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黒猫ノアのシチリア日記 https://blog.goo.ne.jp/kuronekosicilia

「我輩はノアである。飼い主は日本人…」シチリア生まれの黒猫が首都パレルモのハチャメチャ生活を斬る!

ノアの飼い主
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住所
イタリア
出身
山口県
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2006/10/22

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  • パレルモ市内の華麗な事故車処理

    以前自動車教習の話を書いたと思うが、パレルモ市内は自分勝手に「い~かげんな運転」の坩堝である。ウインカーを出さずに勝手に左折や右折を繰り返す者、一方通行を平気で逆走する者...飲酒運転や信号無視は驚くべきことではないのだ。我輩の飼い主も自動車免許の教習中に進入禁止道路の強行突破などを教官から直々に教わった。もちろんそういうことだから、事故は毎日のように発生する。そしてちょっとした事故であればその事故処理もオリジナリティー豊かである。この写真を見てもらおう。どこをどう見てもただ路上に駐車をしている白い車…素朴な駐車であるので誰もたいして気に止めない。しかしながら…そう、これがこの車の真の姿である。完全な事故車であるのだ。通常(というか、常識的に)事故が発生すると、直に警察へ通報する。そして事故車はレッカーされるの...パレルモ市内の華麗な事故車処理

  • 黒猫日記 手術編その3 手術後1日目「イタリア的入院生活」

    早朝いい気分でグーグー寝ていたところを丸々太った看護婦さんの「ペルメッソー!!(黒猫訳:ちょっと失礼)」のたけび声で起こされる。また例の抗生物質のケツ注射だ。傷口より何よりこの注射が痛いのだ!時刻は6時30分、こんなに朝早くバイオレンスに目を覚まされてしまう。さらに「さあ、ちょっと起きてみましょう」と体格のよい看護婦さんの手を借りて手術後初めてベッドから起き上がる。看護婦さんは「あなた、昨日からずっとよく寝てたわよね。あんまり苦しまなかったわねぇ。」と涼しげに言う。「痛かったワイ!苦しかったぞぉ!」と心で思たが、痛みにメチャクチャ弱いイタリア人の患者に馴れている看護婦さん達に、日本人の「奇特な」がまん強さが理解できるわけはない。手術を受けた他の患者たちの断末魔のようなうめき声やそれを介抱する人たちの声が夜中まで...黒猫日記手術編その3手術後1日目「イタリア的入院生活」

  • 黒猫日記 手術編その2 手術当日後編「イケメン兄ちゃんと患者同士の親交」

    さて、病室で待つこと約3時間、コンピューターゲームに夢中になっていた我が飼い主にその「お声」はかかった。背の高いイケメン兄ちゃんが「シニョーラカワム~ラ、アンディア~モ!(黒猫訳:河村さん、行きましょう!)」と移動式ベッドを持ってきたのだ。「ちょっとお待ちを」と急いで手術着に着替える。使い捨て用のチャチな手術着はエプロンみたいになっており、後ろはスケスケである。イケメン兄ちゃんの前でお尻丸出しのまま移動ベッドに乗るのはまさに「オンナの権限が…くそぉ」…どこまでいってもバカな奴である。ベッドをひっぱられ、手術室へ。廊下の天井を見ながらの移動はなんとなく不思議だ。最初に連れて行かれたのは手術室前の大部屋。どうやらここで手術の準備ができるのを待つらしい。他2名の先着患者が手術を待っていた。イケメン兄は我輩の飼い主のベ...黒猫日記手術編その2手術当日後編「イケメン兄ちゃんと患者同士の親交」

  • 黒猫日記 手術編その2 手術当日前編「恐るべき病院のSMプレイ」

    さて、いよいよ手術当日!「朝7時30分頃病院にきてください、絶食でね。」と数日前に行われた手術前の検査の時いわれていた。イタリアでの手術は初めてなので何が必要がワケのわからぬまま、とりあえずパジャマと下着、ハミガキ類を持参して病院へ。到着後すぐに病室へ通される。日差しのよい広い部屋にベッドが2つ、バスルーム(トイレとシャワー)、テレビ、机、タンスと一通り揃っている。さらにバルコニーからはゴットファーザーの撮影場所ととして有名になった「マルフィタノ邸」とその公園が一望できる。看護婦さんの姿さえなければ3つ星くらいのホテルといった感じだ。掃除などを担当してくれるオバチャンが「フェスタ(お祭り)のお洋服よ。手術開始の5分前くらいに着替えてね」と手術着を置いていった。看護婦さんを筆頭にみんな笑顔を絶やさず、あっけらか~...黒猫日記手術編その2手術当日前編「恐るべき病院のSMプレイ」

  • 黒猫日記 手術編その1「手術決定!」

    我輩の飼い主がシチリア滞在12年めにあたり、今回始めてこの地で手術することとなった。病名は「子宮筋腫」。未婚、未出産の女性に多い病気なので、こちらでは「シスター(修道女)の病気」とも呼ばれているらしい。何度か検査を受けた後、「お腹を切開して筋腫を取り除く策」が妥当と判断された。さあて、どこで手術をしょうか??イタリア、とくにシチリアの公共医療設備はそりゃもう、ひどいもんである。「どんなに貧乏人でも安心して治療と生命維持ができる」というのがモットーの国、ちゃんとした手続きを踏んで公共の病院で治療を受ければ手術費や入院費など日本に比べて相当安くできる…が…公共の病院は「必要最低限」のサービスしか提供されない。ガーゼや絆創膏などはもとより、トイレットペーパーなども自分で持参しないといけないということすらある(無茶苦茶...黒猫日記手術編その1「手術決定!」

  • ピザを作ろう!

    我輩の飼い主が何を考えたか、ある日突然「ピザを作ろう!」と…スーパーでピザの生地を買い、その上にトマトソースをネバネバ塗り、上には冷蔵庫の奥でカビかけているチーズをのせてオーブンに放りこんだ!我輩の心配をよそに出来上がったへんてこマルガリータピザはなかなかの芳香を放つ。そしてお味は…ピザをつまみにビールをゴクゴクやっている飼い主を見ていると「かなり(?)オイシイ!」そうだ。こんなに簡単にできて費用は3ユーロ(約480円)!イタリア中のピザ屋はさぞ儲かってるのだろうなァ・・・と思ってしまう今日このごろである。<本日の言葉>ピザ屋より、家ピザなかなかエコノミーブログランキングのクリックよろしく~ピザを作ろう!

  • カラフルねこグッズ!

    パレルモはイタリアでは5番目に大きな町。合法不法を問わず多くの移民が滞在している。チュニジアとスリランカのタミル族、バングラディシュからの人が多いが、こういった移民が経営するレストランやお店がパレルモ旧市街を中心に沢山あり、ちょっとエスニックな小物や雑貨が手に入ったりする。夕方になると中心街の歩道なんかに不法露天なんかがいっぱいでていて、偽ブランドやすぐ壊れそうなオモチャなんかも売っている。たまに、こういう不法露天なんかをひやかしているとちょっとカワイイものに出会ったりもする。カポ市場からちょっと中に入ったこのお店の前では、このネコが所狭しとばかりギッシリと並んでいた。よく、不法露天なんかでバラ売りされ、隅っこの方にいくつかあったりするのは目にするが、ここまで大胆に並んだカラフル猫軍団はさすがにキョーレツである...カラフルねこグッズ!

  • ノアのゴシップスクープ!タコ親父の乱舞「日本人大好き」なワケ

    このオヤジをご存知の方もいるかもしれない。パレルモのとあるマーケット内の広場で茹蛸屋台を出す人物である。現在観光スポットのひとつに化したこのマーケット、毎日世界各国からの旅行客が訪れるようになった。そしてこのオヤジが「努力なしで」射止めた幸運…それは…「日本」である!!日本の某大手テレビ局や、様々な雑誌などがこのオヤジを「たこオヤジ」のフレコミで大宣伝した。(だれが「言いだしっぺ」かは知らないが、現地事情に明るくない輩であろうと我輩の飼い主は推測している。)とにもかくにもこのオヤジ、あっという間に日本人観光客のスターダムにのし上がったのだ。日本人が来ると、茹でたて(?)のタコを汚い釜から引き出し「タコはいかがかい?」とばかりに明るく目配せをする。テレビなんかに登場しているだけに日本人(だけ)の反応は良い!「じゃ...ノアのゴシップスクープ!タコ親父の乱舞「日本人大好き」なワケ

  • パレルモの公式ミニドロボウ達の狂乱

    パレルモはイタリア国とはいえ、その生活習慣や社会生活はかなりエキゾチックだ。北アフリカに地理的にも近いせいか、チュニジアやエジプトに近いアラブ風な閉鎖的社会が浸透している。ルールが人間関係で作り上げられていくのだ。平たく言えば「一見さんお断り」ってなわけで、その狭い場所になんども足を運んで顔なじみになる人と新顔にたいする態度と値段は雲泥の差なのである。これがいわゆる「知らんものは騙せ」ってことになり、市場なんかでもおつりをちょろまかされたりすることはよくある。この写真はとある「超有名な」パレルモの観光場所。入場料は6ユーロである。上記は四角で囲んだ場所に正確な(?)イタリア語のみで記載された料金表の拡大である。たしかに水曜日以外は6ユーロだ。しかしながら最近までこの建物内でとある展覧会が開催されていた。展覧会の...パレルモの公式ミニドロボウ達の狂乱

  • イタリアの自動車学校と運転事情のギャップ

    これは「FOGLIOROSSO(フォリオ・ロッソ)」。日本語では「レッドカード」となるが、別にサッカーの試合に使用されるわけではない。イタリア版、自動車の「仮免許」である。自動車教習所は勿論イタリアにもあるが、日本と大きく違うのは運転実習が教習のカリキュラムに入っていないことである。自動車教習所に入所すると、初日よりこの「仮免許」が支給される。運転する自動車内に運転免許を持っている人が同乗し、仮免練習中であることを表す「P」のパネルを自動車につけておけば、初日より一般道に出られる!まあ、いわゆる「勝手に一般道で運転の練習してネ」っていうことである。もちろん心配な人は実習を教習所で申請できる。オプションなので実習1回につき「いくら」というわけだ。この場合も一般道にいきなり出て、先輩ドライバーの「自由気ままな」運転...イタリアの自動車学校と運転事情のギャップ

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