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コルチカム(colchicum・イヌサフラン) ~過ぎ去った時の香り~
コルカチムが3輪。山茶花の下にある。やさしい桃桃色と形。惹かれる。秋言葉が出てきそう。その中にイチモンジセセリがいる。「コルチカムは蓮の花に似てますね」と言った人がいた。 秋澄むや藤桃色のコルチカムに過ぎ去ったた時の香り (居山聞涛)...
2021/09/30 05:07
キクイモ(菊芋) ~「子連れの……」~
昨日、町から熊の出没について注意喚起の広報が流れた。「○○地区の林道で子連れの熊の目撃情報がありました」「子連れの親熊は警戒心が強く危害を及ぼす恐れがあります」「キノコ採りなどで、入山する際には鈴などの鳴り物を身につけ十分な注意をしてください」距離的にはだいぶ離れた場所なので心配はない。キクイモも咲く。黄色い花は少しヒマワリにも似る。11月頃になると芋を収穫する。 青い空に腕を伸ばして自分を励ます...
2021/09/30 05:02
イチジク(無花果・ゼブラスイート) ~登って採る~
収穫期を迎えた大きな無花果の木がある。ゼブラスイートという品種で、黄色に緑の縞が入る実がなる。それが今、地面近くからてっぺんまでたくさん。一回目の収穫をした。脚立を立てて、熟したものからひとつ一つ軽く捩って捥ぎ採る。上の方は手が届かない。それは木に登って鈎の付いた収穫棒で枝を引き寄せて採る。前に掛けた収穫袋が重くなるので、一旦降りてレジ袋に移す。ついでにひとつ口に入れる。私は一切消毒しないので採っ...
2021/09/29 05:11
コブシ(辛夷の実) ~食べられない~
地面に濃朱の小さな実が落ちている。あるいはそれらがまとまったまま。辛夷は高くなりすぎた。以前から半分に切ろうと決めているがまだ実行できていない。今年の末か、来年の1月頃までにはきっとやろう。それも実を付ける時期。いくつもが集まり一つのかたまりとなる袋果。そのデコボコした形はたしかに握り拳に似る。秋の実ならなんでもおいしいイメージがあるがこの鮮やか色の丸い実は食することはできない。鳥たちには問題ない...
2021/09/29 05:08
シロホトトギス(白杜鵑草) ~ひっそりと咲く~
秋の長閑。心穏やか。背の高い花々の中にシロホトトギスがひっそりと。蕊にはビーズ玉のような透明なつぶつぶ。百舌が鳴いている。...
2021/09/28 05:03
アシタバ(明日葉) ~鮮やかな色模様と黒いペディキュア~
アシタバに花が咲き出した。まだ蕾の方が多く、盛りはこれからといったところ。葉は食物繊維や多くの栄養素を含んでおり、独特の強い香りと風味があって好きな野菜のひとつだ。それはまた虫たちにとっても好物のようだ。数匹のキアゲハの幼虫が腰を撓らせ頭を上下に振って食べている。いくつかの葉はすでにその輪郭が大きく損なわれている。蕾の袋を破いて食べているのもいる。口の動きは感心するほど細かくて速い。見ていて楽しい...
2021/09/27 04:30
「2021私の夏の思い出」(仮題) ~石膏直付けで作る~
夏の盛りのことだった。若い女性の胸像を実物大で作ろう、そう思った。制作はそんな大雑把でスタート。モデルはいない。形や顔は作りながら練っていく。どんな子が現れるか私自身も完成するまでは分からない。心棒を立てる。発泡スチロールでおよその動きと量を決める。あとはイメージを膨らませながら、石膏を付けては削り、削っては付けるを繰り返して表現していく。鎖骨と肩、背中はだいたいこんな感じだろう。胸部もだんだん女...
2021/09/26 04:24
クジャクアスター(白孔雀) ~思い出と消しゴム~
栗を拾い、水につけ、皮を剥く。それは私の仕事。それからあとは食べる人。朝は栗ご飯でお茶の時間に出してくれたのは渋皮煮。次はどんな姿で出てくるか。しばらくは栗三昧。庭の片隅には白いクジャクアスター。調べた花言葉には「美しい思い出」も。私にもそうした思い出がないでもないが、でも逆の苦い、辛い、申し訳ない等の方が強いか。それらが鉛筆で書かれた人生物語なら、消しゴムでこすって消したいと。家人は栗をいくつか...
2021/09/25 03:48
ガイラルディア(Gaillardia・天人菊) ~赤とんぼと稲刈り~
...
2021/09/24 04:02
ヒガンバナ(彼岸花) ~若い頃の旅の追想~
彼岸花はどの角度、どの視線で見ても美しい。部分もひとつもたくさんのまとまりも。今朝の花は雨粒を乗せ。蕾も雨粒を付け。それぞれの中には光る太陽を入れて。まるで大小様々な水晶のように。大学2年の秋、私は講座の一環として指導教授に率いられ仲間とともに一泊二日で奈良を訪ねた。自由行動の時間で、私が選んだのは『当尾の里』。一人で歩く岩船寺から浄瑠璃寺へ向かう野や畦には彼岸花が連なって咲いていた。その道々には...
2021/09/23 04:09
フジバカマ(藤袴) ~この頃のフッフッフッ~
外作業する時は5本指ソックスを履く。先日は指がなかなかうまく入らなかった。よく見れば左用を右足に履こうとしていた。フッフッフッ。1杯分が袋に入ったドリップタイプのレギュラー・コーヒーを飲もうとした。袋の口を切ったと同時に落とした。コーヒーは床に散らばった。フッフッフッ。隣の市に用事があって出かけたついでに、ある量販店に立ち寄ってプリンターのインクセットを買った。6,028円だった。家路に就く途中、いつ...
2021/09/22 04:37
クリ(栗・丹沢) ~毎朝の始まりは籠一つ分~
9月も下旬に入り、実りの秋は我が家にも。その一つが栗。少し前から落ち始めた。若い頃に植えたそれは“丹沢”という大実の栗。幹回りは1㍍を優に超える。朝に拾う。時々、毬(いが)が手袋を抜けて手を刺すがそれも楽しい。だいたい籠一つ分。しばらく一日の始まりはそれから。 落ちて毬からこぼれ出す艶やかなる栗の実棘の痛さも楽しき朝 (居山聞涛)...
2021/09/21 05:37
アスター(Aster) ~静かな秋~
夏から取り組んできた仕事も一段落し、少しゆったりと過ごす。ひとつ一つの道具の汚れを取ったり磨いたりして。作業はバックに音楽を流しながらすることが多いが、この数日はそれも一切止めて。聞こえるのは虫とミンミンゼミと鳥の声。そして横の川の流れ。庭を歩く。白い杜鵑草が咲いている。秋明菊や孔雀アスターも。瑠璃玉薊には蕾。コスモスは風に揺れ。赤いアスターはまだ咲き続け。女郎花の前にはすくっと立つ名前の知らない...
2021/09/20 04:20
タカノハススキ(鷹の羽薄) ~ぶらぶらと小さな花が…~
鷹の羽薄の穂が伸びて風に揺れる。その中にいくつもの小さな花がある。花びらはなく、濃い紫のブラシ状のが雌しべ。白糸に垂れる黄色い米粒のようなのが雄しべ、それらがしばらくして実を結び、あの綿毛の穂となる。総体としての薄の様の風情は言うまでもないが、さらに目を近づけてそんな小さな花を見るのもまた楽しい。 一人風に身を置く秋時間斑入りの葉はさやさやと (上武旋転子)...
2021/09/19 03:53
ゲッカビジン(月下美人の蕾) ~今年5度目~
昨日の10時頃のことである。アトリエで制作していると町の広報が流れた。「台風14号の接近にともない、県内においても今後大雨と強風が予想されています」「農作物や家屋への対策と備えを明るいうちに行ってください」外に出ると、空は青く秋らしい穏やかな日和だ。とりあえず背の高い月下美人の鉢だけを中に入れることにした。そして運ぼうとして手にかけた時だった。蕾がついている。それも4つ。1週間前に四度目の花を咲か...
2021/09/18 03:53
バラ(薔薇・ピンクノックアウト) ~百舌よどう思う~
涼しさ増すこの頃、庭には再び薔薇の花も。やさしい色合いはピンクノックアウト。数は少なく、大きさもやや小振りで。葉も初夏の勢いある青々さとは少し違い。でも持つ甘い香りは変わらず鼻の奥まで広がる。秋の薔薇にある少しの寂しさ。秋薔薇(あきそうび)という言葉にあるゆかしさ。キチキチキチ……。近くに百舌が来たようだ。 薔薇を言う棘があるけど美しいと美しいけど棘があると百舌よどう思う (上武旋転子)...
2021/09/17 04:03
ワレモコウ(吾亦紅) ~花にあるそれぞれの想い~
私が庭に植えた花や木のいくつかは過去の思い出と繋がっている。桧扇は学生時代の万葉集。杏は下宿の腰の曲がったおばちゃん。南天や八つ手は菱田春草の《早春》。伐ってしまったが公孫樹は光太郎。甘柿には数年だけしか同じ時を過ごすことが出来なかった義父。林檎や著莪や福寿草や繡線菊などにも。藤袴に並んで吾亦紅も咲き始める。これはにはただ“吾亦紅”の文字と“ワレノコウ”の響きに趣を感じてだったような気がする。花見て想...
2021/09/16 05:18
アスター(Aster) ~歌の通りになった~
数日前に藪蘭を撮ったあと、机の上に置いたカメラにレンズキャップがないのに気がついた。庭のどこかで落としたのだろうと、いろんな場所を探したが見つからなかった。家人にも伝えて気をつけてみるように頼んだ。昨日アトリエの片づけをした。机も隅々まできれいに拭いた。あった。アトリエの机には二段の本棚を備え付けてある。上は制作資料等、下にはCDが並ぶ。その棚の下の右奥、ちょうど暗くて死角になるところにあった。カメ...
2021/09/15 05:10
サルスベリ(百日紅・猿滑) ~花の名前~
9:00に女性二人の訪問があった。数日前にメールで連絡があり、そして「楽しみにしています。晴れるといいんですが」と閉じてあった。来る前に資料を急いでまとめたら62ページと厚くなった。プリントアウトしてそれぞれの分としてお渡しした。内容についての概要を説明し、詳細についてはあとは個々で目を通してもらうようにした。庭に出て一緒に秋の草花を見て歩く。年少の彼女は藤袴、小紫の実、咲き出した菊、そして秋明菊の丸...
2021/09/14 05:02
リコリス・スプレンゲリー(Lycoris sprengeri) ~色調変化の妙~
庭ではリコリスのスプレンゲリーも。数日前、10㎝程が土の上に顔を出していた。それから花茎は一日ごとに伸びてあっという間の開花となった。蕾は艶のある赤紫。開いた花はやわらかなピンクから薄い青紫へと色調を変える。自然の絵筆のなす色づかいの妙。こうしてまた一つ秋の様。私も五感を静かに秋色に染め、心を耕し働く。 花が我に問う言葉悲しき「只今を生きる」秋は澄み (居山聞涛)...
2021/09/13 04:37
フイリヤブラン(斑入り藪蘭) ~~♪探すのをやめたとき……♪~
緑の葉の中に立つ薄紫の花穂。艶やかできれいな斑入り藪蘭の丸い蕾たち。目を近づけると下の方に数㍉ほどの花が二つ、三つ咲いていた。これからだんだんに上に向かって咲いていくのだろう。小さな蛾がとまっていた。部屋に入りテーブルの上にカメラを置く。「あれ?ん?あっ」レンズキャップがない。慌てて戻り、藪蘭周辺をくまなく探す。見つからない。庭を歩いた順を逆に辿ってみるがない。困った。「レンズキャップをどこかで落...
2021/09/12 05:07
ゲッカビジン(月下美人) ~四度目~
月下美人に四度目の開花がありました。一昨日の月下美人は雨の中にありました。昨日、制作を終えて見ると、咲く気配を感じたので、5時40分頃に私の部屋に入れました。そして夕食を済ませて部屋に戻ると、いつものようにゆっくりと咲いていきます。届いた定期購読の雑誌を読みつつ眺めました。秋の京都の特集が載っています。今は縁のないことです。もう2年ほど県外へ出ていません。時計の針は9時半を過ぎ、眠くなりました。夜...
2021/09/11 05:29
エドシボリ(萩・江戸絞り) ~中止~
きょうは国立新美術館で開催予定の公募展搬入の日でした。1週間前に急遽中止の連絡が入りました。これで2年連続となります。事務局や運営委員の方々にとっては、さぞかし悩み抜いた末での苦渋の決断だったのだと思います。また江戸絞りが咲いています。7月に咲き、そしてすべてが散った小粒の木萩です。淡い紅色と白のツートンの花です。白い花びらには細い線の色模様があります。 やさしき萩の色模様にさまざまに浮かびく...
2021/09/10 04:51
シモツケ(繍線菊・下野) ~蜘蛛の糸に……~
夜明けが遅くなり。日没が早くなり。体は少しの肌寒さを訴え。秋布団に替え。秋パジャマに替え。ブランケットを出す。そしてまた雨。その中に三度めの繡線菊。伸びた1本の蜘蛛の糸にリラの枯れ葉。 想い編み込む物語はそこにありと雨の繡線菊をただ眺む (上武旋転子) ...
2021/09/09 05:05
フジバカマ(藤袴) ~その名の文字と響き~
李の下では藤袴も咲き出す。小花が集まって一房になって。花はほんのりと色を纏う。中から、雌しべが撚れた糸のようになってのび出ている。ふと、その様は“一人静”似ていると。ハナムグリがやってきた。その“藤袴”という名の文字と響き。人物語に綴られたの深き想いのページを開かせるような。 藤袴は静かに見るべし詠むべしうろこ雲 居山聞涛)...
2021/09/08 05:04
シラハギ(白萩) ~「白」という~
静かに忍び寄る秋の気配。白萩も咲いて。小さな花は形を左右対称に整え。枝先に並ぶ。その枝は撓んで地面に。風にふわりと揺れる。白、白、白。「白」という色ははまぶしい。 白萩見れば潜む想い現れて苦し哀し今の吾 (実野滸人)...
2021/09/07 05:08
シラヤマギク(白山菊) ~あっ、イタイッ!~
久しぶりに青空が広がった。その陽射しの下をちょっと歩く。コスモス、フジバカマ、シラハギ、オミナエシと秋の彩りが目に入る。周りは草がだいぶ伸びている。続いた雨で外仕事に手入れができなかった。毎年の白山菊も咲く。高さ1㍍ほどの大型の野菊。花びらが少なく隙間があいて不揃いなのがこの花の味。椿の横を通ったときだった。「あっ、イタイッ!」右の上腕を刺された。足長蜂数匹が勢いよく飛び回る。急いでその場を離れた...
2021/09/06 05:05
サワガニ(沢蟹) ~弁慶草の下に~
家の南側は川で、北側の道沿いには水田用水が流れている。そんなこともあってか、時々庭を沢蟹が歩く。時には玄関のステップにいることもある。特に雨の日や、雨上がりなどに多い。昨日は弁慶草の下にいた。鋏を持ち上げて。眼をぐんと伸ばして。こちらを見ている。いい顔。「はい、にらめっこ」しばらくして、弁慶草の根元へ入っていった。「またおいで」 沢蟹歩く 庭に九月の雨は遠い感傷を呼び起こし (上武旋転子)...
2021/09/05 04:50
ゲッカビジン(月下美人の蕾) ~4度目の……~
雨。そしてまた雨。急に大きな音を立てて激しくなったり。静かに弱くなってしとしとと。雨、雨。月下美人の蕾にも雨。雨粒の中に景色を取り込んで。4度目の開花も近い。遠くで雷も。 昔のできごとを知りたいと旧知よりの電話20代の記憶をたぐり寄せて伝える秋雨の日 (居山聞涛)...
2021/09/04 03:52
クロホオズキ(黒鬼灯) ~仕事も捗る~
ライトブルーの爽やかな花が咲いている。庭のところどころに離れていくつも。それは毎年こぼれ種からの黒鬼灯。7月初旬から咲き出してこうして次々と。株は大きいもので高さ周りとも1㍍ほどにも。この2,3日、最高気温がぐっと下がって過ごしやすい。仕事も捗る。 ひたすらの立ち仕事も九月外に出ればミンミンゼミと吾亦紅 (居山聞涛)...
2021/09/03 04:55
ニラ(韮の花) ~蕾は寄り添い~
韮にたくさんの花。白く小さくて。整った星の形の。蕾は寄り添い……。アリ君がいた。ナミハナアブ君も吸っている。さて、もうひとふんばり。 韮の花に虫のいるを見るひととき目の疲れもとれてまた手仕事 (上武旋転子)...
2021/09/02 05:12
アスパラガス(Asparagus) ~1本採った~
アスパラを1本採った。5月頃から収穫でき、こうして初秋まで少しずつ。見ればいくつか実も赤く色づいている。そういえば、初夏に薄黄色の小花をたくさん付けていた。中旬になったら片付けよう。 九月という言葉の穏やかな響き空の空気に心も変える (実野滸人)...
2021/09/01 05:02
キボシアシナガバチ(黄星足長蜂) ~巣作り真っ最中?~
ちょっと休憩。仕事場からダイニングへ。「ねえ、物干しのところに蜂の巣があるんだけど……」水ようかんのカップを洗ったあと、見に行った。軒下の角に一つあった。キボシアシナガバチのきれいな黄色の巣だった。比較的おとなしい蜂である。捕虫網を持ってきて採った。部屋に入れて見せた。幼虫の頭や、すでに成虫に近い頭が見える。いくつか蓋がなくなっているのはすでに成虫になったあとだ。一匹が巣の上を動いている。口からは透...
2021/09/01 05:00
2021年9月 (1件〜100件)
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