青い鳥

幸せを運ぶという青い鳥をみかけたよ青い鳥を探しに旅に出かけるよ旅の途中で いろんな人に出会ったよ旅の途中で 悲しいことにであったよ旅の途中で 楽しいことにであったよ旅の途中で 苦しいことにであったよ幸せを運ぶという青

ジグソーパズル

君は 真っ白な キャンバスにいろんなピース はめ込むよ輝く人生を 君色に染め上げて幸せの階段 登っていく私は まだまだ小さなピース色だって 形だって 定まらないほんの小さなピースだけれど白い炎で あたりを照らすやんわりアロマローソクピ

赤い糸の伝説

月の輝く 夜に黒いドレスに 着替えて湖のほとりで 静かに眠るあなたに 会いにきましたあの日 あなたは白い煙に乗って 消えていった湖に 自分の顔を映して みつめていると1枚の地図が 浮かんできた手にとって 広げてみるとまばゆい光の扉

薔薇と星の王子様

青々と茂る草原 その中にたった1本 咲いていた真っ赤な 真っ赤な薔薇のつぼみそよそよ 風に 吹かれてうつむきかげんに ゆれていた僕は君に恋をして毎日いろんなお話 聞かせるよ青々と茂る草原 その中で凛と1本 立っていた真っ赤な

失くした右手

右手を 失くしたその人は 真夜中に私を 呼ぶ失くした右手が 痛むんだとチクチクチクチク時計の音だけが静寂を包み込む私は 鏡を左手の 横にそっと 並べてみる鏡の中で 蘇る失くした 右手が蘇るその人は 静かに眠りに

棘の森

暗闇の風に誘われて着いたさきは 棘の森つるぎが次々 のびてきて手足の自由も 奪われる般若のお面をつけられてレクイエムの曲に合わせて乱舞する胸の奥に 眠ってる真実の声は 蘇る信じたい 信じてる信じたい 信じてる

秘密の花園

晴れ渡る 青空の下でふりふり傘と子猫をつれて お散歩ついた先は 秘密の花園咲き乱れる お花畑で空を仰ぐ風船にお花を詰め込んで空たかく 飛ばしてみる風さんよ 君のもとに届けてね戦いで疲れた君が笑顔になります

妖精はそよ風にのって飛んでいく

木漏れ日の中でそよ風にふかれ妖精は 優しさという名のハンカチを織っている風にのせて いろんな人にプレゼントある日妖精は 恋をしてひとりのひとにだけに織り続けたハンカチは鎖となりナイフになった妖精はハンカチを織る

夢の国の住人

夢の国の門番は甘い言葉とふりふり服で住人を待っているだけど現実の世界であちこち引っ張られて忙しい住人はなかなか夢の国にやってこない夢の国の門番はするどい刃で 自分を壊さぬようにぷーっと風船膨らませるやっ

ペット君

最初はね 白くて ふあふあで 青い目の 可愛い子をお店で 買いたかったのでも君と偶然であって一緒に暮らすうちにもう 君じゃないと嫌なんだ君なしの 生活なんて考えられないよ君がどんな風に

誰かを好きな 私

誰かを好きな 私は誰かを好きな 私にいつも支配される平気だと強がっても君の言葉と行動にチクンっと胸が痛む誰かを好きな 私は誰かを好きな私にいつも振り回されるいろんな私に出会ってがっかりしたりはげましたり

大空に向かって

崖っぷちに立って 空をあおぐ白い大きな羽を持つ 鳥に乗って君はあらわれ 「おいで」と手招きするよ重い荷物をすて着ているものも脱ぎ捨ててジャンプ！ジャンプ！君の鳥に一緒に乗って大空をかけめぐる君の腕にしがみつき

そして貴方はドールになった

戦うことをやめたあなたは静かにベットで眠っている苦しかった日々も楽しかった日々もすべて超越してしずかに眠っている生活のすべてを他人にゆだね静かにベットで眠っているあなたは安らぎの国に住む天使疲れた私は あなたのぬく

君をみつめて

君を みつめる君の瞳に 映る私は微笑んでる君への 想いで現れる いろんな私を束ねてる武器も 防具も捨て去って君を みつめて微笑んでるそして 君も笑ってる

魔法の鏡

ある日 魔女がやってきて人の心を映し出す魔法の鏡を おいていく君のことが 大切で君のことが 大好きだから魔法の鏡は 割っちゃった君の心は 君だけのもの君の心は 君だけのもの