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卯の花
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2007/01/06

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  • 3.捕獲

    「おーい、」「あー、漆黒ー!こっちこっちぃ・・・・・ええ??」漆黒は、鵺禾と一緒にやってきたのだ「・・・なんで・・・・なんで・・・・なんで一緒なのよお・・」茆音はふくれっつらになった。「・・・」鵺禾は無言で茆音をにらみつける。「あのさあ・・・どうしてこう・・・お前らは仲が悪いんだ・・・」「「こいつのせいだ!」」二人が同時に口を開く疾黒は息ぴったりじゃん、と笑った「・・・・で、」茆音に腕をつかまれてびくびくしている少年をみる「よ、久しぶりw」「・・・ど、どうも・・・」「茆音、はなしてあげな」「逃げちゃうよ?」「逃げないさ、・・・な?」疾黒は少年に問う。少年はゆっくりと首を縦に振った。茆音はしぶしぶと手を離し、少年はさりげなく茆音から離れた「・・・」少年は何か言いたげに青い瞳で疾黒を見上げる。「?どうした?」「・・...3.捕獲

  • きゃらみるバトム

    円形穴さんいただきますwキャラミルバトン→コミュニケーションタイプを診断してみる1.貴方のツキアイゲノムは何ですか?オモテハート全開ねっとり熱い。熱帯雨林系のコミュニケーションウラKNIGHT:仲間に頼りにされたい「いざ鎌倉系発想」MOTHER:仲間のハッピーが大好物「おかん系発想」REALIST:情報や事実に基づき、合理的に物事をジャッジする「マジ系発想」2.当たってますか?うむ。頼られるの好きだ。それだけ信頼されてるのかなあって思うとなんだかうれしいねO(≧▽≦)O懐深いかなあ・・・確かにみんなが楽しそうにしてるのはすきだけど、入れないとムーってなるしねワラうん、計算深いとこあるかも・・・絶対確信がないと動かないこともしばしば。3.どんな点が当たってるor違ってると思いますか?KNIGHT・・・ばっちんこw...きゃらみるバトム

  • 2 河のほとりで

    「もお・・なんであたしが鵺禾と一緒に来なきゃいけないのよ・・・」茆音は一人、河原を歩いていた。「・・・暑い・・・ちょっと位・・いいよね?」茆音は川の中に足をいれる「気持ち良いねえーー・・」もう暗くなりかけている空を見上げながら、何を思うか、茆音は遠い目をしていた。静かに夕日は沈み、谷には風の音、川の流れる音だけが静かに響いていた「・・・・ん?」背後から、何かが通るような気配を感じた後ろを振り返り、音のした方に向かっていくここ一帯には、河原のほかには岩がごろごろところがっているだけだった。「誰かいるの?」茆音は近くにあった岩の後ろに廻りこんだ。誰もいなかった。「??確かにこっちから気配がしたんだけどなあ・・・かくれてるのかな」あたりには同じような岩が沢山転がっている。茆音は「・・面倒くさいなあ・・・しんじゃだめだ...2河のほとりで

  • 1 急降下

    居場所とはなにか帰るべき場所とは何か生きるとはなにか命とはなにか知らなくてはいけないことなのか・・知りたくないだけなのかもしれない本当は知らなくてはいけないことなのに知っていることとはなにか彼らはしっているのか・・彼らはすべて知っているただ知らない振りをしているだけなのだ何を知っているのかなぜ知っているのだろうか赤みを帯びた夕焼けの空沈み行く太陽のわずかな光の中を二機の飛行艇が飛んでいる先陣を斬って飛ぶ飛行艇の操縦席には、銀色の短い髪に、ゴーグルをつけた青年がレバーを握っていた。その後部席には、不機嫌そうな少女と、困った顔をした兵士が座っていた青年・・・漆黒は、操縦席に取り付けられたレーダーを見つめる「・・・・漆黒ぅ・・・暇」少女・・・茆音は退屈そうにつぶやく「茆音・・そんなこといってはいけませんよ。隊長は真剣...1急降下

  • はじめていらした方へ いらっしゃいませ

    はじめまして。卯の花です毎日、アクセス数をみるかぎり、沢山のかたにご訪問いただいているようで光栄です。小説を読んでくれた方も、たまたま迷い込んでしまった方も、なにか来た痕跡を残していただければ、私の方からもお邪魔させていただこうとおもっております。もし、「小説読むのめんどい」という方は、この記事に「迷い込みました」でもいいので一言いただけると幸いです。別に私も小説オタクでわないので、関係ない話を振っていただいても結構なので・・・よろしゅうおねがいします(● ̄(エ) ̄●)ノ☆・゜::゜ヨロシコ♪この部屋の宿主卯の花はじめていらした方へいらっしゃいませ

  • 13 出発

    「・・・・・・?」ようやく疾黒が開いた目に映ったものそれは・・・・「・・・・・・・」真っ赤に染まった空だった山の向こうに消えようとしている夕日が、世界をやさしい赤に包んでいた「・・・・・えっと・・・ああ、行かなきゃ・・・」やる気のかけらも感じられないことをつぶやきながら、彼は部屋をでた・・・・と同時に彼に待っていたのはとび蹴りだった「疾黒!また寝坊したね!みぃんな準備できてるのに・・・馬鹿」「茆音・・・・そのとび蹴りやめて繰んない?痛いからマジで」「いやあよ。じゃあ寝坊しないでよ。」「・・・・すんません」「・・いつまでぼさっとしてる気だ。急いでるんだろう?」二人の後ろから、壁にもたれかかっていた鵺禾が釘をさす「・・・・疾黒ぅ・・・なんで鵺禾がいるの?・・私いやだっていったのに・・・」茆音が不満そうに口を尖らす「...13出発

  • 前夜

    「さっさととっ捕まえろよ?俺の為に」楼は、最後にそういい残しスキップをしながらかえっていった「・・・・」珍しくだんまりな疾黒を汀が楽しそうに小突く「さすがの隊長も楼様にはかなわないようですね♪隊長がおとなしくなるならまたお呼びしないとですね♪」「ちょっ・・・・勘弁してくれ!おっちゃんだけはやめてくれ!」「あらあら・・・そうだ、その例の少年の大体の居場所、わかったわよ?」「・・仕事が速いなさすがだね」「まあね、」汀は地図を広げ、ある一点を指差した「この周辺で、少年を見かけたって情報が多数あったみたいなのよ。」「ほんっと仕事がはやいのなで、あいている日は?」「えっとねぇ・・今日は休んだほうがいいとおもうし・・明日は何もないようですが?」疾黒は腕をくんだ「うーん・・・・はやくしねえとおっちゃんになに言われるかわらねえ...前夜

  • 11・客

    「汀ぁぁ、あなたの愛する疾黒様がご帰宅ですよぅ♪」疾黒が部屋の戸を叩く「はいはい、今行きますからね」中から女性の声がする「すいません、隊長がおいでになったみたいなので・・・」誰かに話しかけている「汀ぁぁぁ♪」「・・・・ちょっとよんできますので、少々おまちくださいね」足音がドアに近づいてくる「汀ぁはやくでてこないと・・・」ガチャドアが開いたなかから、空色の髪をした、細身の女が姿をあらわした汀は部屋のなかのだれかに軽く頭をさげると、ドアをしめ、疾黒のほうをむく。「さ、お客様が待ってるわ。はやくいってさしあげて」「・・・・こんな顔じゃ恥ずかしくて人前にでられない・・・」疾黒のほほは、真っ赤に腫れ上がっていた「大丈夫よ、『戦いで受けた傷です』といえばいいのよ」「あの・・・みるからに今受けたのバレバレなんですけど・・」「...11・客

  • 10 そよ風

    疾黒を見送ってから、出雲は部下を呼んだ「なんですか?」「・・南の方に東軍が三人来ている、」「なぜそれを?みにいったのですか?」「いんや・・奴が言ってたんだ。おそらく確かだろう」「『虱』ですか?」「・・それはかつての名だ今は疾黒隊長だ」「そうでしたね・・なぜ、あの方は名前を変えられたのですか?あの出来事以来、『虱』を恐れないものはいないに等しいというのに・・」出雲は苦笑した「さあな昔から奴の考えることはよくわからん」「はあ・・・あっでは行って参ります。片付けてきます」そういううと、部下兵士は部屋を出て行く「虱・・・久しぶりに聞いた名だな・・・・・」出雲は一人そうつぶやくと、ベッドに倒れこんだ「・・今日は疲れた・・・おやすみ」まどから心地のよいそよ風が噴き注ぐ「疾黒!」「へ?」疾黒率いる傭兵軍基地にて、彼は茆音にと...10そよ風

  • 出雲ぉ

    リクエストにお答えしてー出雲様っす若干透けてるのはきにしない(笑)出雲ぉ

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