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  • 暗闇に咲く花

    心は暗闇に深く沈む

  • 駅前

    一人で部屋にいることに耐えられなくなったときは 駅前の花壇に座って改札を眺める。 誰を待っているわけじゃないけど いつか誰かが改札を抜けて 僕のところに来るんじゃないかと そんなことを想像しながら 誰かを待つ気持ちを味わってみるだけ。

  • 新しい靴を履いて

    新しい靴を履いてあの場所へ。新しい靴は今までとは違う景色を僕に見せてくれるだろうか。

  • 優しい痛み

    君が傷つかないよう 少しでも笑顔でいられたら。 僕に出来ることは他にない。 君を思う時、優しい気持ちに胸が痛くなる。

  • 舞い散る桜

    家を出るとマンションの通路に 桜の花びらが落ちていた。 灰色のキャンバスにピンクの模様をつけたみたいで とても自然で素敵だった。 僕が住んでいるのは3階で 道路に直接は面していないし 桜の木自体も少し離れたところに並木があるくらい。 きっと

  • 限りなく透明に近いブルー

    深い悲しみや激しい感情ではなく空気のように限りなく透明に近いブルーが薄い膜のように常に僕を包み込む。

  • 雨に思う

    外出しなきゃいけない日の雨は嫌い。 寒い日の雨も嫌い。 でも夏の、休みの日の雨は嫌いじゃない。 窓を開けて雨を眺める。 雨と雲が景色をモノトーンに染める。 雨の音がざわめきをかき消してくれる。 サーッという音だけが 僕と世界を包み込む。 寒

  • あじさい

    家の近くに路地があったそこには鎖に繋がれた犬がいて通り抜ける度にすごく吠えるものだから僕は恐くていつもおびえながら駆け抜けた抜けるとすぐに花壇があってそこにはあじさいが植えられていた梅雨になるとあじさいが見たくて犬におびえながら何度もそこを

  • 嘘つき

    A:本当に大切なことはそんなに口にしないんだ。 B:嘘つき。本当に大切なものなんて何もないくせに。

  • ネジを巻く

    突然、叫びだしたくなる時がある。 家で街でそれは不意にやってくる。 孤独のような恐怖のような 言いようのないものが膨張して そんな時は景色がいやに鮮明に見える。 これを解放したら一線を越えそうで そんな時は立ち止まって目を閉じる。 そして想

  • 罪と罰

    人の心を傷つけた分だけ 自分の心が痛むのだとしたら 僕はどれだけ君を損なってきたのだろうと そのことに思いを馳せる。 辛かったよね、ごめんね。 と言ってあげられればいいのにな。 許してくれとは言えないけれど 決して傷つけたかったわけじゃない

  • 壊れた世界

    自分に嘘を付きすぎて自分を見失ってしまった。 いつも楽しそうにへらへら笑ってる偽者が僕を支配して 僕が僕らしかった時代はどこかへ行ってしまった。 変わることは自然なことだけど 変わろうとすることは不自然なことだ。 大切に大切に築き上げた箱庭

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