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  • ラジオ・エチオピア

    山から下りたら、とんかつ定食、略してカッ定。立派な駅ビルの中に、東京でもおなじみの「とんかつ和幸」でロースかつ定食を食べて、東京まで3時間の列車の旅。ビールと行動食の残りではちょっと寂しいかと思って、

  • やっと晴れた朝、陽の光を待っていたかのように蝉が鳴き出しました。 「み~ん みんみんみ~んん」 真っ先に鳴き出したのは一匹のミンミンゼミ。心なしかゆっくりしたテンポです。 エゾゼミが追いかけるよ

  • お墓参り

    今日、お墓参りにいってきました。 花と手桶を持ってお墓の前に立つと、お盆に親戚が供えていった花がまだ生き生きとしていました。 ご住職に挨拶に行くと、笑顔で迎えてくれました。 ゆっくりした動作と噛み

  • こころ

    学生時代からもう何度も読んだのに、ある日、発作的に読みたくなるのです。 本屋の店先で、探せば家にあるのはわかっていながら、買ってしまう。そんなタイトル、ありませんか。 私にとって「こころ」がそうです。

  • 朽木

    銀座で用事を済ませて、人々が忙しく行き交う舗道にしばし立ち止まり、なんとなく思い立って日比谷公園まで足を伸ばしてみることにしました。 子どもの頃替え歌で歌った「ひび~や公園ぶ~らぶら♪」を頭の中で口ず

  • にわか雨

    不意の雨でした。 PM11:00、遅い夕食をとろうはいったラーメン屋で、二本目のビールを飲み終わっても雨脚は弱まるどころかますます強くなって、アスファルトに叩き付けられた雨粒が白いしぶきになって行き交う車の

  • テントの縫い目

    テントで仰向けになると、目に入るのはテントの布とそれを繋いでいる「縫い目」。 布の端を二重に折り返して、アールを描きながら延びる縫い目は、おそらく人が手で縫ったものなんでしょう、微妙な揺らぎがあります

  • 躍動の夏

    真夏の光は、全てのものを輝かせる。 空に向かっていっぱいに広がった木々の葉も、しなやかに風を受け止める枝も、燦々と太陽を浴びて、一瞬の季節を謳歌しています。 冬の雪崩に堪え抜いた太い幹、その逞しい根

  • 星空

    もう寝ようかとランタンの灯りを消して、ふと見上げた空の、満天の星。 ここは標高2000m、南アルプス北沢峠です。 日の暮れる頃から、今夜の星空はどうかなと、気にはしていました。 昼間よく晴れていても、夜

  • 忘れ物

    ちょっと空いた時間を利用して、散歩に出ました。 読みかけの文庫本を一冊、それに行きがけにマクドナルドに寄って、100円マックと冷たいものを買って、いつものお気に入りのベンチまで、ゆっくり歩いて向かいまし

  • 若者たち

    ちょっと身体が重いことは、昼間からわかっていました。 いつものコースをちょっと端折って、スタート地点に戻って隅田川を見ながらストレッチをすると、かがんだ目線の先の、手の届きそうなところに川面がありま

  • 雷鳴

    「ゴロゴロ、ドーン」 まだ入梅前だというのに、夏の訪れを告げるように派手に雷が鳴っています。 やがて土砂降りの雨になって、ガラス越しに雨に煙る外を眺めていました。 もう十年以上前のことを、不意に思

  • 地下道

    夕方のラッシュ時でも、郊外から都心へ向かう近郊列車は閑散としています。一両に数人しか乗っていない車内から、通勤客でごった返す上野駅のホームに放り出されると、忙しく歩く人々の足音が高い天井に抑揚のない潮

  • 小旅行

    列車の窓から見える建物は、次から次へと後ろに飛んでいきます。線路が密集した建物の中を走っているのか、窓やベランダ、看板などがすごい勢いで流れていきます。 町並みが途切れたら、突然視界が開けました。

  • 都会の風

    通りすがりの薬局から、ふわっと冷たい風が頬を撫でました。 反射的に「あ、気持ちいいな。」と思って、額に腕をやると、しっとりと汗ばんでいました。 ついこの間までコートを着ていたような気がします。 知ら

  • 春雷

    まだ降らないだろうと、高をくくっていました。 空も、雨が降りだすにしてはまだ明るかったし、雲の切れ間も見えていたのです。 風が強いのが気にはなっていたのですが。 しばらくして、道行く人が傘をさしてい

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