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ソラの恋愛感 https://dolphin-love.jugem.jp/

soraの日記を元にした恋愛実話ブログです。『2人で1人』繋いだ手はずっと離れないと・・・

sora
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2007/06/05

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  • vol.157 最終話

    恭と離れて、もう10年が経ちますね。ようやく完成しました。あの頃の私には10年後の自分なんて・・・おばさん?!って呼ばれちゃうのかな?大人になっているのかな?その位しか想像つかなくて。でも、いくつになっても大人にはなれきれない気がします。ど

  • vol.156 前を向いて

    まだまだ泣いてしまう日もあるけれど、ゆっくりと前を向いて行こうと思うんだ。四十九日の法要には、マサも拓も一緒に来てくれた。恭のお母さんは、四十九日が終ると、天国へ旅立つのだと教えてくれた。「いつでもここに遊びに来てね」最後にやさしい笑顔で見

  • vol.155 生きること

    1週間で退院する事ができ、マサに恭の話をする為に電話をしたんだ。マサは「ジョウダンだろ??」って相手にしてくれなかったけれど本当だとわかると、電話を切ってすぐに来てくれたんだ。そして私の左手のギブスを見て、「辛かっただろう・・・頑張ったな」

  • vol.154 病院

    ぼんやりする意識の中、『痛い…』体も重くだるい感じが急に襲ってきて、目だけゆっくり開けると病院のベットの上だったんだ。そして、隣を見るとお父さん、お母さんが、目を真っ赤にしている姿。私の口から無意識に出た言葉「死ねなかった…」そう口にした時

  • vol.153 決意?

    恭の所に行くと決めたら、心が少し楽になれた。永遠に離れる位なら、私から逢いに行けばいいんだから。朝、起きると恭のお父さんは仕事に行った後だった。お母さんに挨拶をすると、次は四十九日の法事があるから来て欲しいって言ってくれた。そして・・・「今

  • vol.152 決意?

    恭の部屋は、どこかまだサムライの香がして、今にもどこからか恭がでてくるんじゃないかって期待をしてしまう。さっきは、私の知らない恭の話を色々聞けて、少し心が落ち着いていたけれど、また1人になると切なさと、不安とが私を取り巻いてゆく。すぐ側に恭

  • vol.151 キミの過去

    どの位時間が過ぎていったのだろう・・・恭のお母さんは私が落ち着くまでずっと側に居てくれたんだ。放心状態の私の手に、そっとお母さんが小さな箱を乗せてくれた。「これはね、soraさんの手紙が入っていた引き出しに一緒にあったの。きっと恭がsora

  • vol.150 小さなキミ

    車から降りると、お母さんが私の手を取って「あの子に会いに来てくれてありがとう…」はにかんだ笑顔だったけれど、お母さんの頬を涙が伝って落ちていった。言葉にならない気持ちが溢れてきて。「ウソ……です…よね…」言葉を言いかけた私の手をひいて「どう

  • vol.149 恭のふるさとへ

    お母さんの電話を切った後。住所と電話番号、そして行き方を書いたメモを手にとって、そのまま車に乗り込んだ。信じたくないけれど、わからないけれど。でも『行かなくては!!』ただそれだけの思いで、車を走らせた。キミが居なくなったなんて…そんなのウソ

  • vol.148 信じたくない

    「恭が……事故で……死んでしまったの」----- 死んだ??? 言ってる事がわからない。私は発狂していたのか、それとも無言だったのか。それさえも覚えていなくて。お母さんの「soraさん!?soraさん!?!!!」って声で、我に返って「ウ

  • vol.147 お母さんからの電話

    いつの間にか、闇に包まれて。車のライト以外に光もない場所で1人きり。携帯を開けると『圏外』の表示。もしかしたら、恭からの電話が入らないかもしれない…とりあえず、『来た』であろう道を戻ろう。携帯片手に『圏外』表示が消えるまで、車を走らせたんだ

  • vol.146 キミが居ない

    恭から連絡が無いなんて、オカシイ。恭の仕事場の連絡先なんて知らない。現場の場所もだいたいしかわからない。万が一、恭に何かがあった場合、連絡が行くのは『私』じゃなくて実家。私達はまだスタートしたばかりで、恭の知り合いにも会ってない。この仕事が

  • vol.145 音信不通

    お昼になって恭にメールをした。いつもなら、すぐに返信があるのに、1時間過ぎても2時間過ぎてもメールは来なかった。メールの返事がないだけなのに、すごく不安。携帯を開けたり、閉じたり、------- カチャッ、カチャッ、カチャッその音だけが部

  • vol.144 テディベアの夢

    雨が降るたびに少し暖かくなった気がする。季節の移り変わりを感じる時期になってきた。1日1日恭との距離が短くなっていく気がして嬉しくもあった。恭からもらったテディベアを相変わらず恭の代わりとして抱っこするのが日課。『おはよう』から『おやすみ』

  • vol.143 逢えない時間

    毎晩、8時30分ピッタリに恭から電話がある。今日は現場がどの位進んだのかとか、恭がどういう仕事をしたのかとか。「完成したら一緒に見に行こうな」って。「子供が出来たら、パパがこの部分を手伝ったとか、作ったとか話したいな」とか。どんどん、空想が

  • vol.142 将来の夢

    お昼を過ぎた頃、携帯がピカピカ光って、恭からのメール。--------------- 本文 ----------------お弁当食べた。おいしかった。また作ってね。今現場近くだよ。夜電話する。sora愛してるよ--------------

  • vol.141 出張へ

    今日から、しばらく恭と逢えなくなる。いつもよりずいぶん早起きして、初めての手作りお弁当を作った。「しばらく逢えないから、せめてお昼だけでも♪」新妻になった気分でうれしい反面、もうしばらく逢えないんだなぁって悲しい気分にもなったんだ。恭もずい

  • vol.140 初めてのプロポーズ

    24時間というのは「あっ」という間に過ぎてしまう。人それぞれ、24時間の長さの感覚って違っていると思う。今の私は、超特急並みに早い気がするんだ。もう・・・明日、というか数時間後に恭は仕事で遠くに行ってしまう。隣で横になっている恭に手を伸ばせ

  • vol.139 友との再会

    「喉かわいたぁ!!」車を走らせて向かった先は駅前のマック。路駐している2台の車・・アレ????---- 拓の車????そこで立ち話している人は????---- マサ??????!!!!!ゆっくり近づくと向こうも気が付いて、「おぉぉぉ〜!!s

  • vol.138 心のシャッター

    1週間なんてあっと言う間に過ぎていった。何か特別な事をしたわけじゃないけれど、ただ、一緒に居られる、この空間が好き。でも、あと2日で恭は仕事で山奥まで出張に出かけてしまう。「ちゃんとココに戻ってくるから心配しなくても良いから。これからもずっ

  • vol.137 新しい生活

    19歳なりに新しい生活をスタートしようと思ったんだ。いつまでも、夜の仕事はできないから。夜の仕事を辞めて、恭を支えられるようにとお昼の仕事を探そう!!って。ママに電話して今の気持、全部話したんだ。『soraさんはまだ若いから、ちゃんとお昼の

  • vol.136 1つの体

    ---------- とても自然な流れだったんだ。生まれて初めて、すべてを愛されたいと思った。全身で愛されたいと思った。なれるものなら・・・キミと1つの体になってみたいと。恥ずかしいけれど、この時をずっと待っていたのかもしれない。お互いの存

  • vol.135 新居

    車の中では、ずっと手を繋いだまま。時々、恭の肩に寄りかかってみたりしながら、逢えなかった時間にお互い何をしていたのか、どう過ごしていたのかを語っていたんだ。恭は実家に帰り、親の紹介で土木関係の仕事をしている。時には何週間と山奥へ出張なんてこ

  • vol.134 実感

    車内ではずっと手を繋いでいたんだ。もう、離れないようにって。スピーカーからは♪♪〜 真っ白な・・・♪L'Arc-en-Ciel winter fallあの時・・・・・サヨナラした季節、よく聴いていた曲だったよね。--- soraだけだから。

  • vol.133 涙のKiss

    ------ 北口で待ってるそう言ったのに、改札まで来てくれたのがキミらしいよね。「ヤバッ・・・路駐したままだった・・」恭の片手には私の荷物。もう一方の手にはsora。ちょっとあせった恭の顔。やさしく背中に当たる手。私の歩きに合わせてくれる

  • vol.132 やさしさの香水

    私は弱い生き物なんです。魔法の言葉の賞味期限が人よりも早いのかもしれない。だから、すぐに不安になって。その時に欲しい言葉をくれた人へ期待をしてしまう。そんな人間でした。私はどれだけの人に迷惑をかけてきたのだろう。。。どれだけの人を傷つけてし

  • vol.131 再会

    電車のスピードがだんだん落ちてきた頃には、街の灯りがキレイに見える時間になっていた。♪___-----___♪----♪♪まもなく。。。お乗換えの方は3番ホーム。。。アナウンスが流れる頃には、バックをもって準備OK。1番にダッシュするんだか

  • vol.130 キミに会いに行きます

    窓の外には見慣れた景色が見えてきた。もうすぐだね。ホントに逢えるんだよね?♪〜♪〜・・・・♪〜・・・・♪〜急に鳴り出した携帯にちょっとビックリしたけれど、ディスプレイを見なくてもわかる。だって、恭からだから。「もしもし♪」声色だって、明るく

  • vol.129 年配の夫婦

    夢見たい。旅行カバンを手に持って、乗り継ぎの電車を待っていた。携帯を片手で開けて、着信履歴を出してみた。自然と笑顔になっちゃう。繋がってる『しるし』恭と繋がっている『しるし』だから。それに…私にも幸せ…来るよね?順番に回って来たんだよね?乗

  • vol.128 ボーイからのプレゼント

    さっき着いたばかりの駅。ママとアズサさんにお礼を言って、車の外に出るとボーイが私の旅行バックを渡してくれた。「コレ、プレゼントッス!!!」ボーイが手に握り締めたモノを無理やり私の手の中にあずけた。「エッ?何?????」ゆっくりと手の平を開け

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