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「とん ことり」と音がして https://blog.goo.ne.jp/noa1103

ボランティアで子ども達に読み聞かせ をしていて感じた事や人気のあった 絵本を紹介する。

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2007/02/23

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  • 未来ちゃん

    川島小鳥写真集「未来ちゃん」ナナロク社昨年、本屋さんに行くたびにこの写真集を何度、手に取ったかことか話題になっていたせいか、見本としておいてあった本もボロボロになっていた。雑誌「BRUTUS」の表紙も「未来ちゃん」になっていた。ほしいなあ~と思いながらもまた、本屋さんでパラパラのくりかえしそのつど、「未来ちゃん」の表情の虜に・・・。「未来ちゃん」とは川島小鳥さんがつけた架空の名前だそうだがみごとに「未来ちゃん」という名前のイメージなのには驚く。写真集にある自然や動物、季節の移り変わりすべてが「生きている」・・・いいな、いいな、「未来ちゃん」ブックデザインは祖父江慎さんでたくさんのこだわりがあってその装丁(造本)も素敵です。今日、友達の誕生日プレゼントのために買いました。ワクワクしながら、ラッピングしています。未...未来ちゃん

  • くちびるに歌を

    くちびるに歌を中田永一小学館長崎県五島列島のある中学校の合唱部が物語の舞台合唱部の顧問が産休に入るために臨時教員の柏木先生が代行する。それまで女子部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ男子部員が入部してくる。それが・・・物語のなかで合唱部が歌う「手紙~拝啓十五の君へ~」のメロディーを口ずさみながら遠く過ぎ去った青春の時間をふっと思いだした。これから十五年後の自分はハハ、ハもう苦笑いするしかない。雪が積もった方がもう少し暖かだったんじゃないかそう思うぐらいに冷え込んだここ数日ぼんやりと空を見上げながら、ブルブルと首を引っ込める。ちょっとばかり悲しい出来事があった。わからなくはない。そんなふうになりがちの人がいるということもわからなくはない。けれど、本当に理解したといえるのか?と問われれば違うとしか言いよう...くちびるに歌を

  • 永遠の僕たち

    映画「永遠の僕たち」を観てきた。主婦なのに、この年の瀬に掃除も放棄して・・・(笑)物語は、列車の窓から街の風景が映し出される。ビートルズの「トゥー・オブ・アス」が流れて・・・それだけで、ピュアな感性の空間へ『交通事故で両親を失い、臨死体験をした少年・イーノック。話し相手は、彼だけが見える死の世界から来た青年・ヒロシだけだった。他人の葬式をのぞいて歩くことを日常とする死に囚われた少年はそこで余命3ヶ月と告げられた少女・アナベルと出会う。ヒロシがそっと見守る中、死が結びつけた2人。生きるということは、愛するということは、いったいなんだろう?秋から冬へと向かう鮮やかな街の景色が、わずかな時間しか残されていない2人をやさしく包み込んでいく。恋人たちとヒロシと世界が輝きはじめる。』(映画・チラシより)3人の主役たちが良か...永遠の僕たち

  • 0・5ミリ

    0・5ミリ安藤モモ子幻冬舎老人の触れると、命の音が聞こえるー。肉親もなく、流産をし、一生子供を産めなくなったサワは、介護ヘルパーとして老人とかかわることで、孤独を埋めようとしていた。「おじいちゃんと一緒に寝てあげて欲しいの」派遣先の家族からの頼みごとを断れず、老人と添い寝をすることになったサワはその夜思いがけない事件に巻き込まれ、職を失う。無一文になった彼女が日々の生活を営むために取った行動。それは、町で見知らぬ老人に声をかけ、無理やり世話をし、同居することだった。(書籍紹介文より)有名人ご夫妻の娘さんということで、ナナヒカリ、かナンテ失礼な先入観を持って読み始めたけど、とても面白かった。>両手を合わせてみて>掌があったかいでしょ?淋しくなったらそうやればいいのよ>手を合わせた時の、自分の手の温もりを感じること...0・5ミリ

  • 50/50

    映画「50/50」フィフティフィフティを観てきた。50/50酒もたばこもやらない”普通”の青年アダムに突然告げられた病気はガン27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告その日から、アダムの生活環境は一変よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人同居を迫る世話焼きの母親・・・病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない、ただ一人女好きの親友カイルをのぞいては。カイルと一緒に病気をネタにナンパしたり、新米セラピストとのセラピーを通して”ガン”の日々を笑い飛ばそうとするアダム。しかし刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことが出来なくなる・・・(映画・チラシより)脚本のウィル・レイサーがガンになった体験に基づく物語だという。なるほど・・・ガン患者の心がよく描かれている。ガン...50/50

  • でんでんむしのかなしみ

    でんでんむしのかなしみ新美南吉:作かみやしん:絵大日本図書新美南吉の作品が4作収録されています。ある日、でんでんむしは自分の背中の殻のなかにたくさんの悲しみがつまっていることに気づきます。でんでんむしは友達のところを訪ねて自分がいかに不幸で可哀想な存在かを嘆くのですが友達はこう言いました。「あなたばかりではありません。わたしの背中にもかなしみがいっぱいです。」・・・でんでんむしのかなしみ悲しみを背負っているからこそ友達とあたたかな心の交感が生まれるのだと最近、わたしは考えるようになりました。悲しみは誰でも持っていることに気づき、でんでんむしが嘆くのをやめたように、私も!逃避するのではなく、現実に立ち向かう?あ~ぁため息。。ではなくて(笑)深呼吸ひとついちごが店先に売られる時期になりました。街のケーキ屋さんにもい...でんでんむしのかなしみ

  • モンティー

    モンティージェイムズ・スティーブンソン評論社ウサギのトム、アヒルのドリス、カエルのアーサーは学校に行く途中にある川を渡るのにワニのモンティーを呼びつけて対岸までのせてもらう。でも文句ばかり・・・方向が違うだの、おそいだの、水がはねるだの、ある日、モンティーがいなくなり・・・とてもコミカルなタッチで大笑いできる絵本でも、わらったあとにう~んと考える。人の好意(行為でもいい)に文句ばかりつけていないか、と。秋の色づく街をあるく冷たい空の下でも見ているだけでも心がなごむモンティー

  • あつあつを召し上がれ

    あつあつを召し上がれ小川糸新潮社一緒にご飯を食べる、その時間さえあれば、悲しいことも乗り越えられるー幸福な食卓、運命の料理とのふいの出会いを描き、深い感動を誘う、7つの物語(書籍おびより)「食堂かたつむり」は料理やお菓子の描写が魅力的だった。今回の「あつあつを召し上がれ」も食べ物にまつわる短編集日々の暮らしの中での食卓の風景人生の節目となった日の食べ物しみじみと人生と食べ物の関わりを感じてほかほかした気持ちになった。なかでも「バーバのかき氷」は認知症が進んで施設にいる祖母にかき氷を食べさせようとする孫娘の話で涙がポトリ衰弱して何も食べられなくなっていく母を思い出した。そこからさらには亡き父が戦争中、北京で作ったという餃子を家で作ってくれたことも思い出した。餃子の皮も手作りで、茶筒のフタでまるい型をとり包み方にも...あつあつを召し上がれ

  • 珈琲屋の人々

    珈琲屋の人々池永陽双葉社商店街に暮らす人々が『珈琲屋』で語った人間ドラマを7編収録。読み終わると、あなたもきっと熱い珈琲が飲みたくなる・・・。(書籍・おびより)カフェではなく・・・昔ながらの商店街に昔ながらの喫茶店マスターの行介は殺人の罪で服役して、この街へ戻ってきた。喫茶店『珈琲屋』に訪れる人々の抱える事情は・・・・う~ん期待はずれ私は常連客がいつもいて濃密な人間関係がある店は苦手かなひとりで珈琲屋によく行く。若い頃はJAZZ喫茶に好んで行った。他人の視線が届かない薄暗い店で他人の会話が耳に入ってこないような空間で本を読むのが好きだった。店から外に出ると日常に引き戻されたような感覚があってクラクラとした。・・・最近は明るいカフェが多くなった。セルフサービスで店員もマニアルどうりの接客店内はひとり客が多いのだけ...珈琲屋の人々

  • 東京バラード、それから

    東京バラード、それから谷川俊太郎幻戯書房詩も写真も、物語と違って時間に沿って進むのではなく、むしろ時間を一瞬止めることで時間を越えようとするものなのかもしれませんーあとがきよりまず、見開きページに東京では空はしっかり目をつむっていなければ見えない東京では夢はしっかりと目をあいていなければ見えないここから、はじまる・・・「東京バラード、それから」40年ほど前に書いた連作「東京バラード」と現在をつなげた本だという。詩集には1950年代、60年代に撮った写真がちりばめられている。街を想う。人を想う。谷川俊太郎の言葉(詩)いつも感動する。私はその「東京バラード」のなかにすっぱりと体を埋めていまここ、にいることを確かめてみる。憂いだって孤独だって、そのなかでは大切に出来るから・・・東京バラード、それから

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