夏休みを前に、雑務が重なり、更新がままなりません。特に、今回は「中学受験における小論文(作文)」というシリーズものですから、手が空いたときに一話づつ書いていくことが出来ません。 7月23日以降、集中して書いていく時間を取る予定にしています
はじめに、中学入試における小論文(作文)に必要なことは何かということを示しておきます。� 独自性か高度性� 道徳心(一般常識)以上の2点が求められるものです。 なぜ、それぞれの力が必要かを説明する前に、中学入試の小論文(作文)の前提について
さて、今回から中学入試における小論文(作文)について述べていきます。すでに、いくつか指摘をしてきていますが、そうした事項についても再確認しながら進めていきます。 根本的な違いというのは、国語(現代文)と小論文(作文)では問われる能力が違う
「国語(現代文)で問われるもの」に天使さんという方からコメントをいただきました。かなり誤解があるようで、今後、本文できちんと書かないといけないかと思いますが、今回は書けることだけ書いておきます。 今まで、「読解力を試される国語(現代文)と
私の考え方が「知識分野軽視」と思われている節があるので、今回はその点について述べていきます。 中学受験の塾の場合、週例テスト(YTやカリテなど)を中心に日常学習のサイクルがまわっています。出題範囲が決められ、それに向けて勉強しているわけで
ちょっとびっくりするような書き込みを見つけてしまったので、今回、取り上げてみることにしました。これ中学入試 国語(物語文の読解問題) 問題集の解答に疑問 質問者: 去年の暮れ頃から中学入試の国語を甥に教えることになったのですが、市販の問題
指示語に関してコメントをいただいたので、実際の問題形式で解説してみたいと思います。★次の文章を読んで、後の間に答えよ。 小学生時代の母のイメージ。それは私の心には夫から棄てられた女としての母である。大連の薄暗い夕暮の部屋で彼女はソファに腰
本来なら最初に書いておかなくてはいけなかったことを書きます。それは「国語(現代文)は独学が難しい」ということです。 文章の理解が国語(現代文)の目的であり、独学が書物に頼る学習法である以上、ある一定レベル以上の国語力のあるもの以外、独学は
さて、今回は「中学受験合格への道」から「中学受験生の国語力アップ対策⇒合格点分の得点を取ればよい!」を取り上げます。 「入試は時間との勝負」ということは前回のブログでも話しましたね。そのためには、�設問を先に読んで本文から答え探しをする方
出口汪の日本語トレーニング・プリント (1)出口 汪 「国語(現代文)は日本語力を試すものではなく『文章の内容を正確に理解したか』を試すものだ」という話をよく聞きます。この言葉自体が出口先生の言葉であり、確かにその通りですが、誤解すると痛い
今回は、中学受験プロ家庭教師会(鉄人会)HP内の「秘伝!国語入試問題の解き方」の例題をお借りして「語法・文法に基づいて読む」ということを説明していきます。第3回 選択問題の解き方(1) (…ただ年下の子らを驚かしてやろうといういたずら心だ
大学生になって家庭教師をはじめたばかりのころです。よく、「旺文社のラジオ講座」(懐かしい)を聞いていました。もちろん、自分の大学受験は終わってましたから勉強のためではなく、「家庭教師の参考になるかな」程度に聞き流していただけです。 ある
入試は、最後は時間との勝負になります。ですから、ある程度のカがついてきたら、時間制限をして練習する必要があります。 「ある程度」というのは、大体、一般的な問題が70%程度正解になるようになったらということです。入試では65%をとればほぼ合
さて、今回は「中学受験家庭教師ドクター」HP内の「中学受験プロ講師の『国語偏差値20アップノウハウ』」をお借りして「キーワード」について考えていきたいと思います。「難しいことばは無視する」学校でも塾でも習ったことのないことばに出会ってしま
今回は、中学受験専門プロ家庭教師会(鉄人会)のHPから「イメージ力を鍛えると国語の偏差値は飛躍的に上がる!」を取り上げます。 従来、国語の読解力を身につけるためには「とにかく本を毎日読むことだ。」とか「長文問題をたくさん解いて慣れることだ
さて「国語の勉強法 その1」について指摘し忘れた件があったので補足しておきます。 では、それはどういうアドバイスだったかというと、まず第一は、難しい文章を繰り返し読むことでした。 このアドバイスはある程度の効果が期待できます。「国語の勉
今回は、以前取り上げた、「国語の勉強法」の続き部分(その2)に触れていきます。 第二のアドバイスは、点数に一喜一憂するのではなく、実際に親が子供と一緒に、できなかった問題を解いてみるということです。これは、小学生のうちだけでなく、中学生や
中学受験親が伸ばすわが子の思考力表現力進学教室SAPIX小学部 「親が伸ばすわが子の思考力・表現力」(サピックス編・学研発行)から抜粋させていただきました。 今回は単なる「学習法批判」ではなく、「中学受験における小論文(作文)とはどのような
今回は、国語専門塾のHP「国語の勉強法 その1」から抜粋させていただきました。 「国語の力をつけるためにはどうすればいいのですか」という質問をよく受けます。 私は、これまでずっと、そういうことは国語の専門の塾で対応しているのだと思っていま
※脱落文挿入問題 脱落文挿入問題には、次のような難易度順の答え方があります。�本文中の欠点を補うところに入れる。�脱落文の中の内容や文法要素がなるべく生きるところに入れる。�脱落文を本文に戻したときに、何か文法的によいことが起こるところに入
空欄補充問題は、解答形式として選択肢問題と抜き出し問題があり、さらに自分で考える場合は記述問題でもあります。ですから、基本的にはそれらに準じて考えればよいので、ここでは、特別な点にだけ触れることにします。(なお、接続詞については第5回を参
※同内容の抜き出し問題 文中から抜き出す問題にもいろいろなものがありますが、最も重要なのは、傍線部と同じ内容の箇所を探すものです。これについては、絶対の方法があります。 同じ内容を抜き出す問題は、記述の「条件加算式」を厳密に用いる、という方
「選択肢問題の対処法〜その1」では、消去法についての説明が中心で積極法に触れていなかったので、今回は「積極法」について、その有効な考え方を説明します。 消去法で悪いものを落としたあと、まだ、複数の正解候補がある場合は、よさそうなものの中か
「指示語」の中には、どこかを「指す」のではなく、全体を「まとめる」働きをしているものがあります。これもまた重要な言葉です。 例題をやってみましょうアメリカは近代に始まった国である。それに対して、ギリシャ・イタリア以外のヨーロッパの国々は中
以前、「国語(現代文)読解でまず必要なのは、助詞・接続詞・指示語のような、�つなぐ〃働きをする言葉」である、と述べました。にもかかわらず、助詞と接続詞については説明しましたが指示語はまだふれていませんでした。 ということで、今回のテーマは
さて今回は「家庭教師のアクセス」のHP内「採点基準を知り、型を身につける」からの抜粋です。この学習法批評も単なる揚げ足取りだとは思われたくないので、今回から、私が賛同できる部分は「青」、批判していこうとする部分は「赤」で表示させていただき
それでは、記述問題の対処法を説明していきます。前回書いたように記述問題の解答法はすべての基本であり、他の設問形式の解答にも有効です。※ 記述問題の解答方式 記述問題の解答の方式には、大きく分けて二つのタイプがあります。部分要約式・…‥設問
トラックバックされていた記事のなかから、下記のようなものを見つけました。国語(現代文)の中学受験問題質問 中学受験の国語の問題において、文章を読んでから解くのか、問題を先に見てから文章を読むのかどちらのほうが効率的なのでしょうか 回答学習
「選択肢問題の対処法〜その1」では、「即答法」の方はあっさりとしか触れず、「検討法」の方法を詳しく説明しましたので、今回、「即答法」の説明をしていきます。私は「即答法」が本来の問題の解き方であると考えており、普段の指導では「即答法」に重き
前回のようなマーク法を利用した場合、親御さんなどに、私のやり方が「記号を用いて解答」しようとするいわゆる「記号式」方式を推奨しているかのように思われることがあります。しかし、これは私の主旨と違いますので明確に否定しておきます。 選択肢を選
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