公園にたむろする不思議な二人組が、人間の生きたり死んだりを見送る話、書いてます。
公園にたむろする不思議な二人組が、人間の生きたり死んだりを見送る話、書いてます。
しろたんは既にロック付きのドアの前にいて「あけてーあけてー」と言わんばかりにドアをコツコツ叩いていた。母親は脇目でそれを困惑した表情で見つつ、首から下げたカ…
「よし、会わせてやろう。ユキトのおかあさんもおとうさんも、一緒に散歩するぞ」「えっ!?できるの!?で、でも、どうやって?」「とにかく、おかあさんとおとうさんを…
「ユキト、あれは何?」「……え、あれ?あれは、しろたんだよ」指さした先は、元にいた病室。冷たく重い濃霧がいつの間にか病室の白い壁に吸い込まれ、何食わぬ顔して…
クロの奴なら、こんな時にのらりくらりと禁じ手使ってでも仕事こなすだろうに。だが、奴は別件でいない。なす術もなく、無意味に胸のポケットからストップウオッチを取り…
白い無機質の壁には、若干その光景とは不釣り合いだが、色紙で出来たクマやちょうちょ、アニメキャラクターが貼られている。数々の医療機器から伸びるコードやカテーテル…
話の途中で急にお休みしてすみません。ぱたりと忙しくなり、今、久しぶりにパソコン開けました。まだまだ忙しい日々ではございますが、体力のある時に少しでもアップでき…
「ユキト。このブランコが終わったら、一回戻るか?」「えーなんでー?」「お父さんとお母さんに、挨拶」「……なんの?」けろっとした顔が、少しだけ曇った。「お別れ」…
prologueあれは、桜の季節だった。シロは思った。神は何故、厄介な仕事をあえてワタシに毎度押し付けるのか。「ねえーしろたんー!こんどはこれー!!」「……わ…
どうしても気に入らなかったので、かなりテコ入れして、ようやく今ざっくりですが仕上がりました。あとは校正やら何やらしてからのアップになります。時間が思ったよりか…
こんにちは。相変わらずエア挨拶です。画面の向こう側に誰かいるのだろうか?この作品を読んでくれているのだろうか?もうそれだけです。まあ、それでも、読者がいてもい…
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