秋の気配

気づいたかい？蝉の声が聞こえなくなっていることに気づいたかい？雲がちぎれて小さくなっていることにアツイアツイと言いながらずっと半袖のまま突っ走ろうとしてももうすぐ風もツメタクなるから無理しないで少し立ち止まって耳を澄まそう空を見上げようそう

矛盾

得てしまった安心 与えてしまった安心 それゆえの、不安

ご無沙汰しています

久々の更新でございます。 ここ最近、仕事が忙しく、ココロと時間に余裕を失っておりました。 社会人になって○年。一週間、一ヶ月、一年が、もの凄いスピードで流れていきます。 今年ももうあと5ヶ月。何だかんだと、過去を振り返り、今を見直し、将来

七夕です

二千「7」年「7」月「7」日 スリーセブンなめでたい七夕ですね。 何年ぶりかわからないくらい久々に、七夕の短冊に願い事書きました。 スーパーのイベントなんですけど（＾＾； 昔はカワイイこと書いてたんだろうなァ。思い出せないや。 私は、常々

青い月の夜

潮風の吹く夏の夜の堤防に ふたり寝そべって月を眺める 昼間の陽射しのぬくもりが 冷めきっていないセメントの上で その陽を映して輝く満月を 波の音を聴きながら あなたの息遣いを感じながら あなたに聞くまで知らなかった 数年

小さなコトバ

ささやかな何てないコトバだからこそ尖ったココロに染みるんだ【Photo：Sachi，Poem：一紗】→ Sachi'sサイト

約束

帰ろっか そう言われることが ちょっと寂しい でも また来週 そう言えることが 何より嬉しい だから 笑顔で手を振り 笑顔で会おうね また、来週

砂浜の日常

海岸に大きな白い砂山ができていた 側にはブルドーザーとショベルカー どこからか運ばれてきたその砂は 重機を操るヒトの手によって この砂浜に敷きつめられるのだろう 均されて混ぜられて この砂浜の砂と一体になるのだ ずっと前か

蛍

蛍を見ていた 淡い光を放ち暗闇を飛び交うホタルを 勢いよく輝き優雅に踊り飛ぶホタルを 疲れたように弱々しく彷徨うホタルを 蛍を見ていた 時々通る車のライトが その優しい光を飲み込んでしまっても 自らの灯を決して絶やさないホ

理由

迷い続けていた理由と その迷いを断ち切った理由は どちらも同じ、あなただった3ヶ月間結論を出せないままだった選択に、ようやく答えを出しました。

機械のぬくもり

知らない街の ビジネスホテル 飾り気のない 薄暗い部屋に 独り突っ立ち ため息とともに ポケットの中の 小さな機械を放り出す 固いマットの シングルベッドの上に 投げ出されたそれは 自身につけられた 飾りとぶつか

最長記録

何度も挑戦しては すぐ挫折したと 言っていたのに すごいね もう何ヶ月だろう オマエのため 理由を尋ねた私に そう答えたの覚えてる？ 私も毎日カウントしているよ あなたの禁煙期間に ちょっとだけ 日にちをプラスした

Singer

唐突に そして永遠に 途切れてしまった歌声が 過ぎ去ったときを心に呼び戻す ちっぽけな出来事に イッパシに悩み、傷ついた 弱虫なクセに意地っ張りな 幼いコドモだった そんな時代のBGM その歌声の終焉と 遠くなりつつ

空と夕陽とワタシとキミ

空が青いなんて 誰が決めたの？ 夕陽が赤いなんて 誰が決めたの？ もしかしたら ホントは逆でも よかったのかもしれない 最初から 空が赤くて 夕陽が青ければ そんな世界になってたかもね だけどね そうならなかった

初コラボ

Sachiさんとの初のコラボ作品です。 いつも彼女の撮ったあったかい写真に癒されてますが、今回はそれに詩をつけさせてもらいました。＜やすらぎを求めて＞君のヒザを枕に木もれ陽を毛布にして少し休んでもいいかな【Photo：Sachi，Poem

存在価値

君が必要だと 言ってくれる人は遠すぎて なのに、あなたは 一番言って欲しいあなたは こんなにも近くにいるのに あまりにも近くにいるから 君なんかいなくても平気って 堂々とそんな顔をする 誰も答えは出してはくれない でも

人生は詩である

人生は詩である 卒業アルバムの最後のページ 黒いサインペンで 堂々と 力強く 残されたその言葉 目に映る文字は 何1つ変わらないのに 見るたびに 意味が変化する 今だから 今ようやく その言葉の深さが

アンテナ

最近3本立たないね 私の電波が弱くなったの？ あなたが圏外に行っちゃったの？ お願いだから 機種変更なんてしないでね 新機種は操作が複雑だから 慣れたのが一番だよ、ね

手

あなたの手 あなたの日常を映して プライドの影を刻んで あなた自身を物語る その手に包まれた私の手は あなたに何かを囁くでしょうか

みち

君にとっての回り道は 誰かにとっての近道かもしれない 誰かが回り道だと言った道が 君には近道になるかもしれない 歩き出す前は どちらかわからないけれど いいじゃない いつかどこかに きっと辿り着くから 「未知」だから

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