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【7月31日】
吉村昭のエッセイの続きです。半分ほど読みました。多くの作品を読んだつもりですが、まだまだ未読の作品があって、先は長いです。その作品のサイドストーリーがこのエッセイ集には詰まっています。【7月31日】
2024/07/31 19:23
【7月30日】
記録文学、戦史文学、歴史文学と吉村昭の作品は色々と呼ばれています。歴史文学といっても戦国時代まで遡ることはなく、江戸中期以降の人を取り上げていることが多いですね。近代・近世以降ということでしょうか。歴史文学として最初の作品は冬の鷹です。解体新書の前野良沢を取り上げました。杉田玄白が人受けすることをやって有名になりましたが、前野良沢は人付き合いが嫌いで、翻訳したものも公開することはありませんでした。氏は前野良沢の方に惹かれたようです。その裏話などを読みました。【7月30日】
2024/07/30 15:43
【7月29日】
吉村昭のエッセイ集の中に、昭和19年に広島沖で沈没した伊号33潜水艦の話があります。9年後に引き上げられたのですが、無酸素低温であったため乗組員の遺体は腐敗していなかったそうです。艦内の写真がいっぱい撮られた中に、一人の19歳の水長のものがあったそうです。遺体の場所には浸水はなく、ただ縊死していたのだそうです。9年間のあいだに体が伸びてしまい、脚が床に着いていたとか。当時の年齢が著者と2歳違いなので、とても思い入れがあることだったという話です。潜水艦というのは絶えず沈没の恐怖と戦っているので、浮上できないと知ったときの気の持ちようはいかばかりでしょう。現代でも潜水艦事故はたまに起きますが、艦内空間のことは想像もできませんね。【7月29日】
2024/07/29 19:45
【7月28日】
久しぶりに吉村昭の歴史小説を読んだので引き続き、氏のエッセイを読んでいます。白い遠景という戦争体験と作品取材のエッセイ集です。【7月28日】
2024/07/28 16:32
【7月27日】
川路聖謨の一代記を読み終えました。幕末は幕府が家柄などに構わず有能な人材を登用して異国来襲に対応していきました。川路聖謨もまさにその一人で、田舎の代官所小吏の家柄出身でありながら最終的には勘定奉行の筆頭という現代なら財務事務次官という官僚トップにまで上り詰めました。逆に言えば幕閣はそこまで人材に対して柔軟だったわけです。日露和親条約、日米通商条約などに関わり、ディアナ号遭難事件にも出くわしながら、難局を乗り越えました。徳川慶喜が江戸城を出て上野の山に蟄居したのをみて、(中風で半身不随となった身でありながら)切腹と銃による自殺を遂げました。いわば日本史を動かしたというよりも日本史が動くのを陰で支えたという人物でした。幕末をこの観点で読むというのも面白かったです。久しぶりの吉村昭の歴史小説でした。「新装版落日...【7月27日】
2024/07/27 15:36
【7月26日】
吉村昭の川路聖謨の外交譚は下巻の半分まで進みました。ロシアのプチャーチンの乗ったディアナ号下田遭難事故は西伊豆の戸田で西洋式小型艇の建造が進みました。その最中に欧州で起きていたクリミア戦争の余波は日本にもおよび、英仏軍艦が日本近海や下田に訪れたりして、英仏と露との戦いも起こるかもということで川路をはじめとする幕府は緊張していました。現実の歴史はそういうこともなかったのですが、当時その場にいた彼らはドキドキはらはらの毎日を送っていたことでしょう。【7月26日】
2024/07/26 19:40
【7月25日】
下界は暑い・・。山行の記録をつけていて活字は読みませんでした。休養日。【7月25日】
2024/07/25 19:58
【7月24日】
早朝5時過ぎに山小屋を出発し、1500mを一気に下ってベース地に戻りました。脚ががくがくになりましたね。500円のシャワーがあるので浴びてさっぱりして、帰路につきました。途中、山の中にどうしてこんなカフェがというカフェ(Casso横沢)で昼飯。オムライスを頼みましたがカレーが下地です。美味し。コーヒーゼリーとで1450円。ローカルの人がわざわざやってくるそう。千葉からはちょっと行くのに勇気がいります。また南アルプスに来るか梅ヶ島温泉にでも行ったら寄れます。メニューには食べ残しがいっぱい。ということで一日山行とドライブでした。【7月24日】
2024/07/24 20:21
【7月23日】
まだ暗い中をヘッドライトで登山開始。途中、ご来光を見ます。富士山もきれいだし、向かう赤石岳も赤く染まっていました。ところで400mを登り上げるのがけっこう大変でした。頂上では北岳から6日間アルプスをソロ縦走してきましたという女子(20代半ば?)にあって感動もの。クラブツーリズムの団体さんもいましたね。赤石岳から3000m峰を6座つなぎます。こんなに3000m区間を長く歩けるのはここと北岳辺りだけです。いや歩いたしアップダウンはあったし(登り1400m、下り1400m)、天気が最高だったのが心をつないでくれました。が、こんな高度でちょっと風邪気味だったのが祟って、中耳が詰まる航空性中耳炎を発症してしまいました。よく聞こえん。今日の小屋は千枚小屋。着いたのが夕飯1時間ちょっと前だったので、ビールを飲みつつ川路...【7月23日】
2024/07/23 20:00
【7月22日】
南アルプスのベース地、椹島から登山開始。ここまで来るのがえらい大変でした。静岡市街から75km。くねくね峠道とやはりくねくね湖畔道をこなさなければなりません。ここから1400mを一気に登って赤石小屋でいったん休みます。お昼には着いて、2500mを抜ける風は爽やかで、明日登る赤石岳もくっきり見えます。夕食と就寝まで長い時間があったので、Kindleで川路聖謨を読んでいました。上巻終了。【7月22日】
2024/07/22 18:57
【7月21日】
南アルプスの赤石岳や悪沢岳を登るのに大井川の上流の民宿に前泊しています。新静岡インターから山道を60キロ余りです。アルカリのヌルヌル温泉に浸かってビールを飲みながらビックコミックオリジナルを読んでいました。明日はバスに乗り換えてさらに上流に行き赤石岳を目指します。【7月21日】
2024/07/21 18:14
【7月20日】
ペリーが幕府を威嚇して下田と箱館の開港を取っていったあと、ロシアのプチャーチンが再び訪れます。まず大阪湾に姿を見せ、東海道沿いを江戸湾に向かいます。幕府は必死に下田で押しとどめ、ここで川路聖謨もやってきて再び日ロ会談が行われます。1回目が終わって2回目に移ろうというときに、安政の大地震が起きます。これは今危惧されている南海トラフの地震ですね。当然西日本での被害が大きいですが、下田も大津波に襲われ壊滅します。プチャーチンの乗っていたディアナ号は津波に翻弄され竜骨を折ってしまい沈没しないまでも航行不能になってしまいます。このディアナ号遭難の話は有名ですね。【7月20日】
2024/07/20 20:16
【7月19日】
川路聖謨の二日目です。長崎でプチャーチンとの外交交渉が終わって江戸への帰還中、ペリーの二回目になる江戸湾への来航事件が起きました。川路は勘定奉行という高官でありながら、人目のないところでは籠を降りて徒歩で先を進めます。共の者たちの方が参ってしまうほどの強硬軍でした。ペリーは軍事力を背景に強硬に開港を迫ります。そして幕府は下田と箱館の開港を認めるのでした。【7月19日】
2024/07/19 15:55
【7月18日】
久しぶりに吉村昭を読み始めました。幕末の幕府の外交を支えた川路聖謨の物語です。落日の宴というタイトルで、ロシアからの使節、プチャーチンと長崎で外交交渉をするところから物語は始まります。幕府(日本)として外交経験が無い中、開国要求を突きつけるロシアを相手に、一歩もひるまずに交渉した川路聖謨は現代の日本外交にも登場してほしいですね。【7月18日】
2024/07/18 19:58
【7月16日】
CAPA7月号を読んで、ちょっと知識の再確認でブルーバックスのフォッサマグナをサラサラっと再読しました。フォッサマグナは日本列島の成り立ちと深く繋がっているので、面白いところです。【7月16日】
2024/07/15 16:40
【7月15日】
オリエントというのは一言でいえば今の中近東といわれるところです。中近東はアラブ人とイラン人が住んでいるというイメージですが、古代オリエントは他民族が切磋琢磨で王の興亡を繰り返していました。イラン人はペルシャとして古代オリエント史でも一番最後に登場しますし、アレクサンダー大王の帝国が崩壊した後はギリシャ人が先住民族の上に王国を作って支配しました。ヘレニズムという時代ですね。エジプト最後の王朝でクレオパトラのプトレマイオス朝もギリシャ人国家でした。ローマ帝国に支配された後混沌として、やがてマケドニアにはトルコ人が入り、イスラームが始まるとアラブ人が全体を覆うという風になったようです(イラン=ペルシャはイラン人)。古代オリエント史というのはアラブの歴史ではないのですね。駆け足でしたが人類最初の文明を俯瞰できた本...【7月15日】
【7月14日】
古代オリエント世界に最後に登場したのがアケメネス朝ペルシャ。ペルシャのイラン人はインド方面から移って来たそうです。イラクとイランはどう違うのか日本人にはわかりませんが、イラクはセム語族、イランはインド・ヨーロッパ語族で明確に違うのだそう。そしてアケメネス朝はほとんどのオリエント地域を支配するほどの大国となり、ギリシャとぶつかり、ペルシャ戦争は有名なところです。そしてギリシャ北方の王国からアレクサンダー3世(大王)が登場し、彼によって滅ぼされます。これで古代オリエントは終焉を迎えるということになるそうです。なるほど。【7月14日】
2024/07/14 16:09
【7月13日】
エジプト史というのは広義にはオリエント史ですが、傍流というものだそうです。エジプトは食料も鉱物資源にも恵まれていたので古王国の頃などは自国で完結していたらしいです。王朝には盛衰があるのであるタイミングで東からシナイ半島に放牧民族が移動してきてそのまま定着したようなことがあったそうで、だんだんオリエントとの結びつきが増えてきます。シリア辺りまで軍隊を出したりもしました。なかなかエジブト史というのを聞く機会がないのですが、ざっとした流れをこの本で知ることができます。エジプトにやってくる民族は多いのですが出て行く民族はないそうです。ナイルの水を使った小麦、大麦栽培はとても魅力があったということです。【7月13日】
2024/07/13 19:45
【7月12日】
古代オリエントの中でもヒッタイトという国は鉄器を始めた国として覚えています。アナトリアという現代トルコの小アジア中部にあった国です。前1500年頃を中心に500年ほど栄えた国です。鉄器を持っていれば青銅器に比べ圧倒的に破壊力があるのでオリエントを全部統一できそうですが、まだまだ貴重品で、他国への献上品としてあったそうなので、実用的に兵器に用いられたわけではありませんでした。国家機密の製鉄はヒッタイト滅亡後周囲に広まり、青銅器文明から鉄器文明へと変わったということです。【7月12日】
2024/07/12 16:26
【7月11日】
古代オリエントの歴史は紀元前8000年の頃に農耕文化が始まり、紀元前3000年頃にナイル川を持つエジプトとユーフラティス川を持つメソポタミアで文明が始まったという流れになります。農耕文化ではすでに灌漑が始まっています。エジプトは王朝が連綿と続きましたが、メソポタミアは王朝が生まれては消え、そしてまた生まれる歴史となりました。そんな中でもよく聞くのがアッシリア、バビロニア、ヒッタイトというところ。これらの国々は2000年という幅の中で関係してきたというと、現代はたかが200年くらいの幅で戦いを繰り広げています。今後1800年で今の諸国は存続できて、未来の歴史教科書に載ることができるでしょうか。【7月11日】
2024/07/11 20:34
【7月10日】
オリエント全史を読み始めたのは昼飯後で、エアコンの下で読み始めたら程なくうたた寝ってしまい、今日はほとんど進まずでした。【7月10日】
2024/07/10 19:52
【7月9日】
高校時代好きだった教科は世界史でした。受験も世界史でやりましたが、世界史は地理の要素もあるので好きでした。でも一国の歴史でも大変なのに日本以外全ての歴史を学ぶなんて大変ですよね。そういう意味で世界史概観というのが正しいのではと思います。人類史を俯瞰するとこの2千年余りは地球のあちこちに文明が栄えましたが、それ以前は東西はイランからエジプト、南北は黒海からアラビア海に面する地域をオリエントと呼び(呼んだのはヨーロッパ人ですが)そこに歴史は集中しました。人類史の半分以上はここで起きたことが歴史だそうです。文字がないと歴史とはいいませんから、縄文時代が5千年続きましたといっても歴史とはいえません(考古学の世界です)。受験の時にも苦労したのがそのオリエント史でしたが、古代オリエント全史を読み始めました。【7月9日】
2024/07/09 16:29
【7月8日】
鉄道ファン7月号を読んでいた1日です。二階の自室が猛烈な暑さで、夕方でも36度なので、涼しい居間に避難してます。で、こういう時は紙の本よりもiPadでパラパラ見る方が楽なので、正しく活字には触れておりません。寝る時はさすがにエアコンで冷やすのですが、寝る頃になっても階段の手すりが過熱しているのであります。【7月8日】
2024/07/08 20:20
【7月7日】
本棚に鎮座している東京電車のある風景Ⅱというのを読みました。昭和30年代から40年にかけての国鉄(当時)や私鉄の写真と今の写真とを対比しています。ただし、今といっても平成12年頃の話です。それから比べてもだいぶ東京は変わりましたからねえ。当時の街の様子が載っていますがこういうのを見ているのが楽しいです。【7月7日】
2024/07/07 16:12
【7月6日】
暑くて暑くてうんざりです。あと2ヶ月半もこういう日々が続くのかとおもうと・・・。ビックコミックオリジナルを読みましたが、ビックコミック4誌連合の新人コミック大賞で佳作をとった作品が掲載されていました。初めての殺人というものですが、なかなか衝撃的なストーリーでしたね。殺人が日常的に起きる街での高校生の初めての殺人という話ですが、コミックならではの内容だと思います。【7月6日】
2024/07/06 16:26
【7月5日】
太平洋戦争の記録物語は数多いですが、硫黄島の話といえば栗林中将のものが有名です。おうおうにしてそこにいた軍人からの目線で描かれています。それぞれの兵士たちがどう戦ったのかを知るのはいいのですが、野戦病院長の目線で書かれた玉砕の硫黄島に生きた混成第二旅団野戦病院という本がkindle本で目についたので読みました。著者はここの院長の軍医大尉ですが、この大戦なんと3度目の召集でした。それもよりによって硫黄島でした。サイパンを制圧した米軍はここを制圧し不沈空母とします。ここからB29が日本列島に向けて飛び立ちましたが、日本軍としてはなんとかそれは避けようと激戦が繰り広げられました。米軍もこの戦いでの損失は想定外のものでした。日本戦闘部隊がついに玉砕した後も病院は残ります。院長は最後は軍医兵士たちで(軍事訓練を受け...【7月5日】
2024/07/05 15:45
【7月4日】
愛犬の葬式を出してきました。昨日ドライアイスを買ってきて冷やしたので、すっかりと冷たい体になっていました。でも毛だけは生前のままで、撫でると思い出がよみがえります(涙涙涙)。荼毘に伏して骨を持って帰りました。まだ動物霊園には入れられませんね。前に飼っていた時も、2、3年は家に置いてあった記憶があります。【7月4日】
2024/07/04 22:20
【7月3日】
我が最愛の犬が逝ってしまい、今日はペットロスの1日でした。もう下半身も立たなくなって、昨夜はこのまま夜を越せるかと思っていたのが、朝は望外に生きていたのでこれはよかった、と思っていた矢先、午前のちょっと目を離した隙に旅立ってしまいました。心臓と心膜の間に水が溜まり(心嚢水という)何回も注射器で吸い出していましたが(なんと麻酔なしなんです)ついに力尽きました。中型犬は15歳くらいまでは生きるものですが、10歳の誕生日をあと4日後の七夕に控えた今日9歳でついえました。ということで活字はなしです。【7月3日】
2024/07/03 21:32
【7月2日】
Kindleで別冊文藝春秋7月号をパラパラめくって読みました。全部の小説を読む気はさらさらなかったのですが、推理物とホラーもの、書評に随筆などを読みました。ホラーものって久しぶりに読みましたが、自分自身は超自然というのは信じていないのですが、でも怖いものは怖い。あまり読んでいませんが今までで一番怖かったのは貞子です。【7月2日】
2024/07/02 16:38
【7月1日】
dマガジンで歴史人7月号を読みました。敗者の日本史特集でした。歴史は勝者によって作られるとは古今東西共通ですが、鎌倉北条氏、それを滅ぼした新田義貞、今川義元、武田勝頼、蘇我氏などが登場します。最近はこのような歴史上の敗者の方に興味が湧きますね。かつては豊臣秀吉や徳川家康の成功物語などが好きでしたが、年を取ってくると敗者に気持ちが移りますね。悪人がいいというのではなく、ひょっとしてこちらが勝っていればどうなっただろうというのが一つです。【7月1日】
2024/07/01 19:51
2024年7月 (1件〜100件)
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