ペガサス・ブログ版

日米合同軍事演習は戦争のきっかけになる

昨日あたり届いた「月刊社民」8月号を見ていたら、恐ろしいことが書いてありました。「あす戦争に巻き込まれてもおかしくない日本の現状」という冒頭の見出しで始まる、弁護士・杉浦ひとみ氏の文章です。比喩的な意味の「あす」ではなく、字義どおりの明日、つまり7月31日のことです。日米合同軍事演習さえ戦争のきっかけになるということです。 その部分を引用： ----- また、戦争に加わると覚悟を決めて出動する以外にも、日本が戦争に巻き込まれる危険性は、実は日米の関わりの中で存在するのです。たとえば、よく耳にする日米の共同訓練の際にも、戦争に巻き込まれる危険があるのです。 安保法制のなかに「米軍等の部隊の武器等の防護のための(自衛隊の)武器の使用」(武器等防護)という規定があります。自衛隊が米軍等と連携して活動する際に武器等を職務上警護するにあたり、人または武器等を防護するために必要であると認め..

2024/07/30 14:19

創刊月刊誌「地平」7月号の三宅芳夫論文

2つ前の記事で出水薫氏の憲法講演を紹介しましたが、これも最近の、私が注目した政治の論文を紹介します。 世界情勢と秩序について、メディアが流す「常識」は（当然その圧倒的な影響下にある国民一般のそれも）アメリカが民主主義の総元締めであり、それに対してロシア、中国、そしてDPRK（北朝鮮）のような「権威主義的国家」が世界の安全を脅かしている、というものであろう。もちろんこれら3国が民主主義の度合いが世界的にも低く（日本も独裁化しつつあるが）、また軍事国家であることは間違いない。しかしどうしてそうなったのか、そしてそもそもアメリカ自身はどうなのかという、イラク戦争の時などは意識された問いが、なぜか忘れ去られている。もっとも、最近のイスラエルのジェノサイドを目の当たりにして、そして米国がそれを放置するだけでなく武器まで供給している事実に気づいた人は、この「常識」を疑い始めているかも知れない。 ..

2024/07/29 17:34

佐賀オスプレイ基地建設阻止行動、次回は8月19日午前と午後

阻止行動、次回は8月19日(月)、9時ー12時、15時ー17時の2部制です。可能な時間にご参加を。チラシが出来ました。裏面はとりあえず前回のバージョン。寅子のイラストなし、同、あり

2024/07/29 13:34

九大の出水薫氏の今年の憲法講演の詳細が『反戦情報』に

（草稿-改訂予定） 九大の出水薫氏が福岡市でこの5月に行った憲法講演の詳細が『反戦情報』5月号と7月号に連載されている。日本の戦争と平和をめぐる状況、そして「護憲」運動の状況と問題点について、徹底的な考察がなされている。2010年の斎藤文男氏の講演内容とも重なる点が多く（例えばこちらの記事参照）、出水氏は斎藤氏と同じ、あるいは後継の研究室と思われ、世代的には「孫弟子」にあたることもあるからかも知れない。 誌面での紹介はもう1回分を残すだけだが（8月号掲載と思われる）、講演の全録画が公開されているので、「先読み」することができる。しかし連載2回目までで主要な内容はほぼ出ているように思う。 とても重要な講演と思うので、『反戦情報』の文章（のごく一部）を引用しながら紹介したい。まず、タイトルと節の見出し。 憲法平和主義「再生」のために ―私たちは、どのように近隣国際関係を理解す..

2024/07/27 16:10

全日にわたっての佐賀オスプレイ基地建設阻止行動

佐賀オスプレイ基地の建設を阻止する行動が、7月12日に午前10時から午後5時まで、7時間にわたって行われました。いくつか写真と動画で当日の様子を紹介します。 （Aゲート） （左）ギター弾き語りのギャーさん （右）共同通信の記者にチラシ裏面の #9条の逆襲 のフレーズを自慢する筆者 （Bゲート）「牛歩」で車両の侵入を遅らせる （写真は上下4枚とも胸に下げたドラレコの画像） 次は、午前11時過ぎの現場の状況を、車のドラレコで記録したもの。空港の南をほぼ東西に走る県道49号を西から東に走りました。右側が工事現場。通過順に、Dゲート、Cゲート（閉鎖）、Bゲート（牛歩戦術でダンプを止める）、Aゲート（座り込みで封鎖）の様子です。 （埋め込みの反応が遅い時はこちらをクリック→ https://dai.ly/k1WHDXSRUgqzoIB4ovQ ）

2024/07/14 13:59

「社会新報」7月4日号に加藤陽子さんらのコメントが

「社会新報」7月4日号に、「虎に翼」への加藤陽子さん、杉浦ひとみさん、そして福島みずほさんのコメントが載っています。

2024/07/03 13:46

7月12日の、佐賀オスプレイ基地工事ゲート封鎖行動のチラシです

7月12日の7時間封鎖行動のチラシです。（裏面は鋭意製作中） 佐賀オスプレイ基地建設阻止の直接行動開始までの主な経緯は以下のとおりです。 ’23/8/29 地権者による訴訟（市民の会のサイト） ’24/1/9 有志、佐賀県公安委員会に対し県警が違法な工事を取り締まるよう苦情申し出 1/19 阻止行動予告の記者会見, 同YouTube版 1/25 行動開始に際して佐賀県警本部長に手紙 1/27 工事ゲートでのダンプ阻止行動開始-「私人による法の執行」,「オスプレイストップ！9条実施アクション佐賀」結成

2024/07/01 15:39