顔を出さず、思いの外手間取ってしまった。そんな中、ようやく80cm級が船首方向でゲットされたのだが、後が続かない。待ちくたびれてダレ始めた頃、ようやくボクのロッドが...’23経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ晩秋~初冬その1

  • 荒天続き

    ボクのホームグラウンドは日本海側なので、この季節になると、荒天で出船不可の日が増えてくる。このところの週末は例外にはならず、悶々とした日々を送っている。更新はいつになるのやら…。荒天続き

  • クエ釣りに思うこと ~その2

    クエが若狭湾周辺でも釣れることが判った初期は、道具選びも手探りであったが、そこから徐々にエスカレートしていったように思う。だが、「竿とリールで¥300000超!」といった不必要に高い投資額で敷居を高くする必要はなく、「そこそこ」の投資でも十分対応が可能だと思っていた。直接の知り合いではないが、ボクと親交のある船長である、晴海丸(福井)の友人に「K’S」という、ルアー船の船長がいらっしゃって、その方が現在、福井から五島列島(福江島)に移住して、季節ごとにヒラマサ狙いのルアー船として営業していたり、クエ釣りの職漁師として操業している。先日そのK'Sのブログを見ていると、クエ釣りについて熱く語っていた。その内容は職漁師から見た現実的なタックル選びで、日頃からボクが感じている事の多くを代弁してくれているようなので...クエ釣りに思うこと~その2

  • クエ釣りに思うこと ~その1

    「経ヶ岬周辺で大型クエが釣れる!」という事がわかって、かれこれ5年以上が経った。初期は「アジの泳がせや、落とし込みで、正体不明の魚にやたらと切られるので、どんどん仕掛けを太くしていくと…。」という流れの結果だった。足繁く通い詰めていたワケではないが、その初期段階から「時たま」だが参加していたので、この地域で小さいながら自分が初めてゲットした瞬間は大感動だった。古くからの釣り師ならご存知のように、この魚は「幻」に近く、ボクが30年以上続けていた磯釣り師だった時代は、自分で釣ったのは小型が2本のみで、後は他人が釣ったのを現認した事が3度あるのみだった。だからこそ、この魚の貴重さは理解しているつもりだ。現在のようにこの地区で釣れ続けているのは、温暖化で生息域が拡大している影響があるのかも知れないが、「釣れないも...クエ釣りに思うこと~その1

  • ’23 柴山沖のクエ釣り ~その3(釣行5~7回目)

    前回の投稿を見ると心配される方もいるようだが、釣りは釣りでちゃんと継続はしている。しかしながらお見せできるような釣果は得ておらず、胸を張って更新できずにいたのだ。柴山沖のクエ釣り「5回目」はアタリすら無く、船内全員が丸ボウズで終わった。「6回目」では、日没寸前で右隣が「居喰い」をアワセて9kgをゲットしたのだが、全体でそれ以外にアタリは続かず、副業で竿を出していた、ただのアオリイカ釣りになってしまった。●胴長24cmまでを16パイ●「7回目」は、船首方向で他船でもよく会っていた、「Oさん」が、日没寸前に22kgのクエをゲットしたのだが、この魚は刺さったハリに付いていたエサ以外にもう1本エサを咥えていた。それは5分ほど前にボクが根掛かりを起こした際に外れてしまったエサだった。なんともツイていない展開だったが...’23柴山沖のクエ釣り~その3(釣行5~7回目)

  • ウマく表現できないけれど…。

    ウマく表現できないけれど…。10年以上前からの付き合いが突然に、袂を分かつ日がやってきた。原因は直接私には関係なく、周囲で起こっている事で、その解決には私の力が全く及ばない状況だった。その事についてはなんとなく雰囲気で感じていた程度だったが、事情を詳しく知らされたのは、ボクに下された極刑=出入り禁止と同時だった。そして、そこで知り合った人たちに事情説明すら出来ないうちにその場を去ることになった…。だが、これ以上は書かないし、書きたくもない。ダグラス・マッカーサーが退任の際に遺した言葉と同じ「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」とだけ言っておこう。ウマく表現できないけれど…。

  • ’23 柴山沖のクエ釣り ~その2

    隣で食い逃げがあった後で、誘いをかけてやると「らしき魚」が食ってくれて…。送り込んで、走ったと思った瞬間に大アワセを入れてやり、ガッチリとフッキング!。腰だめで浮かしにかかった瞬間に切れてしまった。どうやら走った際に既に根ズレを起こしていたようだ。ラインは一切出していなかったから、こちらに不備は無かったと思うが、どうにもこうにもツキが無かった。これもクエ釣リ。ガマンにガマンを重ねての1本が価値ある1本である事は解っているが、頭の中でグルグルといろんな思いが巡っている。個人的な朗報があって、船長が計測した重量計測器に2~3kgのズレがあったことが判明したのだ。という事は前回のクエは14kg強と9kg強だったという事になる。だがそうであっても自己タイ記録なので、別に嬉しい話ではないのだが…。後数回チャンスはあ...’23柴山沖のクエ釣り~その2

  • 柴山沖のクエ釣り

    少し前に触れていたが、一昨年の11月に落とし込み釣りで12kgのクエをゲットし、「居る事は判っている、後は誰かが船を出してくれるのを待つだけ。」と思っていた柴山沖。気づけば今夏から大吉丸さんがチャレンジを開始しており、好成績を叩き出している。恐らく30kg級のゲット数は二桁に入る勢いで、それ以下を含めた総数はかなりの数に昇っている。かく言うボクも柴山でのチャレンジを開始していたのだが、初回に白イカのゲソだけを抜かれた事と、よそ見をしている最中にアタってのスッポ抜けがあったきりでボーズが続いていた。そんな中4回目のチャレンジが始まった。当日は午前1時30分発、午前9時帰港の深夜便だった。還暦を迎えつつある身には堪える時間帯での釣りだが、「目指せ30kgオーバー!」のスローガンの下、集中力を絶やさず頑張ってみ...柴山沖のクエ釣り

  • 夏の潮

    前回のバラシが悔しくて、続いて鷹巣沖へと向かったが、この地域ではブッ飛び状態と言って良い速さの潮流が差していた。しかも、上層の方が速いという悪条件だった。●100mあたり約4分●そのため、前回のポイントは攻めきれないと判断し、浅場へと向かったのだが…。水深35mラインでの展開だったが、どう攻めてもイサギがチョロっと顔を出した程度だった。違ったパターンで攻めていた同船者には尾長&口太グレがポツポツとアタッていたのだが、両魚共、前年までは居着いて居なかった魚だけに、海況の変化を感じずには居られなかった。思い返せば6月頃からこの海域では対馬海流からの強い分岐流が流れていて、付く魚の変化はその影響だと思われる。当日は潮流、水温も含めてまだ真夏の状態であり、ヒラマサの顔を見るどころか、超貧果になり、画像を撮る気にも...夏の潮

  • 8月の釣行記

    玄達瀬は禁漁となったが、8月中に他の釣り場を訪れていた。トピックとしては、兵庫県柴山沖でクエ釣りが始まっていて、それに参加したことが挙げられる。実はこの地では2021年の11月にボク自身が落とし込み釣リをしている際に12kgのクエを釣っており、存在の確認は済んでいたので「クエ狙いで出してくれる船は無いものか…」と探していた。そんな矢先、柴山港発の大吉丸さんがチャレンジを始めたと聞き、急いで乗船したのだが、1回目は「ゲソ抜き」と、よそ見をしている際に舞い込んだロッドを慌てて掴んでの「スッポ抜け」で惨敗し、次いで2回目はかすりもしないままに終わった。以後は予約を入れようにも空きがなく、指を咥えてインスタグラムの釣果欄を眺めていたのだが、9月に予約が取れたため、再チャレンジに期待している。完全フカセの方は、例年...8月の釣行記

  • 休刊日

    お盆休みにつき釣行予定はなく、よって休刊です。休刊日

  • ライン節約大作戦

    近頃、完全フカセの仕掛ではハリス強度ではなく、ライン(道糸)強度の方が重要だと思うようになっているが、今回はその話。■ラインの役割■完全フカセ釣りでの、実際のやり取り中の感覚では、主にハリスが根ズレ担当で、「パワー対パワー」の引っ張り合いを負担しているのはラインの方だと感じている。よって不用意に古いラインは使えない。また、ライン(道糸)とハリスの太さが逆転しているケースが多く、例えば6号や7号ラインに8号ハリスは当たり前だから、その意味でもだ。引っ張り合ったラインは伸びることでショックを吸収するので、伸びた後は当然縮む。余談だが、その縮もうとする力は半端なく強力で、この春にシーボーグ600MJのスプールが破壊されてしまう事件?に遭遇したが、その原因はラインの縮む力だった。リールのスプールエッジ側に食い込ん...ライン節約大作戦

  • '23 玄達瀬釣行 ~5回目(今期最終釣行)

    ■不安定だった玄達瀬■所要のため、予定していた釣行が不可になったので、今回が2023年の最終釣行となってしまった。いつものように1時間強の後悔の末に現着すると、一見すると程良い速さの潮流が差していた。●100mあたり6分強●船長曰く、「120m付近でアタリが出るだろう。」とのことだった。一投目はクッション水中のみで150m付近まで探りを入れてみたが、低層はあまり動いている様子はなかった。距離と上下の流速差から、「100mで1分の停止を入れた方が良いだろう」と思い、それを実践。すると116mでラインが徐々に加速を始めた。これをアタリと判断してクラッチをオン。最高速で巻き取った後に大アワセを入れるとグンッとロッドが絞り込まれていった。ファーストランの様子から、「メーターを少し超えているかも?」との予想の下にや...'23玄達瀬釣行~5回目(今期最終釣行)

  • 太糸の話

    以下に同様の記事を記したが、今年の玄達瀬で起こっているバラシ連発について思うことがあるので、再度掘り起こしてみた。■ラインの太さ■玄達瀬釣行の釣果欄で「バラシ多数」という記事や、中には「15~16発バラシ!」という記事を見かけるが、殆どが7号ラインを使用しての話だと思われる。何度も根ズレが連発するのはハリスが細いからドラグでラインを送り出す必要に迫られるからであり、高切れを起こすのは、傷が入っているのは論外として、通常はラインとハリス強度バランスが合っていないからだ。他の釣りスタイルであれば、メーターオーバーのヒラマサ狙いでは、例えばルアーでトップを狙う場合や活きエサを使う泳がせだと、リーダーやハリスは20号以上が当たり前であるのにも関わらず、完全フカセ釣りでは7号ラインに太くて10号ハリス、中には近場と...太糸の話

  • '23 玄達瀬釣行 ~4回目

    結論から言うと大ハズシで、まさかのヒラマサ・ボーズを喰らってしまった。当日は、流速的には充分に釣りこなせる速さの潮が差していた。●100mあたり3分●よって、「さほどの苦労もなく、なんとかなるだろう。」と考えていた。とりあえずはもう少し流速が収まるまでは、前回成功した8号ラインをロッドに通し、発泡ウキ7番を1個装着してスタートさせた。しかし…。恐らく上潮と底潮に流速差があったのだろう。上層に浮上するヒラマサはなく、全くアタリを捉えることは出来なかった。「ならば、マイナス方向に」と、2B程度まで打ってはみたが状況は改善しなかった。船長との協議で、潮流が収まるまでは深場を一旦諦めて、攻略し易いであろう、やや浅いポイントに入ったが、1度何かのアタリを捉えた後に続くアタリは無く、小移動を行っても傾向は変わらなかっ...'23玄達瀬釣行~4回目

  • '23 玄達瀬釣行 ~3回目

    玄達瀬の解禁期間も気づけば中盤に差し掛かっている。ここまでを振り返ると、例年なら直接ブチ当たる事の多い、対馬暖流から別れた強い支流が鷹巣沖と玄達瀬の間を抜けていて、玄達瀬の周囲はそれに引かれる不安定な潮がグルグルと回ったり、酷くなると完全に潮裏になって止まってしまったりで、ヒラマサの活性が上がらず、その移動範囲も狭くなっていた。そんな中でも、ピンスポットに入れた船だけがそこそこの釣果を上げている状況だったが、釣行前日辺りから強い支流が差し始めた結果、新しい群も入って好転の兆しを感じられるようになっていた。■深場のポイント■この海域での釣りではいつもお世話になる晴海丸さんに乗船し、1時間強の航海で現着した。まずは、玄達瀬としては深場に入り、そこからカケ上がるポイントを攻める事になった。潮流は3回目にしてよう...'23玄達瀬釣行~3回目

  • 回るリール、回らないリール

    2回目の玄達瀬釣行では「回らないリールを駆使してヒラマサをゲット」というテーマを持って釣行していた。ボクが玄達瀬でメインに使用しているラインが10号なので、それが300m近く巻けるキャパのリールがベストなのだが、その観点で選んだ、現在メインで使っている元祖シーボーグ750MTは機関がヘタリ気味なのに加えて他機種からのパーツ流用でツギハギだらけになっている。●代替パーツだらけの750MT●そんな中、次世代機として頼りにしていたダイワ・シーボーグ600MJが、何と、巻いたフロロカーボンライン6号の縮む力でスプール軸周りが破損するという、信じ難い欠陥が発覚したため、釣り人側で対策をしないと完全フカセ釣りでは怖くて使えないことが判明した。この件に関しては、メーカーから対策法と説明があったが、ほとんどが納得出来ない...回るリール、回らないリール

  • '23 玄達瀬釣行 ~2回目

    相変わらず好調な白石グリを尻目に、パッとしない状況が続いている玄達瀬。「そろそろ撒きエサも効いて、イイ思いをするだろう。」との思いで、現地へと向かった。しかし、前回とほぼ同じ流速で「らしくない」潮流が差していた。●100mあたり10分少々●しかも解禁して以降、好調だったエリアには不利に働く北方向からの上り潮になっていた。それを受け、潮流に合ったポイントへと早々に進路変更し、そこでスタートとなった。開始早々釣友が中マサを掛けたが、こっちは無反応。とある理由(来週以降で記すネタ)から、しばらく経ってもアタらず、手を変え品を変えでようやくアタリを捉えたが、それはブリ族からのモノだった。発泡ウキの7番を1個や7番+6番という設定だったが、隣の釣友と似たようなセッティングであるにも関わらず本命は掛かってこない。こう...'23玄達瀬釣行~2回目

  • '23 玄達瀬釣行 ~1回目

    とうとうやって来た玄達瀬の解禁日。好天に恵まれて意気揚々と現地へと向かった。現着すると、解禁日に好調だったエリアは情報が漏れたのか、他船が集中してアンカーが入れられず、仕方なく別のエリアに入って釣ることに…。そこでは急潮で苦労することが多かった経ヶ岬沖とは違って、緩やかで、「らしくない」スピードで潮が流れていた。●100mあたり10分●しばらく流してみたが、思わしくなくて移動し、そこでいきなり中マサをゲット。続いてマダイやイシダイも掛かってきたことからリーチ感はあったのだが、一番の引きはブリになり、ヒラマサは不発に終わってしまった。●食ってみると、味は良かったものの…●どうやらこの日のヒラマサは玄達瀬全体に散っている様子はなく、仕方無しに混雑ポイントに戻ってみると、空きスペースが出来ていたため、そこで仕切...'23玄達瀬釣行~1回目

  • 「釣りバカ説:研究者論」の話

    何年か前に「ヒラマサの回遊」について記事を書いたけれど、それから経験を積み、現場で感じた事を集積した現在では、「おおよそこんな感じでヒラマサが回遊しているのでは?」というのが、ボクにはあった。そんな中、息子の先輩に、釣り好きが高じて水産系の研究機関に就職した人が居て、この人と4月に釣りをしながら話す機会があった。その際、「ブリ属の生態」について、学会で聴いてきた事が話題になった。その中で我々釣りバカの話と、ちゃんと学んできた人の話をすり合わせていったのだが、バカの勝手な予想があながち外れているワケでもなく、「やはりな…」と頷く場面が結構あった。以下では、その際のやり取りを「釣りバカ説:研究者論」で記してゆく。■ヒラマサの回遊の話■釣りバカ説「年ごとに差はあるが、ヒラマサは春分の日以降に白石グリにやって来て...「釣りバカ説:研究者論」の話

  • '23 春?の経ヶ岬 ~12回目(最終釣行)

    今回は「泣きの一回」だったのだが…「初心者でもメーターオーバーが釣れる!」と言えるほど、5月中半から絶好調の白石グリだったが、勿論それは条件があっての事。初夏を迎えるにあたって夏の急潮が差す日があって、そういう日に当たると、どうにも釣りにならない事も多く、ボクの経験から言うと、その境目は100mあたり2分30秒。これを超えて速まると玄達瀬の、浅場のチビ~小マサ以外は釣った経験はないのだが、釣行当日は、今期最速クラスの急潮が差していた。●100mあたり2分チョット●急潮時はラインが細いほど有利になるのだが、釣行時近辺ではメーターオーバーの出る確率が高いだけに7号から落としたくはなかった。6号で時折マダイを掛けるメンバーがいる中、我慢ガマンで時間が過ぎていった。あれこれ試行錯誤しているうちに、気づけば潮流速が...'23春?の経ヶ岬~12回目(最終釣行)

  • '23 春の経ヶ岬 ~11回目

    大した内容はないので、簡単に…。前回の大マサゲットに気を良くして釣果がピークに差し掛かっているであろう、白石グリへと今回も向かった。釣行近辺では110cmオーバーも出ていたことから、「物は試し」とばかりに玄達瀬用のタックルをややスペックダウンさせた物=8号ライン&10号ハリスを持参し、万全の対応で臨んだ。●シーボーグ750MT●しかし、潮流速はこの日から速まっていたのが気になっていた。●100mあたり3分強●そんな潮流にも関わらず、、一投目で65cmほどのマダイが掛かってくれて一安心。あとはヒラマサが来るのを待つだけだったのだが…。●初っ端からのマダイ●だが期待に反して、その後は発泡ウキを駆使して奥の浅い位置に落としてみてもブリ族ばかり、ガン玉を駆使して手前の深い位置に入れてみてもブリ族ばかり、という展開...'23春の経ヶ岬~11回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~10回目

    ■後半のピーク■経ヶ岬沖のヒラマサシーズンも終盤に入って復調し、現状では釣行当日の条件の善し悪しがあるものの、好調と言っても良い状態になっている中、いつもの日本海41さんに乗って白石グリを目指した。現着すると船長の、「季節が進んで水温上昇に伴い、ヒラマサは浅場に上がってきている。」という状況判断から、前~中期によく狙う、カケアガリの壁ではない位置にアンカーが入った。だが、当日は西からの本潮ではなく、南南東からの緩い潮が差していた事と風向が北東方向から吹いていた事から、位置取りが難しく、何度か修正を加えてからの実釣スタートなった。●100mあたり9分14秒●幸いにもアンカーロープとの角度が空いていたので、スタート時点ではアンカー潮とならず、一安心。仕掛のセッティングは周囲の水深と潮流速、それに合わせたポイン...'23春の経ヶ岬~10回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~8回目+9回目

    懲りずに白石グリ通いを続けているが、8回目は航行中に「超ブッ飛び潮が差している。」との情報が入っていた。それでも冠島周辺で小マサやイサギ、マダイを掛けてもしょうがないし、中浜沖にしてもメーターを超える可能性はかなり低いので、船長と釣友との3人で白石グリを攻める決断をした。現着すると、予想を遥かに超える流速だった。経験上、ヒラマサを掛けた事のある最速の潮流は、玄達瀬の浅場での100mあたり2分30秒だが、これ以上となると攻略出来た事は一度もなかった。しかし、志を高く持ち、緩んだ一瞬に出てくるかもしれない、大マサに期待して投入を開始した。前日までの大雨の影響で水潮気味になっているのか、海が薄緑色になっていたのも気になってはいたが…。●100mあたり2分12秒!●思いが通じたのか、序盤からアタリは出ていた。それ...'23春の経ヶ岬~8回目+9回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~6回目+7回目

    ■強風の中■ゴールデン・ウィークからは、個人的な「春ヒラマサ強化期間」も折り返し点を迎えている。いつものように日本海41さんに乗り込んで経ヶ岬沖へと向かった。とは言え、当日は南からの強風が吹き続けるので、その風に強い中浜沖での竿出しが条件だった。中浜沖と言えば、いつもの白石グリと比較すると、どうしてもヒラマサの型が落ちてしまう。特にメーターオーバーは期待薄となるのだが、「与えられた条件の中で最善を尽くすのみ」と、自分に言い聞かせて現地へと向かった。到着すると、そこには程よい速さで西からの潮流が差していた。●100mあたり5分48秒●船長の想定距離が150mだった事と周囲の水深から、発泡ウキの7番を装着することを選択し、送り出しを30mとって投入した後は100mで10mの巻き戻し、次いで150mで10mの巻...'23春の経ヶ岬~6回目+7回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~5回目

    これで5回目。今年は東系の風が吹く日が多く、風向がなかなか安定しない。日本海側では対馬暖流の影響を受ける西からの潮が本命であるため、この風が吹くと当然アンカー潮気味になって、釣り辛くなる。逆に言うと、この風が順風になる日は東系の潮になるため、魚の喰いが落ちる。当日は北北東~北東の強風が吹く中、東~南東の潮が差しており、バッド・コンディションでのスタートだった。●東から100mあたり約5分50秒の潮流●今回は内容が薄いので結果から言うと、最初の3時間はほぼアタリなし。アンカー位置を修正後、ようやく取ったアタリの正体は、●毎度おなじみの…●今年白石グリを訪れる釣り人にはお馴染みのブリ。後は、マダイが1枚混じっただけだった。●この後ブリは1本追加したが…●途中からは舳先を叩く波と更に強まって吹き付ける強風の影響...'23春の経ヶ岬~5回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~4回目

    4/15からは強化月間中の強化週間になり、釣行回数も増えて記事作成の頻度も上がるので、更新が大変になる。よっていつものペースよりも遅れての記載に、お許しを。■メーターオーバーの動向■釣行日近辺での情報ではメーターオーバーのヒラマサがポツポツと出始め、いよいよ本格化しつつあった。ただし、予測した通り、65~85cmの数釣りサイズはほとんど回遊しておらず、「来ればデカい」傾向であるようだ。それはボクにとっては望むところであるのだが、それを邪魔するのはブリ族となっているのは気になる部分であったのだが…。■一発目は…■今回も日本海41さんに乗って白石グリを目指した。現着すると緩めではあるが西からの潮が差していた。●100mあたり7分50秒ほど●潮受けウキゴムのみを装着した設定で一投目を流し終えた中で、表層に動きは...'23春の経ヶ岬~4回目

  • '23 春の経ヶ岬 ~3回目

    今週も時間がないので…。先週末も白石グリへの釣行。今回は日本海41さんに乗って現地へと向かった。現着し潮流をチェックすると、風は南東方向からやや強めに吹き、潮流も南東からの極緩い潮であった。とりあえずアンカー方向には向かわないので流す事には支障がない事は救いだった。またもやの逆潮(本命は西から)であった事が不安だったが、前回の釣行ではこの方向からの潮流であっても魚の活性への影響が例年より少なかった事から、「何とかなるだろう。」と思いつつ、実釣がスタートした。つれて●50mあたり4分40秒ほど●一投目で探りを入れてみると、上潮が遅く底に向かうにつれてやや流速が上がる傾向だったので、二投目からは上潮をカットするために送り出しを40m取って60mまで出た時点で40秒の停止を入れ、以降は30mごとに10mの巻き戻...'23春の経ヶ岬~3回目

  • ネタ無し

    先週末は釣行しておらず、ネタ無しで、休刊です。ネタ無し

  • '23 春の経ヶ岬 ~2回目

    今回は時間が取れないので…。今回お世話になったのは、京都府宮津市獅子(ちし)港から出船している、第三むつりょう丸さん。過去に何度か利用しているが、大型の船なので、いつも向かっている経ヶ岬沖までの航海は快適だ。●第三むつりょう丸●一度経ヶ岬をグルッと周った先の中浜沖を目指したが、状況が思わしくなく、白石グリに転進となった。しかし、思わしくない状況はここでも同じで、超ユルユルの潮流が差す、と言うよりは仕掛けを漂わせる程度に流れていた。●50mあたり6分40秒●しかも、方向がこの海域では最悪と言われる、東からの潮流であったため、不安を抱きながらのスタートになった。水深と潮流の関係から、「サシエサは100m持てばイイ方だろう。」という判断から、潮受けウキゴムを一個のみを装着した仕掛(8号ハリス、6m)を使って、「...'23春の経ヶ岬~2回目

  • タックルボックスに何が入っているのか?

    ボクの場合、完全フカセ釣りでの釣行時に利用する船は、その地区地区ごとにほぼ決めてはいるが、常に一定とはいかず、他の船に乗る事もよくある。しかし、乗合船で見かけるメンバーは、よく見る顔が多い。それはそれで楽しいのだが、新しく顔を見る事、特に若い年齢層が少ない事に対してはこの釣りの衰退につながるので危機感を持っている。紙媒体中心の昔なら、自分の釣りスタイル以外の記事や情報を目にする事で他方面に興味を持つ事もあった。だが時代が変わって自らの興味のある情報を選択していくネット時代になって以降はそれも望み薄だろう。これまでにこのブログでは微力ながら、少しでもこの釣り人口を下支えしようとロッドやリールといった基本タックルについては、初心者が見ても解り易いかどうかは別として何度か触れてきたが、「それ以外に何を用意すれば...タックルボックスに何が入っているのか?

  • '23 春の経ヶ岬 ~1回目

    ■本格始動■「今年のヒラマサはスタートが早い。」と予測していたが、それを裏付けるようにポツポツながら90cm級の釣果も出ていた。だが、前々回の釣行ではメダイのみ。前回の釣行では、まさかのアタリがゼロ=丸ボーズに遭って、それを実感するに至っていなかった。過去の経験からは「早い年で本格化するのは春分の日」と導き出しているので、「自分で出すならこの日だろう。」と、根拠の薄い期待をもって3/21に、いつもの日本海41さんに乗船した。白石グリに現着すると、そこには西から理想に近い速さの潮流が差していた。●100mあたり約6分●■好スタート■魚探への反応も良し。潮流の方向、速さも良し。という事で期待をもって実釣をスタートした。船長から「150mあたり迄流してみて。」という声が聞こえていたので、「潮受けウキゴムのみを装...'23春の経ヶ岬~1回目

  • ようやくの初釣り

    ようやくやって来た’23の初釣り。例年のこの時期だと、天秤を使って主にメダイを漁礁周りを攻める事が多いのだが、今シーズンは、2月に入ってからは完全フカセで釣れている模様。しかもこの時期としてはレアな、90cm級のヒラマサも登場しており、釣行前の期待は膨らんでいた。■初釣りは白石グリ■乗船したのは、この地区ではいつもお世話になっている日本海41さん。久方ぶりの乗船とあって、積もる話(バカ話?)を語りつつ、経ヶ岬沖の白石グリを目指した。現着すると、上層は弱いものの、そこを突破すると、やや流速を増した西からの潮が差していた。●50mあたり6分30秒●最初の一投目でウマヅラハゲが掛かってしまうほどに緩めだった潮流が、2~3投するうちに、中~底層の流速が増し、「これはイケルかも?」という状態に変化していった。それを...ようやくの初釣り

  • '23版 「完全フカセ用ロッド」の話

    荒天続きで釣行レポートは出せない。従って今回は、このブログでは人気の高い道具ネタ。少し前の電動リールの話に続いての「完全フカセ用ロッド編」。■今や絶滅危惧種の…■現在、ボクがメインで使っているお気に入りのマッドバイパー・スティング265M(旧モデル)は、予備を所有しているので、しばらくは安泰なのだが、発売から13年を経た年代物になっているし、そのうちにトラブルに見舞われたりで次のロッドを探さねばならない事態が発生するかも知れない。その為、他人様の、ロッドの曲がりを眺めたり、自分で試したりで、「いざ」という時に備えてアレコレと考えている。市場を見回すと、完全フカセ用の専用ロッドは廃盤が続いて、現存するのは、がまかつの真鯛スペシャルLV2のみとなってしまったが、この現状には「完全フカセ愛好者が減ってしまい、メ...'23版「完全フカセ用ロッド」の話

  • 未だ初釣りには行けず…

    初釣りに向かおうと思って予約はすれども釣行可能日は荒天続き。よって更新できず…。未だ初釣りには行けず…

  • 今年を振り返って

    本年も本ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。振り返るとヒラマサに関しては最大が1mジャストだった。総数47本の内、小マサクラスは4本しか混じらず、総じて型は良かった。しかしながら、約半数の23本程度をたった2日で釣ってしまったので、それ以外はポツポツ程度の釣果を積み重ねた結果だった。実感としてはやはり「ヒラマサが減っている。」と思えてならず、心配のタネになっているが、釣りに関しては「M的傾向」があるので、焦れた後の1本の方が嬉しくもあり、思いは複雑だ。クエの方は何とか9.5gを1本のみゲットしたが、昨年からサイズダウンして「夢の30kg級」が遠退いてしまった。この釣りに関しては過去の失敗から学んで、「さぁ来い!」の体制で臨んではいるものの、相手は数が少ない魚であり、遭遇するには運任せの部分も多...今年を振り返って

  • 暫く休刊が続きます。

    本業が繁忙期の為、しばらくの間、更新が出来ず、年末の本年最終投稿迄お休みです。暫く休刊が続きます。

  • ’22 経ヶ岬沖のクエ釣り 秋編 ~最終釣行

    とうとう、クエ釣りも今年の最終釣行日を迎えた。「竿も新調したし、有終の美を飾ろう!」と意気込んだが、空振りに。冷凍イカに何故か喰いついた気の毒なメジロが一度遊んでくれただけだった。●新調したのに…●秋以降は絶好調の経ヶ岬沖のクエ釣りだったが、自身の成績は9kg台が一本に終わった。そしてボクにとっての夢である30kgオーバー・ゲットは来年に持ち越しとなった。’22経ヶ岬沖のクエ釣り秋編~最終釣行

  • 秋の鷹巣沖 ~その3(今期最終釣行…かな?)

    本業が繁忙期の為、見出し無しで簡単に…。落とし込みにクエ釣りと、アチコチに手を出している間に完全フカセ釣りでの釣行は随分と間が空いてしまったが、気付けば今年の最終釣行日を迎えつつあった。丁度その頃、いつも玄達瀬&鷹巣沖釣行でお世話になっている晴海丸の船長から、「狙えば良型ヒラマサが出る状況。」との連絡が入り、急遽現地に向かった。釣行前々日にもヒラマサの釣果が出ていたので、期待を持ってはいた。だがポイントに到着すると、その日とは潮向きが逆になっており、やや水温が下がっている兆候があったし、流速も超遅だったので、「苦戦するかも」と、当日の天気のように陰鬱な気持ちで実釣がスタートした。●50m出すのに10分40秒ほど●まずは船長の近日来からの状況判断を参考に、発泡ウキの8番を一つ通した状態で流し始めた。近辺の水...秋の鷹巣沖~その3(今期最終釣行…かな?)

  • 休刊日

    先週は釣行しておらず、今週は休刊です。休刊日

  • 落とし込めたものの…

    相次ぐ荒天の呪縛が解けて、ようやく釣行機会を得た。向かったのは兵庫県の但馬海岸にある、柴山沖だった。秋の回遊シーズンになると、この地区では落とし込み釣りで75cm級の中マサクラスが「一船30本!」なんて釣果が飛び出すのだが、昨年あたりから回遊量が減って、それは夢物語のようにっている。変わって、そんなに数は出ないが型が良い傾向になってる。振り返ればここ近年、福井県の玄達瀬~鷹巣沖や京都府の白石グリでも同様の傾向になっている。これは個人的には歓迎できるのだが、あまりに続き過ぎるとヒラマサ資源が枯渇する事に繋がるので心配のタネでもある。そんな心配をしつつ、今シーズンは開幕したのだが、今年は特にベイトの回遊が遅れていて、前回は別場所で小アジを釣ってからのノマセ釣りになっていた。その後、水温が下がるにつれてウルメイ...落とし込めたものの…

  • ネタ無し

    先週、そして今週も荒天で釣行できず、よってネタ無しの為、来週末も含めて休刊です。ネタ無し

  • ’22 経ヶ岬沖のクエ釣り 秋編 ~その2

    タイトルを「’22経ヶ岬沖のクエ釣り秋編~その2」としたものの、右隣の7kgと左隣の19kgに挟まれての丸ボーズだった。オマケに折れないハズのクエ竿がチョッとしたはずみで折れるわ、10mあたり¥500もするPEライン(ロンフォート・オッズポート12号)が高切れするわで散々な目に遭ってしまった。ボクには縁のなかった短いジアイの後は風向が変わり、その影響か、明らかに海の様子が変わってしまった。●折れる直前の最後の雄姿●そして、本来は暇つぶしで投入するハズのアオリイカ狙いに必死になっていたが、結果は1パイのみだった。そう簡単に出ないのがクエ。諦めずにチャレンジし続けよう…。’22経ヶ岬沖のクエ釣り秋編~その2

  • またもやの休刊

    長らく続いたシケのため、釣行機会は無く、休刊です。またもやの休刊

  • 落とし込もうにも…

    先週は二度の釣行があった。一度目は、兵庫県の柴山沖での落とし込み釣りの予定だったが、極太サビキ仕掛を落とし込もうにもベイトフィッシュのイワシ類が留守の為、成立せず、小アジを釣ってからのノマセ釣りになった。結果はハマチ~メジロを10数本釣ったものの、ヒラマサやヒラメといった「欲しい魚」はボクにはゲット出来なかった。全体では釣友が96cmのヒラマサを1本獲ったのが光るのみだった。●ブリ族ばかりで閉口する●次いで、経ヶ岬沖のクエ釣りに向かったが、剛竿を絞り込む本命は掛からず、得たのは大ガシラのみ。並行して狙ったアオリイカは見えるには見えるが何故か活性が低い中、なんとか「つ抜け」したけれど、コロッケサイズばかりという結果だった。●40cmもあったが…●まだまだチャレンジは続くが、「こんな日もあるサ」と、言い訳して...落とし込もうにも…

  • 今週も休刊

    釣行機会はあったものの、記事にする時間が無いので、来週まで休刊です。今週も休刊

  • 休刊

    先週末は釣行機会がなく、ネタなしのため、休刊とします。休刊

  • ’22 経ヶ岬沖のクエ釣り 秋編 ~その1

    磯釣り師だった頃から、底物系のイシダイ釣りやクエ釣りにもチャレンジしていた。これらの釣りは手持ちで狙うイシダイの南方宙釣り以外はブッ込み系になり、基本的には待ちの釣りとなるのでフカセ釣系りと比較すると、やるべきことが少ないが、相手の引きが強烈なため「ドーンと構えて、来るなら来い!」の姿勢でなければダメだ。しかし、生来からボクは吉本新喜劇での間寛平さんのギャグ同様「ワシャ、止まると死ぬんじゃ!」的な性格なので、間が持たないため、この手の釣りは長続きせず、数年やって目標サイズを釣ると自然消滅的に釣行機会が減っていった。だがここ近年にチャレンジしている、経ヶ岬沖のクエ釣りは、夏季には半夜釣りになる事も多く、同時並行で剣先イカやアオリイカが狙えるので、ボクのようなタイプでも十分に間が持つので有難い。但し、「待ちの...’22経ヶ岬沖のクエ釣り秋編~その1

  • 秋の鷹巣沖 ~その2

    先週に引き続いての鷹巣沖釣行。先週よりも潮速は少しだけ速くてマシのように見えたけど…。●50mあたり6分20秒台●風向は朝一が東風。次いで南東~南西方向になったかと思ったら、気付けば北西風に。潮流もそれに遅れて北~南~西からと方向を変え、グルグルと船位が変わってRockandRoll状態に。特に最初の2時間ほどの間は竿出しがまともに出来なかった。何とか頑張って、ようやく真鯛のアタリを捉え「続いてヒラマサが…。」と思っていたら、同船者に96cmが来たものの、5分で状況が変わって時合は過ぎ、自然に翻弄されたままに納竿時間を迎えてしまった。●寂しい釣果(大で50cm)●よって、今回はお伝えすべき内容は薄く少なく、「申し訳ありません!」。「今年の、鷹巣沖のヒラマサは、出れば型が良い。」という事だけをお伝えしておこ秋の鷹巣沖~その2

  • 秋の鷹巣沖 ~その1

    晩夏から秋本番までの鷹巣沖は回遊しているロットによって、チビマサが入れ食いになったり、良型がじっくり狙えたりで、実際に入ってみないと様子が掴めない部分があるものの、ヒラマサと出会える確率自体は高い。この季節、運良く良型クラス以上に出会えたのなら、最高のバトル感が味わえる。と言うのは経験上、6~7月の産卵期から体力を回復させた秋季のヒラマサはコンディションが最高になるからだ。例えばボクの場合だと、春季の白石グリであれば、1mチョイ程度なら8号ハリスでゲットする自信はあるが、秋季の鷹巣沖ではの自信が10cm落ちた90cm台前半になるほどにパワーの差を実感しているのだ。「玄達瀬が禁漁になっても落ち着いていられない!」そんな鷹巣沖へと例年通りに転進し、ボクのチャレンジが始まった。■ドボン潮の中■いつもの晴海丸さん...秋の鷹巣沖~その1

  • 近頃の攻めパターン

    完全フカセ釣りのTV番組やホームページ等の解説を見ていると、一部を除いて例えば「ラインは触らず、できるだけ無抵抗で送り込み…」であるとか、「サルカンの数を増やして…」であるとか、以前のようにヒラマサの回遊数が多かった頃に通用していた釣法のみを解説しているモノが多いように思う。まぁ、これは初心者向けにあまり複雑な事を言っても理解してもらえないだろうし、取っ付きにくくなるのを避けた結果なのかも知れないが、そんな簡単な対応だけで釣果が伸びるのならボクは苦労はしないし、その内に釣り飽きてしまうかも知れない。だが現実は違う。「回遊数が多かった頃とは違って、近頃ではアタリの出る位置が変わっている。」これは付き合いのある優秀な各船長が言っている事だ。それはボクも実感しているので、以前の釣法のみでは対処出来なくなって試行...近頃の攻めパターン

  • '22 玄達瀬釣行 ~5回目(今期最終回)

    ■あっけない幕切れ■とうとう2022年の最終釣行日がやって来た。北陸道自動車道は敦賀→今庄間の一部通行止めがあるものの、平行して走る国道476号線を使えば殆どロスなく走れるので、前回の大迂回路と違ってアプローチの苦労はなかった。当日朝の天気予報では、やや南風が強いものの、何とかなりそうなレベルだったのだが…。事前の心配事と言えば、今年の7月後半から兵庫~福井に差している本流の潮速が例年になく速くなっている事で、釣行前日にはルアー釣り船から玄達瀬新記録の3.3ノット!という数値が伝えられていた。1ノットは分速31mなので、100mあたり1分弱となり、アンカーを降ろす掛かり釣りでは恐らく何をやっても対応できない潮速だ。そんな潮にならないよう、祈る思いでいつもの晴海丸さんに乗り込んで現着したが、速めなものの、釣...'22玄達瀬釣行~5回目(今期最終回)

  • '22 玄達瀬釣行 ~4回目

    ■大失速■解禁期間の終盤に入った玄達瀬だが、稀に見るブッ飛び潮続きで、各船長は苦労しているようだ。但しそのブッ飛びは上層だけの現象であり、底層はそんなに動いていない事も多いので対処が更に厄介になっている。ブリ族とは違ってヒラマサ、特にその大型は、上層の潮況が気に入らない場合はワザワザ浮上してエサを追わないし、産卵&放精時期に入る前後はその傾向が顕著になる。したがって、通常の攻略法でゲットするのは難しくなってくるのだが、それでも周囲のライバル数が多ければ中には浮上する個体もあるので、運良くゲットも場合ある。だが今年の玄達瀬では中盤以降「ヒラマサたちはどこへ行ったの?」と思えるほどの極端な失速状態で、それも殆ど望めない状況が続いている。「ならば攻略法を試してみよう!」とばかりに挑んだ釣行だったが…。■ケチのつ...'22玄達瀬釣行~4回目

  • 経ヶ岬沖のクエ釣り

    玄達瀬の釣行が何度も流れている間、経ヶ岬沖のクエ釣りに二度チャレンジしていたが、一度目はかすりもせず、二度目はモゾモゾアタリを捉えたが、早い潮流と船の揺れが災いし、咥えて反転するまでには至らず、刺したエサの頭だけが返品されただけに終わり、二回連続のボーズを食らった。●不発のスタンディングロッド●7月中は絶好調だった経ヶ岬沖のクエ釣りだが、現状では産卵が終わって喰い渋りの時期に入っているようだ。これからは、回復した個体からまた喰い始めるだろうが、それまでは我慢の釣りが続くと思われる。懲りずに夏季としてはあと一回チャレンジする予定だが、どうなる事やら…。経ヶ岬沖のクエ釣り

  • 技あり、一本!

    またもやの荒天で、出船中止。よって釣行レポートは書けずで、仕掛ネタを。■2本バリのデメリット■獲り易い白石グリとは違って、玄達瀬での釣りでは大~超大型のヒラマサを掛けた場合、そこかしこにある沈み根に何度も突っ込む事がほとんどだ。アタッた層が上層だった場合や根に到達する前に運よくタメ切れた場合、それにボーッとしたヒラマサが相手の場合は足下まで寄って来るが、そうではない場合も多く、どうにもならないままに根ズレでアウトになる確率は高い。だが、根ズレそのものでハリスやラインが飛んでしまう事以外に、実は2本バリ仕掛の枝バリに起因するバラシも一定の割合で発生する。先日も、アタリが出てすぐにテンションが軽くなったので、「ハリ外れか?。」と思いつつ仕掛けを回収すると、上バリが伸びて曲がり、先バリが結んであったやや上でブツ...技あり、一本!

  • ハイパワーリールの弊害

    釣行機会を荒天で逃したので、今回は戦略ネタ。■高切れ連発■2大メーカーの上位機種では、電動リールのモーターがハイパワー化されると同時にドラグも強化され、DAIWAで言うなら500番台、SHIMANOで言うなら3000番台の中型であっても巻き糸量の問題はあるものの、対キハダマグロを謳うまでに至っている。ボクらが完全フカセで狙うヒラマサにもパワーアップは有効なのだが、フロロカーボン・ラインが最細で6号、最太で10号を巻く、この釣りにとっては、いささかハイパワー過ぎて、今までには起こらなかった問題が起きているように思える。シーボーグ600MJを導入するまでボクは、白石グリではダイワ・シーボーグ500ATかZ500MMをメインに、玄達瀬ではダイワ・シーボーグ750MTをメインに使用していた。以前の500番台は、や...ハイパワーリールの弊害

  • '22 玄達瀬釣行 ~3回目

    これで3回目。「そろそろメーターオーバーを獲らねば…。」との思いでチャレンジした1日だったが…。■やや下降気味■玄達瀬の解禁も1/3が過ぎ、釣果がやや下降線をたどるようになっていた。しかし今年はアベレージサイズが80cm台中盤なので、出ればそこそこ楽しめる点は有難い。とは言え、目指すサイズは当然130cmオーバーなので、ぬか喜びは出来ず、バラシもやらかしているので、気を引き締めて、いつもお世話になる晴海丸さんに乗船し、1時間の航海で玄達上の釣り人になった。潮流は玄達瀬としては若干緩めの攻めやすい潮流が差していた。●100mあたり6分ほど●■出足はそこそこ■ポイントまでの距離と水深から送り出しは20mとして、90mで30秒の停止を加えて以降はフリーで160mまで流して行った。アタリは無く、サシエサが残ってき...'22玄達瀬釣行~3回目

  • '22 玄達瀬釣行 ~2回目

    ■好調が続く玄達瀬■これで2回目。釣行日近辺ではメーターオーバーが続出し、最大が136cmと、絶好調だった2014年に次ぐ状態が続いていた。「来るなら来い!」「気合は充分!」で、いつもの晴海丸さんに乗って一路、玄達瀬へと向かった。■初っ端から■現着して一流し。やや速めだが全く問題のない程度の流速が差していた。●100mあたり4分弱●釣り開始から数投目に、まず釣友が80cm級のヒラマサをゲットする。「エエなぁ~。」なんて思っていると、またもや釣友が同寸をゲット。釣り方の違いが多少あるものの、コッチに来てもおかしくはないのに、何故かアタリが出ない。この時送り出しは20m、発泡ウキ7番を通した仕掛を100mで30秒停止してから後にフリーで流していたが、エサは盗られていなかった。なのに釣友の通していた発泡ウキを覗...'22玄達瀬釣行~2回目

  • '22版 「完全フカセ用中型電動リール」の話

    このブログの解析を確認すると、タックル系を見ている人が多い事に気付かされるので、今回はそのご要望(?)に応えるカタチで「理想の完全フカセ用電動リール」を語って行く。勿論「完全フカセ釣り限定」の話であり、PEラインを巻く場合とは事情がかなり異なるので、その点は留意して欲しい。■理想のスペック■まずは「理想の完全フカセ用電動リールのスペック」のおさらいから。まず第一に来るのがフリー回転の良さで、クラッチオフ時にスプールの軸受け以外に負荷のかからないイシダイ用のリール並に回れば言う事はない.。しかし、電動リールにはレベルワインド(平行巻き機構)が付くため、をれを作動させるギヤを回す事が必要になるので、そこまでには至らない。僅かに、それに近いシステムを持つモデルもあるにはあるが、機種は少ないので、せめてクラッチオ...'22版「完全フカセ用中型電動リール」の話

  • '22 玄達瀬釣行 ~1回目

    とうとう解禁した玄達瀬の釣り。例年、経ヶ岬沖の傾向を受け継ぐ事が多いので、白石グリの後半の状況から「安心して良いだろう。」と思っていたのだが、フタを開けるとその通りで釣果は好調に推移しているようだ。■スタートから堅調■待ちに待った本年の初回釣行。いつもの晴海丸さんに乗って約1時間の航海で現着した。気になる潮流速は適度であり、やや深場のポイントでもOKな状況なので一安心。早速ラインが10号、ハリスが12号の完全フカセ釣りでは最太クラスの仕掛けを組んで、投入が始まった。●100mあたり7分と少々●足下の水深が60mとチョイ。流速との加減から発泡ウキの7番を通し、送り出しは30mとして、流す距離200mとの関係から100mで30秒の停止を入れて流してみる事にした。第一投目では同行していた兄が中型のマダイを掛けた...'22玄達瀬釣行~1回目

  • 転進!

    4月中旬から6月の初旬まで続いた経ヶ岬釣行。スタートが遅れて大いに心配したが、本調子が出て以降は好調さを持続していたように見え、悪かった昨年よりは随分とマシだったように思う。しかしながら、その好調さを享受するには、ある種の「チャレンジ精神」が必要だった。好調になり始めた頃には急潮が差している日が多く、それを嫌って冠島方面へと向かう船が多い中、「それでも狙い続ける」との思いで白石グリへと向かった船だけが納得サイズを手にしていた。以前から「玄達瀬ではかなりの急潮でも釣れてくるのに、白石グリでは何で釣り人が逃げるんやろう?。」と思っていた。実際、今期は最速時で100m/2分30秒を切りそうな勢いの中でも竿出ししたが、それでもウマく狙えば喰ってきたので、「ヒラマサはヒラマサ」という事が証明できたように思う。個人の...転進!

  • '22 春の経ヶ岬 ~春期最終釣行

    4月からチャレンジしてきた春の経ヶ岬沖釣行。6/16からの玄達瀬解禁を目前にして区切りの時期かやって来た。■最後の望みが…■今回は倉丸さんに乗って、シーズン後半になっても、まだまだ期待充分な経ヶ岬沖の白石グリへと向かった。気象庁の予報では「風は北東から、潮は南から」といった当日の予報だったので、「厳しいかも…。」と不安になりながらの航海だったが、現着するとビックリ。2日前まで「速すぎ」と言われた潮が殆ど動いていなかったのだ。●自然落下で40mあたり7分20秒ほど●その様子から、船長がアンカー位置を数か所変更したが、後ろに出てから戻る「行って来い」の潮流のため、仕掛が真下から上がって来る状態に変化がないので、ここでの釣りを断念。一路中浜沖を目指す事になった。白石グリとは違って、中浜沖はヒラマサのアベレージが...'22春の経ヶ岬~春期最終釣行

  • シーボーグ 500MJ-AT

    今回は気になっている人も多いかと思われる、新発売の「DAIWAシーボーグ500MJ-AT」のインプレッションの一回目。まだ届いたばかりで実釣には導入していないから、あくまでも「陸の上からの観点」なのはお許しいただきたい。●届いたばかり●■超音波センサー非搭載■このモデルはアタリが出るとオートでクラッチが掛かる=フカセクラッチが搭載されているので品番の最後にーATが付いている。youtubeなんかを見ていると、このクラッチが付いた、シーボーグZ500FT、Z500MM、500ATを「超音波センサーが付いているからオートでクラッチが掛かる。」と勘違いしている人も居る。しかし、そのセンサーは糸巻プログラムに関与するモノで、それが証拠に「Z」が付かない500FTは普通の糸巻プログラム機だったし、今回のMJ-ATも...シーボーグ500MJ-AT

  • '22 春の経ヶ岬 ~6回目

    今回も白石グリでの釣行記。お世話になったのはいつもの日本海41さん。振り返ればこの海域で最多の乗船回数になるのがこの船だが、90cm~98cmのヒラマサは覚えていないほどの数を釣ってきたものの、あと2cmの壁が超えられず、メータークラスを一度も釣った事が無かった。結果から言うと、それをようやく超える事が出来たのだが、今回はその顛末記だ。■続く急潮■11時に現着すると、実釣開始。相変わらず急潮気味の状態が続くのだが、それを嫌ってマダイが絶好調な冠島に向かう船が多く、日曜日でありながら、当船の貸し切り状態だった。現場が込み合うと過去データに頼り切ってGPSに入れた位置に「ポン着け」する船長が間に入る事もあって、それが邪魔で潮速に合わせた位置取りが出来ないので、流し辛くなる事のあるのだが、当日はそんな心配も無く、日本...'22春の経ヶ岬~6回目

  • '22 春の経ヶ岬 ~5回目

    時間が無いので、簡単に。今回の白石グリ釣行は、舞鶴市の伊佐津川左岸から出船している、倉丸さん。ご存じの方も多いだろうが、昨年までの第八大海丸さんが船を換えた為、再デビューしたという次第だ。倉橋船長のガイドで、昨年はボクの白石グリ記録であるところの119cmを仕留めたが、果たして今年は記録更新となるのだろか?。前回までのブログでは「調子が悪い。」と、愚痴をこぼすばかりだったように、条件的には期待していなかった上、朝一に「ブッ飛び潮が差している。」との情報が入っただけに、不安は増したが、「数は要らんが一発を…。」と、強がり半分で現地へと向かった。現着すると、ブッ飛びというほどでもなく、理想よりやや速め程度の潮流だった。●100mあたり4分程度●それを受け、一安心。後は攻めをどう展開させるかを思案したが、とりあえずは...'22春の経ヶ岬~5回目

  • '22 春の経ヶ岬 ~4回目

    ■変わらない状況■例年よりも遅れてスタートした白石グリでのヒラマサ狙い。その後に上向いた日がわずかにあったが、良い船で1~2本という日が多く、パッとしない状況が続いている。原因としては、水温上昇が遅れていた事とベイトになるイワシ類が多い事だが、それだけなら、「いずれは好転して…」と、考えられなくもないが、それらとは別次元の、回遊量そのものが少ない事が理由なら今年全体の流れに繋がるだけに、かなり気になってくる。釣行日近辺でも、イワシ類が沸いてオキアミへの反応が鈍い日があっただけに、不安は膨らんでいた。そんな状況を嫌って90cm台前半クラスのヒラマサなら堅調で、それと共にマダイやイサギのお土産が一杯付く冠島周辺にほとんどの船が向かう中であっても、「狙いはメーターオーバー!」の一発狙い.。そんな思いに応えてくれる、い...'22春の経ヶ岬~4回目

  • 「初動対応の遅れ」の話

    良い話ではないが、「初動対応の遅れ」とは、緊急事態等の有事にニュース等で流れる事が多く、その結果、後手後手に回って、以後に悪影響を及ぼし続ける様に繋がる。こんな話はコロナ禍での報道や、その後迷宮入りした犯罪捜査の報道等で溢れかえっていたので、ボクがわざわざ説明しなくてもイイのだが、ヒラマサの完全フカセ釣りでもこの「初動対応の遅れ」は以後の展開が不利になって、「結果はバラシ。」という率が高まる。で、今回はそれにまつわる話。■ヒラマサは磯魚?■これはこのブログで何度もした話だが、同じ回遊魚であってもブリ族とヒラマサは習性が違う。ハリ掛かりして危機を感じた際に、海中に沈み根等の障害物の上を走るのがブリ族で、障害物の間に突っ込むのがヒラマサだ。だからブリ族への対応は多少遅れても何とかなるし、やり取りの最中にドラグやその...「初動対応の遅れ」の話

  • '22 春の経ヶ岬 ~3回目

    ■渋い状況■これで3回目。小マサなら何とかなりそうな冠島周辺には目もくれず、日本海41さんに乗船し、相変わらず白石グリでの「一発狙い!」で白石グリを目指した。開幕以降、現地では90cm台に到達しない程度のヒラマサがポツリポツリと喰ってきてはいるが、本格化とは言い難く、中々波に乗れていない。原因としては「水温上昇が遅れている」と「そもそもヒラマサの数が少ない」が挙げられるが、それに加えて釣行日近辺では「イワシが入って、オキアミを喰わない」という更なるマイナスが加わって、キビシイ状況下でのスタートになった。■何とか一本■現着すると、ボク的にはベストに近い速さの潮流が差していた。●100mあたり5分弱●その為、「とりあえずは。」と、発砲ウキの浮力調整をしながら流してみたが、エサが盗られる一方で、通常の攻めでは状況に変...'22春の経ヶ岬~3回目

  • '22 春の経ヶ岬 ~2回目

    ■そそろか…?■今期2回目の釣行。今回は第八十八大海丸さんに乗船して、いつもの白石グリへと向かった。前回釣行後からの一週間に、88cm~85cmが数本出ていたので、大マサクラスも「そそろか?」と思っていただけに期待を膨らませてのチャレンジだったが、現着すると「悪い」とされ、ボク自身が実際の釣行でもロクな目に遭っていない東からの潮流が差していただけに、それを確認した際は、すっかり意気消沈していた。流速もあまり好みではないユルユルであり、その意味でも「苦労しそうだな。」との思いの中でのスタートだった。●50mあたり6分弱●■最初の2時間■エサ盗りも多そうであり、「短い距離での勝負」とし、手返しを増やす作戦で攻め始めた。そうこうしている内に隣で小マサが上がった。こっちの希望としては「できるだけ大きなサイズを」なので、...'22春の経ヶ岬~2回目

  • '22 春シーズン始動!

    '22シーズン始動!というタイトルではあるが、実際はポツポツと釣行していたので再始動になる。正直言うとまともな魚は釣れず、同にも格好がつかないので、「記事にならなかった。」だけなのだ。■出るか?初大マサ■1~2月は雪も多かったようで、春先は水温も低く経ヶ岬周辺の釣果は遅れ気味だった。桜も散り始めて4月に入ると、西からの本潮が入る日も増えているようだった。「ここで一気に上向いて…。」と言いたいところだが、この記事を書いている時点ではそうとは言えなかったのだが、「ここで大マサの第一号を上げて、ついでに男も上げてやろう!」とばかりに、現地へ向かった。■冬の名残■いつものように日本海41さんの乗船し、少し周辺部で探りを入れてから11時に白石グリに到着した。やや北がかった潮流が流れていた為、船長はアンカー位置を修正しリス...'22春シーズン始動!

  • 釣れるまでは休刊(かな?)

    今年2回目の釣行はしたけれども、お見せできる魚は全くは得られず、今後は狙った魚が釣れるまでは休刊とします。釣れるまでは休刊(かな?)

  • 初釣りはしたものの…

    ようやく漕ぎ着けた令和4年の初釣行。喜び勇んで竿を出したものの、大サバとアマダイが1匹ずつ。推定80cmクラスのメダイらしきアタリは1回捉えたが、30秒ほどのやり取りでハリが外れてしまった。なんともショボい内容だが、兎にも角にも今期のスタートは切れた。これから先、上向く事を期待しよう。初釣りはしたものの…

  • 休刊

    荒天続きに加え、身内の不幸などもあって、しばらくの間更新できそうにもない。休刊

  • 明けましておめでとうございます。

    明けましておめでとうございます。昨年は119cmのヒラマサはゲット出来たものの、総数で22本と、一昨年の89本を大きく下回ってしまった。「数の少なさを」を春に実感して以来、それが丸一年間続いてしまった。クエも14kg、12kgを連続ゲットしたが、その時は小躍りして喜んだものの、目標の30kgには遠く及ばず、冷静になってみると、なんだか消化不良の感があったし、不覚にも痛恨の大バラシも二回経験したのが悔やまれる。兎にも角にも新シーズンがスタートし、当分はメダイ狙いで日本海に向かうつもりだ。私にとっても皆様にとっても良い釣りが出来る一年になるよう、お祈り申し上げます。明けましておめでとうございます。

  • 今週も…

    今週も本業が繁忙期の為、全く出られず、休刊です。今週も…

  • 繁忙期につき…

    本業が繁忙期の為、全く出られず、休刊です。繁忙期につき…

  • 休刊

    荒天続きで全く出られず、休刊です。休刊

  • 晩秋のメダイ釣り

    時間がないので…。晩秋になると、恋しくなるのがメダイで、そのパワー溢れる引きと、釣行後の鍋が食いたくなって、京都府、経ヶ岬周辺を目指した。11時からしか白石グリには入れないので、道中の漁礁で天秤仕掛を投入し、チェックしながら北上したが、どこも思わしく無く、得る物無く現着した。●当初は天秤仕掛●白石グリでは久し振りの完全フカセ釣りになったが、これで掛けた方がメダイ釣りの魅力は倍増するので期待が膨らんだ。●50mあたり3分10秒ほど●だが、意に反し、一投目で、フグもしくはウスバハギにラインに着いた蛍光マーカー部をかじられ、50mもロストして、意気消沈。以後も好転する気配が無いままに辛い時間を過ごしている最中に、僚船からの「メダイらしき魚のバラシが連発している。」との報に、一路そちらを目指した。移動先では、再び天秤仕...晩秋のメダイ釣り

  • 秋の落とし込み ~2回目

    あまり時間がないので…。「イイ時なら一船でヒラマサ20本越えが当たり前!」の柴山沖の落とし込みだが、今年はそれがごく僅かに激減している。個人的には数釣りに興味は少ないので、「できればメータークラスを一本でも多く…。」とばかりに今季2回目のチャレンジだ。いつものように、この柴山地区でお世話になっている、第三豊洋丸さんに乗船してポイントを目指した。●当日のタックル●前日に「型の良いヒラマサが出た。」というポイントに入り、一流し。これにはベイトフィッシュが付かず、直ぐに二流し目に入ったが、この流しではウマくベイトが乗った為、ゆっくりとそこまで仕掛けを落とし込んだ。そして、「イワシが逃げ回り…」の、お決まりのパターンが始まり、前アタリに追従して竿先を送り込むと、やがてズドンッと竿が胴まで曲がっていった。アワセを入れた後...秋の落とし込み~2回目

  • ’21 経ヶ岬のクエ釣り 秋の陣 ~4回目

    6日間で、12~14kgのクエを2本も釣り、「あとはサイズアップするのみ!」とばかりに意気揚々と挑んだ4回目。結果は無残にもアタリはゼロ。後ろでバカでかいエイが掛かっていたのみで、残念ながら同船者全員がクエをゲット出来ずだった。●何も伝えてくれなかったボクの竿●これからは天気との相談になるが、まだまだ攻めてみるつもりだ。’21経ヶ岬のクエ釣り秋の陣~4回目

  • 秋の落とし込み ~1回目

    予約日が何度も荒天で流れたが、今回がようやく今秋初の落とし込み釣行。訪問した兵庫県北部の柴山では、10月に入った後、ウマくはまると一船で90cmオーバーを含むヒラマサの20本越え釣果が出ていたようだが…。柴山沖に来ていつも思うのが景観が素晴らしい事で、それもそのはずこの一帯は山陰海岸国立公園内にある。●日の出杉の景観●お世話になったのは、いつもこの地区で利用している、第三豊洋丸さん。落とし込み釣りという事なので、ベイト・フィッシュたるところのイワシ類を求めてまずはひた走った。当日の状況は鳥取方面に向かう下り潮がかなり速く、オモリの指定が100号になった。100号を背負わせた仕掛は落下のコントロールが難しい。それでもイワシの活性が高ければ何とかなるが、日本海全般に京都方面に向かう上り潮の方が活性が上がり易いので、...秋の落とし込み~1回目

  • ’21 経ヶ岬のクエ釣り 秋の陣 ~3回目

    アッという間に釣れて、アッという間にジアイが過ぎたので、内容的に大したことは書けない。よって簡単に。昨年は夜釣りが好調だった経ヶ岬沖のクエ釣りだったが、今年は昼釣りが好調のようだ。この釣りのパイオニアである、第八十八大海丸さんに乗って現地へと向かった。タックルは、愛用しているインテンスブルーVer.2168Hというゼニス社のロッドとリールはAvetHX5/2MCRaptorの組み合わせ。ラインはオッズポート12号、リーダーはオーシャンレコード250LBでハリスはナノダックス230LBという仕掛けをセッティングした。●当日のタックル●到着後、まずは冷凍イカを刺して投入を開始したが、エサ盗りの猛攻で5分と持たず、ハリが丸裸になって帰ってきた。そこで冷凍魚に変更。「これならば少しは持ちそう。」と、一息ついていたが、前...’21経ヶ岬のクエ釣り秋の陣~3回目

  • ネタ無し

    先週は釣行しておらず、ネタ無しの為休刊します。ネタ無し

  • ’21 経ヶ岬のクエ釣り 秋の陣 ~2回目

    タイトル通り、今期2回目の釣行だったが、ボクの竿にクエのアタリは全く出ず、本来はクエのエサであるところのアオリイカ釣りになってしまった。数は結構釣ったが、記事にするほどの内容ではなく、よって今回はここまで。’21経ヶ岬のクエ釣り秋の陣~2回目

  • 「カン付バリを改良する」の巻

    もしかすると、既に気付いてやっている人がいるかもしれないが、カン付バリを眺めていて思い付いた事を…。ハリのチモト切れ(ミミ切れ)を防ぐために、ボクはいつもカン付バリを愛用している。それを中村式カン付き南方延縄結びを用いて結び目が物理的に回らないようにしている事は何度もこのブログで記してきた。但し、カン付バリにも色々あって、フカセ釣りでは専らオーナー社のメジ・カツオを愛用しているのだが、これの良さの第一は、カンを形成した部分=アイ部の先端部がロウ付けされていて、そこに巻き付けたハリスが喰い込まない点だ。●オーナー社・メジ・カツオ●近年取り組んでいるクエ釣りでも同様にロウ付けされたハリがあって、そのタイプの代表格であるところの、インターフック社のMOシリーズを使っていたのだが、やや割高な事と、私が通う釣具店では品切...「カン付バリを改良する」の巻

  • ’21 経ヶ岬のクエ釣り 秋の陣 ~1回目

    今回も時間なし。よって簡単に。秋季に入り、釣果も上向いて20kg~30kgクラスも出始めた経ヶ岬沖のクエ釣り。産卵や放精から解放された後、体力も回復して喰いは良くなっているようだったのだが…。今回も気象庁の潮流予想図で事前確認していたが、白石グリではその通りの南南東からの潮流が差していた。東系の潮流は活性を下げるので、心配していたのだが、開始時ではそんな兆候は感じられなかった。●当日のタックル●まずは冷凍イカをサシエサにして投入を開始したが、エサ盗りの攻撃で5分と持たない状況だった。しばらく様子をみていたものの、状況は変わりそうになかったので、サバやメジカといった冷凍魚を一本掛けしてみるが、頭と中骨だけにされる始末。だが、耐えるしかない状況が続いた。そうこうしている内に少し潮流が緩み、一本掛けの魚が無傷で上がっ...’21経ヶ岬のクエ釣り秋の陣~1回目

  • ’21 秋の鷹巣沖 ~3回目

    あまり時間がないので、ササッと書いてます。前回は正体不明魚に振り回されてしまったが、ヒラマサの顔が見たくて今秋3回目の釣行になった。いつものように、事前に気象庁の潮流予想図https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaikyou/kaikyou/tile/jp/index_subsfct.html#element:current/zoom:8/lat:35.511661/lon:135.850341/mapheight:600/colordepth:normalを見てチェックしていたが、越前岬からの下り潮が差していて、期待が膨らんでいた。その実、現地では南方向からの理想に近い潮が流れていた。●100mあたり6分ジャスト●潮流速から、送り出しは20mとし、足下の水深が63m程だったので、とりあ...’21秋の鷹巣沖~3回目

  • ’21年版 完全フカセ・タックル 〜最新リール・シーボーグ600MJ

    久しぶりのタックルインプレッション。今回は完全フカセ対応では最新のシーボーグ600MJについて。●シーボーグ600MJ●■500MJとの違い■とりあえずシーボーグ600MJのカタログ・データから。ギア比=1:3.6自重=970g最大ドラグ力=28kgベアリング/ローラー数=21/0標準巻糸量(ナイロン)8号-360m最大巻上力=101kg(112kg・リチウムバッテリー)常用巻上速度・1kg負荷時=Hi・165m/分(180m/分・リチウムバッテリー)JAFS基準巻上力=22kgJAFS基準巻上速度=Hi・210m/分と、なっている。実際に手にしてみると「シーボーグ500MJのスプール軸を単に細くしたバージョンでは?」と感じてしまう。検証の為、両リールのデータを比較して考察した結果は以下のようになった。1.ギヤ...’21年版完全フカセ・タックル〜最新リール・シーボーグ600MJ

  • ’21 秋の鷹巣沖 ~2回目

    ■ピーク後■これで今秋2回目の鷹巣沖釣行。前回でも記したが、そこそこ大きめのヒラマサも上がっていたので、期待は膨らんでいた。しかしながら、そのヒラマサがアタッていたのは対馬暖流の影響を受けた潮流のおかげで、釣行日の数日前にそれが止まり、僅かにトロトロと動く潮に変わっていた。●50mあたり8分弱●それでもタナは見切っていたので、「送り出し」「止め」「巻き戻し」「スプールの回転制御」を駆使してアタリは快調に拾えた。しかしながらヒラマサは全くアタらず、40cm程度のマダイと、それよりも少し大きなハマチばかりだった。「オヤッ?」という場面もあったが、いつものダブル(今回は同種)でガックリ。●思わせブリの子●■今年も…■そうこうしている内に、釣友が大型魚を掛けた。まぎれもなく去年にやられた魚と同等の引きだった。●とんでも...’21秋の鷹巣沖~2回目

  • ’21 秋の鷹巣沖 ~1回目

    玄達明けで鷹巣沖へと転進。はてさて今年はどんな展開になるのやら。■連続アタリ記録更新も■いつものように気象庁の海流図をチェックしていたが、対馬暖流の影響を受けた夏らしい潮流が、鷹巣沖にも差していた。●50mあたり4分強●船長のポイントまでの想定距離を聞き、それを元に推測し、導き出したのが、「発泡ウキは無しで、水中帆(潮受けウキゴム)のみ」、「送り出しが25m」、「90m迄フリーで出したら30秒の止め」、「以後はリールのメカニカルブレーキを絞って流す」という、パターンだった。これで流してみると、120mでアタリが出たが、竿に重みが乗った後、すぐにハリが外れてしまった。そこで「送り出しが20m」、「90m迄フリーで出したら40秒の止め」、「以後はリールのメカニカルブレーキを絞って流す」に組み替えると、またもや同じ距...’21秋の鷹巣沖~1回目

  • ’21年版 完全フカセ・タックル 〜クーラーボックス簡単改造法編

    玄達明けでどこにも釣行しておらず、今回は道具ネタ。このブログではよく閲覧上位に上がるクーラーボックスの改造についての続編だ。以前にも紹介した価格がリーズナブルでサイズはピッタリだが、保冷力がイマイチな、伸和製の「ホリデーランドクーラー76H」の保冷力強化法に新たな展開、と言っても恐ろしく簡単な保冷力強化法を思い付いたのでそれを記してゆく。(誰でも思い付くと思うレベルだが…)●ホリデーランドクーラー76H●保冷力を強化する方法は断熱材の性能を上げるか、厚みを増すかの二通りになるが、昨年の11月の記事https://blog.goo.ne.jp/tsurigadaisuki/e/197e01d97d546f74bbbe55dd8ed68020では、アルミ付き発砲ポリエチレン断熱シートを躯体内に挿入して、内部の、断熱...’21年版完全フカセ・タックル〜クーラーボックス簡単改造法編

  • ’21 玄達瀬釣行~総集編

    結局最終日は荒天で流れ、玄達釣行史上最低の、本数は9本、最大が90cmという結果に終わった。気象庁の海流予想図https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaikyou/kaikyou/tile/jp/index_subsfct.html#element:current/zoom:8/lat:35.511661/lon:135.850341/mapheight:600/colordepth:normalを毎日のように確認していたが、それによると対馬暖流が経ヶ岬沖で急角度で北上し、玄達瀬周辺では8月初旬までその北上する本流に引かれた潮がグルグルと回るだけの日が多かった。それ故に、二枚潮、それも底潮が動かない日が連続していたようだ。その為ヒラマサの捕食スイッチが入り辛く、上層まで浮上しないので、今...’21玄達瀬釣行~総集編

  • ’21 玄達瀬釣行 ~5回目

    ラストスパートに入った今年の5回目。これ迄とはかなり状況が変わっていた。■ブッ飛び潮■いつものように約一時間の航海で現着したが、晴海丸の船長宛に先行していた僚船から「ブッ飛び潮に変わっている。」との連絡が入った。当初は前日まで攻めていたポイント周辺で大型を狙う予定でいたのが「到底、仕掛が入らない。」との判断で、仕方なく浅場を攻める事になった。玄達瀬の浅場と言えば中期以降は「小型の数釣りポイント」になり、ボクらのグループの場合は、「どうしても、そこでしか釣りが成立しない日」のみに仕方なく入るが、今年はその小型の群れがほとんど入っていないので、逆に「少しはましな型が掛かるかも?」と少しの期待はあった。●100mあたり2分チョイ●■浅場ポイント■速い潮流に対応させるため、まずはB.B.入りサルカン2号を1つと水中帆を...’21玄達瀬釣行~5回目

  • ’21 玄達瀬釣行 ~4回目

    何だかんだで4回目。前回に晴海丸の船長が発見したポイントでは、渋いながらも一船で5本前後の釣果が出ており、ボチボチながら調子はやや回復の兆しがあった。■春のイメージ■前回までの経験から、今年の玄達瀬は、「個体数が少なく、争う必要がない。」、「潮流が二枚潮以上の日が多く、上層がヒラマサの求める条件に合わない。」等々の理由だと思うが、「積極的に浮上してエサを採る個体が極端に少ない」、「例年の着き場に殆ど着いていない」という傾向があって、それを理解していないと、貧果に終わるとボクは理解している。「沈み根そのものよりも、その手前のスペースの底付近に出て来て、低層を横方向にウロつきながらエサを拾っている。」が、ボクの、今年のヒラマサに対するイメージで、これは晴海丸の船長の意見も同じだ。「という事は、春先の白石グリの傾向と...’21玄達瀬釣行~4回目

  • ’21 玄達瀬釣行 ~3回目

    これで今期3回目。玄達瀬のこれまでの経過は、初期には大型が出ていたものの、ヒラマサの釣果は急減速し、良くて一船で2~3本という釣果になっている。特に今回の釣行日までの5日間はヒドく、潮がほとんど動かない、もしくは上層だけ動く強烈な二枚潮の影響によって各船長もお手上げの状態だった…。■予想通りの二枚潮■当日もキビシイ状況が予想される中、一時間の航海を終えて現着。そこには見せかけ上では最適な潮流が差していた。●100またり5分チョイ???●「見せかけ」と言うには理由がある。実は、この速さは上潮だけのモノで、底潮がほとんど止まっていたからだ。恐らく速い上潮はヒラマサが嫌う性質(成分?)になっているらしく、この潮が差すがために、例年ならエサを追って浮上するハズの個体が極端に減る原因になっているようだ。それを知らずに「い...’21玄達瀬釣行~3回目

  • ネタ無し

    クエ狙いで釣行するも、大雨による水潮でアタリ無し。ついでに狙うイカも大した釣果ではなく、よって今回は休刊です。ネタ無し

  • ’21 玄達瀬釣行 ~2回目

    これで二回目の玄達瀬チャレンジ。一回目の釣行は潮止まりでイマイチだったが、その後は回復して110~130cmクラスが連日出て「いよいよ本格化!」と思っていたのだが…。釣行当日は、理想的な潮が差していた。●100mあたり5分10数秒●「これはイケル!」とばかりに投入開始。まず釣友が92cmのヒラマサをゲットした。続いてもう一人も85cmを、そして待ちわびていたボクにもアタリが出て…。喜んだのも束の間、65cm級のマダイでガックリ。その後もパラパラとアタリが出たが、潮流が急減速した。そしてまたもやの潮止まり…。船長はポイントにダイレクトにアプローチできる位置にアンカーを入れ直し、ほとんど動かない中、「オキアミシャワー」作戦を実践する。これでもアタリが出たが、右でヒラマサ、左でヒラマサと続いた後、ボクにもアタリが出た...’21玄達瀬釣行~2回目

  • 経ヶ岬のクエ釣り ~釣り人生最大の失態

    ヒラマサの完全フカセ釣りと平行してチャレンジを続けている、経ヶ岬のクエ釣り。ボクの、初夏のチャレンジも始まっているが、釣り人生最大の失態を犯してしまった。●ボクのクエ・タックル●生きたスルメイカを装餌して待つ事2時間。それは突然やってきた。フワフワと穂先が揺れたと思った後に、相手はグイグイと竿を絞り込んでいった。「ここがアワセどころ。」とばかりに渾身の力を込めて竿をしゃくりあげたが、「あれれ?」、何故かNO感じになった。「早アワセで外れたか?」と、慌ててリールでラインを巻きこんだが、抵抗感があまり無く、巻き上げが軽い。だが次の瞬間、猛烈に締め込んできた。ここでは何度かリールは巻いたが結局根ズレでアウトだった。千載一遇のチャンスを逃し、失意のドン底に陥っていたが、以後もスルメイカを確保する度に交換し、「二度とは来...経ヶ岬のクエ釣り~釣り人生最大の失態

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中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」
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