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お熱いのがお好きな映画ファンtakが、日々気になる音楽・映画・家族の出来事を記す雑記帳
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takさんの新着記事

1件〜30件

  • 殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー

    ◼️「殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー/Jack'sBack」(1987年・アメリカ)監督=ローディー・ヘリントン主演=ジェームズ・スペイダーシンシア・ギブロッド・ルーミス切り裂きジャックが現代に蘇る!?。かつてロンドンを震え上がらせた連続殺人鬼の手口を真似た事件が、現代のロサンゼルスで起こる。犯人との疑いをかけられたまま死んだ弟の汚名を晴らすべく、双子の兄が立ち上がる。ジェームズ・スペイダーが双子の兄弟を演ずるサスペンス映画。精神的な刺激が双子の間で伝わる一種のテレパシーを、サスペンスの材料に用いたアイディアが見どころ。いわゆる"コルシカの兄弟"的なエピソードである。その発想自体は面白いのだが、肝心な犯人像が今ひとつで、映画としては後半に向けてトーンダウンするのが残念。そこを補ってくれるのが、80年代アイ...殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー

  • 母の恋人

    ◼️「母の恋人」(2015年・日本)監督=上野貴弘主演=水島裕子佐々木心音菅原昌規鈴木智絵水島裕子は、80年代グラビアアイドルだった頃大好きだった。主演したロマンポルノ2作も観たし、90年代になって発表した小説も、男と女の体温が伝わるようないい文章で気に入っていた。その後に発表された写真集にも小説めいた文章が添えられていて、表現者を貫こうとしているのは素敵だな、と思うのだ。演技に関しては高い評価はできないけれど、この「母の恋人」でもかつての水島裕子らしさが健在な気がして、ちょっと嬉しかった。されど。映画としては物足りなくて仕方ない。この短い尺では、母と娘の葛藤を掘り下げられる余裕がない。AmazonPrimeで観たせいじゃないと思うけど、レーティングがPG-12!。佐々木心音も出てくるのに露出そこまで!?えーっ...母の恋人

  • レミニセンス

    ◼️「レミニセンス/Reminiscence」(2021年・アメリカ)監督=リサ・ジョイ主演=ヒュー・ジャックマンレベッカ・ファーガソンタンディ・ニュートンクリフ・カーティス温暖化で海水面が上昇し、多くの陸地が水没。昼間は高温で活動できないので、人類は夜行性になっている…という世界。70年代からダークな未来観のSF映画をあれこれ観て育ったけれど、こういう未来を映画で示されても、なくはないよな、と思ってしまう今日この頃である。夢に潜入して事件に挑むお話…と聞いていたし、クリストファー・ノーラン製作なので、「インセプション」を期待していた。されど主人公が依頼を受けて事件の為に記憶をのぞき見るのはそれ程長い尺でもなく、彼が執着してしまった女性を他人の記憶の中でただひたすらに追い続ける物語。現実と記憶の映像が入り乱れる...レミニセンス

  • インタビュー・ウィズ・バンパイア

    ◼️「インタビュー・ウィズ・バンパイア/InterviewWithTheVampire:TheVampireChronicles」(1994年・アメリカ)監督=ニール・ジョーダン主演=トム・クルーズブラッド・ピットキルスティン・ダンストスティーブン・レイこの映画のラストシーン覚えてますか?。復活したレスタト(トム・クルーズ)がクリスチャン・スレーターを車中で襲うのだが、その時にカーラジオから流れてくるのが、ガンズ・アンド・ローゼスの「悪魔を憐む歌」。そしてエンドクレッジットに突入、というやたらかっこいい展開。これにはシビれた。吸血鬼ルイ(ブラッド・ピット)を語り部として展開される壮大な物語も、全編に漂う怪奇ムードもいい。この頃のニール・ジョーダン監督作はどれも面白かったもんなぁ。トム・クルーズ嫌いを公言する僕に...インタビュー・ウィズ・バンパイア

  • あなたのトム・クルーズはどこから

    Twitterのハッシュタグから。お題は#あなたのトムクルーズはどこから初めて観たのは多分「トップガン」。同時代的に主演作はあれこれ観てるのだが、とにかくええカッコしいで、女優とイチャイチャする印象しかなくて、観れば観るほど嫌いになった。エリザベス・シューと温泉でイチャイチャ、部屋を訪ねてきたリー・トンプソンとイチャイチャ。親の留守中にレベッカ・デモーネイ呼んでイチャイチャ。あー嫌い😖「ミッション・インポッシブル」もやっぱりええカッコしいなんだけど、ブライアン・デ・パルマ監督を起用したセンスにオッ?と思った。トムは嫌いだけどこれ、好きだなー。「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」は、初めてトムが演じた役をカッコいいと思った。いやいや、俺はあのコスプレ感が気に入っただけだ。決してトムをカッコいいと思...あなたのトム・クルーズはどこから

  • 未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活

    ◼️「未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活/DonaFloreSeusDoisMaridos」(1978年・ブラジル)監督=ブルーノ・バレット主演=ソニア・ブラガホセ・ウィルカーマウロ・メンドーサブラジル製作の艶笑コメディ。ヒロイン、フロールの夫はカーニバルの夜に死んだ。夫はどうしようも無い遊び人だった。その後、フロールはやさしい男性と結婚したのだが、ひとつだけ不満があった。セックスである。悶々とした日々を送る彼女の前に、一周忌を迎える前夫の幽霊が現れた。しかも全裸で。彼女は再び夫と抱き合った。もうこの悦びを離したくない….。ブードゥー教の呪文で消えかかる夫を呼び戻す場面が面白い。そして、3人並んで群衆の中に消えていくラストシーン(のお尻)は強烈なイメージとして記憶している。ヒロインを演ずるのは、ブラジルの美人...未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活

  • キネマの神様

    ◼️「キネマの神様」(2021年・日本)監督=山田洋次主演=沢田研二菅田将暉寺島しのぶ宮本信子永野芽郁北川景子野田洋次郎最初に申し上げておく。淀川長治センセイの解説動画を切り貼りしたCMを制作したことに、心底怒りを感じた。ネガティブな気持ちは、なるべくネットにアップしないことを心がけているが、「これはやりすぎ。故人の発言をつなぎ合わせて、本編を褒めてるかのような印象になりかねない。映画愛と作品へのコメントは別もの。」と思わずツイートしてしまった(RTが僅かだったのにニュース記事に引用されたのには焦った💦)。正直もう観るまいかと思ったのだが、原田マハの原作は泣きながらページをめくっていただけに、やっぱり気になって鑑賞。さて。登場人物の設定だけいただいて後はまったく別の話なっている、とは聞いていたけどほんとに別な物...キネマの神様

  • ディア・アメリカ 戦場からの手紙

    ◼️「ディア・アメリカ戦場からの手紙/DearAmerica:LettersHomeFromVietnam」(1987年・アメリカ)監督=ビル・コーチェリー誰もがベトナム戦争に疑問を抱きながらも、兵士たちは勇敢に戦った。ロック、ポピュラーミュージックにのせて、兵士たちの苦悩、恐怖、家族への思いが本人たちが書いた手紙で綴られていくドキュメンタリー映画。What'sGoin'On何が起こっているのか。ChangeIsGonnaComeいつかは流れが変わり、戦争が終わるクリスマスの夜に起きた銃撃戦。暗闇に飛び散る火花が、キャンドルのように美しく見えたという場面がある。人殺しの道具が放った火花にさえ、そんな思いを抱く。なんて悲しいことだ。戦場の厳しさと悲惨さ。命を散らした何十万人もの若者たち。彼らを戦場に送り込んだアメ...ディア・アメリカ戦場からの手紙

  • オールド

    ◼️「オールド/Old」(2021年・アメリカ)監督=M・ナイト・シャマラン主演=ガエル・ガルシア・ベルナルヴィッキー・クリープスアレックス・ウルフトーマシン・マッケンジー映画ってアイディアだ、と再認識させてくれるM・ナイト・シャマラン監督作。実は「シックス・センス」しか監督作を観ていないから偉そうなことは言えないのだが、限られた舞台と限られた登場人物を知恵と工夫で生かした手腕はさすが。そりゃ細かいことを言えばキリがないのだけれど。見せ方が上手い。カメラは最初から最後まで、時々左右にゆっくりと動く。ビーチの様子を映しているようでもあるのだけれど、元の位置にカメラが戻った時に、何か動きや変化が起こるのだ。だからカメラの視点が動き始めたら、何かが起こる合図になっている。「はい、なんか来ますよー」と観客に心の準備をさ...オールド

  • 「さよなら」の女たち

    ◼️「「さよなら」の女たち」(1987年・日本)監督=大森一樹主演=斉藤由貴雪村いづみ古村比呂伊武雅刀浅茅陽子大学4年の夏。就活が全然うまくいってなかった。オレこだわりすぎちゃったのかなぁ、と周囲が決まっていく中、焦りと不安でいっぱいだった。そんなある日の移動で高速バスに乗った。バス車内で流れてたビデオで、映画をボーっと観ていた。だんだん心が掴まれて気づくと泣きそうになっていた。しばらくして、どうしても気になってビデオ借りて再度観た。将来を考えて悩みの真っ只中にいたあの日に観たことが、この映画に出会えた意義だったのかもな、と今としては思う。その映画は、大森一樹監督、斉藤由貴主演の「「さよなら」の女たち」。大学卒業が近づいていた主人公郁子はバイト先を突然首になった。春からそこで正社員として働く予定だったがそれもな...「さよなら」の女たち

  • トットチャンネル

    ◼️「トットチャンネル」(1987年・日本)監督=大森一樹主演=斉藤由貴渡辺典子高嶋政宏網浜直子黒柳徹子の自伝を映画化した、テレビジョン黎明期の物語。大森一樹監督の斬新な演出はとにかくテンポがよくて、気持ちがのせられる。時代考証が細かいところまで行き届いているのだろう、初めて知るテレビ局の裏側がとても楽しい。玉ねぎおばさんは、随分と型破りな人だったんだな、と再認識。ラストの結婚披露宴シーンはちょっとできすぎと思えたけど好感。斉藤由貴のアイドル映画としては、いろんな顔が見られる楽しさがある。トットチャンネル<東宝DVD名作セレクション>斉藤由貴東宝トットチャンネル

  • 恋する女たち

    ◼️「恋する女たち」(1986年・日本)監督=大森一樹主演=斉藤由貴高井麻巳子相良晴子柳葉敏郎斉藤由貴を主役に据えた大森一樹監督の三部作ではいちばん好きかも。登場人物一人一人の個性が見事に活きてるから、脇役までとても魅力的なのだ。とはいえ、80年代のフジテレビ資本映画らしく、おニャン子クラブ会員番号16番(若い人はわからんだろうな…😅)の高井麻巳子(大好きでした!)、「スケバン刑事」のビー玉お京こと相楽晴子共演。あの時代だからこそ撮ることができた青春映画。まみまみ(80年代育ち丸出しですみません)がディスコクィーン役だなんて、ミスキャストにも程があるけど、そこは置いといて。さらに脇役がみんな魅力的だから、全体としてはすっごく満足。ヒロインの大学生の姉役は、落ち着いた雰囲気が素敵な原田貴和子お姉ち...恋する女たち

  • ドライブ・マイ・カー

    ◼️「ドライブ・マイ・カー」(2021年・日本)監督=濱口竜介主演=西島秀俊三浦透子岡田将生霧島れいか原作が収められた村上春樹の作品集「女のいない男たち」には、ちょっと思い入れがある。文芸春秋社が本屋ポップに使うコピー文章を募集する企画があって、応募したら光栄にも選ばれた。本屋の店頭に平積みされた新刊と一緒に飾られた。書店員でもないのに、大好きな村上春樹作品に自分の文章が添えられて、めちゃくちゃ嬉しかった。今回の映画化は、短編「ドライブ・マイ・カー」と、同じ作品集に収録された「シェエラザード」「木野」の2編のエピソードを付け加えて書かれた脚本である。舞台設定やドライバーを雇うことになるいきさつは改変されているが、原作にある台詞は丁寧に用いられていて好感。だが、それ以上に劇中演じられるチェーホフの「ワーニャ伯父さ...ドライブ・マイ・カー

  • 冴えない彼女の育て方fine

    ◼️「冴えない彼女の育て方fine」(2019年・日本)監督=柴田彰久声の出演=松岡禎丞安野希世乃大西沙織茅野愛衣そうきたかあ!!!🤣映画館の暗闇でニヤニヤしながら観たかった。(連呼される劇中の言葉を借りれば)"キモヲタのオ×××"話を、クスクス笑いながら、伝わらない気持ちの切なさに悶えながら、決死のクライマックスにキュンキュンしながら2時間を乗り切った。こういうのは自宅で観たらいかん。中断されたら入り込んだ気持ちが冷静になってしまう。幸いなことに自宅で邪魔が入らずに観られた。というよりも物語の展開にいちいち反応する自分を、家族に気持ち悪いと思われなくてよかった。あれ?いい歳したオレも倫也と同類?テレビシリーズ全25話を通じて、僕らが見守ってきたのはモノづくりに挑む若人たちに芽生えてきた様々な感...冴えない彼女の育て方fine

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱

    ◼️「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱/黄飛鴻之二:男兒當自強」(1992年・香港)監督=ツイ・ハーク主演=ジェット・リーロザムンド・クァンドニー・イェンホン・ヤンヤンリー・リンチェイ、もといジェット・リーが実在の英雄ウォン・フェイ・フォン(黄飛鴻)を演じたシリーズもの。初めて観たのが本作。いっやー今まで観ていなかったのが悔やまれる。面白いわ。何よりも脚本がいい。勧善懲悪に終わるのがこの手のアクション映画の常套手段だけど、この映画の登場人物は、単純に2つに分けられない。外国人を排斥しようとする白蓮教団、白蓮教に手を焼いているが外国とはうまくやらなきゃいけない清朝の役人たち、革命を起こそうとしていることから清朝の役人達に追われる孫文たち、そしてともかく善を貫く我らがウォン先生。立場の違うこれら...ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明

    ◼️「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明/武状元黄飛鴻」(1991年・香港)監督=ツイ・ハーク主演=ジェット・リーロザムンド・クァンユン・ピョウジャッキー・チュンジェット・リーが黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)を演ずる「ワンチャイ」シリーズ第1作。この第1作を見ると、医師で武術家であったフェイフォンの人柄や偉大さがよーくわかる。いかに庶民や弟子に慕われていたのか、武術家として一目置かれていたのか。ジャッキー・チェンの「酔拳」で、若き日のフェイフォンしか知らない映画ファンには、これは是非観ておいて欲しい。後にサモハン・キンポーが「燃えよデブゴン7」で演じた、弟子の"肉屋のウェン"も登場。ヒロイン、ロザムンド・クァンとの淡い恋愛要素もちょうどいい具合で、アクション映画の面白い流れにうまいスパイスにな...ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明

  • 荒馬と女

    ◼️「荒馬と女/Misfits」(1961年・アメリカ)監督=ジョン・ヒューストン主演=クラーク・ゲーブルマリリン・モンローモンゴメリー・クリフトジョン・ヒューストン監督作が一時期好きだったことがある。その頃好きだったのは「マルタの鷹」「白鯨」「勝利への脱出」「王になろうとした男」。女優が目立たない映画が多い印象。だけど、当時すごく心に残ったのは「荒馬と女」だった。この邦題はマリリン・モンローが出演していることを意識してつけられたものだ。原題は“Misfit“。くい違いとでも言おうか。これが頭にないとこの映画をちゃんと受け止めたことにはならないと思う。登場人物たちはみんなこの“Misfit“を背負っている。クラーク・ゲーブルは根っからのカウボーイで既に時代遅れの存在。モンローは夫と合わず、離婚しようとして舞台と...荒馬と女

  • 竜とそばかすの姫

    ◼️「竜とそばかすの姫」(2021年・日本)監督=細田守声の出演=中村佳穂成田凌染谷将太玉城ティナ他の作品でも書いたけれど、細田守監督はファンタジーの世界観を全面に出しつつも現実を忘れない人だ。本作と同じくインターネットの世界とリアルを描いた「サマーウォーズ」が大好き。バーチャル空間でのつながり、おばあちゃんが電話かけまくって「あんたならできる」と励ますつながり、一家がそれぞれの得意で事件に挑むつながり。サイバーゾーンとリアルのネットワークの関係が絶妙だった。さて「竜とそばかすの姫」もサイバーゾーンとリアルの話。しかし「サマーウォーズ」から10年余りが経ち、インターネットと僕らの関わりも変わってきている。壮大な仮想空間「U」でアバターたちが飛び回る様子は似ているし、映画冒頭から示されるその世界への没入感はワクワ...竜とそばかすの姫

  • 赤い風車

    ◼️「赤い風車/MoulinRouge」(1952年・アメリカ)監督=ジョン・ヒューストン主演=ホセ・ファーラーコレット・マルシャンシュザンヌ・フロンザ・ザ・ガボール2010年に「ロートレック・コネクションパリを彩った画家たち」と題された美術館の展示を鑑賞した。ムーラン・ルージュのポスターやロートレックの代表作の数々、同時代の画家ミュシャの作品なども観ることができて、満足できる催しだった。そのロートレックの伝記映画であるジョン・ヒューストン監督の「赤い風車」。トゥールーズの伯爵家を出て、パリで絵を描いていた時期から映画は始まる。バズ・ラーマンの映画が念頭にあると、ムーラン・ルージュは絢爛豪華なキャバレーのイメージだろうが、映画冒頭から出てくる店のイメージはちょっと違う。踊り子たちが脚を蹴り上げ尻を揺らすダンスや...赤い風車

  • 何かいいことないか子猫チャン

    ◼️「何かいいことないか子猫チャン/What'sNewPussyCat?」(1965年・アメリカ)監督=クライブ・ドナー主演=ピーター・オトゥールピーター・セラーズウディ・アレンキャプシーヌウディ・アレン初期の出演作品で、脚本と助演を務めた艶笑コメディ。監督は「0086笑いの番号」のクライブ・ドナー。ピーター・オトゥール演ずるモテモテの雑誌編集者マイケルは、女癖の悪さを精神科医ファスビンダー(ピーター・セラーズ)に相談する。ファスビンダー自身もある女性に対する悩みがあり、マイケルの恋人キャロル(ロミー・シュナイダー)に憧れる売れない画家ビクター(ウディ・アレン)も恋に深刻に悩める男。そしてマイケルに関係するあまたの女性たちがこれに絡んで、大騒動に発展する。初期アレン作品はドタバタも楽しいけれど、話芸の面白さも魅...何かいいことないか子猫チャン

  • TANNKA 短歌

    ◼️「TANNKA短歌」(2006年・日本)監督=阿木燿子主演=黒谷友香黄川田将也村上弘明中山忍「結婚願望ないんですよね。人生楽しんで、変化していきたい」と黒谷友香は最近のインタビューで答えている。昔から「凛とした」って言葉が似合いそうなカッコいい女の人だなー、と思ってた。自分に素直なスタイルを貫いてるイメージだったから、そのインタビューは答えの一つ一つに納得できた。そんな彼女の映画初主演作。男と女を短歌で詠んできた俵万智の恋愛小説を原作に、これまた男と女を歌詞の世界で描いてきた阿木燿子が監督。映画としての物足りなさは多々あるけれど、絵になる構図や工夫が見られて好感。例えば葬儀の後で列席した同級生たちが、同世代女性の本音を語り合う場面。初めは5人がまっすぐカメラを見据えていたのが、斜めに5人の顔が並んだ構図で、...TANNKA短歌

  • 暑中お見舞い申し上げます。

    いろいろある今年の夏ですが、皆さま元気で乗り切りましょ。暑中お見舞い申し上げます。

  • トゥモロー・ウォー

    ◼️「トゥモロー・ウォー/TheTomorrowWar」(2021年・アメリカ)監督=クリス・マッケイ主演=クリス・プラットイヴォンヌ・ストラホフスキーベティ・ギルビンJ・K・シモンズ大手パラマウントも製作に加わった作品だが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で劇場公開できず、Amazonに売り渡されたと聞く。クリス・プラットにJ・K・シモンズ共演のお得感もあり、こんな新作が配信で観られるのか、とアピールする材料にはなっただろう。それに配信になったせいで、日頃こういうのを劇場で観ないが手を出してみた人もいるだろう。あ、僕もその一人です。サッカーの試合中、2051年の未来からやって来た人々が「未来でエイリアンが襲来して人類が危機に瀕している。」と助けを求めて現れた。各国は徴兵制度を始め、未来へ送り込むが苦戦を強いら...トゥモロー・ウォー

  • オン・ザ・ロック

    ◼️「オン・ザ・ロック/OnTheRocks」(2020年・アメリカ)監督=ソフィア・コッポラ主演=ラシダ・ジョーンズビル・マーレイマーロン・ウェイアンズ夫ディーンの言動に浮気を疑った主人公ローラ。悩んだ彼女は男女のトラブルに最も詳しいであろう人物に相談を持ちかける。それは女性とのトラブルで、家族を捨てて出て行った父フェリックス。ディーンの行動を不審に思った二人は、探偵ごっこのような行動に出る。そして、それまでお互いに思ってきたことを口にするようになる。父と娘の関係は?夫の行動の真実は?同じ脚本を別な監督が撮ったら下世話でスキャンダラスな話になっていたかもしれない。だけどソフィア・コッポラは違った。この映画には派手な劇伴も、昔彼女の映画を彩ってきたオシャレなロックやポップスもない。しかし全体的に淡々とストーリー...オン・ザ・ロック

  • マチネー/土曜の午後はキッスで始まる

    ◼️「マチネー/土曜の午後はキッスで始まる/Matinee」(1993年・アメリカ)監督=ジョー・ダンテ主演=サイモン・フェントンオムリ・カッツジョン・グッドマンケリー・マーティンTSUTAYAの発掘良品で復刻された愛すべき良作。これを復刻してくれて感謝。あわや第三次世界大戦の危機と言われた1962年のキューバ危機。そんな一触即発の状況下で落ち着かないフロリダ州キー・ウェスト。街の映画館では、人気B級映画監督ウールジーの新作「MANT(アリ人間)」の封切りが迫っていた。B級ホラー好きの少年ジーンはこの映画を楽しみにしているが、海軍に勤める父親がキューバの海上封鎖の任務に就いたことで不安な気持ちを抱えていた。ウールジー監督は映画館に様々な仕掛けを施して観客の恐怖を煽ろうとするが、それが元で上映中に騒ぎが起こること...マチネー/土曜の午後はキッスで始まる

  • コーリャ 愛のプラハ

    ■「コーリャ愛のプラハ/Kolya」(1996年・チェコ=イギリス=フランス)監督=ヤン・スビエラーク主演=ズディニエク・スビエラークアンドレイ・ハリモン少年のあどけない笑顔が、ギスギスした僕らの日常を忘れさせてくれる秀作。偽装結婚のためにロシア人の子供を預かることになった主人公。家族など考えたこともなかった、初老の独身男が、だんだんと父親めいだ気持ちに目覚めていく様子を、ユーモラスに描いていく。社会主義崩壊直前だった1988年のプラハが舞台で、反ソビエト感情が背景にあるため、単なる子役可愛さの映画ではない深みがある。それでも子供はどんな時代でも子供。子供に抱きつかれた時の頬の感触を知る人なら、きっとこの映画はハートのどこかを刺激されるだろう。育児に手を焼く主人公が女友達を頼りまくる様子がなんともおかしい。Ko...コーリャ愛のプラハ

  • グーニーズ

    ◼️「グーニーズ/TheGoonies」(1985年・アメリカ)監督=リチャード・ドナー主演=ショーン・アスティンジョシュ・ブローリンコリー・フェルドマンケリー・グリーン公開当時。硬派な映画ファンを気取り始めた僕は、ハリウッド製ヒット作を避けがちだった。今となっては、映画館で観ておくんだった…と思うものあれこれ。だが、「グーニーズ」はきっちり映画館で観ている。お正月映画だったから、年末で地元映画館では選択肢が少なかったから、言い訳はいろいろできる。多分当時の僕は、シンディ・ローパーの主題歌を映画館で聴きたかったんだろう。きっとそうだ。"インディ・ジョーンズのお子様ランチ版"と言う人もいる。だが、20数年ぶりの地上波放送で久々に観てみると、多様性への気配りがされた映画だと気付かされる。発明小僧キー・ホイ・クアンや...グーニーズ

  • 眠れぬ夜のために

    す◼️「眠れぬ夜のために/IntoTheNight」(1984年・アメリカ)監督=ジョン・ランディス主演=ジェフ・ゴールドブラムミシェル・ファイファーダン・エイクロイド不眠症に悩む主人公が訪れた空港で、殺人事件が起こる。追われる女性を助けたことから始まる巻き込まれ型サスペンス。ヒッチコックが得意としたスタイルを、ジョン・ランディス監督はところどころに彼らしいベタなギャグを散りばめて、ライトタッチのサスペンスに仕上げている。主人公はどこまでもお人好しなのか、相手が美女だからなのか、取り乱すことも声を荒げることも愚痴を言うこともなく、最後までトラブルに流されてしまった印象。そこが緊張感がやや乏しくて、映画として一般ウケはしてない理由なのかもしれない。スラリとカッコいいジェフ・ゴールドブラムの立ち姿や、セクシーなミシ...眠れぬ夜のために

  • 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択

    ◼️「「宇宙戦艦ヤマト」という時代2202年の選択」(2020年・日本)監督=佐藤敦紀声の出演=小野大輔大塚芳忠桑島法子山寺宏一沢城みゆき「2199」と「2202」を、20世紀のアポロ計画からの歴史と捉えて、ドキュメンタリーにまとめた総集編。NHKスペシャルみたいな路線を狙ったと聞いたので、サラッとストーリーだけが流れていくのかと思っていた。沢城みゆきの「報道ステーション」を思わせるナレーションに、真田さんがインタビューに答える形式で進行する。確かに通史の語り部としてこれ以上の適任はいないだろう。もっと淡々とした作品になっていると思ったのだが、さすがにこれだけ名場面の連続を見せられると、感情が揺さぶられる。「追憶の航海」よりも、コンパクトながら綺麗にまとまっている印象。「2205」に向けていい復習になるはずだ。...「宇宙戦艦ヤマト」という時代西暦2202年の選択

  • ナッツ

    ◼️「ナッツ/Nuts」(1989年・アメリカ)監督=マーチン・リット主演=バーブラ・ストライサンドリチャード・ドレイファスモーリン・ステイプルトンカール・マルデン法廷映画には、裁判の仕組みや制度をサスペンスの材料や主たるテーマに据える作品もある。バーブラ・ストライサンド主演の映画「ナッツ」は、被告人の精神鑑定をめぐる人間ドラマ。罪を認識して償える精神状態なのか、いわゆる刑事責任能力が映画の主眼だ。NUTSとは精神異常の意味である。高級コールガールの主人公クローディアは、つきまとう客に殺されそうになり、抵抗している最中に相手を殺してしまった。第一級殺人罪に問われた彼女を死刑にさせるまいと、両親は弁護士を雇い精神異常だと主張させる。「私はイカれてない!」と正当防衛を主張して法廷で暴れた彼女は、弁護士を殴ってしまう...ナッツ

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