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  • やせっぽちの彼女

    JUGEMテーマ:日々徒然 雨がザーザー降っている。今日は半夏生だ。 2本で済ませるはずのレモンサワーを居眠りしている夫の目を盗んで雨の中買いに行った。ケロケロ鳴く声が闇の中に満ちていた。昔はカエルの声だと思っていたが、

  • 最近思う過去の自身の考え

    JUGEMテーマ:日々徒然 近頃今まで自分の下してきた判断がすべて間違っていたような気がする。私は私なりに、自分の正義でものを判断してきたつもりだが、自分の思う正義によりかかりすぎて、何か本当の正義とは違っていたかのように思う。&

  • ビールが足りなくて

      線香花火 その火がもう落ちそう 今宵の月は そんな月      

  • また追加のビールを買いにいく途中で

    鬼灯がぽったり熟れた月を見る

  • 一番大切なもの

    JUGEMテーマ:日々徒然 深夜にビールが足りなくて近くのコンビニに買いに出かけた。家の玄関を開けると、満月には及ばない、それでも朧月夜であった。何故かそれが身に染みる。 最近めっきりお酒に弱くなったのか、翌日の二日酔い

  • 少女時代の期待はずれ

    この国道の向こう側にある道を歩いて中学校に通っていた頃まさか国道のこちら側にあるコンビニでビールが足りずに買いにきている56歳の私を想像もしていなかった。 この国道の向こう側にある道を歩いて中学校に通っていた頃まさか国道のこちら側

  • 会ったことのない大事な人

    なんだかブログを書けなくなって、このブログに記事を書く方法さえわからなくなってしまっていた。 何故、今、このブログを書こうと思ったのかと言うと、うまく説明できないのですが、 唯一、このブログを読んでくださっている方がいら

  • 言霊を信じて、名前は“福”

     なんだか色々とあってもう一生戻りたくないという地に戻って三年目を迎えている。   三年目を迎えたからだろうか最初は、戻らざるを得ないと決心して戻った地でも、やはり心の中で整理できていない問題が、ふと

  • 煙草

    夫はヘビースモーカーです。親戚にも、母にも煙草を辞めたらといわれています。父がまだ生きていた時、私が実家に久しぶりに帰ったときのこと。父は私の顔を見て、煙草を吸うポーズを見せた。父は私が煙草を吸うことを知らなかったはずなのに。父は私に、プカ

  • 朝露

    いつもより早く目覚めて隣にいる人の寝顔を見ている。何か言ったので、え、と問い返すと「回転焼きチンして」音のない朝に身をゆだねている。やがて、もう、隣家では朝の支度にとりかかったのか。産声か蝉が鳴き始める。今年、初めて蝉の声を聞いた。さあ起き

  • 私達を慰めてくれた鉢、花たちへ

    JUGEMテーマ:日々徒然春分の日夜空に輝く星ひとつごめんね全ての鉢を連れて行けなくて 

  • そばにいてくれるだけでいい

    キーちゃんがいなくなってしまった。私は旦那さんの実家に30日から帰省していた。翌日の大晦日、私の実家に帰省している弟から“キーちゃんが逃げた”とメールが届いた。“キーちゃん”とは母が飼っていた

  • 大事なこと

    今日出会った大切な言葉あなたの表現はあなた独特のもの。それをあなたが表現しなければ、世界はそれを失ってしまうのよ。それが良いか凡庸かを決めること、ほか の人の表現と比べることは、あなたの仕事じゃない(not your business).

  • 洗脳と平和

    朝の連続テレビ小説“花子とアン”を観ていると如何に国民が徐々に洗脳されて、戦争に向かっていくか。そしてその中で普通の市民生活を送っている人間が、「戦争はいやだ」と思ってもそれを貫き通して行くことが如何に難しいかよく分

  • 耐えざるか

    煙草喫みヤニ臭くても夫辞めず守るべきものがなにもないのだ JUGEMテーマ:日々徒然

  • トンボは勝ち虫、トンボは秋津

    旅先でいきなり目にしたトンボの大群不意にあらわれてよ逝った友よ 

  • 錆びた釘を飲みこむ

    怠け者人の幸せが妬ましい私の中の電気くらげよ JUGEMテーマ:日々徒然

  • 夜の散歩をしようじゃないか

    夜も11時を過ぎたというのに、ビールが足りないからと女一人で買いにでかけた。まだ梅雨も明けきらぬ雨上がりの夜道ポッポッポッと等間隔に並ぶ外灯が私の行く道を照らすように灯っている。涼しい夜風が、酔いにほてった身体を冷やす。何もそこまでと思うほ

  • サボテンの花

    サボテンがほのピンクの大きなドリルのような蕾をいくつも通りにむけて立っていた。異様な存在感だ。初めてそこにサボテンが置かれているのに気がついた。次の日あのサボテンはいきなり全ての花を咲かせていた。以外にも白い花でサボテンの身には余るほど、大

  • 謎の鳥

    床についた途端バラバラバラとやけに大きなプロペラ音で飛んでいく飛行機の音がいつまでも耳に残り眠れなくなってしまった。戦時中は夜も空襲警報が鳴るとみな飛び起きて眠れなかったんだろうな、などと思いはじめたら、なんだか色々なことが頭をめぐりいよい

  • いつかそこへ行きます

    人は何故他人のブログを読むのだろうか。霧深い樹海の森の中で貴女をみつけたのは私でした。朽ちたビルの屋上で、シュミーズ姿の貴女は、赤ワインをラッパ飲みしていた。スポンジの飛び出たマットレスの上で手づかみでトマトのスパゲッティを貪ってその手を汚

  • 二人の母

    結婚することは、嫁になることだと思い知る。母と義母が同じ時に病に伏したとき、私は義母の世話をしなければいけないのだ。たとえ、母が、血の繋がらない私を育ててくれた恩があったとしても。 JUGEMテーマ:日々徒然

  • 花筏

    桜並木の桜の花びらが川面に散り集い流れていくのを花筏(はないかだ)と言うのだと聞きました。花筏父を乗せて流れしかそんな風に父も桜を眺めていたら幸せです。 JUGEMテーマ:日々徒然

  • 春が来て

    満開の桜のもとに人集うこの世に誰もいなくても惜しむことなく与え続ける JUGEMテーマ:日々徒然

  • 幸福とは

    花屋です夫の声にドア開ける我が迷いし牡丹がバサリ JUGEMテーマ:日々徒然

  • 仄明かり

    白蓮が心の闇を照らしだす昔の人との貧乏のたからばこ JUGEMテーマ:日々徒然

  • それでも父が生きていた日

    声も弾む足場を外す男たち父の病苦に何も出来ぬ娘がここに居り 

  • ひとり世界

    首相は最高級料理屋で天ぷらを食し、都知事は豪雪災害を被っている東京を後に、オリンピックをご鑑賞。年金暮らしの老人夫婦はチラシを片手に朝一番のスーパーへ出かけ、どれが一番安いか品定めをしている。そんな国。誰が一番幸せなのか。JUGEMテーマ:

  • ナースセンターから漏れる明かりは救いになっただろうか

    ずいぶんたまってしまった“ちりとてちん”の録画を遡って見ていた。見終わったら、その回のデータを消して、次の回の“ちりとてちん”を探してまた見る。そんなことを続けていたら、【2013-12-30

  • 夜空の月を

    もう何も分からなくなっていればいいと思う。今日から10月1日まで、父は老人養護ホームにショートステイする。私の両親はいわゆる老老介護である。81歳の母が、同い年の父を介護している。今、デイサービスという形態をとって、土日以外の日は父は、9時

  • ペディキュアをしたばかりだし

    朝早くにゴミを出しに外へ出た。土曜日の朝の静かな時間。ゴミを置いて部屋に戻ろうとビーサンをぺたんこぺたんこ鳴らしながら階段を上っていた。が、わっと驚いて足を浮かせた。階段に仰向けになっていた蝉を踏みそうになったからだ。なんだか写真を撮りたく

  • 悪心

    空の遠くで怒りの音が聞こえる。子犬を罵り泣き叫ぶ手を噛まれたのか少女と母親。雨に撃たれないうちに病院にいけよと一人きりの午睡の目覚め。JUGEMテーマ:日々徒然 

  • 分岐点にはしたくない

    先日、祖父母の三十三回忌と十三回忌の法事があった。おじいちゃんは私が幼い頃からぼけていて(あえてそう書く)、おじいちゃんちに行くといつも洗濯物をたたんでいる印象があった。そして物静かで穏やかな表情をしていた。散歩が大好きだったらしく時々知ら

  • 7月1日(2)

    しっとりと赤むらさきの朝顔が乱れ咲いている実家が遠しJUGEMテーマ:日々徒然 

  • 7月1日(1)

    父悪し実家へ急ぐ車窓から川原に黄色くセイタカアワダチソウ JUGEMテーマ:日々徒然

  • 父の日は子どもが作るもの

    父の日に老人ホームでショートステイする父よ。幻世を生きるあなたに特別な日のありやなしやJUGEMテーマ:日々徒然 

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