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  • 相場が難しいのは何処だろう…五里霧中の原因とは

    なかなかアップデートができないまま2月も終わり、3月も5日が過ぎようとしています。相場取引で難しいのは、「今から上がるのか下がるのか」を見極める事だと思われがちですが、ただ上がるか下がるかの問題であれば、それは丁半賭博と同じ理屈になってしまいます。確率50%の勝負に勝てばよい…とばかりに、勝率にこだわることになり、僅かな収益(勝)でも決済をして、とにかく損失(負)にならないトレードに徹してしまい、せっかく伸びる相場を、みすみすやり過ごしてしまうことにもなりかねません。丁半賭博は、サイコロなりが静止した時点の結果のみでリターンはゼロか100となり、その上、まけた場合の掛金は没収になりますが、一方の相場取引、つまりトレードは、売買した値段から瞬間でも上がったか下がったかを当てるものではなく、そこから幾ら、上が...相場が難しいのは何処だろう…五里霧中の原因とは

  • 日銀総裁人事で円安…の違和感

    先週2023年2月3日金曜日の米・雇用統計は正直なところビックサプライズもいいところでした。20万人の増加が経済拡大の分岐点だと言われる中、50万人超の増加というのは相当な事でした。ですから、本日の本邦報道にも随分注目していたのですが、朝からどのTVチャンネルも、今日のタイトルにあったように、円安要因を日銀総裁人事に絡めて報道していました。確かに、ユーロやポンドなどのメジャー通貨の対ドル相場は、先週末の終値からさほど乖離はしていない中、円だけが1円以上も窓を空けて今週の始値を迎えましたから、確かに何かが作用していたというのは真実でしょう。こんな時だからこそ冷静に考えたいのですが、他のメジャー通貨であるユーロとポンドは、アメリカの利上げに追随する形で既に利上げスパイラルにあり、先週木曜日までは底堅かった理由...日銀総裁人事で円安…の違和感

  • 2023年のグローバルリスク

    2023年も2月になりました。ご挨拶から相当な時間がたってしまい、申し訳ございません。さて、少し前になりますが、複数のメディアでもニュースとして報じられていましたが、2023年の世界的な10大リスクが発表されています。このレポートは、アメリカのユーラシアグループなる会社が毎年1月3日に作成&公開しているもので、代表のイアン・ブレマー氏は、先のダボス会議にも出演者として出席する政治学者で、NewsWeekの表紙を飾るなどの著名人の様です。彼らが毎年発行する「世界の10大リスク」レポートは、毎年よく当たる…というか、クローズアップされるテーマを事前に上手くまとめあげています。「と言っても、英文のレポートは難しいから…」と思われたあなた!実は私も、例年なら10大リスクのタイトル程度しか認識していなかったのですが...2023年のグローバルリスク

  • ご挨拶3

    皆様こんにちは、ご無沙汰しております。現在は2022年2月6日、浅野敏郎です。直近の記事が2014年末ですから、あれから丸7年間が経過したようです。Backtothefutureのような感覚にもなりますが、この数年間は激動の時間でした。よもやま話は別の機会に委ねるとして、この間、一応は相場関係の仕事を継続しており、それなりに知識と経験を積んでまいりました。以前のように定期的に…という訳には参りませんが、ブログタイトルに添えている理念通り、少しでもお役に立てる内容が思いつきましたら、ぼちぼち綴ってみようと思います。ということで、何となく再開宣言をしたいと思いますので、改めまして、どうぞよろしくお願い致します。ご挨拶3

  • 原油安がインフレを阻害して景気が悪化する?黒田節の予防線に過ぎない

    こんにちは、解散総選挙を控えて、皆さんの行動は決まりましたでしょうか?具体的な政党批判はNGの時期に差し掛かり、いささか腰が引ける内容ですが、タイトルは少し大げさとしても、最近は原油安が物価を押し下げるとして、『インフレ目標の達成には原油高が必要』という、理解に苦しむ理論がまかり通っています。少し前にも座談会のようなテレビ番組でもこの話が議論されていた記憶があります。インフレは好景気の一要素ではありますが、その逆のインフレを起こせば好景気になるか…と言えば、NOと言わざるを得ません。私は経済研究所員のような専門家ではありませんが、恐らく義務教育課程を終わった方々であれば充分知っていることだと思います。にもかかわらず、コストインフレだろうと何だろうと、インフレ目標の2%を達成するためなら出来ることは何でもやると、...原油安がインフレを阻害して景気が悪化する?黒田節の予防線に過ぎない

  • 一目均衡表 11月勉強会ダイジェストを無料公開

    こんにちは、先週末に定例の一目均衡表勉強会が開催され、今回も取材を兼ねて会の模様を収録して参りました。その編集などで週末は時間を使ってしまい、今週のIMM分析動画の準備ができませんでした。今週のIMM番組はお休み致します。勉強会の動画は、参加者の復習用に無料で開放されているほか、遠方なため会にご参加できない一目均衡表ファンに向けて販売も行っています。IMM番組をお休みにする代わりに…と言っては語弊がありますが、一目均衡表勉強会のダイジェスト版を制作致しましたので、ご紹介いたします。上の画像を直接クリックすると動画ページにアクセスします。転換線、基準線、2本の先行スパン、及び遅行スパンの5線で形成されている一目均衡表グラフですが、他にも重要なアプローチとして、基本数値、対等数値という時間関係を表す手法と、三波動に...一目均衡表11月勉強会ダイジェストを無料公開

  • 日銀追加緩和以前のデータは参照外…崩壊相場の前データとして記憶に留める-IMM分析

    こんにちは、今週は久しぶりにIMM取組残高分析の活字版をお届けします。もう既に周知の事ですが、先月末10月31日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が決定し、市場のサプライズを誘ってドル円は急騰しています。その2日前にはFOMCを控えていたなど、本日番組で使用する10月28日締切のIMMデータは大きな相場変動前のものになります。今の相場を見ればもう答えは出ている状況の中、将来的な展望を探る意義は既に半減していますが、2週前のデータは急落明けのデータだという事も含めて、大きな変革以前のデータを把握しておくことは今後意義を持つ可能性も有り、一応は確認しておきたいと思います。<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>先ずは、ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化のグラフです。前回のデー...日銀追加緩和以前のデータは参照外…崩壊相場の前データとして記憶に留める-IMM分析

  • アメリカ経済指標悪化でドル売り…リスク回避なら買いではないの??-10月15日

    こんばんは、ひさしぶりのコラムらしいコラムです。このところ、アメリカの利上げ観測が後退し、株安やFRBコメントから世界経済に対する懸念が芽生えだし、市況等には「リスク回避のドル買い」という文面が目立ち始めた矢先、本日の米PPIの悪化およびエンパイア指数の大幅な悪化から、ドル売りが噴出しています。アメリカの実態がさほど変わらず、その他の地域で発生した色々なリスクであれば、リスク回避のドル買いという図式も成立する場合はあるでしょう。しかし、今回の流れは長期債利回りの急低下や株安など、アメリカ自身の問題が浮き彫りとなる状況下で、リスク回避のドル買いはさすがに無いでしょう。ここまで、早期利上げ見通しと株高で進んできたドル買いだったにも関わらず、ファンダメンタルが180度変わっても、更にドル買いを連想するのは、さすがに皆...アメリカ経済指標悪化でドル売り…リスク回避なら買いではないの??-10月15日

  • スコットランド国民投票まであと2日…開票プロセス等について

    ご無沙汰しています。新たな企画を推進しており、IMM番組すら毎週の制作が厳しい状況です。この番組については特にスポンサーシップもなく、etvMEDIAとしての活動が継続していることを証明するためにも、動的コンテンツを作成している訳ですが、継続の意義を示すためにも、皆様のアクセスを是非、お待ちしています。といっても、内容が更新されないとなかなかそれも難しいお願いでもあり、矛盾はありますが、8月25日付けで放映したIMM番組では業界に先駆けてスコットランド国民投票についてご紹介することが出来たことは誇りに考えています。※上の画像を直接クリックいただきますと、ForexTVジャパンのIMM分析チャンネルへアクセスします大げさな出だしとなりましたが、今月9月18日がスコットランド独立の是非を問う国民投票の日であることは...スコットランド国民投票まであと2日…開票プロセス等について

  • 主要通貨は市場規模拡大傾向にあり変動を示唆…円とユーロは売り継続の兆し-IMM分析活字版

    こんにちは、今週のIMM取組残高分析をお送りします。本日番組で使用する最新データは、8月19日のIMM市場が終了した時点のもので、対象期間はちょうど日本のお盆休暇を挟む形になりました。ドル円相場は、8日の急落で底を叩いた格好となり方向感なく揉み合いで終わっています。前週は番組をお休みしたことで、今回は8日の動きを含んだ前回のデータと見比べることになりますが、IMM市場にはどんなポジション変化があったのか、早速、投機筋のポジションを表すとされる、非実需のデータを見て参ります。<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>先ずは、ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化のグラフです。折れ線グラフが示す毎週火曜日時点の終値推移は、この3週間概ね同水準でした。8日の急落も一時的だったことか...主要通貨は市場規模拡大傾向にあり変動を示唆…円とユーロは売り継続の兆し-IMM分析活字版

  • 円の売り越しが一段縮小し、買い越しは微増で円高を示唆するも動きは逆-IMM分析活字版

    こんにちは、今週もIMM取組残高分析活字版をお送りします。今回の番組で使用する最新データは、7月22日のIMM市場が終了した時点のものです。締切までの過去1週間の為替市場はユーロ安が一段と進む中、ドル円相場は、101円台後半から前半への下落となり、前週の上昇を帳消しにする動きとなりましたが、安値更新とはならず、ちょうど半値付近まで反発して引ける展開でした。値動きから予想されるIMMポジションは、あまり大きな変化は期待できませんが、実際はどうだったのか早速、投機筋のポジションを表すとされる、非実需のデータを見て参ります。<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>先ずは、ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化のグラフです。折れ線グラフが示す毎週火曜日時点の終値推移は、前週と殆ど同...円の売り越しが一段縮小し、買い越しは微増で円高を示唆するも動きは逆-IMM分析活字版

  • (決済)応答日(バリューデート)【VALUE DATE】

    外国為替のスポット取引で、実際に資金授受を行う場合の資金決済日のことを指す。外国為替取引では常に2通貨が絡むため、各通貨の中央銀行が営業日となるような共通する日にちで、且つ2取引営業日後となる日が、その日の取引の決済応答日(バリューデート)となる。この決済応答日は金利計算をする場合の基本日となる。つまり24時間市場である国際金融取引では、時間軸が様々な取引日を統一して実際の資金決済期限を設ける必要がある。主なルールは以下の通り・該当通貨国の土日祭日はバリューデートから除外・米国の祭日が取引営業日2日後に該当する場合のみ営業日とカウントしない米国の祭日は、証券業界が休んでも銀行業界が営業日であったり、その反対のケースもあり得るので注意が必要。では具体的に見てみよう。(以下、14年7月24日、2006年3月6日記事...(決済)応答日(バリューデート)【VALUEDATE】

  • 円安地合いとは言えない中で円の買い越しが一段と減少し遂に4桁入り-IMM分析活字版

    こんにちは、今週もIMM取組残高分析活字版をお送りします。今回の番組で使用する最新データは、7月15日のIMM市場が終了した時点のものです。ここまでの1週間の為替市場はユーロを除くとほぼ小動きに終始した中、ドル円相場は、102円台前半を付けた後の101円台後半から始まり、101.06まで下落したあと再び101円台後半へと反発するという往来相場でした。このところ101円台で方向感の無い小幅な上下を繰り返していますが、IMMポジションは今回、どんな変化があったのか、早速、投機筋のポジションを表すとされる、非実需のデータを見て参りましょう。<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>先ずは、ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化のグラフです。折れ線グラフが示す毎週火曜日時点の終値推移...円安地合いとは言えない中で円の買い越しが一段と減少し遂に4桁入り-IMM分析活字版

  • アメリカ雇用統計をこなしたデータは手仕舞い中心のなか、円買い縮小は意外-IMM分析

    こんにちは、今週もIMM取組残高分析をお送りします。今回の番組で使用する最新データは、7月08日のIMM市場が終了した時点のものです。アメリカの独立記念日明けとなり、あまり大きな変化は期待できないものの、繰上げになった雇用統計の結果は反映されています。さてこの間のドル円相場は、前週に101円台前半まで下落した相場から、雇用統計発表で102円台前半まで上昇したものの、週明けには売り戻されて、結局は往来相場となっています。このような値動きをした後は、短期のポジションが振るい落とされて、意外と明確な変化が見られる場合もありますが、今回はどんな変化があったのか、早速、投機筋のポジションを表すとされる、非実需のデータを見て参りましょう。<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>先ずは、ドル円の相場推移と...アメリカ雇用統計をこなしたデータは手仕舞い中心のなか、円買い縮小は意外-IMM分析

  • (4)各通貨のネット増減比較をブレークダウンする-IMM分析番組を最大に楽しむ方法

    最新のネットの円データ推移を分解したグラフが、こちらです。3本連続したバーは、第2章のグラフを、ネットではなくグロスで表示したものです。つまり青い部分(ロング=プラス)と赤い部分(ショート=マイナス)の合計がネット残高となり、マイナスなら売り越し、プラスなら買い越しとなります。新たな発見とより詳細な仮説の導入ロングとショートを別々に比較したことで面白い仮説が立てられるようになりました。番組の中で買いにシフト、売りにシフトという表現や、市場規模に関する仮説を立てています。◎市場規模の大小を用いる場合上の連続グラフの左と中を比較すると、ロングもショートも残高が減少しています。つまりロングとショートのコントラクトの合計が、IMM市場の円全体のポジションになりますが、総計が共に減少している状況を仮定した場合、参加者が円...(4)各通貨のネット増減比較をブレークダウンする-IMM分析番組を最大に楽しむ方法

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