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ねこのじかん https://blog.goo.ne.jp/hbneko/

「ネコ男爵」に関するイラストやストーリーを紹介するブログです。どうぞ宜しく。

HB
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2006/11/18

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    彼らに対する神隠しをおこなうイラスト

  • その37 扉

    その37 扉

    「扉」それは、博士が十五歳の時に起きた事件である。当時、丁稚として住み込みで働いていた博士は、就寝前の時間、雑魚寝部屋で自分なりに今日の振り返りをしながら、静かな時間を過ごしていた。一日の終わりに、その日の仕事をひととおり思い返し、自分の行動を整理する。それが、ここでの博士の日課だった。日課を終え、そろそろ寝ようかとしていると、博士の耳に突然、これまで聞いたことがないような大きな爆発音が聞こえてきた。その衝撃は凄まじかった。音だけで身体が吹き飛ばされそうになるくらい強烈であった。やがて、その衝撃音は何かがグネグネとうごめくような重くて鈍い音となり、あたり一面を覆いつくした。災害が発生したのか。博士はそう思った。地震か?爆発事故か?それともまた戦争が始まったのか?重くて奇妙な音は、いつまでも止まる事はなかっ...その37扉

  • その36 予感

    その36 予感

    「予感」ちひろは、ヒカルの事をずっと自分の中で反芻している。ヒカルの事は、誰にも言えない。兄にも言えないし、親友のミキちゃんにも言えない。亡くなったヒカルとの関係は、自分ひとりで受け止めるしかない。誰かに話すとヒカルは消えてしまう。ヒカルはそう言うし、ちひろもそうだろうと感じている。この世には、些細な事がきっかけで失われてしまう存在があるのだろうと思う。今の二人の繋がりは、「誰にも言わない。共有しない。」そういう縛りの中でしか存在し得ないものなのだと感じている。「死んでいるのに存在している。」ヒカルと、「亡くなった弟と話ができる。」自分。この不思議な状況はいつまで続くのか分からない。いつ終わってもおかしくない。ちひろとしては少しでも長くこの繋がりを続けたい。親鳥が卵からヒナへ命を守り育てるように、ちひろは...その36予感

  • その35 わたしたち

    その35 わたしたち

    「わたしたち」松本先生と中村君の関係は、特殊である。二人の年齢はひと回り以上離れているが、日が経つにつれ、ゆるやかに先生と生徒と言う関係が変容してきている。出会った場所がたまたま学校で、最初の関係が先生と生徒だったというだけである。二人は定期的に会い、それぞれおススメの本を紹介しあう。簡単な本の感想を話す。本屋や図書館で面白い本に出会うとお互いの顔が浮かぶ。それだけであるが、そのような関係を続けていると、おススメの本を通じて、おのおのが持っている固有の個を少しずつ共有し、お互いの個がめいめいの中に浸透して行く手応えがあった。いつの日だったか、松本先生から「先生という呼び方はやめよう。そもそも私は先生じゃなくて司書だし。」と言われてから、中村君は彼女の事を「松本さん」と呼ぶようになった。そして、中村君として...その35わたしたち

  • その34 おかしな事が始まった

    その34 おかしな事が始まった

    「おかしな事が始まった。」猫橋皇二郎は、「ザ・ワールド」の中にいる。ザ・ワールドは猫橋が開発した超システムであり、止まる事のない永久機関であり、猫橋独自の仮想世界である。自分にとっての心地よさを追求するとこの空間になった。おそらく、猫橋は無意識にここで自分の起源を人工的に再現しているのだろう。消えた過去の名残が猫橋の中にはあるのかもしれない。そこは矛盾した世界だ。過去と未来、夢と現実、相反するものが同時に存在する。そこは魚にとっては水中であり、鳥にとっては空中である。泳ぐ魚の横で、鳥や虫が飛んでいる。猫橋はザ・ワールドの中にいるが、ザ・ワールドは猫橋の一部でもある。ザ・ワールドはいたる所に存在する。それは、我々の目の前に存在している。我々にはそれが見えない。もしくは見えた場合でも見過ごしてしまう。見えてい...その34おかしな事が始まった

  • イラスト

    イラスト

    猫橋皇二郎イラスト

  • その33 未確認飛行物体

    その33 未確認飛行物体

    最近、世間ではUFOの目撃情報が多い。世界中で未確認飛行物体が目撃されている。見慣れた風景に異物が紛れ込むと、その違和にギョッとしてしまう。それが何なのかは、分からない。おそらく、この広大な宇宙空間には、地球外生命体は存在するのだろう。無数に存在する銀河の中に、人間より進化した存在がいても、おかしくない。しかし、我々にはそれが地球外のものなのかどうかも分からない。人間には分からない事が多い。実際には、何も分からないと言ってもいいくらいだ。しかし、例えば、赤子はまだ何も知らないのに、いろんな事が分かっているという側面はある。分からない事だらけだからと言って、たじろぐ必要はない。堤君は想像する。想像の中では、身体の制約はない。想像力次第で、隣町も、ブラックホールも、深海も、宇宙の果ても、天国も、地獄も、全ての...その33未確認飛行物体

  • その32 神隠し

    その32 神隠し

    「神隠し」堤君は、ある未解決事件を追っている。それは、約六十年前、堤君が住む町から「人が消えた」事件だ。その時、何人もの人間が泡のように次々と町から消えてしまった。堤君は、この事件で五十七名もの人間が町からいなくなっている事を確認している。事件は解決せぬまま、宙ぶらりんになっている。消えてしまった人間が今もどこかで生きているのか、亡くなっているのか、何も分からない。消えた人々は、それぞれ、直前まで、皆、普通に生活しており、書き置き等もない。それはいわゆる「神隠し」であり、もしかしたら本人達は自分が消えたことに気づいていないのかもしれない。そして、この事件が奇妙なのは、人が消えただけではなく、なぜか、この事件は人々の記憶に残らない。次々と人が消えた大事件なのに、人々の記憶からすぐに消えてしまう。それはまるで...その32神隠し

  • その31 日常

    その31 日常

    「日常」夜が明ける。朝の時間が好きだ。毎朝、当たり前のように、東の空に太陽が現れる。ちひろは、それを不思議だと思う。地球が動いているから、朝日が昇る。地球が動いているから、朝と昼と夜が来る。自分の足元を見ても、それが動いているとは思えない。しかし、昇る朝日を見ていると、少しだけこの地面が動いている事を実感できる。この巨大な地面が、数十億年の間、休みなく回り続けていると言う事実を考えた時、ちひろは言葉に出来ない気持ちになる。朝の空気はきれいだ。夜の間に空気が洗われている感じがする。生まれたての日の光がそれを照らす。朝、気分が良ければ、ちひろは兄の弁当を作る事もある。学校には、毎日通っている、このまま行けば、皆勤賞をもらえるだろう。学校には、ちひろにとっての日常がある。楽しみにしている授業もあれば、退屈な授業...その31日常

  • その30 猫になる

    その30 猫になる

    「猫になる」中村君は、本を探している。昔読んだ本を、久しぶりにまた読もうと思って、いつもの図書館をずっと探している。この図書館にあったはずだが探している本は見つからない。その本は、自分にとってとても大切な本で、繰り返し何度も読んでいる本だ。しかし、本のタイトルも表紙や内容も、なぜかあやふやで思い出せない。その本がどの本棚にあったかも、覚えていない。本棚の本を取り出しては内容を確認して、元に戻す。そういう事を、ずっと繰り返している。おぼろげな記憶をたどると、探している本は猫に関する手書きの本で、一点物の珍しい本だった。なぜそのような手作りの本がこの図書館にあったのだろうと思う。分からない。もしかしたら、自分の中にある記憶は、過去のものではなく、未来の記憶かもしれない。ふとそう思った。中村君の中では、時々、時...その30猫になる

  • その29 大事な話

    その29 大事な話

    「大事な話」自らを神と名乗る老紳士は、ねこのじかん研究所の本を、次々と読み始めた。2冊、6冊、24冊、120冊、720冊、5040冊……。老紳士は、同時にたくさんの本を読んだ。本の量は累進的に増加し、老紳士の周りは、本だらけになった。奇妙な光景だった。無数の本が研究所の空中に浮いていた。老紳士の周りに、研究所にある全ての本が集まっていた。やがて、上方から、博士の耳に不思議な音が聴こえてきた。それは、本から聴こえる音であった。老紳士が本のページをめくる音、本を棚から取り出す音、本が空中を移動する音だ。読書を通じて、本が楽器になっていた。そこには、本から、この様な音が出るのかというような、聴きなれない音もたくさんあった。それら無数の音が、重なって響き合い、老紳士は幻想的で美しい音楽(リズム)を奏で始めた。それ...その29大事な話

  • その28 対

    その28 対

    【光と影】【表と裏】【生と死】【この世界には、“対”で存在するものがある。】【光が強くなれば、闇は深くなる。】【かつて、神も“対”で存在していた。】「ルーちゃん」の事はずっと気がかりだった。ずっと隠れていたのか。探していたが気付けなかった。やはり、死ねなかったのだな。おそらく、あれから転生と憑依を繰り返したのだろう。別の何かに変わることで、ルーちゃんは、自分の名前も本当の自分も、分からなくなってしまっているようだ。外も内も、あの頃とは全く違う。(かつて彼は最も美しく、最も聡明な存在であった。)しかし、不思議と面影は残っている。久しぶりだ。懐かしいな。まだ、死を渇望しているのか。しょうがない。もう生きていたくはないだろう。しかし、我々は簡単には死ねないな。やはり。もう、わたくしはルーちゃんを追ったりはしない...その28対

  • その27 逃亡者

    その27 逃亡者

    「逃亡者」猫橋は、逃げた。超スピードで、逃げた。不意打ちだった。油断していた。今なら、まだ逃げ切れる。山田広高に時間稼ぎをしてもらおう。自分が何から逃げているのか分かっていない。しかし、逃げなければならない。絶対に。瞬刻を永遠に変える速さで飛び回りながら、同時に相手をかく乱させるための魔法を無数に仕掛けた。「これだけやれば、なんとかなるはずだ。」そう思った。猫橋は、突然、強烈なめまいに襲われた。稲妻に打たれたような衝撃だった。目前の視界は大きく歪み、上下左右が判別不能になった。足がもつれ、身体の自由を失った。「やられた。」と思った。悪寒がして、頭痛がして、吐き気がした。震えが止まらなくなった。気分がひどく悪い。フラフラだ。身動きができなくなった。身体が潰れそうだ。自分の現状を把握できない。どうなっているの...その27逃亡者

  • その26 何かがいる

    その26 何かがいる

    「何かがいる」博士は、ねこのじかんの話を老紳士に向かって続けた。ねこのじかんの話をし出すと、あれもこれも話しておく必要があると、芋づる式に話は続いた。神は、博士の話を聞きながら、ねこのじかん研究所の奥に潜む不吉な影の存在を確認した。「やはり、ここの奥には、何かがいる。」ねこのじかんではない。新たな何かだ。禍々しいオーラを感じる。神にとっても、博士の話は興味深い。しかし、この研究所の奥にいる「何か」が、気になる。今日の神の目的はこの見えない相手を、近くで確認する事だ。天上の国からでは、その何かは神の心眼でもよく見えなかった。特殊な細工をしているのか、とにかく見えにくい相手だ。ねこのじかんの事がなければ、神はその存在に気が付かなかっただろう。博士の話の途中で、神は尋ねた。「ところで、この研究所の奥を見せていた...その26何かがいる

  • その25 神、現る

    その25 神、現る

    「神、現る」「おはようございます。」「わたくし、“神”と申します。」肌寒いある日の朝、ねこのじかん博士の家に、自らを「神」と名乗る老紳士が訪れた。その日、雪は降っていなかったが、寒さで吐く息は白かった。この老紳士は、博士が作った研究書「ねこのじかんについて」を、手に持っていた。「この本を作られたのは、あなたですね?」老紳士は「ねこのじかんについて」を手渡しながら、博士にまっすぐな声でたずねた。博士は渡された本を、目をまるくしてまじまじと眺めた。確かにこれは自分が作った本だ。おかしい。「ねこのじかんについて」は、世間に出まわっているものではない。この本を、誰かが個人的に所有するということは考えられない。なぜ、この人物は自分が作ったこの本を持っているのか、博士は不思議に思った。「ええ、そうです。」「確かに、こ...その25神、現る

  • extra 猫は踊る 神と踊る

    extra 猫は踊る 神と踊る

    猫は踊る。歌うように。話すように。猫は踊る。軽やかに。天上の国で。神と踊る。extra猫は踊る神と踊る

  • その24 猫と踊る

    その24 猫と踊る

    「猫と踊る」神は、「踊る猫」の中に入っていた。中から見ると、相手がよく分かる。神に死角はない。全て見える。体の中も、心の中も、何もかも。神は、相手の存在の全てを理解する。全てを包み込む。神は驚いた。猫の中は、広大な世界だった。神の目を持ってしても、全てが見えない。どこまで行っても、終わりがない。次々と「その先」が現れる。「むむむ……。」神は、あまりの広さに飲み込まれそうになった。神は踊る。踊れば分かる。踊れば知れる。大事なのは踊る事だ。神は猫と踊った。一緒に踊っていると相手の事が分かってくる。神は一緒に踊る事で、少しずつ猫の事を理解していった。神は踊り続けた。神にとって、未知はない。そんなことは、あってはならない。この世界が破綻してしまう。しかし、この猫は、神にとって未知の存在だった。調べても分からない。...その24猫と踊る

  • その23 神は踊る

    その23 神は踊る

    「神は踊る」この世界には神が存在する。神は、「天上の国」にいて、世界を見ている。神は、この宇宙、全ての創造主であり、理解者であり、裁定者であり、父であり、母である。神は踊る。神の存在で、最も重要な役割の一つが、「踊る」ことだ。神の踊りは、世界の原動力であり、摂理であり、道標である。「神ダンス」は、世界の成り立ちの根幹と言っていい。ある日、神の横に踊る猫が現れた。神が踊っていると、いつの間にか横に猫がいた。踊りが上手な猫だ。神にリズムを合わせている。神は踊る。猫も踊る。この猫と一緒に踊ると、踊りが良くなる。そう感じた。踊りによるコミュニケーション。磨き上げられた技術は、さらに磨きがかかる。それは新たな発見だった。「とても良い。」神はそう思った。神には、この猫が何者なのか分からなかった。猫は無数に分裂し、それ...その23神は踊る

  • その22 永遠のようなもの

    その22 永遠のようなもの

    「永遠のようなもの」猫橋皇二郎は人間ではない。猫橋は何千年も生き続けている。見た目は人間のように見えるが、中身はどんな生き物とも違う。猫橋は人目を避けて生きているが、吸血鬼やゾンビの類でもない。人間の血を吸わないし、噛みついたりしない。太陽の光も平気だ。猫橋は過去の記憶が消えている。自分が何者なのか分からない。親もいないし、戸籍もない。自分のことはもう分からない。どうでもいい。諦めている。猫橋には、「生きるのはもう飽きた。」という気持ちがある。既にあらゆる生物の死期を大幅に過ぎているが、自分の寿命が見えない。これまで、無数の命が産まれ、生き、死んでいく姿を見てきた。どんな生き物も全て同じである。皆、いつかは死ぬ。必ず終わりがある。うらやましい。数百年前に一度大きな災害にあい、猫橋は頭部を含む身体の大部分を...その22永遠のようなもの

  • その21 先生

    その21 先生

    謎の資産家、発明家、科学者、研究者、宇宙飛行士……、猫橋皇二郎には、世界に隠れて、多種多様、無数の顔がある。猫橋は何者でもあり、何者でもない。猫橋は、自身が開発した超システム「ザ・ワールド」を利用して、千年以上、秘かに世界と同化している。ザ・ワールドは人智を超えた特殊システムである。システムとシンクロすることで、あらゆる情報が言語等を経由せずに猫橋の中にダイレクトに伝わるようになっている。猫橋は、目に見えないもの、言語化できないものと同化している。猫橋には、人の心の中が見える。あなたがどこにいようと、猫橋にはあなたが見えている。あなたが何を考えているのか、あなたの未来がどうなっていくのか、猫橋は全てが見えている。猫橋皇二郎は、ねこのじかん博士の師匠である。猫橋は、ねこのじかん研究の始祖であり、開拓者であり、ねこ...その21先生

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