旬のタンポポ春を知らせる柔らかい日差しが丸い顔に黄色の化粧を施し花たちに話しかけ咲きをうながす花たちは陽射しをむさぼり優しい笑みを見せる数輪のタンポポたち春を察しひとあし早く咲いた彼女たちの満面の微笑には及ばないが私の小さな幸せを至る所で咲かせ愛と幸せを届けるCupidとなって自由に空を飛び恋の種をまいていく。咲くタンポポ
夏のササユリ五月のササユリ夏のササユリ百合のMaineは夏山野では夏花が咲く頃雛罌粟poppy雛罌粟風にゆれるポピー虞美人草なんかこの4月、育児に似ているかもみていると楽しい花の季節、私はこの......>続きを読む夏のササユリ梅雨入りか・・・そう思う頃から咲き始めるのがこの百合、西日本の各地において名前こそ自生地、葉の特徴で変わるなか夏の山野で咲くササユリ。愛おしい人咲姿は上品でその自生は希少で梅雨の頃淡いピンクのロート状の大輪を横向きに咲かせ強い香りを放つこの匂いササユリか・・・花は環境の変化に敏感でダメージを受けやすい一面を持ち逢瀬はなかなか叶わず老いるなかで待ち続ける愛おしい人。愛おしい人
初夏の花林縁や道端で咲く山野草のひとりである蛍袋、以前はよくみることができたが、里山の荒れが進むなかで余り見なくなった初夏の花のひとりかも知れない。初夏の蛍袋見た目は地味で質素かなでも・・・可愛い花なのに余りみないひとり花派手じゃないし香り芳香も感じないし関心の低いひとりかも知れないそのせいか初夏になっても会うことは少ない花。夏に咲く蛍袋
人の形人の形一コマ今日も夏空初夏の顔初夏の訪れ初夏の木の葉木の葉この雨、初夏を促す雨となるか初夏への躊躇い空にの前兆が出始めた、ソメイは散り、1本だけ残る枝垂れが、美しいピンクの花を咲か......>続きを読む人の容人の容は器が同じでも見た目はある意味で不揃いの林檎で、括りは一つの林檎であるがその味は一つ・・微妙に違い個性豊かな味になっている。手にした時の感触も林檎により違い、人も個性に応じた付き合いをすればその味わいが理解出来その人の容の良さがわかるのかも知れない。人の容
雨上がり朝方まで残ると言っていた雨、朝方の蒸し暑さで強制的に起こされ、纏わるジメジメした汗が眠りを妨げる、朝か・・・ぼんやり明るい空をみるため窓を開けると、湿りのある冷気が一気に流れ込む雨上がりの朝。雨後明るくなった空をみるため窓を開けて外をみる雨が止んでいる腹黒さが薄れ全体が明るく外からの冷気が蒸しを冷ましていく何だろううれしいはずなのに気が重く身体がだるい雨後の朝。雨後の朝
咲かない花春の恋残る石楠花残りの花残花残り火(失せ)残り火残り火さくらへの想い桜の終わりに感じる想い桜にかなり緑を感じる朝もう桜も終わり、そう思うと少し寂しい桜の終盤、薪の種火で暖められた平......>続きを読む咲の少ない藪椿私が歩く尾根筋の藪椿の花がこの春は極端に少なく、ポツ・・と咲くだけで「この春は花が少ないな・・・」そう思いながらみる樹木に花を探すがその咲は少なくいつもの勢いがない花の咲。花が少ない藪椿私が追い求めた春の花のなかであれなぜかな・・・花の微笑みをみることなく旬が終わった藪椿その咲をみないと余計会いたくなり探し求めたが出会う樹木に花はなく想い出の花を樹木に重ねる。花が少ない椿
射干の想い出シャガの花立夏の奢俄日陰で咲くシャガ山間のシャガシャガシャガしゃが穀雨穀雨が過ぎ桜と桃の花が散り、その花たちに代わり咲き始めるのがツツジ。春の主役の出番が終わり、花はツツジ、草花へ......>続きを読む山野草の思い山野草は園芸種と違い花も基本小さく地味なものが多いけれど、その花彩は原色の色鮮やかな花も多くその美は美しく心に残る花が多い。野花の思い山で咲く花は多年草が多くいつもは同じ場所で咲いているがそれが消えていることがあり花がない辺りを探し求めないか・・・その日は気分が落ち込む観れない求めに走るのは私の哀しい性。野花への思い
好きな里山里山の魅力いまの山歩きいまの私の山登り私の山旅My旅旅パターン週末のパターン私の週末ああ・・・桜、もう終り東に向かう旅の途中でみた桜は綺麗だった、横目でちらり・・盗み見た桜、鮮やか......>続きを読む里山私が住む町の周りには標高が1000に満たない里山が連なり、山岳とは違う豊かな表情を四季ごとに描いて私を誘ってくれる。私が歩く里山雑木と植林で構成された里山背は低いが四季の表情は豊かでいつも優しく迎えてくれるでも見た目以上に厳しい一面も持ち羽目を外せば容赦なく私を苦しめる冷たい一面もみせるその彼もよく知れば良き友となり四季毎に素敵なプレゼンをしてくれる。良き友
リセットからStart四季のなかで自然の生は春から季は春から始まる季は春から区切り区切り一区切り4月は目覚め、芽吹き、咲き集う季節日曜の晴れた1日今日も・・・期待したが余りにも短い4月、春が芽......>続きを読むResetについて思う私が思うResetは人それぞれ考えがあっていいと思うし、その手法も人により違うと思うが、私は週に一度自分の好きな方法でResetし換気をしている。私のReset生きるそれは幸せである反面摩擦が生まれストレスの原因となっている私にはストレスなどないそう思う人もいるとは思うがそれは外に出るかでないかの差でありそのResetの手法も人それぞれ違うが私は自然のなかで換気するひとり。私のReset
クリンソウ咲く五月春花の終わり花の終演花からの想い出藪椿の散りへの想い椿の散り椿の散り藪椿藪椿もそろそろ終盤かな薮山に見捨てられたように咲く薮ツバキ桜の影に隠れて、ひっそりと咲く椿人に綺麗・・・素敵......>続きを読む初夏のクリンソウ山間のせせらぎ、渓谷の湿地で咲く多年草のクリンソウ、街のサクラソウと違い華やかさには欠けるけれど木漏れ日を浴びる花姿は美しく、それは舞台で踊る一人の舞姫、その凛とした花彩に秘める毒性に山の民は手を出さない一面を持つ。谷間のクリンソウ花はサクラソウに比べ地味かも花色は不透明色で湿地の日陰で咲くためか彩は沈み精彩を欠いてみえるその花は花茎の先に九輪となって濃い赤紫などの花を数輪筒状に咲かせ美しいものは続かないサクラソウに対し半月ほど咲いて花舞台は終わる。五月のクリンソウ
森の青緑初夏の新緑五月の新緑私の愛する自然いまの私が思うこといまの私ありのまま在りのまま在りのまま自然は素直で敏感、私が週に一度は訪れる低山、高い山にはない極平凡な魅力があって、今の時期歩......>続きを読む森の青緑春の花に代わり樹木の新緑が美しい初夏、その彩鮮やかな瑞々しい森の青緑はストレスで疲弊し傷ついた私を癒してくれる。覆う青緑初夏の青緑にはそれぞれの顔がありそれらが互いの個性をぶつけ合い多彩なグラデーションを魅せハーモニーを森に奏でるその森に広がる青緑は逢う度に違い初心で色鮮やかな木の葉は私と違い生気に溢れて瑞々しくその青葉に抱かれ蘇る私。初夏の青緑
欲人の三欲欲人の欲とは人の欲の変化人の欲欲愚作2点姫林檎今朝愛犬と散策中に見つけた姫林檎の花、咲き始めの蕾の膨らみは恋心をときめかせるピンク、満開になった喜びを胸に笑みを零す白無垢、......>続きを読む欲欲はいまの私にとり良き友人であり愛すべきひとりのPartner、彼女がいないといまの私は生きる屍に過ぎない。私の欲私が持っている善と悪その善のなかに欲が悪のなかに欲望が私のなかに存在しこれらをControlして生きてきた私欲望は時には制御不能となって私を苦しめていたがいまは制御され欲が善と悪を支配しいまの私をその欲が生かしている。私の欲
私私のいのち母の想い出私が愛する両親から受け継いだ命は永久でなく、その二人の想いを糧としていまを生き終えていく、宗教で説く復活、輪廻転生もなく無に帰する。いま、この私達の想いを引き継......>続きを読むいまの私持ち時間の少ない独りである。生あるものはいつかその生も終わる、そう思いながら素直に受け入れられないのが人間かも知れない、それは人が得る知恵と柵のせいかも知れない。私もその柵を絶ち素直になりたいと思うが、それはなかなか難しいと思うこの頃。私いまの私は春になっても花の咲かない実のならない木の葉に生気がなく魅力の乏しい一本の落葉低木これじゃ・・・朽ちるのみかいやこの根を保持し五感を保ちいまの形を維持したい。私
新緑夏の新緑初夏立夏の訪れ春の終演春の訪れ春春春の想い春を想う暖かい・・・素直にそう想った昨日、桜の表情も満開で、緩みぱなっしの一日。春、求め一筋、いや眠りからの目覚めかな、多年草は根......>続きを読む新緑春の花が終わり、その花ななき後に芽吹く新芽の萌えと広がり、素顔は春の日差しを浴び、貪り、青葉となって瑞々しい色気をさらす初夏。青葉春の仄かな日差しを浴び萌黄の柔らかな一葉が樹木を蔽い森を彩る春その春のなかで日差しを食らい深みを増し青葉となっていく木の葉萌えから旬旬の瑞々しい青葉が美しい初夏素顔が素敵な顔になっている。夏色
思考の崩れ崩れ不安人が持つ悩み人は長く生きているといろいろな事に遭遇し悩み、挫折を味わう。それらから脱出するのは容易でなくあるものは宗教に救いを求め、あるものは自らを絶って楽になりたいと思う......>続きを読む空の崩れ青空を消す梅雨前線による雨が、積み重ねた想い出を崩し洗い流し、再び素顔に返していく今日の雨。崩れ私の想い出を生む奏楽を消す今日の空それは思考の崩れとなって哀しい寂しい顔をみせるその思いつめた空からこぼれるように落ちる滴が一雨となって想い出を洗い流し素顔に返るのはいつかその思いを空に崩れに追う。崩れ
花の散り花の散り姫林檎の花咲いた姫林檎姫林檎の花姫林檎イヌリンゴ姫林檎姫リンゴの花姫リンゴの花、私がいつも愛犬を散歩させる道に1本植えられている姫リンゴの樹、恐らく誰も気に留めない1本だと......>続きを読む花の散り花の散りはいろいろあるけれど、早春のなかであれほどワク・・しながら花を待ち、咲けば花の元に走り酔い知れた桜の咲と散り、花思う人の冷めは早い。桜の散り訪れる初夏のなかで花を終えた桜が青葉に覆われているその濃い木の葉に包まれた桜見て思う人の覚めの早さ花のことなどすっかり忘れいまでは花はかやの外花のことなど失恋ほど後に引きずらずすっかり忘れている桜の散り。花の後
初夏の訪れ今日から立夏五月五日子供の日で今日から立夏、「夏か・・・」そう思い堤を歩いていると堤の桜の青緑は美しく、草原となって広がる夏草の青々とした緑は美しくそのなかでキンポウゲが燈るよ......>続きを読む初夏の訪れ春のページはそよ風にパラ・・めくられるようにめくられ、気がつけば月は五月で、その数枚をめくりいまは立夏である。「夏か・・・」周りの樹木の木の葉は春彩から既に夏彩になっている。立夏五月の数枚をめくれば立夏である訪れた初夏のなかで春の花に代わり青葉が美しく空に映え夏色に変えて行く終えた春の想い出は飲み干したcup底に未練となって残り青葉の深まりのなかで薄れる。初夏
恋とは人の恋恋について思う恋=求め未恋還り再び冬模様模様再び冬空へ回帰今日も冬の表情をみせる空朝にはあがると思ったのに、朝から&未だに風は怒りまくっている。これじゃ無理かな?そう思う朝。......>続きを読む人の恋恋は動物にとり命を繋ぐためのToulであり手段、人の恋は動物と同じようにはいかず心と心の繋がりが前提となる人の恋。恋人の恋は心と体の二つで成り立つそれは性別とか年代に関係なく生まれ性の本能と心の触れ合いで得る身体と心の満足と癒しこの二つが重なりあうことで一つの形となる恋人の恋が彼らと違うのは本能ではなく互いが想いを重ねあうことで生まれるのが人の美しい形。私が思う恋
紅がいいベニバナツメクサストロベリートーチ桜の散り後の思い花の終わりソメイヨシノの終演桜の終演さくらの終焉さくらの終焉桜の終焉散り、雪が春の雨によって融けるように雪柳の花が雪解けとなって消滅していく、さく......>続きを読むベニバナツメクサの咲く春花は暑さに弱く夏には枯れる一年草、そういっても彼女は多年草で咲いた同じ場所に行けば春には再会できる花、ページをめくり春になって桜が散り新緑が萌える頃「そろそろ彼女に会えるかな」そう思っていくと会えるひとりかな。春のベニバナツメクサ初夏の訪れが近いなかで風通しと日当たりのよい草原で咲くベニバナツメクサがライトアップされ緑の草原を紅く染めている花は深紅の小さな蝶形花を密にしてイチゴの果実のようなあどけなさで桜と別れ寂しい私の隙間を埋めてくれる愛らしい彼女の微笑み。春のベニバナツメクサ
私の朝朝をめくるめくり私のめくり私の休日私の休日の一日休日休日私の休日4日間の休日。旅発ちは帰りもそして今日はこの旅はある意味で自然換気+4日間の休日。暖かい陽射しに背中を押されるように......>続きを読む初夏の朝日中は暖かいが朝夕は少し肌寒さを感じる時がある五月の初め、日照時間が長くなり朝の夜明けも早くなりその分目が早く覚めて眠く「もう少し・・」と思い、覚めても暫らく眠気との葛藤が続く初夏の朝。私の朝初夏の朝は窓からの明かりで目覚める覚めが早いせいか眠く身体も重く朝か・・・起きないと阻む睡魔彼女は私に抱きついて離れず愛なき柵のなかでもがく私の朝。目覚め
春夏秋冬四季自然の四季人生も四季も筋書きはない春は筋書きのないドラマDramaソメイヨシノ染井さくら咲くさくら、3月の初めから始まった開花ラッシュ、初めは大地にはこびる草花中心から始まった......>続きを読む春夏秋冬生あるすべてのものがこの四季のなかで生まれ、育ち、生き、それぞれの形を表現し朽ちていく私達、その様々な形が描かれるのがこの春夏秋冬。立夏空一面青空が広がり日差しがダイレクトに落ちて暑く身体がだるく気持ちも沈むこの模様は夏かそういえば・・・野原や田では蛙の鳴き声が聞こえ野山に新緑が目立ち爽やかな初夏の気配を感じる立夏の訪れ。立夏
五月の緑新緑桜への思い散りゆく桜桜の終わり四季に対する想い想い想い名残が残る今日も冬が居座る&目まぐるしく変わる空と風に翻弄された一日、寒くて・・何もする気になれなかった、これじゃ山は雪か......>続きを読む五月の緑街に住んでいると積み木にも彩があるのか、そうしか思わない街の樹木の緑、その緑も里山に分け入ると多彩な樹木がcollaborationして多彩な彩で森にArtを描いて楽しませてくれる五月の新緑。森の新緑人にとり興味の薄い新緑その一部は街の花咲く間で持て囃されるが野山の新緑には関心が薄い新緑で全てが満たされるものではないが会えないと寂しく愛おしいということもない唯・・・私達は新緑で荒む心も癒され彼らが持つ役割でいまを生きている。新緑
咲くノアザミ野薊春の野花野草を見て思う菜種梅雨春の雨雨雨雨この春先の雨は冬の崩落と大地を緩ませ、萌えを告げる。「雨か、嫌だな・・・そう思う反面」この時期の雨を見ていると不思議と心が和らいで、雨......>続きを読む五月のノアザミ日本で咲くキク科のノアザミは100種、野生の薊はノアザミとノハラアザミとあり晩春に咲くのがノアザミで晩夏から咲くのがノハラアザミ、咲き後は綿毛となって空を飛ぶ。ノアザミノアザミは小さな筒状の花の塊でシンプルな球体で凛と咲く赤紫を唇に塗れば私の心を虜にするひとりとなって魅せるシンプルで奇麗な彩ノアザミか・・・魅せられて触れる私を拒否する鋭い棘の一刺し。晩春のノアザミ
月をめくる時間の流れのなかで創られた一年という形そのbaseは1月から12月迄、時の流れは早くその月のめくりを既に四枚めくり今日は五枚目、めくる心中は複雑で少し焦るいまの私。月のめくり時間は何の躊躇いもなくさら・・と流れ私から時を奪っていくめくりはその時の流れに堰を創り想い出をkeepし新たなprocessに移っていくそのToulとなるのが月のめくりめくりは一冊に纏められ閉じられる。月のめくり
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旬のタンポポ春を知らせる柔らかい日差しが丸い顔に黄色の化粧を施し花たちに話しかけ咲きをうながす花たちは陽射しをむさぼり優しい笑みを見せる数輪のタンポポたち春を察しひとあし早く咲いた彼女たちの満面の微笑には及ばないが私の小さな幸せを至る所で咲かせ愛と幸せを届けるCupidとなって自由に空を飛び恋の種をまいていく。咲くタンポポ
顔を濡らす雨この時期の雨は心地よい反面、花を散らし一葉を生む。思いが複雑な雨。この雨で残る山の雪は散り、一葉が芽吹いて、新緑の萌えが始まる。梅雨前の青空の下で、多種多様な森人の彩が奏でられ、森のシンフォニーが奏でられる。序曲がソロから合唱に変わる。四月の雨
逃すほほ笑み私が会える人は一年に一度だけ季節の人(ひと)街中の人ならいつも会える逃すこともなく会えるけれど野の花となるとそうはいかずすてきなほほ笑みを逃すことが多々あるああ・・・見られずに過ぎてしまったか思う心を覆う悔い。花の旬を逃す思い
咲く射干を見て谷あいに春の温もりが雨となって落ちる四月の半ば蕾が膨らみ一輪また一輪と花が開いていくああ・・・もう射干が咲くか思う気持ちに反し花に足を止め、見入るものはなく人知れず咲いて、この春も過ぎるかいまの私に重ねる。人知れず咲く射干
さくらの終わり咲くまで期待され待ちにそわそわしたソメイヨシノが咲き満開の中で季節の激しい感情に揺さぶられながら引き離され散る桜それに耐え今は一春の恋も終焉となってしくしく泣きながら過した思い出を一ひらに籠め大粒の涙となって散らす桜の散りその一ひらに花の色彩を見る。マドンナとのわかれ
私の叶わぬ人間も長くやっていると叶わないことが多くいろいろな場面で悔いを残しているその叶わぬの一つが花の旬見頃か・・・町中では出会えるが自然となると難しく、旬を逃すことが多いああ・・・遅かったか残念叶わず逃し、悔やむ花の旬。逃す花の旬
花の雨たき火の余熱で暖まった温もりを一気に冷ます嫌な雨それは好きで別れた女性(ひと)が別れても私を忘れないでそう告げあなたの想い出残る花の雨打たれて散り褪せぬ花びらに見るあなたの面影。花を散らす雨
散る桜が花に対してもう十分楽しんだと思うからそろそろ離れてくれないか声をかける私熱い日差しのシャワーを浴び着替え新たな装いをしたいから離れてくれる桜が別れを告げる花との別離。桜の散り
咲く桜四月になっても咲く気配を見せない桜に対し再び戻ってきた夏日の日差しがさあ起きて優しく一つ一つに口づけしながら固い蕾にもう心を開いてささやきかけていく日差し蕾が開き一つの花となって全員集合の日が早い。全員集合
朝の雨音閉め切る窓を通して眠りのなかでさ迷う私に起きろ・・とうながすバチの音このバチの音は雨か朝からそれはないだろう嘆く強制終了させられる目覚めの辛さ雨は止む気配がなく激しくバチを叩きながら眠りをうながす朝の嫌な雨の音。朝の雨音
春の風春の吹く風が告げる温もりのない、心の冷めた風が時折、あの冬の想い出を軽い口づけで思い出させどうして戻って来たのか振り向かせる冬の心を持つ風いつも思うけれどどうして桜が春を詠む頃になるといつもあなたは彼女との逢瀬を阻むのか。春の風
山友の友よ山がいいといつも口癖の友よ山のピークから遠くばかり眺めていないで今日は山をやめ海に行って浜に座り地平から打ち寄せる波をながめる少し時をおいてさあ走るか・・・立ち上がって砂浜を走り一汗流し今度は海に入り泳ぎ潜り魚と遊ぶこの自由は山とは違う開放感のなかで海の四季を知り楽しむ一日。好きなもうひとりの海
人知れず春になるとこの地には幾種類の桜があるかその数は数え切れず山野や街などを花で染める桜たち膨らみからそわそわし集い宴に講じる園は限られそのなか大多数の桜は見捨てられ人知れず咲いて散るその別れに寂しさはなく楽しくいきいきとしている桜。さくら
海私・・・海が嫌いだから山の方がいいあなたはそう言ったけれど海にも心を開いて山の愛を私にも求めてほしいと思う海にも山の風景があり大河は世界を巡って私の元に回帰し四季を描いてくれる海。好きな海
弥生の月三月は花の春であるとはいえ間で揺れる微妙な恋心は不安定に過ぎる日々であるそのなかであなたは冷めと燃えを繰り返しいちずに喜びを求める人の性に似た萌えは余りに悲しく切ない私のおもいが届かない弥生は未練を残す冬にほんろうされながらまだ見ぬ人(彼女)を待つ。三月
私は紅李の花早咲きの桜が葉桜となり次は・・・辺りをみるなかで咲く花を見つけ駆け寄りみる花は桜かなこれは違うな余りみないこの花はああ・・・桜の友達(だち)の紅李でマドンナのソメイヨシノとは違う顔は素直にみれば桜か集う花をよくみればひと足先に咲く紅李も春を歌うひとり。紅李の花
最近は健康、環境などで吸う人は少なくなったたばこ、そのたばこを美味しそうに吸うひとりの女性をみて思ったあの頃の想い出。たばこと女性細身の女性が椅子に座り、足を組み、ペンをたばこに変えて、美味しそうにたばこを吸っている。たばこか・・・美味しいのかな。吸わない私にはわからない、その味と香り。吸う姿は私には似合わないけれど、彼女は吸うしぐさが似合っている。想い出
BIRTHDAY誰もが命を受けた起点の誕生日その記念日も時間の中で薄れああ・・・誕生日か思って終わるこの日は年月を重ねるごとに消えていき忘れようとする日来てああ・・・ではなくこの日は今の私が存在するという感謝の日ありがとう愛する人に感謝する一日。誕生日の詩
堤の菜の花何もない法面を自らの住まいとしてよそものを阻みながら自らのコンサート場として満面の笑みで咲いて春を告げる堤の菜の花畑咲く花畑に遊ぶ人は少なくはしゃぐ姿がどことなく寂し気で不協和音の日和に弄ばれながら表情を崩さない笑顔がいい。菜の花
/花の散り寒さ和むなかで人知れず咲くヤブツバキああ・・・花咲く季節になり行くか訪れるヤブツバキの群落は花を落とし散らばり色の残る一輪を拾い花を見ることなく終わった寂しさを拾う花に在り日を映し思いみる。椿の落下
私いまの私私の反省悔い人の後悔私のページページページ梅梅ようやく咲き始めた我町の梅。いつも歩いている散策路の道端の梅が見ごろを迎えて、花の美しさといい香りで、隣の桜に早くその強......>続きを読むいまの私いまの私を樹木に例えるなら倒木寸前で、体面は一応人として保っているが、その樹勢は衰え往年の面影のない老木である。老木いまの私は老木である幹は固く柔軟性に欠き萌えはなくいまはわずかに木の葉が茂り体面を保ち生を保っている枯れまでは時間の問題それがいまの私でも倒れ朽ちるまでは情熱を失わずいまを維持したい。いまの私
新緑緑に魅せられて魅せられて花の終わり春を告げる水芭蕉春を告げる水芭蕉花(さくら咲く)花藪椿咲き始めた藪椿一輪の藪椿は冬空、北に住む友から、と言う便りがあって、北は未だに雪か?そ......>続きを読む落葉の新緑花を散らした暖かさと雨が齎す樹木の萌え、彼等は優しい口づけと抱擁で冷めていた体を温め、生を目覚め、萌えが恋となって燃える新緑の彩。新緑花の散りを見送りいま温い雨とホッとする暖かさのなかで萌え小葉を広げる落葉樹甘露の雨を飲み日差しを食べ葉を広げ素顔に多彩な化粧を行ない染まる樹木の木の葉この落葉が描く彩の美こそ樹木生の美しさ。落葉の新緑
咲く里桜桜の萌え散り後藪椿椿の落下山麓グリーン里山の春里山の春里山の春季節は春に向かっている早!そう思う新芽の広がり案の定の後は寒さが戻り空、これだと山は再びかな?新芽、いつもの熱い......>続きを読むサトザクラ春浅いなかから桜を咲を求め春華のソメイヨシノと枝垂れに酔い、心も恋も満たされたなかで求めるサトザクラ、満たされた心でみるサトザクラが知人になる。サトザクラ桜咲く春彼女のときめきの余韻が冷めないなか追うように咲くサトザクラ初恋に溺れた私には花彩は虚ろで咲く八重の花がわぁ・・泣きこぼれる大粒の涙にみえその溢れる涙は美しく涸れることのない優しいひとひら。サトザクラ
春の菫菫咲く三月鼓草の花菫咲く春春の小さな一株菫咲く菫の花菫菫菫、咲くのはもう少し先かな一株の菫昨日のは消され今日は意外と冷たく冬の名残が感じられる一粒今日も去る気がないのかな再び......>続きを読む里山の菫山桜の一片が舞うなかで、芽吹く草たちに混ざり小さな花を咲かせる菫、一片を踏みながら歩く私に「踏まないで」数人の笑みが私の足を停める。春のひとり春が来たヨ萌えのなかで埋もれながらにっこり微笑む数輪の菫背は低く花は小さく貧相かなでもね貴女はこの里山になくてはならない春の明かりを灯すひとり。春の菫
里桜咲くなかで里桜春の桜桜咲く春一花から春を知る一花の先で春を知る春の訪れ春めく春めくなかで春一番、記憶に残らず春へ向かう春一番が吹く日は近いかな?が止んでが通じたのかくなってになった私の......>続きを読む最後に咲く早々と咲いたソメイヨシノを追うように咲くサトザクラ、ひとあし早く咲いたソメイヨシノで心を満たした人の心は、咲くサトザクラをみても心は動くことなく咲が終わる。咲くサトザクラ熱くなりやすく冷めやすいひとりとして思う桜の愛し方ソメイヨシノ一途に走る我が情熱はこの咲で想いも冷めいま花が散りサトザクラに変わっても熱く燃えず冷めた心に再び火は着かずみて見ぬふりで終わる我が桜愛。咲くサトザクラ
四月の射干私の好きなシャガ里山の野花野花春の野花道端の蒲公英たんぽぽたんぽぽ春めく春めく春めいて来た一日は少しダウン今日はが戻りかなり暖かくなりそうという事は明日はか・・・春の陽気、暖......>続きを読む春の射干中世に渡来した帰化植物の射干。いまでは人家近くの林の木陰などのやや湿った所で群生する、開花は4月の中頃に白っぽい紫の菖蒲に似た花をつける。胡蝶花咲く初夏の美しい菖蒲の花が多いなかその愛らしいIrisの花仲間の先駆けとして雑木林の林床で白く清楚な一日花を次々と咲かせ一花・・がモナリザの微笑みとなって浮つく私の心を静め射干の美しい白が林のなかで燃える。咲く射干
花の散りソメイヨシノの散りのなかで一花の散り椿藪椿への思い咲への期待昨日、さくら昨日クロッカスクロッカスクロッカス、3月に入ると私が訪れる植物園にも春を告げる花がいろいろ咲き始める。......>続きを読む散り里の桜をみて里山の尾根道を詰めていくと、別れ彩の無数の花びらが笑みを残し路をぼかし、ああ「花は終わりか」仰ぐ桜の微笑みが消え、残る数個の涙で知る花の終り。一花の散り歩く踏み跡に散らばる花びらで桜の営みの終りを知りああ・・・花が散っている誰が散る相手を森にみれば笑顔はなく涙跡から見上げる私に向かって一片が軽く口づけして落ちる。花の散り
山桜私の好きな山桜咲く山桜色褪せ早春の赤い一輪私の好きな藪椿春の藪椿藪椿藪椿藪椿咲き始めた蝋梅、今年の蝋梅の咲き始めを知ったのは確か2月の初めごろ、もうその蝋梅は花を散らせ、蝋梅......>続きを読む叶わず私の里山の桜紀行は里の咲き状況みて始まる。この春の開花は早く、叶わない恋となってページが閉じられ、散り後の小葉の初心な彩に癒される。叶わず習慣で歩く私の花の花紀行彼女たちは意外とデリケートでその咲は読めず逢瀬を逃し逢えずに終わりああ・・・終わっている嘆きが癒しになる樹木を蔽う小葉の初々しさ。叶わず
ツバキ藪椿咲く春藪椿の花早春の藪椿冬のマイルーム霙降る朝夢夢一コマ雨後の想い雨後昨日の昼前から降り出した意外としぶとく残ってその片鱗が朝まで残って、朝の散に策躊躇いが生じた目覚め一......>続きを読む椿山桜が散り、その後を追うように咲く椿。いま旬となり花が樹木全体を蔽いながら花が咲きのピークをみせているが、その咲に足を停める人は少なく、落ちた花が彼女の涙にみえる。山の椿桜の花散り後のなかで燃えるこの私の恋色をみてと叫ぶ深紅の花凛とした一輪その一輪・・が描く紅の美しさみせる美に集うものはなく山の空間の寂のなかで花が静かに美を散らす。山の椿
染井吉野ソメイヨシノ春の桜桜咲く春春のページをめくる里山の温み無愛想、雨の一日無愛想まだ無愛想今日は春日和の一日春、訪れは未だ先かな2月の雨、ようやく温もりを含むようになった暖かい・......>続きを読むMaineの桜桜のメインと言えば染井吉野、その花の散った桜並木に集うものはなく、いまはあれほど花の下に集った族はいず、兵どもの夢の跡となっている。Maineの終りなぜ人は染井吉野の蕾から心を時めかせ一喜一憂し咲けば花に群がり満開の花のなかに想いを埋没させ我を捨てるその冷めは早く潮が引くように去り寂が樹木の間を漂う花の散り。メインの散り
きょうの雨朝から雨で、いつもの寒冷前線の南下なら昼過ぎには止むか、その考えは甘く夕暮れが近いのに止む気配がない今日の雨。雨雨か・・・何か憂鬱な一日になりそう降る雨を眺め思うその降雨の長さ昼になっても止まずそのしつこさに愚痴が憂鬱に変わるそれにしても長い天を恨めしそうに眺め応えることのない天に話しかけても天は泣きを止めない。きょうの雨
ソメイヨシノ春の桜の宴の主役であるソメイヨシノが春を待ち望む人をときめきで集め、酔わせ、楽しませた桜が終演を迎え、いま一片の花びらを別れの涙に代え散る別れ。散り桜が早春のなかで恋心を高め小さな胸を膨らませ星の愛を受けて花を咲かせ花びらに二人の面影を秘め初めは無垢からピンクに代わり一春の想い出を生み二人のloveが散りで終わる桜の散り
春の馬酔木春の馬酔木早春の馬酔木早春の馬酔木低山を告げる馬酔木私の歩く山の春はこの花から馬酔木の咲く頃アセビ馬酔木尾根歩き尾根を登る尾根、山を登るにはいろんなルートがある。沢、岩壁、尾......>続きを読む馬酔木の花私が歩く山でいち早く春の訪れを知るのが馬酔木、白色は冬彩の雑木の森に映え「春が来た」そう教えてくれる花かな。早春の馬酔木山の至る所に散らばり森のなかに綿菓子を浮かばせる馬酔木の花小さな花を房状にして垂れ樹木を白い花で蔽い森に転々と灯りを点け燈る明かりから知る山の春の産声その芽は開いたばかり。馬酔木の花
創作人が読めない桜が演じる春の創作劇、いつも冬の終りになると桜の舞台が恋しく、わくわくしながら春の創作劇の開園を待つ私。創作劇春のなかで咲を終え新芽が青葉に変わる夏の頃から花芽が創られる桜その浪漫は人には描けない壮大なPlanこの創作は脚本のないDramaとなって花が演じる創作劇。は筋書きのないDramaとして春に演じられる花の創作。創作劇
咲く桜いま、春のなかでMaineのソメイヨシノが咲き、冬で冷めた人の心を温め和ませる桜の開花、その咲きに人々は過ごした冬を忘れ咲く桜に喜びを知る。桜咲く春数多くの桜があるなかでその数が多いのがソメイヨシノ各地の至る所で咲いて存在感を示し咲きで集わせ宴で弄び人の心を盗み一時の空白帯を作り数時間のResetで過去を消し未来に換える春の桜。桜咲く春
サトザクラ旬を告げるMaineのソメイヨシノが咲きのpeakを迎える傍らで硬い表情をみせるサトザクラの蕾、その満面な微笑みの傍でみるサトザクラの硬い蕾に綻びをみる。八重の蕾ひとあし早く咲いた桜たちが満面な笑みで彩の美をみせるなかで八重の蕾が硬く心を閉ざし静かに瞳を閉じているその私を桜と思う人は少なく咲きのなかで蕾の私に見向きもしない私も桜叫び蕾が微笑ましくみえる。蕾
三月三月読み終えて思うこと読み終えた二冊目月単位で読む愛読書読み終えた一冊私の愛読している一冊は毎月めくり閉じる一ヶ月。毎月計画的に読んでいくのがなぜか一週間ほどでスローダウンし......>続きを読む弥生冬と春の境目で繰り広げられる冬と春のDrama、それは時折一枚のArtとなって描かれ、その一枚・・に私は弄ばれ、別れと出会いを弥生から知る。三月冬と春がShareしながら共に過ごした三月いまその冬が卒業で旅たち春の日和が燃えるなかでときめきが高まり恋が花となって咲くその三月に夢見るのは咲いて散る花との一期一会と別れ不思議と哀しさはなくときめきの日々が始まる。弥生
桜の夢いつも見る夢私の夢夢わたしのゆめ人の見る夢私が眠りのなかでみる夢、その夢は多彩で記憶に残るものもあれば目覚めと共に消える夢もあるがそのなかになぜか記憶に留まる夢もある。唯言え......>続きを読むソメイヨシノ人が求めるこの桜は原種ではなく生まれた桜、二人のいい一面でつくられた桜は基本派手、派手さを好む人の心をつかみ、いまも私達を魅了する。桜たち多種多様な彩と個性を持ち春の美を描く桜たちその桜に対し冬の壊れのなかで膨らむ蕾をみて一時の酔いを咲きに心ときめかせ満面な微笑みに群がる人の一途な直ぐに冷める寂しい性。咲く桜
かぜかぜ雨後は冬空氷空今日の天窓からの風景今朝の窓から見えるのは青空。昨日の重苦しい灰色は消され、朝から青空が広がり気持ちの昂る一日となっている、室内では読めない風景も窓を開けて......>続きを読む春一番冬のpieceが一つ‥と剥がれていくなかで膨らむ桜の蕾、その表情に優しく声をかけ、愛の育みを促す春の風。かぜ桜が咲を待っているとき吹く春一番蕾が一瞬動きを止め固まる風は雨を誘い一緒に抱き合い蕾口づけし愛を囁く春一番に吹く風は桜にときめきを届けるCupid。春の風
アブラナの花春のアブラナ春のひとり芽吹き萌えを待つ春の細雪雪か、そう書いていた2月、その2月も今日で終わり明日からは3月、私の住む町の3月は薄ら寒い時もあるが雨が雪に変わることはないと思......>続きを読む堤の菜の花春の日差しを受け堤がsepiaが萌えに変わるなかで、野生化した菜の花が群落を作り花畑を描く春、いま菜の花が堤を花で染める。堤の花Sepiaの草地が萌えに変わるなか野生化したあなたは仲間とスクラムを組み競い群落となって無数の蕾を付け満面な笑みをみせる菜の花その和み彩に抱きしめられる幸せが優しい微笑みとなってこぼれる。堤の菜の花