8月は成瀬巳喜男監督の生誕120周年にあたる。NHK BSでは成瀬監督作品を4本オンエア。なかでも『浮雲』は昨年の放送に倣って、おそらく4Kデジタルリマスター版でのオンエアになるのではないだろうか。■「放浪記」NHK BS 8月6日(水)午後1:00~■「乱れる」NHK BS 8月13日(水)午後1:00~■「浮雲」NHK BS 8月20日(水)午後1:00~■「めし」NHK BS 8月27日(水)午後1:00~...
ディズニープラスの『オビ=ワン・ケノービ』。後半3話を中心にTVシリーズ全6話を振り返ってみる。期待していた通りの展開、予想だにしなかった展開も含め十分に楽しませてくれたと思う。『シスの復讐』と『新たなる希望』をつなぐオビ=ワン の物語をStereo Sound Onlineでの対談記事であらためて辿ってみた。...
CES2022で発表されていたサムスン製の湾曲モニター“OdysseyArk”が8月にリリース?の噂。55インチ/16:9/4K HDR/1000R。mini LEDディスプレイでドルビーアトモス対応のサウンドシステムを内蔵という話も伝わってくるのだが・・・さて。湾曲率は申し分なしだ。 シネスコサイズではないものの55インチという大きさにビビる。同じ湾曲率でも画面サイズが大きくなって横幅が延びれば“曲がっている!”感はアップする。メーカーからの正...
NHK BSPで『拾われた男』。なんだか面白い。にしてもやたらと俳優陣が豪華だ。エンドクレジットの制作・著作にはウォルト・ディズニー・ジャパン、NHKエンタープライズとある。ディズニー+で確認してみると確かに配信も始まっていた。週一のペースで放送とサブスクとで同時公開らしい。全10話。なるほどこれからはこういうスタイルもあるのか。...
Apple Musicで『オビ=ワン・ケノービ』オリジナルサントラ盤の配信がスタート。ロスレス音源のドルビーアトモス仕様。全31曲。最終話で流れた「ダース・ベイダーのテーマ」「ベン・ケノービのテーマ」「レイア姫のテーマ」も劇中と同様に収録されている。...
7代目ジェームズ・ボンド役にニコラス・ホルトが決定!という夢を見た。1982年生まれの32歳。英ウォーキンガム出身。身長190cm。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に出演が決まっていたが降板。なにやら事情が…ありやなしや。最新作は2022年公開予定の『ザ・メニュー』。目元がちょっとトム・クルーズにも似ている。...
サイドショウ製オビ=ワン・ケノービ。TVシリーズを受けてミュトス版の仕様に手を加えてみる。ドラマを参考にするとそれほどノマドっぽい感じではない。バックパック周りも重装備である必要はないだろう。頭部はホットトイズ製に差し替える。おもちゃを弄りたくなるのは“いいスター・ウォーズ”の証しだ。...
サントリーの特茶×スター・ウォーズ。オビワンのステッカーとポーチをゲットした。“オビ=ワン・ケノービ”のネームタグが付いているのはこのデザインだけだ。思えばコカ・コーラの王冠に始まり、ペプシのボトルキャップ、ケンタッキーとのコラボもあった。今も昔もオマケで貰えるスター・ウォーズグッズには弱い。...
『オビ=ワン・ケノービ』第6話。あぁドキドキした。いったいどう物語を締め括るのか?ずっと息を詰めながら観ていたのでなんだかドッと疲れた。最終話は大・大・大サービス回で見応えたっぷりの50分。おそらく新・旧シリーズのファンともに満腹感が味わえるはずだ。あぁ疲れた。...
『オビ=ワン・ケノービ』 SPECIAL SCREENING
『オビ=ワン・ケノービ』 J-WAVE SPECIAL SCREENING。第1話と第2話をスクリーン上映で観てきた。TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン2。ウチで4K HDR対応のプロジェクターやウルトラワイドディスプレイで観る、ドルビーアトモス音声で聴くのとはまた違った印象を受けた。インプレッションは追ってStereo Sound ONLINEでレポートの予定。...
『オビ=ワン・ケノービ』J-WAVE SPECIAL SCREENING
『オビ=ワン・ケノービ』。J-WAVE SPECIAL SCREENINGのスクリーン上映に備えてあらためて第1話と第2話を観る。本編中、カットによっては四隅に“ケラレ”が出ている時がある。おそらくアナモフィックレンズを使ってシネスコの画郭で撮影しているのだろう。こういったカットの見え方もスクリーンで確認しておきたい。TOHOシネマズ六本木ヒルズに足を運ぶのも久しぶりだ。...
18日(土)のNHK BS4Kは「世界サブカルチャー史 アメリカ 幻想の70s」。1970年代のハリウッド作品から今に語り継がれる名作・話題作・超大作が続々と登場する。個人的には最も思い入れのある時代だ。翌週25日(土)は「葛藤の80s」。忘れずに続けてチェックすべし。22:30からBSプレミアムでも同時放送。...
NHK総合テレビで『ウルトラマン』の第1話 「ウルトラ作戦第一号」第30話 「まぼろしの雪山」を連続放送。「まぼろしの雪山」は『帰マン』の「怪獣使いと少年」と双璧をなす“子供にも伝わる社会派”作品。不思議な余韻を残す名作だ。18日(土)深夜午前1時54分よりハイビジョンリマスター版でオンエア。...
『オビ=ワン・ケノービ』第5話。ベイダーのフォースが強い!“反乱軍”を乗せて離陸した輸送船が引き戻され地面へと叩きつけられる。おぉ!これではまるで「スター・ツアーズ」ではないか!船をグラグラと揺らすあのフォースの力と絶望感は思えば体感済みだったのだ。...
「HiVi」7月号 「映画・ネット動画のためのPCモニター」特集
ステレオサウンド社「HiVi」7月号は「2022年テレビ&オーディオビジュアル事情」。「映画・ネット動画のためのPCモニター」特集に参画しています。本号ではテレビだけでなく、いわゆるPCモニターについても“ディスプレイ”としてテストを実施しました。話題のApple Studio Displayのほか、RGB印刷方式OLEDパネルを搭載したLG 27EP950-B、曲面型ウルトラワイドモニターのデルAVW3423DWなどを俎上に載せ、これらのモニターで映画やネ...
ディズニープラスの『オビ=ワン・ケノービ』。見せ場が次から次へと続く第5話。あっと驚くシークエンスから始まるアナキン回でもある。脚本には首を捻る箇所もあることはあるが圧倒的なビジュアルイメージで最後まで見せ切った、という印象だ。新旧映画シリーズからの引用も嬉しい。オビワン VS.ベイダー。次回最終話の決戦はやはり…タトゥイーンか。...
iTunes Storeの「ジェイソン・ボーン」シリーズ。US版は全5作が4Kドルビービジョン仕様。国内版の『ボーン・アイデンティティー』と『ボーン・スプレマシー』は通常の4K HDR版だが残り3作は既に4Kドルビービジョン版。Ver.UPされたら買いか?値段も安い。...
Amazon Prime Videoの日本映画NETでは『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』を配信中。熊井啓監督の『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』。いまもって未解決のままの「下山事件」を背後に見え隠れするGHQ=政府の謀略と絡めながら掘り下げて描いた力作だ。脚本は菊島隆三。陸軍中野学校の関与や朝鮮戦争との繋がりを仄めかすなど社会派というよりもむしろサスペンス色が濃い。仲代達矢以下、俳優座の面々も好演。DVDも廃盤というのはあま...
日本映画+時代劇4Kで『大魔神』<4Kデジタル修復版>。リピート放送では緊急テロップも入らず無事にエアチェックが完了。これでシリーズ全3作の4K版が揃った。さっそくディスクに焼いておこう。...
NHK BS4K「小泉今日子 40周年スペシャル」。先に地上波で放送された通常版(45分)よりも30分長い完全版(75分)。楽曲も多く内容も濃い。保存版に相応しいボリューム感だ。BSPでもHD版を同時にエアチェックしてみたが音の印象に大きな差異はない。4K版をディスクに焼いてライブラリーに加えよう。...
1/6サイズの オビ=ワン。ボディはサイドショウ製のミュトス版。ヘッド部分はホットトイズ製。久しぶりにデジラマ写真を作成したい気分になっている。つまりドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』はそこそこに気に入っているということなのだろう。STAR WARSデジラマ専用アカウント:https://www.instagram.com/toshi.007...
ディズニープラス『オビ=ワン・ケノービ』。第4話(38分)。おぉ!これはまるで『新たなる希望』ではないか!ワクワクしながら観ていたら、いや!『帝国の逆襲』だ!と思いきややっぱり『新たなる希望』だった(笑)。撮り方や編集のテンポ感、賛否があるのは容易に想像がつくが、これはやはり意識的に『エピソード4/5/6』のフィルム時代のトーンに寄せているのではないだろうか。この“新しくないスター・ウォーズ”のテイスト、...
ディズニープラスの『オビ=ワン・ケノービ』。Stereo Sound ONLINEで物語の前半3話を振り返ってみる。予想だにしなかった胸熱の展開。いっぽうで残念なところもあった。後半の第4話から終幕に向けての希望、妄想、深読み。『スター・ウォーズ エピソード4』へはどう繋がっていくのか。とにもかくにも水曜日が待ち遠しい。...
日本映画+時代劇4Kで『大魔神逆襲<4Kデジタル修復版>』のエアチェックが完了。あとは緊急テロップが入った『大魔神』だ。ピュア4K版のリピート放送は13日(月)『大魔神』/14日(火)『大魔神怒る』/15日(水)『大魔神逆襲』。時代劇専門チャンネルでは2K版を同時放送。HD画質で観ても凄いぞ。...
日本映画+時代劇4Kの『日本侠客伝』。4Kデジタルリマスター版の映像がもう流れている。従来の旧マスターとはSNの高さが雲泥の差。東映の作品ではないみたいだ(笑)。これは期待できる。特集「高倉健劇場4K」は7月『日本俠客伝』/8月『網走番外地』/9月『昭和残俠伝』/10月『緋牡丹博徒 花札勝負』/11月『日本任俠道 激突篇』/12月『冬の華』の放送が予定されている。...
松本清張没後30年記念企画。NHKで「ザ・商社」。ほとばしる俳優陣の熱量に久しぶりに圧倒された。その後の「けものみち」へと続く山崎努の存在感。匂い立つような色気。夏目雅子の比類なき美貌と若さゆえのエネルギー感。 片岡仁左衛門の面白みも今だからわかるというものだ。なにより時代の勢いが画面から伝わってくる。こんなドラマは深夜に流すべきではない。すっかり目が冴えてしまった。後半2話の放送話(6月12日)が待ち遠し...
ステレオサウンドオンライン編集部の哲氏と「是か非か?!『オビ=ワン・ケノービ』」ぶっちゃけトーク。あれもこれもと話し込んでいたら、あっという間に1時間半。話したはいいがこれは文字起こしが大変だぞ、と思いきや編集部にはもう既に音声をリアルタイムで自動でテキスト化してくれるPixel 6が導入されている。実際に見せて貰ったがテキスト化のスピードも含め、かなりの精度で驚いた。...
ディズニープラスの『オビ=ワン・ケノービ』。折り返しとなる第3話まで配信中。いよいよちょっと“ヤバい”展開になってきた。すんごいグッとくるところもあれば首を捻らざるを得ないところもある。これは同じ『エピソード4』世代同士で語りあいたい。というわけでステレオサウンドオンライン編集部の哲氏とぶっちゃけトークをすることにした。...
なんだかヤバい展開になってきたぞ(汗)。 『オビ=ワン・ケノービ』第3話。...
7月の日本映画+時代劇4Kは『日本侠客伝 4Kデジタルリマスター版』『マタンゴ 4Kデジタルリマスター版』が登場。ピュア4Kで初オンエア。...
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8月は成瀬巳喜男監督の生誕120周年にあたる。NHK BSでは成瀬監督作品を4本オンエア。なかでも『浮雲』は昨年の放送に倣って、おそらく4Kデジタルリマスター版でのオンエアになるのではないだろうか。■「放浪記」NHK BS 8月6日(水)午後1:00~■「乱れる」NHK BS 8月13日(水)午後1:00~■「浮雲」NHK BS 8月20日(水)午後1:00~■「めし」NHK BS 8月27日(水)午後1:00~...
(2025/06/8)NHKでは映画放送作品のリクエストを受け付けている。ならば、というわけで『刺青 4Kデジタル修復版』のBSP4Kでの放送希望のメッセージを送っておいた。以前はKADOKAWAが運営するサブスクチャンネルで4K版が配信されていたが、同サイトの閉鎖後はパッケージ盤をはじめ、海外・国内のデジタル版でも4Kで観ることが出来ない。監督は増村保造。主演、若尾文子。キャメラマンは宮川一夫。この作品は4Kデジタル修復された大...
8月のNHK BSP4K 4K映画放送のラインナップ■「雨月物語 4Kデジタル修復版」NHK BSP4K 8月4日(月)午前9:30~■「山椒大夫 4Kデジタル修復版」NHK BSP4K8月5日(火)午前9:30~■「近松物語 4Kデジタル修復版」NHK BSP4K 8月6日(水)午前9:30~■「浮草 4Kデジタル修復版」NHK BSP4K 8月7日(木)午前9:30~■「おとうと 4Kデジタル修復版」NHK BSP4K 8月8日(金)午前9:30~■「スター・トレック」NHK BSP4K 8月9日(土)午後9:00~■「スター・トレ...
7月のNHK BSP4K 4K映画放送のラインナップ■『スーパーマン 劇場版 4K版』 7月5日(土) 午後9:00■『サイコ』 7月12日(土) 午後9:00■『裏窓』 7月19日(土) 午後9:00■『シャイニング 4K版』 7月26日(土) 午後9:00...
NHK BSP4K『ウルトラマン 4Kリマスター版』。バルタン星人が初めて登場する第2話『侵略者を撃て』。円谷プロ発の公式画像(画像上)と比較してみると、LG製有機ELモニター 45GR95QE-Bの画質モードは、やはりデフォルトの“ゲーマー1”モードがマスターのトーンに最も近いのがよく判った。このエピソードに限らず、本シリーズはHDRを効かせたグレーディングなので暗部から明部までコントラストの幅が広い。(もはやiPhoneの内蔵カメラ...
Tron: Ares Official Trailer(2025/4/23)『トロン:アレス』の特報が公開となった。“黒”と“赤”が目を惹く。劇場公開時のシネコンの違いもさることながら、家庭での再生でも各々の環境によって“どこまで引き締まった黒か”“どこまで鮮やかな赤か”、見え方が大きく変わりそうな作品だ。とりわけ“赤”は再生機器によって色味の違いが出やすい。そういう意味では面白く、ホームエンターテイメント向きといえるかもしれない。10月10日...
(2025/6/27)7月18日(金)に金曜ロードショーで地上波初放送。(2025/5/1)日本映画+時代劇4Kチャンネルの6月放送作品のラインナップが発表になった。『侍タイムスリッパー』も6月22日(日)にオンエアされるが、ピュア4K放送ではない。もしかしたら4Kマスターは存在しない?のかもしれない。時代劇専門チャンネルでは特集ページが立ち上がっている。(2025/4/21)時代劇専門チャンネルでは6月14日(土)に『侍タイムスリッパー...
7月21日(月)より毎日放送で『不適切にもほどがある!』の再放送がスタート。おそらく関西ローカルだろう。宮藤官九郎の脚本によるタイムスリップコメディ。来春にはスペシャルドラマの放送が予定されている。シーンによっては何度も見返してげらげら笑いたくなる安定のくだらなさだ。阿部サダヲ、河合優実、中島歩の3人は『あんぱん』の出演陣。NHKで時々流れている『あんぱん』のNHK+のミニPR番組、阿部サダヲが河合優実に向っ...
17日(木)からBSフジで『新・座頭市』の3rdシーズン、『III』のオンエアがいよいよスタートする。1979年4月から11月までの放送で全26話。このシリーズの放送中に、あの『影武者』の降板劇(1979年6月)が起きたことでも知られる。先の『II』と同様に、この『III』も勝新太郎のプロデューサーとして、監督として、役者として、ほとばしる才気を毎話に渡って堪能させてくれる。めちゃめちゃ面白い。未見の方はぜひぜひ。...
BSテレ東4Kで「ダイ・ハード」シリーズ4K一挙放送。第1弾『ダイ・ハード』 7月9日(水)第2弾『ダイ・ハード2』 7月16日(水)第3弾『ダイ・ハード3』 7月30日(水)...
レコーダーからの出力設定やモニターの画質モードを変更するだけでトーンが変わる。画像左から①4K HDR MODE1②4K HDR MODE2③2K SDR MODE1④2K SDR MODE2。①のモードがマスターの色調にはおそらく最も近い。ウチの常用はあえて②。色温度もやや高く発色も濃厚でビビッドなトーンだ。Stereo Sound ONLINE「君はBS4K『ウルトラマン』を見たか? 最新レストアの恩恵が十二分に感じられる高精細&色鮮やかなウルトラマンの姿に、...
J:COM BSで7月12日(土)より「横溝正史・金田一耕助TVドラマシリーズ」(※「横溝正史シリーズ」)のリピート放送がスタート。おそらく先のBS松竹東急時代のラインナップをそのまま踏襲するのだろう。オープナーは『犬神家の一族』となっている。このシリーズでは『本陣殺人事件』が出色の出来だ。実は個人的には最も気に入っている。7月14日(月)19:00~/15日(火)18:00~/19:00~、2日に渡って計3回の放送で完結する。未見の...
NHK BSP4Kの『ウルトラマン 4Kリマスター版』。『ウルトラQ 4Kリマスター版』の放送時からの変更点として、月曜日の午後10:00からのリピート放送枠が追加されている。金曜日の本放送+土・日曜日の再放送+月曜日の再放送、1話につきエアチェックのタイミングが3回あることになる。確かに、金曜日の夕方の時間帯はゲリラ豪雨で番組そのものが受信不可になる可能性がかなり高いし、現在の状況では再放送時に災害関係の緊急ニュース...
万博記念公園のすぐ外、中国縦貫自動車道の陸橋の上。多くのひとたちが集まってスマホやカメラを手に待ち構えていた。なんとなく“西の方からだろう”といった感じで、正しくどの方角から飛んでくるのかはみんな知らない。誰かが六甲山の方を向いて「あっ!」と叫んだかと思いきや、すぐ目の前までやって来て、あっという間に消え去った。たぶん5秒くらいの間の話。...
(2025/7/12)BS12では『キング・コング』(1976年)を8月6日(水)にオンエア。(※リピート放送)おそらく前回と同様に、リマジネ・リトロヴァータでレストアとマスタリングが行こなわれた“黄色く濁っている”スタジオカナル版の新マスターだろう。おススメはしない。(2025/3/4)BS12でオンエアされた『キングコング』(1976)。冒頭のクレジットにもあったように、マスターは2022年のスタジオカナルの4K版だ。放送用のマスターも...
NHK BSP4K『ウルトラマン 4Kリマスター版』 第1話「ウルトラ作戦第一号」雑感。“思い入れ補正”の影響もあり、先の『ウルトラセブン 4Kリマスター版』よりも鮮烈な印象だ。16mmフィルムでも十分に精細感は感じられ、なによりも色の鮮やかさに目を奪われる。ウルトラマンのボディスーツやビートルの機体色、なるほどやはり“赤”が強烈。HDR化の効果もいいバランスで仕上がっている。HDR再生とSDR再生ではグレーディングの見え方が変わ...
季刊『HiVi』2025年夏号。連載「ひとと映画のはざまに」には東映デジタルラボの佐々木渉氏に登場して頂きました。現在、NHK BSP4Kで放送中の「空想特撮シリーズ」もいよいよ『ウルトラマン』4Kリマスター版がスタート。『ウルトラセブン』に引き続いて、カラリストとしてこの作品に携わったのが佐々木さん。いかにして60年前のあの名作の色彩を甦らせたのか。季刊『HiVi』2025年夏号は発売中です。...
11日(金)からNHK BSP4Kでオンエアがスタートする『ウルトラマン 4Kリマスター版』。録って残すなら、レコーダーの“時間指定予約”が便利だ。先日、Stereo Sound ONLINE編集部の哲さんと話していて、この方法がまだあまり認知されていないようなので、より分かり易いように構成、再掲しておこう。1話目と2話目、レコーダーでの録画自体が途切れないので前番組のお尻が切れるのをこれで防ぐことが出来る。①EPGから NHK BSP4Kの7月11...
(2025/7/4)「独占!『ジョーズ』50周年:スピルバーグが語る伝説の裏側」|予告編(2025/6/20)US Apple TV Storeの『ジョーズ』。『JAWS @ 50: THE DEFINITIVE INSIDE STORY』 がiTunes Extrasに追加された。スピルバーグ監督はもちろん、数多の映画人やキャスト(あぁあのシーンのあの人ね!的な)の新撮インタビューに加えて、初めて見る当時のメイキング映像が次々と出てくる。1時間28分で見応えたっぷり。...
ターセム・シン監督の『落下の王国』。これまでのHD版を観ていれば必ずや4K版でも観てみたくなる、そういう作品だろう。US Apple TV Store版は4K SDRマスター&5.1chサラウンド。画も音もごくごくナチュラルに最新マスターに昇華させたという印象だ。予想していたほど大きな驚きはないが、美麗な映像美がより際立っていることにやはり間違いはない。ディスクは豪盤が4Kドルビービジョン仕様のようだが、やはりHDR映像でも観たくはな...
もう間もなく梅雨も明けそうだ。取材の準備を粛々と進めている。...
US iTunes Storeの『ツイスター』。4Kドルビービジョン&ドルビーアトモス版。イマーシブ・オーディオを駆使した新しいサウンドデザインとなって巨大な竜巻の咆哮が甦った。頭上高くで鳴り響く雷鳴、吹き荒れる風や雨の移動感と定位感なども俄然面白くなっている。望外に効果を上げているのがHDRだ。黒い雲が立ち込める暗いなかで疾走するジープやトラックの光り輝くヘッドライトでひたすら竜巻を追うストーム・チェイサーたちの存...
2024/7/13 この連休は『ツイスター』を久々に爆音で観る。2024/7/12 週末価格で$4.99までプライスダウン。買っちゃおう。2024/7/9 US iTunes Storeの『ツイスター』が4Kドルビービジョン&ドルビーアトモス版にアップグレードした。日本語字幕には未対応だが、予告編の印象では新4Kマスターのグレーディングの仕上がりも良さそう。この作品はレーザーディスク時代のサラウンド再生のヘビロ盤だ。近いうちにチェック...
7月13日(土)からBS朝日4K/BS朝日で『時効警察』1stシーズンのオンエアがスタート。毎週土曜日の放送で全9話。第1話は「時効の事件には、おいしいご飯の湯気が似合うと言っても過言では無いのだ」(脚本/演出:三木聡)。...
国内のiTuens Storeでも『マッドマックス:フュリオサ』デジタルセル版のリリースがスタート。US版と同様にiTuens EXtrasにも対応している。国内版のほうが安い。...
『トップガン マーヴェリック』のジェリー・ブラッカイマー&ジョセフ・コシンスキー監督によるブラッド・ピット主演作『F1』のティザートレーラーがお披露目になった。製作はAppleで劇場配給はワーナー・ブラザース。来年2025年6月25日からの公開が予定されている。Apple製の作品らしく、Apple TV4Kを使うとティザートレーラーはドルビーアトモス音声で再生される。吹き出す低音にビビる。...
7月7日(日)深夜4:00からの『バウンド』は無料放送だ。久しぶりに観たくなった。...
US iTunes Storeの『ツイスター』。音声がドルビーアトモスにグレードアップしている。...
宮藤官九郎 脚本作品『新宿野戦病院』の放送がスタート。物語の舞台となる聖まごころ病院の飲んだくれの院長(柄本明)はジャズが好き、という設定になっている。いかにも1970年代からのジャズ好きで、オーディオにもこだわっているということなのだろう、院長室に置かれているスピーカーはJBLのスタジオモニター4344だ。これをTRIODEの真空管アンプで鳴らしているらしい。NHK連続テレビ小説『虎に翼』とのキャストのWりには面食ら...
『古畑任三郎』30周年記念企画。関西テレビ(関西ローカル)で放送中の傑作選全10話。3日(水)は『フェアな殺人者』(犯人:イチロー)のオンエアだ。シリーズでは常連の向島くん(小林隆)回でもある。忘れずにエアチェックしよう。...
iTunes Storeの『裏切りのサーカス』が4Kドルビービジョン版になった!UKではかなり前からドルビービジョン版に差し替わっていたが、USではまだHD版だ。価格はセールで下がることもあるかも知れないので動向には要注目。よきタイミングで購入しよう。...
いまTVerでは『古畑任三郎』の第2シリーズ「間違えられた男」(犯人:風間杜夫)を見ることが出来る。...
『古畑任三郎』30周年記念企画。フジテレビ(関東ローカル)でのシリーズ一挙放送に続いて、関西テレビ(関西ローカル)では傑作選が今月末からオンエアとなる。全10話。通常、日本映画専門チャンネルなどではオンエアされることがない2nd seasonの『赤か、青か』(犯人:木村拓哉)に加えて、これもまた放送されることが稀なスペシャル版『フェアな殺人者』(犯人:イチロー)がラインナップされている。ただしフジテレビでは放送...
デジタルセル版『マッドマックス:フュリオサ』がUS iTunes Storeでリリースになった。(いまのところ)フォーマットはHD版&ドルビーアトモス版。日本語字幕には未対応となっている。価格もまだ$29.99で高めの設定だ。現在、国内の iTunes Storeではリリースのニュースは出ていない。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』との2本セットも同時リリース。$29.99+$14.99のところ、$10ディスカウントの$34.99。『怒りのデス・ロード』...
NHK BSのBSスペシャル「未解決事件 下山事件と占領期の闇」。先にオンエアされていた「未解決事件 File.10 下山事件」のスペシャル版といった位置づけになるだろうか。本作、これまでの「未解決事件」シリーズのなかでも屈指の内容と言ってもいい。事件が起きた1949年は、折しもいま連続テレビ小説『虎に翼』で描かれている家庭裁判所の発足と同じ年。まさに占領期の混沌とした時代だったのだろう。リピート放送も含め、これまで2...
映画のまち・京都に本邦初登場!ScreenX with Dolby Atmosの体験記がStereo Sound ONLINEにアップされました。T・ジョイ京都 シアター9のベストスポットはG列だ!...
BS12 トゥエルビの『新幹線大爆破』は案の定、旧HDマスター版だった。東映チャンネルでは4Kリマスター版のオンエア(※2Kダウンコンバート放送)は時折あるが、2022年にBS日テレ4Kで流れたのは(※2K→4Kアップコンバート放送)はいったいどういう事情があったのだろう。今年は高倉健没後10周年。国内でも4K UHD盤のリリースにはちょうどいいタイミングか。...
US iTunes Storeのデジタルセル版『マッドマックス:フュリオサ』は6月25日のリリース。いまのところフォーマットはHD版&ドルビーアトモス版になっている。日本語字幕には未対応。が、おそらくもろもろ追ってアップデートされていくのだろう。iTuens Extarsには100分ほどのメイキング映像が含まれている。モノクロ版には未対応だ。現在、国内版の情報はまだ出ていない。...
アヌーク・エーメ、逝く。...
季刊『HiVi』2024年夏号は本日発売。連載「ひとと映画のはざまに」はタイミングマンの小椋俊一さんに登場して頂きました。初めてお会いしたのは『犬神家の一族』の4K修復版の制作作業の時。映画のルックスを決める縁の下の力持ち、そもそも“タイミングマン”の重要な役割とは?それでは本屋さんでお会いしましょう♪...